風神龍より出でし異形の白銃。
烈風を利用して撃ち放たれる
弾丸は、瑞雲を穿ち天を裂く。
(あかしまの神弩)
かつて百竜の追風となった蒼き
龍、今や禍群の逆風とならん。
風神龍の軽弩、真なる神姿。
(神淵ノ風撃チ)
幾千幾万の願いを束ね、必死の
十に望みを賭ける。百折不撓の
その一射、終に神をも討たん。
(神撃・風雲十全)
MHRiseから登場する、イブシマキヒコの素材を使用したライトボウガン。
目次
概要
- ストック部分に取り付けられた大きな風袋が特徴的な青白いライトボウガン。
独特な見た目は風神の持つ風袋がモチーフと思われ、しまき一式で背負えば気分はさながら風神様である。
- サイレンサーは放射状に広がる風を、ロングバレルは勢いよく噴き出す風と
どちらも風袋から噴き出す風を象ったデザインとなっている。
性能
MHRise
- 「あかしまの神弩I」「あかしまの神弩II」「神淵ノ風撃チ」と強化を辿る。
一発生産のみで他の武器からの強化派生は無く、この武器からの派生も無い独立の強化ツリー。
「あかしまの神弩II」まではイブシマキヒコ素材(と古龍骨)だけで作成・強化が可能で、
「神淵ノ風撃チ」にのみナルハタタヒメ素材および百竜の淵源ナルハタタヒメ素材を使う。- イブシマキヒコ素材だけで作れはするが、素材の必要数の関係から1回のイブシマキヒコ撃退ではまず作れない。
特に、「風神龍の風袋」5個は1回ではまず集まらないだろう。 - 一方、1段階目の強化は「風神の龍玉」と古龍骨(と任意素材)だけなので、
生産素材を集めている最中に龍玉が出れば、余剰素材と合わせて即座に強化ができるだろう。
- イブシマキヒコ素材だけで作れはするが、素材の必要数の関係から1回のイブシマキヒコ撃退ではまず作れない。
- 最終強化の「神淵ノ風撃チ」の性能は以下の通り。
- 攻撃力190、会心率0%、スロット無し
- ブレ左右/小、リロードやや速い、反動中
- LV2貫通弾・散弾・放散弾、滅龍弾が速射対応
- LV1通常弾、LV3貫通弾・散弾・放散弾、貫通火炎弾、貫通水冷弾、貫通氷結弾が単発自動装填対応
- LV2・3徹甲榴弾、LV2拡散弾、LV2毒弾、LV2睡眠弾、斬裂弾対応
- 百竜強化は「通常弾追加II*1」「空棲系特効」「風神龍の魂*2」
速射対応の各種LV2物理弾がまず目に付く。
ただし、貫通弾は最終強化で装填数が4発になるが他は3発のままで使いやすいとは言えない。
その他にはLV3徹甲榴弾に対応していることや睡眠弾が撃てることなどが特徴になる。
また、百竜スキルで通常弾追加IIを選択すれば、LV3通常弾の装填数が全ライトボウガン中単独1位になる。- しかし、LV2貫通弾を撃つだけなら夜行弩【梟ノ眼】や百竜軽弩、
LV3徹甲榴弾を中心にする戦法ならドシューというツワモノが存在する。
そのどちらでもなく神淵ノ風撃チを運用するならば、これらを組み合わせた戦法を採りたいところ。 - ちなみに、LV3徹甲榴弾は反動軽減Lv3に加えサイレンサーまで使わないと反動を最小にできないドシューと違い、
神淵ノ風撃チは反動軽減Lv3だけで反動最小に抑え込めるため、ロングバレルを使える*3。
(LV2睡眠弾まで最小にしたい場合はサイレンサーが必要だが)
百竜スキルに攻撃力に関わるものが空棲系特効しかないため、少しでも攻撃力の足しにしたい。 - 百竜スキルは基本的に空棲系特効の一択で、LV3通常弾を撃ちたい時のみ通常弾追加II。
風神龍の魂はなるかみシリーズの防具を装備しなければ意味が無いが、
正直ガンナーに役に立つスキルが殆ど無いなるかみシリーズを装備してまで発動させるのはキツイ。
そして、そこまでして得られるのがいくばくかの防御力だけなので、忘れて構わないだろう。
- この武器の散弾、放散弾、LV2状態異常弾、斬裂弾、徹甲榴弾が有用なクエストが今作にはある。
そう、百竜夜行である。- 放散弾速射で範囲内の敵を弱点を狙わずとも撃退できるし、威力もそう悪くはない。
ラッシュ時には散弾速射で弱点を接射すれば里に十全に貢献できるだろう。
さらに、放散弾は歩き撃ちに対応しているため、地上の乱戦を潜り抜けながら撃ちやすい。 - LV2異常弾を使えば、2発でヌシ以外は大抵状態異常にかかる。
毒とLV2睡眠弾で計16発、当てさえすれば8体は状態異常にかけられる。
その肝心なLV2異常弾は少しコストが高いため手持ちの素材と要相談。 - 斬裂弾での尻尾の切断や頭を狙って火力を出すこと、LV2,3の徹甲榴弾でスタンを取ることだってできる。
- 百竜夜行で主力たる放散弾使いとしては炎王焔弩やドシューに加え、
放散弾速射型の百竜軽弩【無常迅速】といった対抗馬がいる。
スタン性能については徹甲榴弾の扱いに優れるドシューが最有力であり、
取り回し上ではLV2放散弾が最大6発装填できるうえに状態異常弾も扱える百竜軽弩も同等クラス。
このように、サブ任務内容次第では他のボウガンの方が優れるといった場合は少なからずある。
が、上記の状態異常弾・散弾系速射・徹甲榴弾といった強みをすべて持っているのは風撃チくらいであり、
どんなサブ任務であろうともこれ一丁である程度対応できることが風撃チの強みと言える。
- 放散弾速射で範囲内の敵を弱点を狙わずとも撃退できるし、威力もそう悪くはない。
MHR:S
- MHR:Sで強化先が登場する……が、
強化可能になるのは最速最短でMR10、順当に進める場合はMR20となる。
風神の龍神玉が必要など強化難度は高い。
- MR強化「神撃・風雲十全」の性能は下記の通り。
- 攻撃力330とやや低め
- ブレやリロードなどは据え置き
- 百竜装飾品スロットはLv2のため各種特効系による強化などが可能
- LV2・LV3通常弾の装填数が9と大幅増加、LV2散弾の装填数も1増えて4に
他の弾は据え置き
- MRの百竜夜行が無いため、各種弾をフル回転する運用はやや微妙になってしまっている。
散弾速射は強化され本作では一定の実用性が見込めるが、
汎用性と火力に優れた銃・ローゼンズィーゲンが存在するのでそちらとの差別化が難しい。- 散弾と共通のスキルで強化出来る放散弾速射との併用が差別化の鍵になるだろう。
本銃とローゼンズィーゲンは奇しくも散弾と放散弾の取り回しが逆になっており、
移動射撃可能な散弾速射でモンスターに張り付きやすい代わりに、放散弾は足を止める必要があるズィーゲンに対して、
こちらは散弾速射が移動射撃不可の為激しく動き回る相手には扱いにくいが、
距離を詰めながら放散弾速射を絶え間なく浴びせかけることが出来る。
普段は中距離から放散弾をバラ撒き続け、チャンス時には接近して散弾を叩き込むと言う運用は
ローゼンズィーゲンには出来ないことなのだ。
- 散弾と共通のスキルで強化出来る放散弾速射との併用が差別化の鍵になるだろう。
- 一方で、本銃の唯一無二の要素としては、LV2&LV3通常弾の装填数の多さが挙げられる。
LV2にせよLV3にせよ9発装填できるライトは本武器以外に存在せず、
ヘビィボウガンを持ちだしても、9/9を超えるのはテントウムシだけ*4。
LV2は歩き撃ちと歩きリロードの両方に対応し、LV3はラッシュ時に活用できる。
正直ヘビィボウガンでやるような運用でありパッとしない要素ではあるが、
スキル構成次第では面白い立ち回りができる、かもしれない。
関連項目
モンスター/イブシマキヒコ
武器/イブシマキヒコ武器
武器/かんなりの神弩 - 対の素材のライトボウガン