識別

未識別のアイテムを識別する行為。

と言っても本作において未識別のアイテムは「エンチャントか呪いのどちらかが付与されてる装備」と「スクロール」の2種しかない。
また、使った瞬間ゲームが終わるようなデメリットを有するスクロールも無い。
某不思議のダンジョンシリーズのような本格的な識別テクニックは必要なくほぼオマケ程度の要素だが、知識として覚えておくとプレイに微妙に差が出てくる要素はなんだかんだでそこそこある。

以下、具体的な識別手段について。
なお、以下の手段で一度識別したアイテムは、その冒険中は常に識別された状態で出現する。

識別スクロールを使う

識別スクロールはノーマルモードでもハードモードでも識別済みで出現する。
ではこれを何に使うかと言うと、若干悩ましい…というか、割とそんなに気にしなくてもいいというか……。
スクロールの中で最も危険度が高いものは対象を換金してしまうミダスのスクロールだが、これはノーマルモードでは識別済みで登場する。
ハードモードでは対象を選択して使用するエンチャントスクロールとミダスのスクロールが両方未識別なので、未識別のスクロールを使ってみて対象選択画面が出たら戻って識別の巻物を使う、あたりの使い方がベターだろうか。
後は適当に未識別の装備かスクロールにでも使ってもほぼ問題ないと思われる。

実際に使ってみる

いわゆる漢識別。

前提として、未識別の装備だけは不用意に装備しないほうがいい。本作の漢識別の最大のリスクと言ってよい。
呪いがかかっていた場合外せなくなるし、付属のデメリット効果もパッシブ効果封印や受けるダメージが倍増など、かなり影響が大きい。
解呪スクロールかミダスのスクロールを持っていない時は装備するのは控えよう。
解呪スクロールを所持していて地域の秘密探しをする前に装備してみるのがベスト。
あるいは装備せずに鍛冶屋で合成素材にしてしまおう。

では漢識別する主な対象となるスクロールだが、これに関してはどこで、どのようなタイミングで未識別のスクロールを使うかでコツやメリットデメリットがある。


なお、以下は殆どのスクロールが未識別の状態で登場するハードモード限定の話である。

まずもっとも優先して探り当てたいのは地域の秘密を探すための解呪スクロール。
識別されていなければ呪われたモンスターの解呪もできない。
これは拾える確率がかなり高く、さらに霧の庭園2の呪われたモンスターを倒すとボーナス報酬として確定で手に入る。
このタイミングで地域の秘密を発見できそうな場所で解呪スクロールを使って識別済みの状態にしよう。
解呪スクロールを2枚以上持ってるなら、凶悪な血みどろ遊園地1の呪われたモンスター対策に1枚残してもいい。プレイスタイルと相談。

解呪スクロールの識別後、残った未識別のスクロールをどのタイミングで使うのが最適なのかが若干悩みどころ。
少なくとも上記の識別過程で地域の秘密を既に発見できたステージでは使わないほうがいい。
簡単に地域の秘密を発見できる（可能性のある）瞬間移動スクロールや地図製作のスクロールの可能性があるからである。

呪われたモンスターのエンカウントマスの隣で使うと浄化のスクロールだった時にマスごと消し飛ばせる。
ただし浄化のスクロールだった場合、呪われたモンスター撃破時のボーナスは貰えなくなる。
また、浄化のスクロールにも解呪スクロール同様の地域の秘密を明かす効果があるので地域の秘密がありそうな場所で使うのも手。

迅速スクロールや活力スクロールの存在を考慮すると、強敵の前に使用するのも有効なタイミングだと思われる。

赤い荒野ルートを通るならば、ここまで未識別のスクロールをすべて温存しておくという手も考えられる。
未識別のスクロールが瞬間移動スクロールの場合、運が良ければ凶悪なザコ戦をスキップすることができる。
ただし解呪スクロールだけは識別済みのものを手元に確保しておかないと最悪の場合赤い荒野の呪われたモンスターと戦うハメになるため、極めて熾烈な戦いになる。

ショップでの識別

ショップでも一応識別が可能。
1回目150G、2回目250G……とどんどん値上がりしていく。
これはかつてポーション類も未識別で、しかもステータスがダウンするなどリスクの高いアイテムが多かった初期の頃の名残のような機能であり、まともな未識別アイテムがスクロールくらいしかない現在では貴重なゴールドを使ってまで利用したいものではないだろう。
ちなみに識別済みのスクロールどころかどんなアイテムを置いても金をしっかり取られる。酷い。

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