MHX(X)、MHR(:S)に登場するヘビィボウガン。
重厚なデザインと実用性で愛用者の多い銃。
目次
概要
- ガンランスの「討伐隊正式銃槍」、
チャージアックスの「精鋭討伐隊盾斧」、
スラッシュアックスの「精鋭討伐隊剣斧」などに次ぐ新登場の討伐隊武器。
今までの討伐隊武器の類例に漏れず、鉱石をベースにしたシンプルかつ機能的なデザインのヘビィボウガンである。
シールドを取り付けると、前方を確認できる穴の開いた盾が付き、
パワーバレルだとロケットランチャーのような弾頭が付属する。どこから弾出てるの?なんて言っちゃダメ
発射音は独特の甲高い金属音で、見た目に反してユニーク。
- その見た目と銃の上に乗った皿形弾倉から、モデルとなったのはルイス軽機関銃であると思われる。
性能
MHX
- 反動中、リロード普通、ブレなし、平均的な攻撃力にスロット1というザ・凡庸な基本スペック。
まぁこのいぶし銀な地味さが討伐隊武器の魅力でもあるので、ここまでは予測の範疇だろう。
- 装填弾種は、多めの通常弾と散弾。貫通弾は控えめで拡散・徹甲榴弾への適性は低い。
状態異常系の弾はほとんど使えないが、内蔵弾に鬼人弾と硬化弾を持つ。
他の内蔵弾はLV1強装弾と榴散弾。また電撃弾を装填可能。
- 最終強化、近衛隊正式重砲のスペックは、
- 攻撃力は210とそれなりに上昇。その他の基本性能は強化前からそのまま継承。
- 通常弾7/7/8、貫通弾4/4/0、散弾6/4/3。徹甲榴弾と拡散弾はほとんど使用不可。
- 電撃弾の装填数が5発と一線級に。
- しゃがみ撃ち対応弾は強装弾と榴散弾。
「多目の通常弾と散弾、電撃弾で攻めつつ、
アクセルシャワーが使用可能になり次第強装弾と榴散弾のしゃがみ撃ちで一気呵成に攻める」が基本運用となる。
正直反動軽減スキルを割いてまで強装弾と榴散弾を使うのは無駄が多い
(他に反動軽減を要する弾がLV2貫通弾とLV3散弾ぐらいしかない)ため、
「反動軽減なしで使える弾」「狩技でサポートする弾」を適宜切り替えながら使うといいだろう。- 地味ではあるが、榴散弾特化のヘビィはほとんどなく、瞬間火力はなかなかどうして馬鹿にできた物ではない。
電撃弾や通常弾への適性も高く、全体的な性能は割と優秀である。
「強武器」ではないが、立ち回り含めて意外と面白い武器に仕上がっている。
「立ち撃ち」「しゃがみ撃ち」を適度に切り替えながら、
ヘビィの基本に則ってバシバシと弾を撃ち込んでいくのは、意外と他の武器では味わえない楽しさである。 - 榴散弾には散弾強化が乗るため、スキル枠を無駄なく使うなら散弾メインで立ち回ろう。
一方散弾では味方の巻き込みが気になるところ。
いっそ味方を巻き込みにくいエリアルスタイルを選ぶのも一手である。- この武器の強みは実質ほぼ榴散弾しゃがみに依存している。
そのため、しゃがみ撃ちが使えないストライカースタイルでは、
平凡極まりない装填数と平均レベルの攻撃力故にほとんど他武器の劣化としか言いようがない。
ここは素直にギルドやブシドーを選ぼう。
- この武器の強みは実質ほぼ榴散弾しゃがみに依存している。
- 鉱石武器ではあるが、最終強化に骸龍の喰砕牙を用いるので生産時期は遅め。
ノヴァクリスタル3個も結構面倒くさい。
ちなみになぜか要求されるカテゴリ素材は、鉱石ではなく虫。
MHXX
- LV5で究極強化インペリアルカノンとなる。
獰猛な業炎袋と炎戈竜の剛爪があればいいので、強化難易度は低い。
やはり要求される汎用素材は虫素材である。
- 攻撃力は330と高くはないが、及第点クラス。スロットが地味に一つ増設された他は、ほぼ上位と同じ。
装填数はG級相当に強化されているが、立ち回りに関してはほぼ同じだろう。
榴散弾をしゃがめるヘビィはG級でもろくに追加されなかった(というか他に榴散弾をしゃがめるのは
所持弾数たった8発の黒縄鬼砲【章断】のみ)ため、
地味な外見ながら他のヘビィとは被らない独自のポジションにいる。- しかし、G級強化された影響で榴散弾と強装弾の素の装填数が強化されたため、
実はしゃがむ意味はかなり薄くなっている。
強装弾はそのままで、榴散弾は装填数UPを付ければ素の装填数としゃがみ装填数が互角になるため、
アクセルシャワー前提ならむしろストライカーやレンキンを選ぶ意義も十分ある武器になっている。
- しかし、G級強化された影響で榴散弾と強装弾の素の装填数が強化されたため、
MHRise
- MHRiseでも上位武器として登場。アイアンアサルトを強化していくか、一発生産によって入手可能。
ただし一発生産では鉄壁珠の生産にも使われる河童蛙の大皿を要求されるので、ランス/ガンスも使用しているなら
アイアンアサルトを順当に強化していく方がおすすめ。
- Ver.3.0時点での最終強化は「近衛隊正式重砲」。
轟竜の鋭牙、蛮顎竜の鋭牙といった素材を要求されるため、強化時期は遅く作成難易度も高め。
その性能は、- かなり高い攻撃力230、会心率0%
- ブレなし、反動「中」、リロード「普通」と及第点
- 嬉しいことに特殊弾は機関竜弾
- スロットはLv1が1つ
- 百竜強化は攻撃力強化III/防御力強化III/鉄蟲糸技強化
- 通常弾7/6/5、貫通弾3/3/0、放散弾5/3/3、拡散弾2/0/0、徹甲榴弾0/1/0
Lv2徹甲榴弾は単発自動装填対応 - 斬裂弾装填不可、竜撃弾1発装填
- 状態異常弾は装填不可
- 属性弾は電撃弾が4発装填で移動射撃可能
- マイナス会心無しで攻撃力230を持つ、スペック上は非常に強力なヘビィボウガン。
ただし、物理弾の装填数は全体的に控えめなため、素の状態ではその高い攻撃性能を活かすのは難しい。
普通に戦うなら、装填拡張や弾薬節約といったスキルで装填数のカバーをしてあげたいところ。
- しかし、このヘビィの目玉は高攻撃力ではなく、百竜強化にあるといっていい。
百竜強化のうち「鉄蟲糸技強化」は、鉄蟲糸技の攻撃力が1.1倍になる効果がある。
ヘビィの場合はカウンターショットが強化される訳だが、基本攻撃力の高い本ヘビィとの
相性は中々に良く、弱点特効や超会心といった火力スキルを採用した上で
弾肉質45の部位にカウンターショットを撃つと、会心発生時に400程度のダメージが発生する。
リオレイアの頭部など弾肉質60以上の部位に至っては、600に迫るダメージを与えるのも不可能ではない。
開戦直後の咆哮や後隙の大きい技を受け止めて放つカウンターとしては破格と言っていいだろう。- また、鉄蟲糸技によって大ダメージを与える関係上、操竜への移行も早い。
乗る前に機関竜弾を装填しておけば、操竜後に強力な追撃を叩き込むことが可能。
敵の大技を受け止めて強烈なカウンターをぶち込み、グロッキーになったモンスターを
操竜で壁に何度も叩きつけ、たまらず倒れこんだ所に機関竜弾の雨を浴びせる……
ここまで決まった時の快感は筆舌に尽くしがたい。
そこまでいくと相手が少し可哀想ではあるが
上手くはまれば爽快感あふれる狩りを楽しむことが出来る。
若干玄人好みな運用法になるが、普通の狩りに飽きてきたら試してみてはいかがだろうか。 - また、鉄蟲糸技によって大ダメージを与える関係上、操竜への移行も早い。
MHR:S
- MR強化が追加。なんと大型モンスター素材を使用せずに強化できるというお手軽さ。
MHXXのG級強化は大型モンスター素材が必要なものの強化がしやすいという点で似ており、
そんな方向にシフトしているのだろうか。
最終強化に必要な傀異化素材もEX★1で手に入る骨でいい。
- そして、最終強化「インペリアルカノン改」。その性能は
- EX★1時点ではかなり高い攻撃力360、会心率0%
- ブレ、反動、リロードは上位から変化無し
- 特殊弾が機関竜弾なのも変わらず
- スロットはLv2が2つに強化
- 百竜スロットはLv2
- 通常弾8/7/6、貫通弾5/5/0、放散弾6/5/4、拡散弾2/0/0、徹甲榴弾0/1/0
Lv2徹甲榴弾は単発自動装填対応 - 竜撃弾1発装填、電撃弾4発装填、斬裂弾と状態異常弾装填不可は変わらず
鉄蟲糸技強化が没収されたのでカウンターショット強化手段を取り上げられたのは痛い。
しかし傀異化モンスターを討伐出来るようになればすぐ作れるので攻略用の一丁としてはそこまで悪くない。