シリーズ通して登場する消耗品。
最上級の回復系アイテムという扱いを受けている。
目次
概要
- いわゆる秘薬の強化版。
秘薬の場合、体力が満タンになると同時に最大値である150まで上がるというものだったが、
いにしえの秘薬は体力に加えなんとスタミナまで最大値になるという素晴らしいアイテムである。
そのため秘薬以上に力尽きた時やネコ飯で悪運が発動した時は重宝される。
…のだが、残念ながらクエストには1個しか持って行けないため、
これまた秘薬以上に調合素材ごと持っていくハンターは多い。- しかし調合確率がとても低いため、
調合素材ごと持っていく場合は調合書1~5を一緒に持っていくことをお勧めする。
なぜならそのまま調合すると、45%の確率で失敗するからである。
- しかし調合確率がとても低いため、
- 調合成功率さえ確保できれば、素材持ち込みで使用できる回数が秘薬より多いのもポイント。
秘薬の素材になる栄養剤グレートは上限が5個。
対して、いにしえの秘薬の素材になる活力剤は上限が10個。栄養剤グレートの2倍である。- MH3を除くMHP~MH3Gだとケルビの角を行商ばあちゃんから購入出来る上、
秘薬の方は12個持ち込もうとするとマンドラゴラ・栄養剤・栄養剤グレート・ハチミツと
4枠ポーチが埋まってしまうため
ケルビの角と活力剤だけで済むいにしえの秘薬の方が優秀である。- 更に言えば、ケルビの角は99本持ち込めるため
活力剤の調合材料である増強剤とマンドラゴラも5個ずつ持ち込むことで16個
増強剤の調合素材であるハチミツとにが虫も持ち込めば最大で21個もの持ち込みが可能である。
流石に6枠持ち込みは4枠を護符爪、5枠を調合書で埋めてしまうことを考えるとかなり厳しいが、
被ダメージが余りにも高く、回復薬で回復が追い付かないのであれば
いっそ回復薬の代わりに持ち込んでしまい、クリアした際の剥ぎ取りの時に
余った調合材料を捨てることまで前提に持ち込むという手は一考の余地があるだろう。
- 更に言えば、ケルビの角は99本持ち込めるため
- 調合抜きだとしても3個目の秘薬として持ち込むのは悪くない。
MHXではゲームを進めてもネコ飯で必ずHP150になるとは限らず、
また、1回だけ力尽きたことをなかったことにする報酬金保険も存在する。
そのため、3個目の秘薬としての価値は上昇。
そうでなくとも純粋な回復アイテムとして優秀なので、ポーチに空きがあったらぜひとも持ち込みたいところ。
- MH3を除くMHP~MH3Gだとケルビの角を行商ばあちゃんから購入出来る上、
- 疲労状態でも使用可能。疲労状態を回復しつつ最低値まで下がったスタミナも最大になるので非常に有用。
- MHWorldではこれも含めた全てのアイテムが確実に調合されるようになった上、
従来の「活力剤+ケルビの角」の他に「滋養エキス+ケルビの角」という新たな組み合わせが登場。
ケルビの角が99個持てるのは変わらず、更に滋養エキスも最大20個持ち込めるため、
活力剤も合わせると一発調合分だけでなんといにしえの秘薬30個分もの素材を持って行ける。
ベースキャンプでの補給なしでも最大31個も使えるとなると、大盤振る舞いと言う他は無い。
活力剤の調合素材も持って行くともう10個分程増え、実質40個も持てるという駄目押しとなる。
さすがにそこまで必要な相手もそういないだろうが、人によっては例外も有るかも知れない。- MHW:Iではセリエナ祭の開催中に蒸気機関管理所の手伝いをした時の景品として大量入手が可能。
マスターランクで大幅に攻撃力の上がったモンスターを相手にする際に
惜しげもなく使えるようになった。
飲む暇も与えず体力を根こそぎ消し飛ばしてくる相手も増えたが
- MHW:Iではセリエナ祭の開催中に蒸気機関管理所の手伝いをした時の景品として大量入手が可能。
- MHRiseでは滋養エキスが未登場であることから「活力剤+ケルビの角」のみに戻った。
更に活力剤の所持数が上限3個と激減。一応活力剤の調合分も含めると13個分の調合素材を持っていけるが、
回復薬の仕様がMHWの「口をつけてから徐々に回復する」から、
「口をつけるとすぐ8割方回復し、残りが徐々に回復する」という非常に便利なシステムに変わったことや、
体力・スタミナの上限上昇効果が無くなり環境生物ヒトダマドリにお株を奪われたことが大きな向かい風となり、
MHW:Iと比べると大幅に価値が下がってしまっている。- 一応最終的には回復薬Gでの回復よりも秘薬の最大回復の方が優先されることが多いが、
それだけであれば秘薬でも問題ない、というのがやはり手痛い。
また、こんがり肉でもスタミナが全快するようになった上に寒さの概念が消えたためスタミナ全快の恩恵も薄く、
単純に調合材料が全て栽培できる分秘薬のほうが有利となってしまっている。 - オオナズチと戦っている際に黄色い花粉を取られ、それを取り返した際は、
スタミナの上限は取り戻せても実数値は減ったままになってしまう。
あまり頻繁には起こらないだろうが、こういった場合はいにしえの秘薬でのリカバリーが便利。 - 修練場に入るとスタミナがある程度減少した状態となるため*1、その回復はいにしえの秘薬が現状最も速い。
- また、発売直後に存在したアイテム無限使用バグにおいては
ケルビの角・マンドラゴラ・ハチミツで調合できたこれを無限に使うことが出来てしまっていた。
当然ながら現在は修正されている。
一応、秘薬を緊急で使いたくなるような強力な攻撃を受けることも多くなったため、
予備の秘薬として持ち込むのであればついでにスタミナも回復出来て便利ではある。- 劫血やられ状態での体力回復量減少効果は、いにしえの秘薬でも適用されてしまう。
- 一応最終的には回復薬Gでの回復よりも秘薬の最大回復の方が優先されることが多いが、
- MHFでは支給品版の「支給用古の秘薬」も存在する。
アシストコースを利用する人はレジェンドプーギーが落としていく同アイテムにお世話になることが多い。
かなり強力なアイテムだが、高い頻度で落していく。
「いにしえ」が漢字で「古」になっているのは、文字数の都合だろうか。
MHSTシリーズ
- MHSTにも登場するが、ゲームジャンルの違い故かこれまで以上に大幅な強化がなされた。
HPを全快させるのは秘薬と同じだが、それに加えてなんとライフポイントまで1つ回復し、
おまけに数ターンの間自然回復効果まで付加されるという、神性能の回復アイテムとなったのである。
早い話が「秘薬 + 気合のカタマリ + 活力剤」の効果をいっぺんに得られるということ。
強力なモンスターとの戦闘の際には是非ともバトルポーチの中に持ち込みたい。- ただし、戦闘中は1つしか使えないことには注意。
また、その強力さゆえに調合することができるのは上位モンスターと戦えるようになってから。
調合素材も例によって貴重品ばかりであるため、使う時はよく考えてから使うように。 - やはり強すぎるためか、通信対戦ではどのバトルポーチを選んでも使用することはできない。
- ただし、戦闘中は1つしか使えないことには注意。
- MHST2でも続投。効果は前作と同じ。
……なのだが、今作ではゲームの仕様において更なる追い風が吹いており、
バトルポーチが廃止されたためそのまま使用できる。極端な話だが999個持っているなら999回戦闘中に使用できる。
調合もクリア後になるわけでもなく、中盤に到着する街でサブクエストを受注し、
活力剤とケルビの角を納品するだけで調合書が解禁。
しかも必要な調合素材も活力剤(にが虫+ハチミツ)+ケルビの角が1つづつと消費も少ない。
気合のカタマリは調合素材が相変わらず重いためほぼ上位互換。かなり気楽に使っていけるアイテムとなった。
ただし、クリア前はケルビの角の入手にやや難があり、
活力剤の素材となるハチミツも終盤までは回復薬グレートと競合する。
クリア後であればオトモン探検隊の派遣先でケルビの角が入手可能になる。- 今作ではプレイヤーの他にも共闘パートナーがおり、プレイヤーとは別でライフポイントを持っている。
前作のようにライフ回復が合計2回(+根性玉1回)しか使えないと難易度が上がりすぎると判断されたのだろうか。 - また、クリア後であればいにしえの秘薬自体も各地の茶色の宝箱から出るようになる。
ビンの王冠や各種オフダ程ではないが結構な確率で出るので、
共闘クエストでビンの王冠を集めるついでに集めるのも良い。 - アップデート後は「【討伐】リオレウス希少種(★9)」の報酬でも2個手に入るようになった。
強化個体とはいえリオレウス希少種は比較的倒しやすいので、
これまで以上に気軽に使っていけるようになったと言えるだろう。
ついでに「白銀の太陽、煌めく」もセットで受注すれば全種の目覚めも集まってお得である。
- 今作ではプレイヤーの他にも共闘パートナーがおり、プレイヤーとは別でライフポイントを持っている。
余談
- MHPでは、MH2と連動させた直後に行商人から調合素材を買って、
調合して完成したいにしえの秘薬を売り差額を儲ける、という金策法が使えた。
ただし、調合書の準備が必要だったり1つずつしかできなかったりと言った欠点もある。
- 名前に「いにしえ」が付いていようが無印だろうが同じ秘薬なのに、現在と大昔では性能や材料そのものが違う。
いにしえの技術を取り入れたのはいいが、完全な再現には至らなかったのだろうか。
もしくは再現はできるが素材や効能を簡略化し量産しやすくしたのが今の「秘薬」かも知れない。- 調合プロセスにおける大きな違いは現代版は全て農場・交易で手に入るアイテムのみで調合可能に対し
いにしえはそうそう手に入らないケルビの角が必要となる。
更にケルビの角は今でこそ剥ぎ取り技術の向上や「殺すと劣化する」という性質が判明しているが、
後者については現代版秘薬開発当時までは知られていなかった可能性もある*2。
あるいは、一度にポーチに収められる数が違う点もいにしえと現代版との違いかもしれない。
- 調合プロセスにおける大きな違いは現代版は全て農場・交易で手に入るアイテムのみで調合可能に対し
関連項目
アイテム/秘薬 - 効果だけなら下位互換だが、こちらは調合が楽でそれ自体の持ち込み数も多い。
システム/疲労 - 回復させることが可能。
システム/ライフポイント - MHSTシリーズにて回復させることが可能。実質1オチを無かったことに。
システム/自然回復 - MHSTシリーズのみ使用時に発動する。