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・目次
1ページ (大罪)
・2ページ (始まりの鏡~鏡の鏡)
・3ページ (湖の鏡~イベントなし幻想体)
概要
7つの大罪属性に対応した敵対存在。
大罪には進化形態のようなものが存在しており、"〇〇大罪?"や"〇〇大罪??"と疑問符が付けられて表記される。
憤怒
JP : 憤怒大罪 KR : 분노 죄종 EN : Peccatulum Irae CN : 暴怒罪种 |
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憤怒大罪は枝のように細い姿をしている。
憤怒大罪?になるとその細い胴体は太くなる。
そして憤怒大罪??になると4つの足を持ち、上半身が持ち上がる。
前足は腕のように変形し、主な攻撃手段として使用される。
▌あの長ぇヤツについて書けって?干からびたイカの脚っぽくて…真ん中に赤い水みたいなのが流れてたな。バットで二回くらい殴ったんだけど、ちりめんじゃこみてぇな見た目の癖して結構頑丈だったんだよな。それよりも問題だったのが…あの野郎、攻撃が変だ。鋭そうな口を人の身体にブッ刺して…その赤い水を身体に入れてくんだよ!空きっ腹に酒でもぶち込んだみてぇに痛ぇんだよ…イライラして…苦しくて…。あぁ、とにかく気分が変になるんだ。なんでもないことに怒ったりな。それを受けたヤツらの何人かは爆発したんだが、出来ることならオレは経験したくねぇな。
▌→どうでも良いことに怒ってるのはいつものことじゃないですか?
▌→うっせぇ黙れ。
▌もっと大きくなったね?
目は更に血走ってギョロついてて・・・しっぽみたいなのもできたみたい。
簡単に言うと、もっと気色悪くなったって表現すればいいかな。
干からびたイカの足が少し膨らんだ半乾きのイカになったって感じ。相変わらず内臓を痛くさせてくる赤い水も流れてるし。
相変わらず突き刺すような攻撃も同じなのに・・・なんだか多彩になった気がする。
一番記憶に残ってるのは、急にしっぽをシュって振って飛びかかってきたこと。いや、元々なかったでしょ?
あるいはあったけど、腕に力がなくてちゃんと支えられなかったのかも。
まあ・・・知ったこっちゃないけど。
あ、あと攻撃する度に炎が立ち上ったんだよね。火傷には注意した方が良さそう。
多分・・・またこいつに攻撃されたら、不快な怒りがこみ上げてくるだろうね?
なるべく動かさないようにして、早いとこボコボコにした方が良いと思う。
▌…はぁ。全部終わったかと思ったら、もっと強えヤツが飛び出してきたな。
この野郎…身体改造でも受けたみてぇに身体がデカくなった。
今はくちばしを突き刺す代わり、角みてぇになった手をぶっ刺してくんだ。
やられるとムカつくのは前と変わんねぇけど、赤い水が溶岩みてぇになってもっと厳しくなった。
地面にも何かしら注入したせいか炎が立ち上ってた。裏路地でくたばるとしても、どうして火でくたばるのは避けようとすんのか分かった気がすんな。
デケぇ腕と炎で何度も行く手を遮りながら、真っ赤な目で睨みつけて、ドタマから火を吐くけどよ…。
どうしてアイツが熱(イキ)り立ってんのか分かんねぇな。
焦って…目の前が真っ暗で…爆発しちまいそうなのはオレだってのに。
こんなの記録してる時間すらねぇよ…。
オレには今すぐやらなきゃなんねぇことがあんだ。今オレの前に…(この後も何か書いてあったようだが、燃えてしまって確認できない。)
色欲
JP : 色欲大罪 KR : 색욕 죄종 EN : Peccatulum Luxuriae CN : 色欲罪种 |
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色欲大罪は肌色の肉肉しい姿をしている。
顔が大きく、顔面は真っ二つに左右に割れ、中から腕のようなものを出し攻撃してくる。
3章のボス クローマーが黄金の枝と共鳴した際になってしまった姿が色欲大罪に似ている。
色欲大罪?は色欲大罪とさほど違いは無いが、胴体が大きくなり、上半身を立たせている。
胴体に比例して顔面も大きくなっている。
ちなみに、使用する2種のスキルの最大値が9と6であるが、狙って設定した数値なのかは不明。
怠惰
JP : 怠惰大罪 KR : 나태 죄종 EN : Peccatulum Pigritiae CN : 怠惰罪种 |
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怠惰大罪は岩の球のような姿をしており、転がって移動する。
ヒビ?からは内部の肉が見えており、攻撃時に目の見える穴から腕を出す。
怠惰大罪?は怠惰大罪内部から肉が出てきており、四肢のように扱う。
▌それは岩のごとし。いかなる方法であれほどの質量を持ちし物体が動けるかは分からぬ。科学とは全く連関性の無きかたちであったが、もしやするといかなるものよりも科学的な物質やも知れぬ。それは常に浮かび、静止せり。真中に嵌められし目玉をぎょろりと動かしけり。やがて気が向かば他の者へと向き、ぶつかることもありけり。それが何に心を動かせらるかは、未だ分からぬ。しかしそれを必ず知るべきや?とも思ひける。もしやすると石ころは生きたり。それを生命と呼ぶ者はおらぬが、私もまた誰かが生命であると呼ばずんば、生きてはおらぬやもしれぬ。ただ我々は煩わしく思うらん。そうであると思いしものを、そうであらぬと考えることが。あの石ころは定めて怠なる生命なり。そして私もそうであらむ。
▌岩のごときものに、赤きもの流れそめき。それが血管なりや、筋肉の束なりや、血を宿しし他の何かなるかはわからざりき。なれば、これを赤きものと呼ぶが理想的ならん。動くたびに赤きものにて握り締めし四つの岩が、危うげに揺れき。相変わらず目玉を転がしたれど、もう動くものすら無くなりし為か、合わさりくることもあらず。代わりに、そは握り締めしもの振り回すばかりなり。二、三個振り回すもあれど、四個の石を一度に振り回すもあり。その数は自ら思惟せるものならめば、私は未だそれが生きたると思う。言い換えば、私も生きたるなり。ただ口惜しきは、かの石ころが今や浮遊したらぬことなり。かの細きものの重き岩を支うる様は、げに不思議ことなれど、赤きものと岩が地を支えたるなれば至極当然、もはや浮遊せりとは言えず。翼なくとも浮遊せるものが地面に落ちき。かくして赤きものの揺るるままに、岩も力なく揺れたりかし。姿はうつろえど、かの石ころは依然とし怠惰なる生命なり。それならば、うつろわぬを誓うは勤勉なることやもしれず。うつろうことは怠け、うつろわぬことは怠けたらざらぬやもしれず。妙なる詭弁かな。報告は以上なり。
▌→何・言・正・書。
▌→ほら、こいつも何言いたいか分かんねぇって書いてんだろ。理解できるように書けよ。
▌→この程度ならば、明澄に織りなしし記録と思えど・・・。
▌→明澄・・・織りなし・・・。はぁ。正直に答えてね、イサンさん。わざとこうしてるんだよね?うん?
▌→・・・ノォカメントなり。
暴食
JP : 暴食大罪 KR : 탐식 죄종 EN : Peccatulum Gulae CN : 暴食罪种 |
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暴食大罪は歯が付いた綿に細い茎の目が付いた姿をしている。
他の大罪とは異なり、同じ見た目の存在が複数いる状態で1個体として扱われているようだ。
暴食大罪?は綿部分が強調され、茎で体を形成している。
綿に血が付着しているため、幻想体 宿した綿花を彷彿とさせる。
▌いつ頃でしたっけ、私が偶然ジャングルを通ることになったときのことです。大きな花や木、奇想天外な見た目をした蜂や蝶がいる場所でした。そのような空間には、私たちが予想だにしない生命が多数存在します。まるで…あの花のようにです。植物は通常、独りでには動けないと言われております。地面に根付いたまま、二度と動くことは出来ません。そしてそれが、動物との違いだと言われております。しかし、これらは植物ですが、群れで動く野獣のようなものです。荒々しい歯のついた花を頭のように前へ突き出し、集団で私たちに向かって突進してきました。既に手足となってしまった根では栄養を受け取ることができず、栄養を保存できるそうな*1器官もないように見えます。それにもかかわらず、その茎はからからに乾いたまま、失った栄養を得られる場所を探しているようでした。口には何かを詰め込み続けるが、まったく自らを満たせない…。怪奇な生き物のようです。
▌あのとき見た大罪より青々としていませんか?
この前見たときはすぐに死にそうなくらいに痩せ細ってましたけど・・・だからといって見てられるほどになったわけじゃないです。
花の頭は3つに増えて、茎は腕と足のように伸びています。しっぽのようなものも見えますし・・・むしろもっと不快な見た目になったと言えそうです。
まあ・・・ナマズなどに見られるような、あの鋭くて不気味な歯に血がべっとり付いているのを見るに、人でも食べたようですね。
・・・いいえ、訂正します。考えてみるとおかしいですね。
その怪物は根なのか茎なのか分からないものを腕のように使って、囚人を捕らえます。
そして、ためらうことなくそれを口に入れます。飢えた野獣のようにです。
あ・・・でも私たちを餌のように飲み込むと、食べられないものを食べたかのようにすぐ吐き出しました。養分が必要だったわけじゃないということだと思います。確かに、飲み込んで消化できるような器官もなさそうでした。
それでも絶えず・・・何かを口に入れようとしていました。
お腹が空いていたせいでも、生きるためでもなさそうですし・・・。
満たされないことを知りながらもずっと、やっていましたね。
その怪物にとって、実のところ食べることは重要じゃないのかもしれません。
食べたいという欲望だけが、それの全てなのかもしれないです。
先日の私のようにですね。
▌→アイツの言ったこと、まだ覚えてんのか?
▌→まあ・・・一生あのアマの言葉を忘れることはなさそうですけど、ただそれだけです。通り過ぎた航路を時々振り返りはしますけど、その航路に戻るつもりはないので。
憂鬱
JP : 憂鬱大罪 KR : 우울 죄종 EN : Peccatulum Morositatis CN : 忧郁罪种 |
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憂鬱大罪は動物の内臓のようなものがある、半透明のミジンコの姿をしている。
内部には水のような体液が入っている。
攻撃方法の1つに自身の体を破裂させる方法があるが、その後何事もなかったかのように元の姿になる。*2
憂鬱大罪?は体だけでなく、内部の臓器も発達している。
憂鬱大罪同様に虫のような顔をしているが、胴体は馬のようになっている。
スコットランド地方の主に馬の姿をしていると伝わる想像上の生き物"ケルピー"をモチーフにしたと思われる。
▌-過去に観察された、透明な胴体で構成されている虫の形状をした何かと類似している。
▌-過去とは異なり、生命活動に必要な器官がより多く生成され、成長したことを確認した。
▌-しかし依然として、生物と定義できるほどの物理的条件は確認されていない。
▌-手と呼べそうなものが、外部に認められる。何か丸いものが握られている。
▌-行動様相と攻撃時の様子を観察した時、その丸いものは水袋のようなものと把握される。
▌-胴体内部の液体は該当する袋と繋がっているようで、袋が液体で膨らめば胴体内部の液体は減少する様相を呈する。
▌-足や触覚と呼べそうな器官が多数発見される。現在は攻撃以外に特別な活用先は把握できない。
▌-それでも、長い間それを注視するのは避けた方が良さそうである。
▌-過去の否定的な出来事を呼び起こされるのは、未だ愉快なことではない。
傲慢
JP : 傲慢大罪 KR : 오만 죄종 EN : Peccatulum Superbiae CN : 傲慢罪种 |
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傲慢大罪は鉄の歯車にこびり付く肉片のような姿をしている。
見た目通り、攻撃方法と移動方法は回転である。
傲慢大罪?は他の大罪に比べてあまり変化がない。
歯車の刃先がより鋭利になり、か細い腕を生やしている。
嫉妬
JP : 嫉妬大罪 KR : 질투 죄종 EN : Peccatulum Invidiae CN : 嫉妒罪种 |
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嫉妬大罪は他の大罪とは異なり、人格を装備した囚人たちを模倣して登場した。
しかし、死体は他の大罪と似たような容姿をしている。
嫉妬大罪は模倣元の囚人の色合いが少し暗くなり、紫色の煙のようなエフェクトが付く。
嫉妬大罪?は上記に加え、電気が走るようなエフェクトが追加される。
嫉妬大罪?は被ダメージ量が減少し、与ダメージ量が上昇する専用バフ嫉妬大罪?を保有した状態で戦闘を行う。
そして剣契人格統一で登場する7駅目"骨肉"では剣契の性能に合わせて呼吸を得る専用バフ決戦の呼吸も保有している。
その後の9駅目"贋作"、12駅目"難関"は人格が統一されていないからなのか、嫉妬大罪?を強化する専用バフは存在しない。
ちなみに嫉妬大罪は管理人が保有している人格とE.G.Oを模倣するわけではなく、既に決まった人格とE.G.Oを模倣して使用してくる。
そのため、該当人格とE.G.Oを保有していない管理人が嫉妬大罪に逆に嫉妬する状態もあった。
▌うわぁ、こんな平常運転で記録していても大丈夫なの?ちょっと…大罪ってもうちょっと化け物みたいな見た目をしてた子たちでしょ。あの肉の塊とか、歯のついた植物みたいな…。でもアレは…私たちそっくりじゃない。見た目だけじゃなくて…技術まで真似てるんだよ!?ダンテ、あの人格牌とかなんとかをどっかに落としたりしてないよね?とりあえず…見た目が同じっては言ったけど、実のところそこまではっきり見えないかな。黒く染まってて、それすらもすっごくぼやけてるの。不幸中の幸いは、私たちのコピーみたいな感じだからかな?私たちより少し弱そうな感じがするんだよね。うーん、よく考えてみるとそこまで心配しなくても良さそうだね。せいぜい私たちの下位互換ってところでしょ~。E.G.Oを使ってきたときはびっくりしたけど…。ところで、本当に人格牌落としたりしてない?あとでちゃんとポッケ確認してよ。
▌→ 弱いっていうよりかはほぼ同じ気がする。それに…そんな大事なのを落としてるわけなんて無いって…。
▌→ ふむ…自信ありげに言う割には…管理人の旦那、出るときに慌ててポケットをまさぐってなかったか。
▌→ ダンテ、人格牌は決して無くしてはなりません。保管にも、もう少し注意するようお願いします。万が一失ってしまえば、顛末書程度では終わらないと思いますので。
▌ …そんなに高いの?
▌→ 世俗的な財貨で評価するような物ではありません。どうか管理にはもう少しご注意を。
▌うーん…鏡みたいにそっくりだっていうのは同じだけど、何か違ったんだよね。なんか気持ち悪い黒い霧のようなものがヤツらを覆ってたの。ただでさえ黒いのに、揺らめいてる様子を見るに本当に影みたいだったんだよね。そう、影…そんなわけないってことは知ってるけど、まるで私たちの黒い側面を引き出したみたいに。あ…あと最初に見た大罪より強かったの。私たちが持ってる技術をそのまま使いながらも、力はもっと凶悪だったというか。攻撃も微妙に通りにくいし、たまに一発やられる時には予想していたよりもダメージが多いし。はぁ、私たちと同じように行動しながら、私たちよりもっと強いなんて…それって反則じゃないの。私たちにもあんな霧みたいなのがあったら、もう少し簡単に解決できる問題が沢山あっただろうに…。それにアイツらに殺されたら…すっごく胸糞悪くなったんだ。まるで君たちが劣ってるせいで負けたんだって風に淡々と立ってたんだけど、それにすっごくイライラしたの。ふぅ…いや、こんなことを考えてちゃダメでしょ。だってね、鏡を見たからって私の全てが映るわけじゃないでしょ~。あの偽物たちが真似できないのが、きっとある。私たちは本物でしょ。きっとあの不届き者の大罪たちに勝てる特別な方法があるはず。
▌→あいつらは管理人様の卓越した指揮を受けることができない。この時点で差が開きそうだ。
▌→ロージャ嬢の言う通り、我らは既により強き敵に勝りきたり。きっと先を行く余地あべし。
▌→そうだよ~私たち…(消してまた書いた跡が残っている)が対峙したものに比べればなんてことないでしょ!