MHR:Sより登場した環境生物。
罠型生物に分類される大きめの甲虫。
目次
概要
- MHR:Sの殆どの汎用フィールドに生息している環境生物。
結構な大きさをした甲虫で、やじり型をした甲殻と大きく太い触角を持ち、
金属光沢による構造色によって体色が虹色に見えるのが特徴。
必ず複数匹でまとまって行動し、定着する場所を決めるとその場所から動かないという習性があり、
フィールド上では5匹がお尻を向け合うようにして壁にくっついている。- 各フィールド毎に4組存在しており、特定のエリアに2組ずつ張り付いている。
このため、イロヅキムシが利用できる2つのエリアの場所は覚えておいた方がいいだろう。
ただし、いわゆる決戦場型フィールドである塔の秘境と獄泉郷では、1エリアしかない関係上2組しかいない。
- 各フィールド毎に4組存在しており、特定のエリアに2組ずつ張り付いている。
- 参考までに、各フィールドに於けるイロヅキムシの居場所は以下の通り。
フィールド 居場所1 居場所2 大社跡 エリア7
(東側の壁、北西側の塀)エリア12
(北側の壁、南側の壁)寒冷群島 エリア5
(北西側の通路の左右)エリア9
(北側の壁、東側の通路横)水没林 エリア6
(東側の壁、西側の壁)エリア13
(北側の壁、南東側の通路横)砂原 エリア7
(北側の通路横、南側の通路横)エリア8
(南東側の通路横、西側の壁)溶岩洞 エリア7
(南西側の通路横、南東側の通路横)エリア12
(南側の通路の左右)密林 エリア9
(北東側の壁、南側の通路横)エリア11
(北東側の通路横、南東側の通路横)城塞高地 エリア3
(西側の城壁、南側の城壁)エリア6
(北側の通路横、南側の壁)塔の秘境 エリア1
(エリア奥側の左右の外壁)獄泉郷 エリア1
(エリア奥側の滝の左右)
- 利用法としては壁面にくっついているイロヅキムシに向かって、
大型モンスターを思いっきりぶつけると5匹分の追加ダメージが発生するというもの。
1匹あたりは数十ダメージ程度だが、1エリアで2組存在するので結構バカにならないダメージになる。
砂原での2箇所が分かりやすいが、イロヅキムシの近辺にはオニクグツが生息していることも多いため併用しやすい。- このダメージはモンスターの最大HPに依存している。
体力が非常に多い傀異化モンスター相手には1匹で100台のダメージを叩き出す事もあるが、
逆に複数狩猟等で体力が少ない相手にはあまりダメージが出ない。
- このダメージはモンスターの最大HPに依存している。
- これだけでも環境利用としては十分だが、イロヅキムシの真骨頂は甲殻に纏う粉塵にある。
この粉塵は外的要因で有する属性が変化するという特性を持っており、
甲殻の色もその属性に応じた様々な色へ変化する。
そしてこの粉塵は強い衝撃を与える事で爆発するという性質を持ち、
操竜中のモンスターの突進離脱やオニクグツによる引っ張りを当てることで、そのモンスターに追加ダメージを与える。
更に色が変化していた場合は、色に対応した属性やられを与える事もできる。
なお、イロヅキムシ達はこの爆発で絶命する事は無いものの、衝撃で驚いてどこかへ飛んで行ってしまう。
このため再び使用するまでにはクールタイムを要する。- また纏っている属性に応じてダメージが異なるようで、5体分のダメージは
無属性ならば1%、雷属性が1.1%、水と火は1.25%、氷は1.3%となる。対象の弱点属性などは関係ない。
ダメージの差は、氷やられは直接ダメージに関係ないので高め、雷は雷やられでスタンが取れるので低め、
水と火は継続ダメージや肉質軟化を加味して氷より低め…と言ったところか。
余談だが、これによりモンスターの大体の体力がわかったりする。
一匹のダメージの約400~500倍すればモンスターの体力になる。
- また纏っている属性に応じてダメージが異なるようで、5体分のダメージは
噴出孔との違い
- 性質としては溶岩洞の一部エリアにあるギミック「噴出孔」に似ているが、異なる点も多い。
- 属性を変更できる
- ハンターやモンスターがイロヅキムシに属性攻撃を加える事で、その属性を火・水・氷・雷に変化させられる。
該当属性の近接武器や弓、ボウガンの属性弾で攻撃しても良いし、属性コロガシを持ってきてぶつけてもよい。
モンスターの攻撃でも属性を変えられるため、モンスターの攻撃を誘発する、
操竜で属性攻撃を放てるモンスターならばぶつける前にその攻撃を放つなどでも良し。
上述のとおり、属性に対応した属性やられを発症させられる。
属性武器でなくとも、ガンランスの砲撃のように火属性を兼ねた攻撃でも属性変化を加えられる。
無色のイロヅキムシを見つけたら、いつか使うかもしれないので炙っておこう。
無属性状態でもそれなりに強力ではあるが、どうせなら目的に応じた属性を帯びさせて有効活用してやろう。- ただし、龍属性武器や状態異常武器で殴ったとしても何も変化は起きない。
また、オトモの攻撃には反応しないのかガルクに属性武器を持たせて搭乗攻撃をしても属性変化しない。
ガルクに属性武器を持たせて毎回好みの属性やられを付与するといった芸当はできない。- なお、双属性の双剣では攻撃によって属性が変わるため、乱舞すると当てた側の剣の属性に逐一変化する。
4人で乱舞するととんでもない事になるが、実戦的には意味はない。ちなみにそれを実践した動画もある
MR帯対応の双剣は双属性でも通常属性×状態異常属性の組み合わせしかないので問題ないが、
MR帯序盤で龍属性除く通常属性×通常属性の百竜双刃を使っている場合は留意しておきたい。
属性弾でも勿論着色可能。メインじゃない属性弾でも、発射できるなら持って行くとお得。
味方が無・龍属性或いは状態異常武器だったりする時に、効果を付与できると喜ばれるだろう。
- なお、双属性の双剣では攻撃によって属性が変わるため、乱舞すると当てた側の剣の属性に逐一変化する。
- 因みにクエスト開始時にランダムで属性を纏っていることがある。
武器やモンスター、環境生物等に頼らず使える絶好の機会であるため、見かけたら是非とも利用してみよう。
- ただし、龍属性武器や状態異常武器で殴ったとしても何も変化は起きない。
- 突進離脱が終了しない
- 噴出孔に向けて操竜の突進離脱を行うとダウン回避を行えなくなるが、
イロヅキムシに対しての突進離脱は通常の壁ドンと同様にダウン回避を行うことができる。
イロヅキムシ同士が近い位置に配置されたエリアでなら、うまく操ればダメージを稼げる。
イロヅキムシにぶつけてから最後に噴出孔へ突進離脱を行うとダメージ面では無駄がない。
ただし、属性やられが変わるので特にスタン狙いなら要注意。- 場所によっては遠い位置にイロヅキムシが2組配置されているが、
足が遅いモンスターだと届かず途中で操竜失敗になってしまう場合もある。
また、斜めからぶつかりにいくと手前のオブジェクトに当たり、
イロヅキムシに当たれない場合もあるので注意。
- 場所によっては遠い位置にイロヅキムシが2組配置されているが、
- タル爆弾での起動はできない
- タル爆弾の爆発でイロヅキムシを誘爆させる事は出来ない。
モンスターの衝突は無理で爆発には耐えられるとは一体…。
もっとも誘爆を使って当てるのも非常にテクニックが要るので、仕方無いと言えば仕方無いのかもしれない。
- 操竜中にロックオンされる
- ある意味では厄介な仕様。
Rボタンを離した瞬間などにカメラが最寄りのイロヅキムシに吸われることがあり、
長距離の操竜ドライブ中に不意にカメラが動いてストレスになることや、
イロヅキムシへの連続突進離脱を目論んだつもりがカメラの狂いによって狙いを外すこともままある。
ハンター→モンスターへのロックオン方法と異なりオプションで変更することもできないのがまた厄介。
一応、操竜中にそのモンスターの攻撃を当てやすくはなるが、邪魔になりやすいデメリットの方が目立つ。
余談
- その独特なシルエットから、体の向きやパーツ配置が少々分かりにくい。
特に初見ではイカのようにも見えるかもしれないが、実際は先述のとおり5匹の甲虫が外側を向いて並んでいる。
前翅が斜め前方に張り出しているため、現実の甲虫と結びつきにくい三角形のシルエットをしているのである。- イカの足、もとい大きな前脚に見える平たい部分だが、ここが触角。
実際の前脚は触角の下に隠れており、他の脚と同じように太くて短い。
現実では一部のガのオスがブラシ状の触角をもち、メスのフェロモンをたどって飛ぶことでよく知られているが、
甲虫のなかにも櫛状の触角をもつものがいる。
「クシヒゲ」などの文言で画像検索すると、分類をまたいだ種々の昆虫を見ることができるだろう。
- イカの足、もとい大きな前脚に見える平たい部分だが、ここが触角。
- 1匹1匹がかなり大きい上に5匹でまとまって壁に配置されており、
更にどのフィールドでも目立つ銀色の甲殻を持つという事もあって
今作の環境生物の中でもめちゃめちゃ存在感がでかい。
特にイロヅキムシの存在を知らずにフィールドに出た場合は
MHRiseに居なかった謎の虫の存在に大いに驚くことだろう。
- どうやら5匹ひとセットで一匹の環境生物として扱われているらしく、
カメラ撮影では虫のいない中央にズームしても「イロヅキムシ」と判定される。
その気になれば、何の生き物も映っていないただの岩壁を図鑑の写真に登録してしまう事も可能。- 逆に言うと、それぞれの虫1匹にズームして撮影した場合イロヅキムシと判定されない場合がある。
虫5匹の中央が画角に収まる角度で撮影するとよいだろう。
- 逆に言うと、それぞれの虫1匹にズームして撮影した場合イロヅキムシと判定されない場合がある。