システム/環境生物/クグツチグモ

Last-modified: 2022-06-20 (月) 02:43:38

MHRiseにて登場した環境生物の一種。
本項では近縁種である「オニクグツ」についても記述する。

目次

概要

  • 大社跡寒冷群島溶岩洞での生息が確認されている、猟具生物に分類されるクモの一種。
    それぞれ気候は大幅に異なるものの、共通して崖の近くでモンスターの来ない開けた場所にぽつんと居る。
  • 外見はもふもふとした黄色いマダラ模様の体毛に包まれていて、よく見ると頭部にネコミミ角のようなものが生えている。
    ときおり第一脚(いちばん前の脚)を振り上げて威嚇するため、遠目に見ても分かりやすいのが特徴。
    ハンターに威嚇する様子がかわいいと人気である。
  • 本種は徘徊性のクモ*1であり、
    獲物や外敵と遭遇した際は腹部から強い粘着性のある糸を吐き出し、動きを封じてしまうという。
    この糸は大型モンスターですら一時的に動けなくなるほどの強度を誇り、
    自分よりも大きい相手を拘束して捕食する様子が人形を操るように見える事から名付けられた。
    カムラの里のハンターはこの生態に注目し、
    回収したクグツチグモを大型モンスターにけしかけて操竜蓄積を行う事で狩猟に利用している。
    • クグツチグモの吐き出す糸は放物線を描いて飛ぶ上、ハンターが向いている方向にしか飛ばない。
      その上モンスターが動けばすぐ外れてしまうような短い飛距離しかないので意外と当てるのにはコツがいる。
      未発覚状態の徘徊中や、遭遇直後の威嚇などを狙うと良いだろう。
    • クエストの最初期ならばほぼ一発で確実に操竜待機状態まで持っていく事ができるが、
      多人数のマルチプレイだったり二回目以降の操竜を狙う場合は
      クグツチグモでも必ず操竜出来るとは限らないので注意。
      操竜にはクールタイムがあり、この期間中はクグツチグモでも鉄蟲糸技でも操竜待機状態にならない上、
      二回目以降は操竜への耐性値が上がるからである。
      とはいえ適切なクールタイムが過ぎれば多くの場合はクグツチグモで再び操竜出来るだろう。
    • カムラの里にとってこの使い方が一般的であるのか、
      操竜のチュートリアルではウツシ教官が用意してくれたクグツチグモでアオアシラを操竜する。
      因みにこのクエストのクグツチグモはいくら拾っても無限に再出現する
      一体どれほどの量を捕まえてきたのだろうか……?
      この性質を利用して、猟具生物を500匹捕まえると手に入れられる勲章集めに用いられる事が多い。
      5匹捕まえると猟具生物入れが一杯になってしまうのでこまめに使用しながら拾おう。
  • 寒冷群島のクグツチグモは程よくサブキャンプに近く、ターゲットと関係ないモンスターをけしかけ易い。
    特に操竜を狙いにくい武器・入れ替え技でソロの場合は回収していくのも良いだろう。
    溶岩洞のクグツチグモはサブキャンプから少し距離があるものの、
    回収ルートの周囲にヒトダマドリが多くいるという特徴がある。
    強力なモンスターが多く生息しているため、ソロでは優先して回収しておくと安定度が高くなる。
    大社跡のクグツチグモは高台におりどのキャンプからも遠い為いまいち利用しづらいが、
    回収ルートが金霊テントウと大翔蟲で分かりやすくなっている。
    メインキャンプからの取りに行く途中に火石コロガシの近くを通るため、ついで取っていくのもいいだろう。

オニクグツ

  • MHR:Sから初登場となる新環境生物で、全身が薄い青色の体毛に覆われたクグツチグモの近縁種。
    青色のグラデーションと橙色のワンポイントが入った体色は、
    さながら青いオニを思い起こさせるような独特な存在感を放っている。
    その糸は通常種よりも強靭かつ強固な性質を持っているが、
    持続性はそれほどでもないため、一度っきりの使用に限られる。
    新フィールドである城塞高地のみならず、MHRiseの各フィールドにも棲息している模様。
  • クグツチグモと同じく捕まえてアイテムのように使用できる猟具生物だが、
    その効果はクグツチグモとは似て非なるものとなっている。
    使用するとオニクグツが発射され、大型モンスターに着弾すると相手に捕まり、
    ハンターの手と着弾地点の間に鉄蟲糸のような糸がピンと張られる。
    この糸を引っ張る事で、大型モンスターをハンターの方向に引き寄せる事が出来るのだ。
    • 使い方としてはハンターの手前方向にあるオブジェクトや障害物にぶつけ、
      ダメージと転倒によるダウンを狙うというもの。
      MHW:Iにおけるぶっ飛ばしやMHRiseの操竜中の突進離脱に似た要素だが、
      環境生物を拾って使うだけというお手軽さが傑出していると言える。
      また、翔蟲によってスタイリッシュな空中戦が出来るようになったRiseらしく、
      空中で放ち空中でモンスターを引き寄せるという芸当も可能。
  • また、更なる活用法として単に壁に当てるのみならず、
    環境生物やフィールドギミックと連動して使うようにすればより効果的である。
    • 溶岩洞のフィールドギミックである噴出口は操竜の突進離脱や爆弾などでしか発動できず、
      お手軽には使用しづらく当てにくいもののダメージは大きいという代物であった。
      しかし、オニクグツを使用すれば噴出口の目の前で発動するだけという楽さで
      簡単に大ダメージとダウン+水やられか火やられが取れるのである。
      • また、溶岩洞にしか棲息しないコダマコウモリがモンスターに取り付いていれば
        更に追加ダメージが見込めるため、いるのが確認できたら積極的に使いたい。
    • MHR:Sから各フィールドに設置された環境生物の「イロヅキムシ」は
      壁に複数匹で張り付いており、突進離脱等でモンスターをぶつける事により
      身体に付着した粉塵を爆発させてモンスターに複数ダメージを与えられるのだが、
      これも突進離脱ではなくオニクグツを使用すれば格段に狙いやすくなるのである。
    このようにフィールドギミック等をより簡単かつ効果的に使用できるようになるため、
    オニクグツを見かけたらぜひ積極的に拾っていこう。
    特にマスターランクのクエストが難しいという場合も、
    こうしたギミックを利用する事で活路が開ける事もあるだろう。

余談

  • 名前の由来は十中八九「傀儡(くぐつ)」+「土蜘蛛」だろう。
    • 土蜘蛛は地面に穴を掘って巣を作る大型のクモを指すこともあるが、元々は古代日本において
      ヤマト政権に従わない豪族達を指す言葉であり、後に巨大な蜘蛛の妖怪として扱われたものである。
      • ちなみに別名は「やつかはぎ」。下記の彼女の名前の由来でもある。
  • デザイン等のモチーフは、ハエトリグモの仲間と考えられる。
    ハエトリグモは徘徊性のクモで、飛び跳ねて小さな虫などを捕えるのが特徴。
    春や秋に室内でピョンピョンしている小柄なクモがこの仲間である*2
    • クモは目が悪く、振動などを頼りに狩りをするものが多いが、
      ハエトリグモはかなり視力が良く、離れた位置の虫をきちんと視認して追いかけ、飛び掛かって捕食する。
      この性質から周りの物によく反応し、体全体をピョコピョコと回して辺りを見回す仕草なども見られる*3
      クグツチグモの動きはこの仕草をベースとしている可能性が高い。
    • 腹部を持ち上げて相手に見せるという仕草は、「ピーコックスパイダー(クジャクグモ)」と呼ばれるクモが
      モチーフになっている可能性がある。
      こちらはオーストラリアに住むハエトリグモの仲間で、オスが派手で美しい模様をもつ事で有名。
      メスへの視覚的なアピールとして腹部や第三脚を立てて左右に揺らす動作から、クジャクの名が付けられている。
    • 「第一脚を持ち上げる仕草」だけで言えば、日本でもカタオカハエトリやウデブトハエトリなどに見られる。
      これらのクモは、第一脚を交互にゆっくり上下させながら歩き回ることが多い*4
  • 今作には巨大な蜘蛛であるヤツカダキも登場するが、彼女に対しても問題なく効果を発揮する
    身体中に自身の糸を纏わせているヤツカダキさえ一発で動きを封じてしまうとは……。
    ヤツカダキより遥かに小さい体躯を持ちながらもその糸の性能は異常に高いようだ。
    大きかったら確実に鋏角種に分類されていただろう。
    というか「自身より大きい獲物を拘束して捕食する」とあるのにクグツチグモ自身も結構大きい。
    この調子なら小型モンスターくらい普通に捕食していそうである
    (現実の大型クモも哺乳類や鳥類等、自身より大きな獲物を食べることもある)。
    因みにクグツチグモもヤツカダキもツケヒバキも全員八本脚で腹から糸を出すと言う
    非常に現実的な蜘蛛としての特徴を備えている。
  • ウツシ教官は上述のチュートリアルでのクグツチグモの用意の良さや百竜夜行での里のツワモノとしての活躍*5から
    一部でドスクグツチグモオサクグツチグモヌシ・クグツチグモなどと呼ばれているらしい。

関連項目

システム/環境生物
モンスター/鋏角種 - 蜘蛛仲間。


*1 巣を作らずに徒歩で獲物を探すクモの総称。毒グモとして知られるタランチュラなどが該当する。ちなみにタランチュラに限らず、人に危害を及ぼすような毒を持つクモは稀である
*2 大きな体を持ち、素早く走るのはアシダカグモなど別の仲間
*3 クモは頭から胸にあたる部位が「前体(頭胸部)」という一体の部位になっており、頭だけを動かすことが出来ない。この点は多くの創作で見られるクモと異なる
*4 アオオビハエトリやアリグモ類など、常に両手を持ち上げる傾向のあるクモもいる。どちらもアリの触角に見立てた動作なのだが、前者はアリに近づき捕食するための擬態、後者はアリに似せることで外敵から逃れるための擬態と考えられている
*5 鉄蟲糸を一瞬でエリア内に張り巡らせてモンスターを強制的に操竜待機状態にする