金色に輝く狩猟笛。
古代の王が神に奉納した、
神器の1つだと言われている。
ルナーリコーダーは金火竜リオレイア希少種の素材から作成できる狩猟笛。
目次
概要
- MHP2G、MH3G、MH4Gに登場するG級狩猟笛。
G級の実装されていないMHP3とMH4では、ひとつ前のゴルトリコーダーとして登場。
長い柄のついた金色のベルというシンプルなデザインをしている。- 例外としてMHXでは上位の時点で銘がルナーリコーダーとなる。
- MHWorldではゴルトリコーダーが登場せず、亜種笛に強化される。
- リオレイア亜種の素材から作れるサクラノリコーダーの最終強化形態であり、
リオレイア希少種の素材をふんだんに使って作られる。
演奏で奏でられるその鐘の音はとても美しい。
狩猟笛の中でもかなり古い作品から登場している事もあり、根強いファンが多い。
- 希少種素材のゴルトリコーダーに強化する際に、換金素材の小金魚が大量に必要になる。
MH3Gでは、ルナーの強化にも小金魚が大量に必要になる。
詳細はリンク先の小金魚の項目を参照。
性能
MHP2G
- 音色は紫空青で使える旋律は強走効果【大】・千里眼・風圧無効・気絶無効と攻略に適したものを持つ上に、
攻撃力1300、龍属性420と攻撃面も申し分なく、
龍属性を弱点とする敵が多いMHP2Gにおいて絶大な威力を発揮する。- 特にエリアチェンジ際の逃走に強走効果が有効で、
進行中は風圧を出し続けるラオシャンロン相手では特に効果を発揮する。 - 古龍戦では、風圧無効を利用し、
敵に張り付いて打撃による部位破壊を狙うのに最適な武器ともいえる。
だが、ルナーリコーダーに強化するまでに、
雌火竜の秘棘や雌火竜の天鱗といったレア素材を必要とするため、
作成難度はやや高い部類に入る。
- 特にエリアチェンジ際の逃走に強走効果が有効で、
- MHP2時点ではルナーリコーダーは存在せず、その一つ前のゴルトリコーダーまでが存在した。
MHP3
- 同形状のリコーダーは登場するが、一貫して龍属性武器だったMHP2Gとは異なり、
最終強化形態のゴルトリコーダー以外は火属性。
派生の仕方も、亜種が登場しないためMHP2G時の亜種素材のサクラノリコーダーからの強化ではなく、
通常種素材のヴァルキリコーダーからの強化に変わっている。
本作では希少種素材のゴルトリコーダーに最終強化して初めて龍属性武器となるが、
攻撃力はともかく属性値は28(他シリーズ換算で280)と、やや下方修正された。
さりげなく音色が紫青黄に変更されており、
使える旋律は、防御力強化【大】・スタミナ減少無効【大】・風圧完全無効
・氷耐性強化【大】&やられ無効・高周波発生と、微妙に変化している。
ただしどれも防御向けの旋律なため、攻撃性能は控えめである。
MH3G
- MHP3とMHP2Gの派生ツリーが統合され、
ヴァルキリコーダーからサクラノリコーダー経由でゴルトリコーダーに強化し、
最終的にルナーリコーダーに強化できる。
本作ではヴァルキリコーダーからルナーリコーダーまで一貫して火属性となっている。
- 音色は見た目の変化に伴って変化していき、
クイーンリコーダーまでは黄青白、
サクラノリコーダー改までは
黄青紫でMHP3準拠だが、
ゴルトリコーダーからは橙空紫で一気に使える旋律が変化する。
最終段階のルナーリコーダーで使える旋律は
耐雪&耐泥・状態異常攻撃強化・全状態異常無効。
更に、一定確率でダメージを軽減する精霊王の加護が吹ける。
なぜ火属性武器なのに状態異常攻撃強化を吹くのかは気にしてはいけない。
MH4
- MH3Gから引き続き、一貫して火属性となっている。
本作のメインモンスターである黒蝕竜や天廻龍に有効なため、活躍の場は多い。
旋律の関係でPTプレイではやや使いづらいものの、基本性能の高さは折り紙つきである。
- リオレイア亜種は登場するものの、
強化段階にサクラノリコーダーはなくMHP3同様にクイーンリコーダーから直にゴルトリコーダーへ強化される。
- 使える旋律は基本的にMHP3のものと同様で、
防御力強化【大】、スタミナ減少無効【大】、風圧完全無効、氷属性防御強化【大】、高周波発生。
本作で復活したクシャルダオラとの相性も良いが、
風圧無効効果の仕様変更や火属性が弱点として効きにくいことから最適解とは言い難い。- 火に弱く風圧が厄介な相手としてはゴア・マガラが挙げられる。
登場時期もリオレイアの後であるため、タイミングもちょうどいい。
- 火に弱く風圧が厄介な相手としてはゴア・マガラが挙げられる。
- 発掘武器でもゴルトリコーダーが存在する。入手できるのはキリン除く古龍ギルドクエスト。
このため、昔懐かしの龍属性リコーダーを再現する事ができるようになった。
MH4G
- エピソードクエストに登場するリオレイア希少種のG級個体の素材を用いることで作成が可能。
- 発売二ヶ月後に満を持して登場しただけのことはありその強さは折り紙つきで、
攻撃力1508に火属性560と、攻撃性能が極めて高い。
それに加えて匠で長い白ゲージ+並程度の紫ゲージにスロットが1つと、
全体的に隙のない武器に仕上がっている。- 音符の色はゴルトリコーダーと同様で、攻撃的な性能の割に防御寄りの演奏効果が揃っている。
足回りのケアに関してはピカ一なので、
効率狩りよりもストレスフリーな狩りをしたいハンターにオススメの一振りである。
- 音符の色はゴルトリコーダーと同様で、攻撃的な性能の割に防御寄りの演奏効果が揃っている。
- 高い火属性とスタミナ減少無効・氷属性防御強化の旋律を備えているので
今作で復活を果たしたウカムルバス相手に担いでいけば大活躍が見込めるだろう。
ただし耐雪・耐泥の旋律を吹くことはできないので、その点は留意しておこう。
- スタミナ減少無効と高周波を併せ持つ唯一の笛なので、G★2からの隕石納品のお仕事には都合が良い。
高周波でガブラスを黙らせつつ、強走効果で走って運搬ができる。
ただし運搬距離はそれほど長い訳では無いので、適したお守りが手に入ってランナーあたりを
追加できるようになれば、単純なスロ3+高周波のフルフルホルン系列の方が良いだろう。
MHX
ゴルトリコーダーは最終進化を
経て、神の寵愛を受けた。厳粛
たる旋律は万民を平伏させる。
(ルナーリコーダー)
- 希少種が登場する本作でも続投。
ヴァルキリコーダーからの派生で入手可能だが、元武器のままの派生が存在するためか
ルナーリコーダーは再び龍属性に戻った。
ただし音色はMH4Gと同じく紫青黄の防御特化。
- 性能を見れば高めの攻撃力210に及第点の龍属性28、さらにスロット1つ。
匠2で出る白ゲージは20と心許ないが、素の青ゲージは30とそこそこ長い。
ただ性能は限りなくエターナルオルゲールの劣化に近く、差別化は厳しい。
しかもあちらの音色が紫青黄の実質上位互換とも言える紫橙青なため、
旋律での差別点もほぼ無いに等しく、独自の旋律は高周波くらいしか無いのもつらい所。
そして高周波と龍属性が有効な相手は2体しかいない
強化難度も相まって、基本的には趣味武器の域を出ない。
風化した笛がどうしても出ない場合に、ランスなどの補助としてそれなりに使えなくもないか。
MHXX
- 上位時点でルナーリコーダーとなっていたためか、
究極強化で新たな銘であるアマスリコーダーとなる。
- アマスリコーダーの性能は攻撃力330、龍属性30、スロット1で、
素で及第点の白30に斬れ味レベル+2で必要十分な紫30。
概ね上位の頃の性能をそのままスケールアップさせたものになっているが、
やはり上位と同じくパーペチュアルムジカが壁になる。
MHXXでは紫と白の斬れ味補正の差が小さくなっており、
旋律を含めた物理性能はこちらが紫ゲージであっても白ゲージのムジカの方が高くなってしまい、
強化時期の関係もあって上位の頃以上に立場がない。
MHW:I
- MHW時代はリオレイア希少種が不在であったため、
桜火竜武器であるロイヤルリコーダーが最終強化となっていた。
しかし、MHW:Iにて無事金火竜が復活を遂げ、
ハイネスリコーダーから金火竜の素材を使うことで最終強化・ゴルトリコーダーとなる。
リオレイア希少種の登場が遅いために黄金の姿を見られるのはかなり遅くになるが、- 高めの攻撃力1134(武器倍率270)
- こちらも高い火属性420
- 会心率25%
- 斬れ味は白60。匠3から紫ゲージ。
- Lv2スロットが1つ
- レア度12
- 音色は紫青黄のまま
紫青黄の音色を持つため相変わらず氷属性の使い手に強い。
防御力UPの旋律で守りを固め、
氷属性防御強化の旋律で氷属性やられ状態を防ぎ、
さらにスタミナ減少軽減とスタミナ最大値UP&回復の旋律でスタミナ補助を行う。
防具のスキルを考えなくともすべて旋律で解決できるため、
氷属性対策をしていない参加者も多い野良救難で生存率を上げられるのはもちろん、
フレンドとの狩りでも氷対策のスキルを火力スキルなどに回してもらえるという強みがある。
武器自体のステータスの高さはもちろんだが、
火属性と極めて相性の良い音色を持っていたこともこの笛が高い評価を得た要因のひとつと言える。
どっかの古龍の笛に見習わせたい。
- MHW環境ではレイア笛の演奏サウンドも差別化が為されており
緑色のヴァルキリー~クイーンリコーダーは素朴なベルの音、
桜色のサクラノ~ロイヤル~ハイネスリコーダーは可憐さを増したベルの音、
金色のゴルトリコーダーは荘厳でまろやかなベルの音、
といった感じのサウンドとなっている。- 中でもゴルトリコーダーはそれまでの可憐なベルの音とはガラッと雰囲気が変わり、
王宮で奏でられるようなゆったりとした調子だったり、
最後あたりに挿入されたぽぇ~という謎の音の存在感など
ゴージャスではあるものの、どこか間の抜けたような印象をも受ける独特のもの。
このため人によりかなり評価が分かれるものになってしまった。
まさかゴリ子になったから音痴になったわけではないだろうが。
たまには武器の重ね着で色と一緒に音の違いを味わってみるのも良いだろう。
- 中でもゴルトリコーダーはそれまでの可憐なベルの音とはガラッと雰囲気が変わり、
MHR:S
- MHRiseではリオレイア通常種のみ登場しており、希少種は存在していなかったが、
MHR:S無料タイトルアップデート第1弾にてリオレイア希少種が追加実装。
晴れて「ゴルトリコーダー」も復活した。
通常種武器「クイーンリコーダー改」からの派生でのみ手に入る。
こちらは最終強化2歩手前の段階だが、一発生産が可能。
今作はゴルトリコーダーが最終強化となり、ルナーリコーダーは登場しない。
- その性能は
- 通常種武器より20低い攻撃力320
- それを補う会心率15%
- カクトスゼーレに次ぐ火属性40
- 斬れ味は素で白60、匠4から紫
- 全属性やられ無効、会心率UP、スタミナ消費軽減
- 通常スロットはLv3が1つ
- 百竜装飾品スロットはLv2
ちなみに本作に登場するリオレイア希少種武器の内、火属性なのはこれだけである。
- 火属性値は高めだが、属性値UP旋律を持つツィノフランフラップには及ばない。
全属性やられ無効という個性も妃蜘蛛のランキュ・ド・エテルネと被っており、
さらに彼方とは素の会心率を活かす方向性まで被ってしまっている。
妃蜘蛛武器と比較して高めの攻撃力やLv3スロットを活かしていきたい。
MHF
- HR91でゴルトリコーダー改に強化するとそこで一旦強化が止まる。
赤の音色を持ち合わせていないため攻撃力強化の旋律を演奏できず、やや不人気。
- SP武器として「ソラノリコーダーSP」も登場している。色は鮮やかな水色で、属性は龍属性。
突き抜ける空のように、透き通った音色を奏でる狩猟笛。
色から勘違いされやすいが、リオレウス亜種の武器ではない。
MHST
- RPG作品となった今作でも狩猟笛の一本として登場。
下位ではヴァルキリコーダーとなる。
- 金火竜素材を使い上位進化でゴルトリコーダーとなる。その性能は以下の通り。
- 火属性8・攻撃力116(最大強化時)
- 狩猟笛にほぼ共通の会心率4%
- スキルは下位と同じく「元気のタンゴ」
- 金火竜素材を使うにもかかわらず、攻撃力は炎王龍笛のテオ=クエルダ・アグナ笛のフレイムエリオーネに
次いで3番目。というか火属性笛はこの3本だけしかない…。
とはいえ僅か4以内の差であり大して変わらないので、リオレイア系統をメインとして
連れているなら本武器を活用したい。
MHST2
- 本作では前作と同様に下位ではヴァルキリコーダーとなるが、
リオレイア希少種は発売時点では登場していなかった。
無料アップデート第5弾にてリオレイア希少種と共にルナーリコーダーが実装されている。
余談
- 強化前のサクラノリコーダー(桜のり子)と同じようにゴルトリコーダーにも愛称があるのだが、
ゴル子とかゴリ子とか呼ばれていて正直あまり可愛くない…。
せめてルナーリコーダーはルナ子と呼んであげよう。
- おそらくゴルトリコーダーはアルトリコーダー、
そしてルナーリコーダーはテナーリコーダーとかけていると思われる。
アマスリコーダーはバスリコーダーが元で、
名前の語源は金銀双剣のテンリュウノツガイ(天竜の番い)から察するに天(アマ)+バスということかもしれない。
そのためゴルドではなくゴルトなのであろう。
“gold”のドイツ語読みがゴルトであることを考えると、うまい具合にハマったネーミングと言える。
- MHP3以前は、ゴルトリコーダーになるとベル部分の根本にある"萼"の装飾が大きくなり、
より豪華な見た目となっていた。
関連項目
モンスター/リオレイア希少種
武器/火竜武器
武器/ヴァルキリコーダー - 通常種武器
武器/シルバーウインド - メインシリーズに先駆けてMHFで登場した旦那(希少種)の狩猟笛。
武器/グロードフラップ - MHXにてようやく登場した旦那(二つ名)の狩猟笛。
武器/フレイムフラップ - MHRiseにてやっとこさ登場した旦那(通常種)の狩猟笛。