【幻惑】

Last-modified: 2021-03-24 (水) 18:35:39

概要

DQ2以降登場し続けている状態変化の1つ。60秒間、一部の攻撃の命中率が低下し、約60%の確率でミスするようになる。
幻惑によるミスはみかわしやガードとは個別に判定されており、

  • 幻惑による命中失敗の判定(非幻惑時は100%成功)
  • みかわし率による回避の判定
  • 武器ガードの判定
  • 盾ガードの判定

の4段階の判定を全て成功させると攻撃が命中するという仕組みになっている。
特技によってはこれらのうちいずれか、あるいはすべての影響を受けない(=判定を行わず必中する)ものもある。
幻惑は通常攻撃およびほとんどの物理攻撃系特技に影響するが、幻惑無視の物理系特技や物理攻撃ではないが幻惑の影響を受ける特技も存在する。詳しくは後述。
なお、味方サイドが【会心の一撃】を出した場合は幻惑によるミスの判定はなくなり必中するが、敵が【痛恨の一撃】を出す場合は命中低下の影響を受ける。
 
味方サイドが使用可能な付与手段は【マヌーサ】【あんこくのきり】【スキャンダル】【花ふぶき】【百花繚乱】【スパークショット】【月のタロット】など。
敵サイドは【まぶしいひかり】【暗黒のきり】【魔蝕】【サンドブレス】(一部個体のみ)などでも付与してくる。
 
だが現段階では敵の耐性が軒並み高めなのと、特技・呪文による成功率が低いのと併せてこちらにとってはやや使いづらい場面の方が多いかもしれない。
とはいえ、入るときにはボスクラスの敵にも入り、決まれば強力である事は間違いない。敵の攻撃のミスする頻度が増えればこちらの行動にも余裕を持てるようになる。
【状態異常成功率アップ】を乗せたスパークショットや、判定回数の多い月のタロットならまだ期待できるだろう。
 
治療手段は時間経過のほか、本作で初登場した解除呪文【マヌーハ】や、【不撓不屈】【聖者の詩】【プラズマリムーバー】など状態異常全般に対応する治療特技などがある。
ただしサポート仲間は時折「自分や仲間に幻惑がかかっている」と認識しない場合があるため、特にマヌーハやプラズマリムーバーはやたらにかけてくれるのが遅くなる場合がある。
 
幻惑耐性は、ランプ錬金によって頭防具と体下防具に付与できるほか、アクセサリの【ダンディサングラス】【ダークグラス】【破幻のリング】でも得られる。
特にダークグラスは【理論値】にすれば単体で幻惑ガード100%を達成できる。
前衛キャラクターにとって特に厄介な状態異常なので、以上のような対策はしておきたい。
武闘家には不撓不屈があるので幻惑耐性は軽視されがちだが、幻惑をかける頻度次第では手間の方が増えるので耐性を付けるに越した事はない。ちなみに【スーパーハイテンション】では無効化および治療はできない。
 
幻惑の影響を受けない物理系特技には、【たいあたり】【チャージタックル】【ランドインパクト】【必中拳】【アゲハ乱舞】などがある。
武器で直接斬ったり殴ったりするのではなく、全身で体当たりしたり衝撃波を放ったりするタイプの技に幻惑無視特性が付けられているようだ。
また、物理攻撃ではない固定ダメージ技の【オオカミアタック】【ギガスラッシュ】【フリーズブレード】【ビッグバン】【シャインスコール】【石つぶて】【ゴールドシャワー】なども幻惑を無視できる。
逆に敵側も上記特技をはじめ幻惑の影響を受けない特技を使う事もある。
とりわけランドインパクトやゴールドシャワー(【ブラバニクイーン】【ファラオ・ヘルマ】【コロシアム】の相手)辺りの使い手には気をつけておこう。

Ver.1.2~

会心の一撃が必中になったのに併せて、幻惑状態中のキャラが会心の一撃を出してもミスにならなくなった。
痛恨の一撃はこれまで通りミスになる。

Ver.2.2~

【あんこくのきり】のものに限って通常の幻惑よりミス率が高くなった。
正確なミス率は不明であるもののおよそ80%程度と言われている。
あんこくのきりで幻惑している相手であってもマヌーサ等他の幻惑で上書きすることが出来るが、通常の幻惑のミス率に下がってしまうので注意。

Ver.2.4前期

【創造神マデサゴーラ】が使用する【不浄の息】が、あんこくのきりと同様の通常よりもミス率が高い幻惑を付与してくる。

Ver.4.5後期

【ラーヴァドラゴン】【ゼドラの影】【バトル・ルネッサンス】の初期村ボス、【帝国三将軍】といった、「【スタン】【与ダメージ減少】は全然通らないが幻惑はよく通る」というボスが多く登場したために脚光を浴びる。
【戦士最強時代】へのてこ入れの最終形態とも言えるだろう。