アイテム/フルフルベビー

Last-modified: 2024-06-10 (月) 20:03:15
フルフルベビーが噛み付いた!!
 

MH2で初登場した精算アイテムの一種。
ただ持っているだけではハンターにとってデメリットにしかならないという異質なアイテム。
ここでは関係性の高い「フルベビアイス」及び「フルベビ漬け」についても記述する。

目次

概要

  • 読んで字のごとくフルフルの幼生(ベビー)。
    成体と違い翼も足もない寸胴なミミズのような姿をしており、カエルの様に成長の過程で翼と足が生えてくる。
    小さな胴体に比べてやたらと大きく端まで裂けたおぞましい口が特徴的である。
    フルフルは雌雄同体かつ単為生殖の飛竜であるが、卵をポポなどの生きた獲物に直接産み付け
    孵化したフルフルベビーはある程度育つまでそれをやはり生きたまま体内から貪るという
    強烈な生態を持っている。エイリアンのように…
    一定の大きさまで育つとその獲物から離れ、成体へと変態するまで湿度の高い場所に潜む。
    そして通りかかる手頃なサイズの獲物を襲って捕食するようである。
    • もっとも、アイテム扱いなのでゲーム中でその姿を確認する事はできない。
      アイコンはモンスターの頭や尻尾などと同じもの。
  • 精算アイテムの一種ということで採取や採掘で手に入れることになるのだが、
    棲息ポイント(入手可能な採取ポイント)が極めて限られており、
    雪山エリア8と沼地エリア7の特定の採取ポイントからしか入手できない。
    • ちなみに雪山エリア8での採取ポイントだが、なんと鋼龍クシャルダオラの抜け殻である。
      成体のフルフルは抜け殻が存在するポイントまで進入できないことを考慮すると、
      どこか他の場所に産み付けられた後に抜け殻まで辿り着いたということだろうか。
      一方、沼地では洞窟の枯れ枝にいるが、よくよく考えると気持ちが悪い。
      • MHWorldにて、古龍たちは死してなお生態系を築くほどのエネルギーを還元することが明かされた。
        ともすれば、たとえ抜け殻であっても寄生に値する程のエネルギーを得られる……のかもしれない。
  • 最大の特徴が、手に入れた瞬間から自動的に発揮されるその効果。
    入手した瞬間に噛み付かれ、ハンターの体力を少しずつ奪い始める
    奪われた体力分の赤ゲージは残るものの、放置しておくと自然回復できず、
    そのまま力尽きるまで容赦なく吸い取られてしまうため、
    早く納品するか山菜爺さんに渡すか、あるいはさっさと捨ててしまおう。
    • 仮にもアイテムなので、アイテムポーチに空きが無いと入手できない。
      また、アイテムの項目で「捨てる」を選択すれば、
      他のアイテム同様、一切抵抗される事無く捨てる事ができる。
      ちなみに最大所持数は1個。2個手に入れたらダメージ2倍、なんて事は無い。というか出来ない。
  • 所持したままでクエストクリアしても精算は可能。
    モンスター狩猟後の1分間で採取できればデメリット無しで精算できるので少しお得。
    場合によってはダメージを受けつつクエストに取り組むのも悪くはない…かも
  • 成体であるフルフルは食用となることが確認出来ていないが、フルフルベビーは珍味としても有名。
    詳しくは後述するが、フルフルベビーを材料とした料理もあり、
    シリーズによってはそれをアイテムとして入手する事もできる。
    ちなみにどんな味や食感がするのかについてはあまり詳しい記載がない。
    • 公式レシピ集にて現実で似ている食材が判明した。
      詳細は下記「フルフルアイス」を参照されたし。

MHP2(G)

  • MHP2(G)の村クエには、雪山でフルフルベビーを3匹納品するクエストがある。
    が、フルフルベビーの所持可能数は一度に一匹まで。
    つまり、採取するたびにいちいちベースキャンプまで戻らなければならないのである。
    さらに悪いことに、採取できるのは行くのに最も時間が掛かるあの場所のみ。
    モドリ玉を調合分まで持っていかないとまず間違いなく地獄を見る
    忘れたら素直にリタイアするのが得策。
    ちなみに集会所の方にあるのは5匹の納品。
    4人で挑んでも最低誰か一人が2回行く羽目になる。さすがカプコン、抜け目がない。
    • このクエストではフィールド内にドスギアノスが徘徊している。
      1人が最後の1回分の納品に向かっている間に、
      残りの3人でドスギアノスの相手をしていると時間が潰せる…かもしれない。

MH4(G)

  • フルフルが復活したものの、残念ながらフルフルベビーは未登場。
    シリーズを通してフルフルベビーが雪山と沼地にしか生息していないのが要因だろう。
    • 氷海にはクシャルダオラの抜け殻があるが、高所にあるため採掘ができない。
      もしかしたらハンターの手が届かないために入手できないだけで、
      抜け殻の中には潜んでいるのかもしれない。

MHX(X)

  • 雪山や沼地の復活に伴いフルフルベビーも再登場した。
    今作でもクシャルダオラの抜け殻の採掘や沼地のとある場所での採取時に、一定確率で入手できる。
    時折雪山のクエストのサブターゲットの対象にされている他、換金率は400ptと多めであるため、
    龍歴院ポイント収集クエストで選択肢に入れるのもありだろう。
    ニャンターであればピッケルなしで採掘できるのでクエスト終了時、採掘ポイントが近いなら是非寄ってみよう。
  • 効果だけ見ると新登場のスキル・逆上と相性が良く、持っているだけで攻撃力を20アップできる。
    とは言え雪山ではフルフルベビーを取りに行くまでが手間なので、ほとんどネタの域である。
    一応、沼地ならすぐに手に入る場所にいるため、付近で大型モンスターと戦う場合は使おうと思えば使える。

MHF

  • MH2をベースとする関係上、後述のフルベビアイス、フルベビ漬けと共に登場していた。
    パローネ大航祭ではアイテムの途中精算が無いので、
    フルフルベビーを持ったままだとクエストをまたいで噛まれ続ける
    たとえ行く先が火山であろうとも、捨てない限り付いてくる。凄まじい執念である。
    なお入手した時点でCPは獲得できるので、捨てずに持っておくメリットは皆無。

フルフルベビー料理

  • 前述の通り、フルフルベビーは珍味として知られており、これを材料とした料理が存在する。
    以下のものはゲーム中でアイテムとして入手できるフルフルベビー料理である。

フルベビアイス

  • MH2、MHP2(G)に登場するアイテム。
    その名の通り、フルフルベビーを材料としたアイス。
    しかしその製法は一般には知られておらず、市場に流れる事も非常に少ない貴重品。
    一部の竜人族にのみその製法は伝えられているらしい。
  • 山菜爺さんにフルフルベビーを渡すと代わりにくれる精算アイテム。
    これ以外の手法では入手できず、説明文にも「山菜じじい特製」などと書かれている。
    ただ、前述の通りフルフルベビーは基本的に一個(一匹)ずつしか持ち歩けないので、
    数が欲しいというなら逐一フルフルベビーを手に入れては山菜じじいに話しかけなければならない。
    ちなみにフルベビアイスの最大所持数は10個である。
  • MH2では竜のナミダなどと同じ500ゼニーの儲けになる。
    通常のフルフルベビーの三倍以上の価格なので、交換できるならした方が良い。
    一方、MHP2(G)では何故か売却価格が120ゼニーまで大暴落している。
    むしろフルフルベビー自体の価値が高騰しており、フルベビアイスを2、3個納品するくらいなら
    フルフルベビーをそのまま一匹納品した方が儲けが大きいという逆転現象が起きている。
  • MHXでは山菜爺さんがフルフルベビーを引き取ってくれないため、フルベビアイスも入手できない。
  • 公式レシピ集「モンハン飯」にてついに我々一般人にもレシピが解禁された。
    どうやらフルフルベビーの食感は現実世界で言うところの白きくらげに似ているらしい。
    • ちなみに以前よりモンハンフェスタでは、
      フルベビアイスをモチーフにしたアイスが販売されていたが、
      そちらは普通のミルクアイスキャンディーである。さすがに。

フルベビ漬け

  • マカ漬けの壷にフルフルベビーを漬け込み、じっくりと熟成させて作られた食品。
    通の舌も唸らせる珍味として知られているが、こちらも市場に出回る事は稀。
  • こちらはMH2に登場する食材アイテム。
    前述の通り、マカ漬けの壷にフルフルベビーを漬け込んで地面に埋めておくと完成する。
    ただし、掘り出すのが早すぎるとシビレ生肉になってしまう。…さぞかし独特な触感の生肉であろう。
    (現実世界の時間で)5分以上経過すれば、フルベビ漬けの出来上がり。
    ちなみにマカ漬けの壺に素材を付けて30分以上放置すると、石ころになってしまう場合が多いが、
    フルフルベビーの場合は30分以上経過してもフルベビ漬けである。
  • 食材としてはなかなか優秀な効果を持っており、繁殖期であれば多くのレシピで攻撃力がアップする。
    とはいえ入手が面倒なので食べる機会はあまり無いだろう。
  • なんとフルフルシリーズやビストロシリーズなどの強化素材としても利用される。
    普通にプレイしているとまず見ないアイテムなので、要求されて面食らったプレイヤーも多いだろう。

余談

  • フルフル人気の波に乗ったのかフルフルベビーのフィギュアも存在する。
    強いて見た目を形容するならば「腕のないギィギ」が最も近いかもしれない。
    しかしゲーム中ではその姿を見られないので、フィギュアの正体が分からずビックリした諸氏もいるだろう。
    フルフル以上に量産型エヴァに似ており、フィギュアと分かっていてもおっかない。
  • MH3の予告映像や体験版にはフルフルベビーらしきビジュアルのモンスターが登場していたが、
    その実態は新モンスター「ギィギ」であった。
    「3にもフルフルがいる!」と喜んだ一部のハンター達は、事実を知って愕然としたという。
  • あるクエストには非常に小さいフルフルが登場する。
    しかし小さいからといってこれがフルフルベビーという訳ではない。
    翼も足もちゃんと生えている立派な成体のフルフルである。
  • MHSTシリーズではフルフルのタマゴが登場し、孵化させるとフルフルのオトモン、
    もといフルフルの子供が誕生する。
    広義的にはフルフル「ベビー」なのだが、オトモンは孵化時点で成体に近い段階まで成長しているため
    本家のフルフルベビーには及ばない存在である。

関連項目

モンスター/フルフル
モンスター/ギィギ - フルフルの近縁種であるギギネブラの幼生。外見も似ている。
ゲーム用語/スリップダメージ
世界観/幼体
アイテム/ギルドフラッグ