MH2で初登場したガンランス。
このページでは関連する武器も取り扱う。
目次
概要
- ダイミョウザザミの素材で作られたガンランス。
盾蟹の素材が、ガンランスに高い防御特性を与えた。
- 見た目はザザミの爪を二股の槍にしたようなもの。中央には銃口が覗く。
銃槍の中心には一筋の溝が走っており、素材の削り出しではなく
それぞれのパーツを素体に組み合わせて作られたような雰囲気を感じる。
盾はボーンクロウランス系列の物に似ているが、こちらの方がシンプル。- 穂先をよく見てみると、突起状の返しが施されているのがわかる。
ただ単にザザミの爪を真っ直ぐにして尖らせてるだけでなく、
少しでも槍らしさを表現しようという工夫と努力が垣間見得る。…かもしれない。
- 穂先をよく見てみると、突起状の返しが施されているのがわかる。
- なぜだか動作音(SE)が妙に渋い。渋いがカッコイイ。
特に銃槍を展開した音は(良い意味で)イメージが崩れる。愛好家ならば一聴の価値あり。
これまた細かいが、ガード時の音はブラックゴアキャノンと共通している。
性能
- ダイミョウザザミ自身が序盤のモンスターという事もあり、最終的な性能もそれ相応。
いわば繋ぎの星に生まれて生きる武器なのだが、
その繋ぎ武器業界でも順風満帆とは言い難いもので…
MH2
武器名 | 攻撃力 | 属性 | 会心率 | スロット | 斬れ味(匠) | 砲撃 | 他 | レア度 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
シザーキャノン | 391 | - | 0% | ○‐‐ | 青(白) | 通常型LV3 | 防御+18 | 6 |
- 要は近衛隊正式銃槍に少々の青ゲと通常型LV3と防御補正がついたもの。
オンライン(上位)の武器が下位武器と比較されるのはいかがなものか。
ついでに青ゲも20と短い。匠が無いとやってられない。- MH2での通常型LV3砲撃の威力は15。対して通常型LV2は12。
一応近衛隊正式銃槍より砲撃は強いが、放射型LV2の18には負ける。
もちろん当時にはフルバーストなんて便利なものはない。正直微妙。
- MH2での通常型LV3砲撃の威力は15。対して通常型LV2は12。
- 入手はボーンクロウランス改の派生強化からのみ。
強化には爪の部位破壊限定素材である盾蟹の尖爪を7個、
総合的な入手確率が1%~3%に限られるモノブロスハートが必要。
繋ぎ武器として使うには手間が掛かりすぎる。
MHP2(G)
武器名 | 攻撃力 | 属性 | 会心率 | スロット | 斬れ味(匠) | 砲撃 | 他 | レア度 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
バイオレットバースト | 621 | - | 0% | ○○‐ | 白(紫) | 通常型LV4 | 防御+40 | 9 |
シザーキャノンG | 598 | - | 0% | ○○○ | 白(紫) | 通常型LV3 | 防御+28 | 9 |
- 仕切り直すように再登場。この二作での扱いは比較的良好。
良くも悪くもそれなりの知名度と実用性があった時代である。- また、MHP2Gにて亜種武器のバイオレットバーストが初登場。
- MH2から続きボーンクロウランス系列からの派生のほか、
スノウギア系列の派生強化からでも入手出来るようになった。
- 充分な緑ゲージと高めの防御力補正があり、
派生直後でも下位武器を突き放す武器倍率を持つのがポイント。
青ゲージはないものの、上位昇格直後で扱える武器として丁度いい。
盾蟹の尖爪が必要だが、個数は控えめで部位破壊が出来れば入手は容易。
むしろ確率が微妙な爆炎袋の方が厄介になることも。- 繋ぎ武器としての競合相手はスノウギア=ドライブ。
同じ攻撃力に青ゲージと通常型LV3の砲撃とオマケ程度の氷属性を持ち、
必要素材も爆炎袋2個以外は上位ドスギアノスで賄える。強化先はなくともコスパは一枚上手。
同じ爆炎袋を取り合うので、その意味でもライバルであった。- ちなみにMHP2とMHP2Gとでは環境が若干異なり、
上位の集会所ではドスギアノス単体のクエストが存在するが、
村の上位だとそれがない代わりにクックとザザミの大連続狩猟がある。
つまり集会所を優先して進めた場合はスノウギア=ドライブが作りやすく、
村の依頼を優先させた場合はシザーガンランスが作りやすい環境となる。
現在はゲームの進め方で作るガンランスを変えるとベターか。
- ちなみにMHP2とMHP2Gとでは環境が若干異なり、
- 繋ぎ武器としての競合相手はスノウギア=ドライブ。
- MHP2Gでも立場は概ね同様。G級序盤の足掛かりに重宝された。
火竜の延髄が必要だが、それでも繋ぎ武器としてガイドラインに乗ったのは誇りか。
今作は属性持ちと無属性の倍率差がやや開いていたのも追い風であった。
シザーキャノンG? 採取用に使えばいいんじゃないかな。
- こんな具合に需要と出番に恵まれ、それなりに有名だった時期である。
これだけなら良かったのだが、ある人には苦い思い出を与えてしまったようで…?
ヒプノック討伐訓練
- G級訓練の一番手である鳥竜種のヒプノック討伐訓練のガンランス部門では、
上位最終強化であるシザーキャノンが抜擢されている。
ご存知の通り風圧で動きを封じ、
ついばみを始めとする手数重視の攻撃を繰り出す鳥竜種とガンランスとの相性は悪く、
ヒプノックの動きを見極められない、
またはガンランスに慣れていないうちはかなり苦労するだろう。
- しかしながら武器自体の防御力に加え防御+20が発動しているため打たれ強く、
ヒプノックはついばみと連続キックさえどうにかしてしまえば柔らかい脚を狙いやすい。
さらに何と言っても罠が効く相手であるため、罠を採取しうまく引っ掛けることができれば、
支給用大タル爆弾や竜撃砲と絡めて体力の大半を奪ってしまえる。
そのため苦戦こそしやすいものの、訓練全体で見ればやや高めの難易度という位置に落ち着いている。
しかしヒプノックを御して付いた自信は、最後の訓練演習で見事に打ち砕かれることになる…。
ラージャン討伐訓練
- というのも、G級訓練にて激昂したラージャンを相手に、
最終強化一つ手前のバイオレットキャノンを担いで挑まなくてはならなかったからである。
ただでさえ足の遅いガンランスでラージャンに挑むのは堪えるのに、
G級序盤のスペックでG級終盤の相手をしなければならないのだから困りもの。
どうしても慢性的な火力不足によって戦闘が長引きやすく、
長期戦の末に集中を切らして失敗してしまう者が絶えなかったんだとか。
- これだけならともかく、他の武器種との贔屓も目立っていた。具体的には…
- 片手剣
- 使用する武器が非常に高い毒属性を誇る奇面族の呪鉈であり、
スキルも攻撃力UP【大】、砥石使用高速化、罠師、状態異常攻撃強化(+はらへり倍加【大】)
と充実のラインナップ。
おまけにシビレ罠、落とし穴、支給用大タル爆弾×2まで持ち込み可能と正に至れり尽くせり。 - 太刀
- さすがに片手剣ほど豊富なアイテムは持ち込めないが、
使用する武器がラージャンの苦手な氷属性である氷刃【雪花】。
さらにスキルが回避性能+1、回避距離UP、斬れ味レベル+1とほぼガチ仕様。正直何の問題もない。 - ハンマー
- こちらの武器もラージャンの弱点をつけるフローズンインパクト。
スキルも耐震、早食い、見切り+1と隙をさらしにくい仕様となっているため、
攻撃を受けた際のリカバリーが効きやすい。 - 弓
- まず武器が弱点をつける上に頭部をピンポイントで狙いやすいグラキファーボウII。
オマケにスキルも地形ダメージ無効、集中、根性と必要なものがほぼ揃っている為、安定感はピカイチ。
実はソロで5分切りを狙える武器がコレであり、
うまくいけば訓練開始~討伐までクーラードリンクを飲まずにクリアが可能。
持ち込みアイテムこそ少ないが、装備の性能からすれば妥当な所だろう。
- この四種はいずれも有効に機能する属性武器であり、
完全無属性はガンランスのみ。高いガード性能の犠牲は総合火力なのだろうか。
- また、この訓練でMHP2からある上位のラージャン討伐演習の時に
あのランスを持たされた状況を思い出す者が多かった模様。
それもあり、本訓練は上位の時の「ラーランス」にちなんで「ラーガンス」と呼ばれていた。
称号とピアス入手の条件である全訓練の完全制覇の大きな壁となったとか。
- しかし、ルーチンが複雑化した現在ではより難儀な相手も多く、
ガンサーを自称して銃槍一つで戦う事を誓うには避けられない道である。
なるべく抜刀と納刀の切り替えは迅速に行う、間合いを空けすぎない、
咄嗟のビームには踏み込み突き上げで避ける等を意識出来れば卒業試験のクリアは目前だろう。- なお余談ではあるが、訓練所の激昂ラージャンはこれだけではなく、
複数人で挑むことが出来るチャレンジクエストでもガンランスが存在するのだが、
そちらではラージャンの弱点をつけるヘルブリザードに
耐震、属性攻撃強化、ガード性能+1、砥石使用高速化がつく。最初からそうしろ
この違いも非難が集中する要因となっている。
- なお余談ではあるが、訓練所の激昂ラージャンはこれだけではなく、
MH4G
武器名 | 攻撃力 | 属性 | 会心率 | スロット | 斬れ味(匠) | 砲撃 | 他 | レア度 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
バイオレットバースト | 621 | - | 0% | ○○‐ | 白(紫) | 通常型LV4 | 防御+60 | 9 |
- カムバックしたダイミョウザザミ一族と共に復活。
強化ツリーは概ねMHP2Gと同じだが、入手はシザーガンランスの一発生産のみ。- 実はMH4Gでは数少ない覚醒非対応の無属性ガンランスでもある。
- MH4Gのガンランスには攻撃力644&属性値380前後の武器が多く、
そうでなくとも属性値がMHP2Gより数段高い傾向にある。
どうしても最終武器にはなれないので、あくまで繋ぎ武器として活躍する事となる。
しかし結論から言えば、その繋ぎ武器としてもライバルが多すぎた。
シザーキャノン
- ジェネラルパルドの会心率を削り、倍率を少し上げて防御補正を添えたもの。素青が嬉しい。
上位から生産可能な武器としては割と良い性能であり、
火炎袋10個が少々厄介だが、余裕があるなら作成する価値はある。- 既に上位攻略済みのプレイヤーが殆どの発売当初は見向かれなかったものの、
現在は新規プレイヤーが村クエストを進める課程で作られる可能性が出てきた。
ある意味MHP2G時代のデジャヴを彷彿させる現象かもしれない。
- 既に上位攻略済みのプレイヤーが殆どの発売当初は見向かれなかったものの、
- しかしながら次の強化でG級素材を使うため、上位の機会も頗る短い。
その後の強化先も、MH4G事情の強烈な逆風にもまれる事となる。
バイオレットバースト
- バイオレットキャノンの段階でミスタゴアードと同じ攻撃力を持つ。
もう一度書くがバイオレットキャノンの段階で、である。
つまりはシザーキャノンから更に強化しないと攻撃力が並ばないのだ。これはひどい。
強化も例の一角モツは使わないとはいえ、剛爪や業炎袋は地味に面倒。
だからといって強化しないと活路が見出せないので、使うなら最後まで強化しよう。- 一応バイオレットキャノンの段階で斬れ味ゲージに素白が発生する。
しかし量は20と短く、攻略時点で匠スキルを使うのは負荷が大きい。
特別物理性能が高いわけではないので、思うほど効果が出る訳でもないのも厳しい。
- 一応バイオレットキャノンの段階で斬れ味ゲージに素白が発生する。
- 轟竜の剛爪を使いバイオレットバーストへと強化される。攻撃力はG★2の時点だと若干高め。
しかし今作のG級ガンランスは属性偏重型の武器でさえ攻撃力552~575程度の能力はあり、
無属性武器として際立つ特徴のないカニガンスに武器倍率20前後の差ではアッサリ覆されかねない。
(具体的にはブラットフルサンダーやミセスシュヴェアード、トリプルクラウン等が同期のライバルになる)
こんな同期ばかりの属性値氾濫時代を生きるには辛かった。ミラオス武器だってビックリだ。- ちなみに、インペリアルオルデンの物理期待値はバイオレットバーストとほぼ同じ。
斬れ味や砲撃、武器スロット等の性能も変わらず、防御補正の代わりに覚醒で火600を持つ。
強化も直接生産から次の段階で完了。素材も鎧竜の重頭殻以外はさほど厄介ではない。
正直カニガンスは色々と立場がないと思う。 - この武器が持つ防御+60は全ガンランス中最高の補正値であり、
そこから極限強化【防御】を加える事で驚異の防御+120となる。
…もっとも、火力不足な以上はジリ損してでも安全策を取るか否かの選択になるが。
いっそ攻撃モーションを受け耐えて覚える為の武器として使ってみるべきか?- 裸縛りのクエストに有効だが、そちらの面でもより適した銃槍がある。
- ちなみに、インペリアルオルデンの物理期待値はバイオレットバーストとほぼ同じ。
- 総評すると「ガードは堅くもパンチが足りない」銃槍といえる。
攻める所で攻められないものに人気は出ないのは言わずもがな。
決して使えない訳ではないが、価値を求めて御膳立てするのは考えもの。
MHX(X)
武器名 | 攻撃力 | 属性 | 会心率 | スロット | 斬れ味(匠) | 砲撃 | 他 | レア度 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
シザーキャノン LV5 | 200 | - | 0% | ○○‐ | 青30 (白5、白30) | 通常型LV3 | 防御+28 | 2 |
爪銃槍カルニコス LV8 | 320 | - | 0% | ○○‐ | 白40 (紫5,紫30) | 通常型LV4 | 防御+38 | 2 |
MHX
- 引き続き登場。今作では久々にシザーキャノンで最終段階となる。
また、二つ名武器のウィルガガンランスも登場した。
- シリーズ初の下位武器デビュー。派生元は骨銃槍LV2から。
しかしながら攻撃力は微妙に低く、下位ではLV2までなのだが、
この程度なら同じ強化タイミングの初期武器が越えられる範囲である。下位デビューなんてなかった
上位でも微妙な攻撃力不足がダラダラ続くので、繋ぎの適正は薄いだろう。
興味がないならLV2でヒドゥンガンランスにしてしまおう。
- ダイミョウザザミの獰猛化素材などを使ってシザーキャノンへと強化できる。
MH4Gから続き、高性能な属性武器が並ぶMHXの環境では影は薄く、
属性武器ながらも武器倍率を上回れているケースは案外多く存在する。
しかし繋ぎ武器のライバルだったアイアンガンランス一派は少々特殊な性能になったので、
攻略段階でスタンダードなガンランスを扱いたいプレイヤーに需要があるという。
MHXX
- MHXXでは新たなる武器銘、爪銃槍カルニコスを授かったが、立ち位置は前作と概ね同じ。
しかしベルダーガンランスやアイアンガンランスなどと違い、強化にチケット類は使わないため、
住民の依頼や村クエストを進行させずとも強化を行えるのが最大の長所。
そのため、一部から攻略用の武器として密かに評価されている模様。よかったね。
- 今作の環境だと攻撃力310~340を前後する武器が多い傾向にあり、
カルニコスの攻撃力は素白ゲージを持つガンランスとしては低からず高からず平均的。
しいて言えば斬れ味レベル+1発動時の紫ゲージが極端に少ないのが残念だが、
素白が無いどころか緑止まりの武器もチラホラと存在するMHXXではあるだけマシというもの。
それでも属性武器の存在が気掛かりとはいえ、前作よりは相対的に優遇されているだろう。たぶん。
MHR:S
- 見事復活を果たした今作でもしっかりと参戦。サンブレイクで一番最初に狩猟に赴くモンスターなので、
一番最初に現れるマスターランクのモンスターの素材を用いたガンランスとなるだろう。
生産直後のシザーガンランスの性能は…- 攻撃力240
- 斬れ味は素で青,匠で延長が可能。
- 低めの水属性24
- 会心率0%
- 地味ながらありがたい防御力+20
- スロットはLv1×1
- 百竜スロットはLv3
- 通常型レベル6
MRの序盤で通常型レベル6を担ぐことができる素晴らしい立ち位置を手に入れたのである。
同時期に生産できるガンランスの砲撃レベルがほとんど4か5止まりなので、
生産直後に砲撃レベル6を持つ本武器はストーリー攻略においてとても優秀。
百竜スロットはLv3なので、特効珠を積み、砲撃の火力を更に増加させることが可能。
防御力+20も地味ではあるものの、防御力が低めなストーリー序盤では保険として十分活かせる。
生産時にレア素材を要求されることもないので、楽に入手することができるのも優秀な点である*1。
おまけにしれっと低めながらも水属性を獲得している
- 本武器も例に漏れずストーリークリア後に入手できる傀異化素材を用いて最終強化をすることが可能。
最終強化で「シザーキャノン」になる。その性能は…- 攻撃力320
- 斬れ味は素で白,匠1から紫が出現。
- あまり伸びなかった水属性32
- 防御力ボーナスは+30へと順当に増加。
- スロットはLv2×1にグレードアップ。
- 百竜スロットはLv3で据え置き
- 通常型レベル8
できるのだが、最終強化で砲撃レベル8になる通常型ガンランスは本武器含め4本も存在するためかなり激戦区。
特に護皇槍ガバルディオ改に性能が酷似しており、強化もあちらのほうが早い*2。
しかも後続には今作最強レベルの通常型ガンランス、トルチ・ダ・ラヴァタが控えてしまっている。
そのため、ストーリークリア後では若干空気となってしまっている。
まぁ見方を変えれば通常型全体で4本しかないとも言えるのだが……
- トルチ・ダ・ラヴァタとの差別化は難しいが、20高い攻撃力と水属性に活路を見出したい。
本武器はVer.12時点で実装されている通常型レベル8のガンランスで唯一通常属性を持っている。
水属性はイロヅキムシを利用することで敵の肉質を軟化させることが可能なので、
ソロはもちろんマルチプレイでも火力面で貢献することができる。
MHF
武器名 | 攻撃力 | 属性 | 会心率 | スロット | 斬れ味(匠) | 砲撃 | 他 | レア度 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
シザーガンランス | 368 | - | 0% | ○‐‐ | 緑(青) | 通常型LV2 | 防御+16 | RARE3 |
シザーキャノン | 391 | 青(白) | 通常型LV3 | 防御+18 | RARE4 | |||
シザーキャノン改 | 437 | 青(白) | 防御+22 | RARE5 | ||||
シザーズヘッド | 529 | ○○○ | 青(白) | 通常型LV5 | 防御+50 | RARE7 |
武器名 | 攻撃力 | 属性 | 会心率 | スロット | 斬れ味(匠) | 砲撃 | 他 | レア度 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
アイスキャンサーSP I | 345 | 氷:240 | 0% | ‐‐‐ | 青(白) | 放射型LV2 | ‐ | RARE3 |
アイスキャンサーSP VII | 483 | 氷:360 | 0% | ‐‐‐ | 青(白) | 放射型LV5 | ‐ | RARE7 |
※実装当時の性能を記載
武器名 | 攻撃力 | 属性 | 会心率 | スロット | 斬れ味(匠) | 砲撃 | 他 | レア度 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
アスタアルティレリオ LV1 | 552 | 水:150 | 0% | ◇◇‐ | 青(白) | 拡散型LV5 | 防御+60 | GR1 |
アスタアルティレリオ LV20 | 667 | 水:310 | 0% | ◇◇‐ | 白(白) | 拡散型LV5 | 防御+60 | GR1 |
アスタアルティレリオ LV50 | 1035 | 水:550 | 0% | ◇◇◇ | 白(白) | 拡散型LV5 | 防御+60 | GR1 |
- 基礎的な部分は概ねMH2と同じ。少しぐらいテコ入れしてやれよ。
加えて当初は改で打ち止め。当時の主流であった凄腕ランクを前に門前払いされていた。- ここでは初期武器から派生出来るスノウギア=ドライブに完敗気味。
繋ぎ武器にしてレア素材を使う罪深さは非常に重い。
- ここでは初期武器から派生出来るスノウギア=ドライブに完敗気味。
- フォワード.2にてフェルミメモの実装に伴いシザーズヘッドが追加。
このネーミングセンスは後に例のコンビを登場させるだけあるというべきか*3。
かにレスラーじゃなくてかにボクサーなんだけどね。ホントは蟹じゃないけど
無属性武器としては倍率が低いが、通常型LV5&3スロ持ちの特徴はあり、
頑張れば剣晶を使ってなんちゃって属性砲で遊ぶ事も出来た。あと防御力。
特に需要はないが、当時唯一のオリジナリティはあった。そんなヤツ。
- SP武器版の白色に変化したアイスキャンサーやG級武器版のものも存在するが、
登場する時期が悪すぎたせいか出番に恵まれず以後沈黙。MHFのカニガンスはどれも空気気味である。
- 辿異種でワンチャンあるかと思ったら辿異ガンランスは実装されなかった。哀れカニガンス。
ウィルガガンランス
武器名 | 攻撃力 | 属性 | 会心率 | スロット | 斬れ味(匠) | 砲撃 | 他 | レア度 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ウィルガガンランス LV1 | 100 | 水8 | 5% | ‐‐‐ | 緑50 (緑75,緑100) | 通常型LV2 | 防御+15 二つ名武器 | X |
ウィルガキャノン LV10 | 190 | 水18 | 10% | ‐‐‐ | 青50 (白5,白30) | 通常型LV4 | 防御+15 | X |
ウィルギガンキャノン LV15 | 340 | 水23 | 10% | ‐‐‐ | 青120 (白25,紫10) | 通常型LV5 | 防御+30 | X |
- MHX(X)に登場する矛砕ダイミョウザザミの素材から作られたガンランス。二つ名武器の一種。
シザーガンランスと同型だが、白色の模様が黒色に近い青紫色へと変化しているのが特徴的。- ディノシリーズと色合いが近く、一緒に装備しても意外と違和感がなかったりする。
- そんな黒きシザーのカニガンス君だが、彼の特筆すべき点といえば
エオストスキー系列と並び、高次元の通常型砲撃を持つ二つ名武器ガンランスであることだろう。
MHXではMH4系列より短い手順でフルバーストを出せる方法が複数現れたのも追い風である。
- しかしMHX時代のウィルガキャノンはジェントルやチャリリヤティと競合する程度の水準。
(フルバーストを含む)砲撃の威力と突きの威力を両立させやすいロドレギオンの存在もあってか、
フルバースト特化で攻める場合に選択肢の一つとして選ばれることもある程度の存在だった。
この頃は装飾品周りのスキル事情が厳しく、ロドレギオンの万能性に拍車を掛けていた影響も大きい。
- 続くMHXXではウィルギガンキャノンとして本領を発揮。
当たり前だが地球連邦軍の中距離支援型モビルスーツは全く関係ない
攻撃力の伸び幅は顕著なもので、
白ゲージ時でも期待値はイクセアペカムとブルトデアマンテに次ぐ第3位に入る*4。
この3種は“砲撃LV5”を有するもので匠スキルを含めた比較でTOP3に入るガンランスなのだが、
この中で(通常型の)砲撃タイプが一致するのは覇撃槍イクセアペカムのみ。
加えて覇撃槍も最大火力の継続力が斬れ味レベル+2発動時でも青30と低く、
延長分がまるごと(実質的な)最大火力となるウィルギガンに劣る。斬れ味の質も同様。
そのためスキルの補強が前提だが、覇撃槍より突きと砲撃の双方を両立させやすく、
攻撃力が軒並み抑えられている砲撃LV5組の中でも二刀流という独自性を発揮できるのである。
おかげで先述のジェントルとチャリリヤティが下位互換の烙印を押されるハメになったとか。- なお、この比較の背景には紫ゲージの補正が下方調整されたMHXXの環境も絡んでいる。
この影響でライバルだったロドレギオンの存在感も「万能武器」から「便利武器」程度に落ち着いた様子。 - 二つ名武器の対抗馬であるエオストスキー系列も属性寄りの性能になったため、差別化は容易。
属性値や素白の相違点があるとはいえ、武器倍率30の差と比べれば些細な違いである。
- なお、この比較の背景には紫ゲージの補正が下方調整されたMHXXの環境も絡んでいる。
- あのカニガンスが通常型LV5のNo.2の座に就いているだけでも驚愕の話だが、
MHXXで追加されたブレイヴスタイルが通常型砲撃の価値を激変させちゃったのだから一大事。
連射数(装填数)が多いほど威力が増すブレイヴ砲撃(フルバースト)の特性と
装填数が多い通常型の組み合わせがガンランサー達の脚光を浴びる。
ライバルは同じくブレイヴ通常型砲撃スタイルで一躍注目された極星武器の「極星絶砲槍ゲーガロア」。- ちなみにウィルギガンの青ゲージとゲーガロアの白ゲージの会心率を考慮しない物理期待値は近く*5、
敢えて匠を発動させず膨大な量の素青で運用されるケースも少なくなかったという。
この運用でも狩技を発動させやすくなる二つ名武器効果が活きるのがポイント。
- ちなみにウィルギガンの青ゲージとゲーガロアの白ゲージの会心率を考慮しない物理期待値は近く*5、
- 砲撃の威力を高める砲術師や装填数、ガンランス定番のガード性能は勿論のこと、
素青運用では弾かれ事故を防止する為の剣術、二刀流運用では業物と匠の両立など、
素質を最大限まで引き出そうとするとスキルの負荷が重くなりすぎるのが難点。
よほどお守りに恵まれてない限り、厳しいスキルの取捨選択を避けることはできない。
制作難度も含め、ゲームをやり込んだプレイヤーでないと扱いきれない武器である。
余談
- 現在登場している全ての作品において
アイアンガンランス関連の銃槍が競合相手となっている。具体的には…- MH2:近衛隊正式銃槍
- MHP2(G):スノウギア=ドライブ、アイアンガンランスG
- MHF:スノウギア=ドライブ、討伐隊長専用銃槍SP
- MH4G:アドミラルパルド(インペリアルオルデン)
- MHX(X):アイアンガンランス(他多数)
- MHR:S:護銃槍ガバルディオ改(他多数)
- このような妙な対立関係が起きるのには、以下の要因が考えられる。
- 初登場から一貫して通常型
- ダイミョウザザミ自身が該当ランクの序盤に戦える相手
⇒ 生産や強化などの作成可能時期が近い - ザザミ武器の攻撃力が若干控えめの傾向にあるため
- どちらも基本的に無属性
- 単純に相手が上位互換
かカニガンスが産廃等の例外もあるが、
幾つかの要因が合わさって武器としての傾向が似てしまった結果なのだろう
(特に「上位序盤の攻略用」のニーズを求めて鎬を削りあっているのがよくわかる)。
コスパを取るか、防御等の付加価値を取るか。繋ぎ武器業界の個性主張も実に奥ゆかしい。
…初期武器を相手に需要を取り合うのも些か妙な話ではあるが。
- どうでもいい余談だが、カプコン製アクションゲーム「ロックマン7」には、
なんと「カニガンス」という名前の中ボスが登場する。
実際にはなんてことのないカニ型の水中用ロボットなのだが、ハサミの間からビームを撃つ、
ブースターを吹かして突進してくるなど、なんとなく今日のガンランスっぽい設定もあったりする。