登場人物/ツンデレハンター

Last-modified: 2024-11-03 (日) 19:56:55

ポッケ村集会所のクエストボードの前に立っている女性ハンター
立ち位置的には前の自称・腕利きハンターや後のハッハッハッハー!の人と同じ。
一人称は「アタイ」で本名は不明。アタイといえばあの系譜であるのはお察し…。
主人公であるプレイヤーの先輩に当たり、登場した時点では主人公と同じ初心者である。
その後、主人公の後を追いながら順調(?)にハンターランクを上げていく。

目次

概要

MHP2

  • 初登場作品。話しかけると「やぁ!」と明るい元気な声で挨拶してくれる。
    だが注目すべきはその声ではない。セリフの内容である。
  • 「ふーん。アンタね。わざわざギルドから来て崖から落っこちたっていうマヌケハンターは!」
    と初対面のプレイヤーに向けて言い放つ。しかしその後集会所でのクエストの受け方を教えてくれる。
    「ふーん。まだいたのね。
    ドスギアノスに挑んだって聞いたから、きっと泣きながら帰ってくると思ってたのに…。」

    と言った後に、集会所で他のハンターのクエストに参加する方法を教えてくれる。
  • このように、プレイヤーに対する態度がツンデレであることから、この呼び名がつけられた。
    他にも各武器の扱い方や、訓練所の重要性などを聞いてもいないのに教えてくれる。
  • だが、そんな彼女の実態はいわゆるドジっ娘である。
    会話中で分かるだけでも、主人公の持つ武器を自分が一番欲しい物であると口を滑らせる、
    砥石の詰めすぎでポーチを破るなど。
    そんなわけで大抵のプレイヤーからはココット村のアイツのように、実力は大したことないと思われがちである。
    • しかし世界観上、上位ハンターとしてギルドから認められるのは簡単な事ではないし
      (実際、主人公が慕う村の先代ハンターも下位止まりである)、
      G級はそれこそ大陸全体から見てもほんの一握りと言われるハンターの最高位である。
      主人公の進行度合いにもよるが、そんなランクにトントン拍子で昇格し、
      各種の危険な緊急クエストを依頼される事もある彼女は、
      むしろ歴代のハンターの中でもかなりの実力者であると断言できよう。
      集会所での姿からは全くそう見えないが。
  • その後、彼女は緊急クエスト「起源にして、頂点」出現時に主人公より一足先にアカムトルムに挑むも敗北。
    主人公を「ここぞとばかりにバカにしに来た」と勝手に思い込み、賭けを仕掛ける。やっぱりドジっ娘である。
    しかしその対価が
    「アカムトルムに勝てたらあなたの言うことを何でもひとつだけ聞いてあげちゃう。」
    ちなみに、
    「もし勝てずに逃げ出したら、皆の前でイャンクックのモノマネをしてもらうからねっ!」という事らしい。
    ちょっと楽しそうと思ったそこの貴方。貴方は決して間違ってはいない。
    とは言え、アカム相手にもし勝てずに逃げ出したとしても
    皆の前でイャンクックのモノマネをさせられる事は無いので
    気を取り直して装備と準備を整え直し、心して再戦に挑むと良い。
    何だかんだと言いつつも、彼女はアカム討伐まで健気に主人公を待ってくれる。お、デレた?
    …尤もアカム討伐後に待ち受けるのは、主人公の望みを
    自分と手を組み、対等になること」であると勝手に決めつける、いつも通りの彼女の姿である。
    • 忘れがちだが、台詞から察するに彼女は古龍に匹敵する力を持つとされる覇竜に挑み
      討伐こそ成し得なかったものの重傷を負った風もなく帰還している

MHP2G

  • 本作では主人公とほぼ同時期にG級に昇格。主人公が帰るや否や
    「ヒプノックに眠らされて寝言を言ってると思ってたのに」と早速いつもの口調で切り捨て
    彼or彼女を追い越すべく高難易度のクエストに励む。
    中盤はヤマツカミの回転攻撃の避けかた(後述)を例の如く聞いてもいないのに教えるなど、
    一時は主人公を追い越すという快挙を成し遂げる。
    …「ヒプノックに眠らされた隙にメラルーにアイテムを全部盗まれる」など、ドジっ娘属性は相変わらずだが。
  • そして迫る村の危機。ギルドに内緒で雪山深奥に向かうも道に迷って泣いて帰って来た彼女は例のように、
    「ウカムルバスに勝てたらあなたの言うことを何でもひとつだけ聞いてあげちゃう」
    というセリフを口にするのだった。やっぱり誘ってんだろこの女。
    そして罰ゲームだが、
    「アタイのオトモアイルーならぬオトモハンターとして、ずっと爆弾投げに徹してもらうからねっ!」
    と言う事らしい。
    …それは地雷であっても引っ張ってあげるという事だろうか。と言うか投げられるのなら投げてみたいが。
    このハンターの爆弾投げ約13年後に実現することなるとは、
    彼女も思いもしなかっただろう。
    • こちらでも、ウカムに負けた罰ゲームとしてオトモハンターとして彼女の子飼いにされる事は無く
      やはり前作同様、今度はウカム討伐の吉報を健気に待ち続ける。
      ……、が。
  • ウカムルバス討伐後、主人公の目に飛び込むのは
    彼or彼女の願いを「最強のハンターである自分に弟子入りする」事だと断定、
    「気軽にお師匠様と呼んでいいからね。」と屈託のない顔で言う
    いつも通りにも程があり過ぎる彼女の姿であった。
    ウカムに勝ったらオトモハンターとして彼女の子飼いにされる命運が待っていた
  • なお、正体こそ伏せているが、彼女と思しき人物が依頼主となっているクエストがある。
    依頼文曰く、体調を理由に本来自分が行う依頼を回したそうだが、
    主人公のハンターに対して「気をつけて行ってくるのよ…」と気遣いを見せている。
    普段は強がっているが、本当は思いやりのある優しい女性なのだろう。

MHX

  • ポッケ村が復活したことに伴い、雑貨屋横に居場所を移し、「意地っ張りなハンター」として再び登場。
    かつてのライバル(?)であったポッケ村のハンターは現在村を離れている為、
    今度は龍歴院の要請でやってきた主人公に相変わらずの調子で声をかけてくる。
    なんと「龍歴院」を聞き取れず、「ニューネキイン」と間違って覚えていたらしい。語呂の良さは認める。
    おまけに世界有数の学術集団であるこの組織をマヌケ集団呼ばわりするなど、開口一番からエンジン全開である。
    • 彼女との会話の中から狩猟笛使いであること、最近はエリアルスタイルに凝っていること、
      そしてどうやら狩友達がいない(ないしは少ない)らしいことが公になるのであった。
      オトモ「旦那さん…もしかして、一匹狼を気取ってるのかニャ?」
    • 軽く読み流せば笑い話だが、MH2(G)時代の古龍種や古龍級生物との激戦の歴々を
      ソロ同然で潜り抜けて来たとなれば、その実力の真価は相当以上の手練れである事もうかがわせる。
  • ポッケ村にはMH3のハンターの友達親分であるチャチャと、
    大の仲良しなのでどういう訳か行動を共にしているカヤンバが訪れており、
    ツンデレ強気な3名が集う事になった。
    しかし立ち位置にかなり距離があるので接点はなく、同じ画面内に納める事も出来ない。
    別に残念なんかじゃないんだからね!

MHXX

  • 当然ながら引き続き登場
    「ふーん。また来たのね。龍識船がすっかり気に入って、もうこっちには来ないと思ってたのに…。」
    と何時になく感傷的なセリフな後で
    クエスト中に気球に向かって手を振ると、大型モンスターの居場所を一度だけ教えてくれる事を教えてくれる。
    ガチで知らなかった人も多いのでは無いだろうか?
    更に古龍観測所が飛ばしている事も語ってくれる。あと彼女ともなると手旗信号で会話が出来るそうです。
    • シレッと笑い話の感が漂うフレーバーテキストだが
      古龍観測所の関係者と情報の相互共有が認められていると言うのは凄まじい事実でもある。
      主人公のハンターは、どれだけ多くの古龍種や古龍級生物、果ては禁忌のモンスターでさえ物ともしない実力なのに
      古龍観測所の気球とは情報の相互共有が認められておらず、どんなにHRを開放して戦果を重ねても
      クエスト中に手を振って合図を送り、クエスト中に一度だけ大型モンスターの位置を教えて貰える程度である。
      つまり彼女はそれ以上の実力者として古龍観測所から認められていると言う可能性も考えられる。
    • それだけの実力者が龍識船からお呼びが掛からない理由については不明だが
      世界観的な考察では無く、メタなシステム上の都合として考えるなら
      旧作NPCの立ち位置を迂闊に拠点外へと変更させる事ができなかった事情だろう。
  • 別の会話パターンでは
    「ふーん。また来たのね。忙しくて、アタイのことなんか忘れてると思ったのに…」
    寂しかったのかやはり感傷的なセリフの後で
    卵運搬中にうっかり回避をして落とした事があるのを見抜き、
    自分は最短かつ安全なルートを完全に把握しているため失敗した事がない
    のを語ってくれる。
    某シンジケートの人!有望株がここにいますよ!!

余談

  • 初見殺しとして定評のあるヤマツカミの回転攻撃(本人曰く「ぐるぐる回転アタック」)の回避方法である
    姿勢を低くする」事を教えてくれるのは上記の通りだが、それの発見の経緯が
    「ヤマツカミの圧倒的実力を前に降参、攻撃に対し土下座でその場を凌ごうとした結果」
    という笑撃的な代物であり、多くのプレイヤーの腹筋をネコタク送りにした。
  • MHP3でも似た出で立ちで「よぅ!」と挨拶してくれる女性が自宅前に佇んでいる。
    だが口調は男勝りなもので、話す内容も戦術のアドバイスを素直にしてくれる程度に留まっている。
    なので彼女はMHP2でのツンデレさんとは別人だと思われる。そもそも鬼門番(笑)というツンデレが別にいるし。
    • ちなみに彼女はそのナイスな太ももから「太ももハンター」と呼ばれている*1
      決して素敵な太ももを持つ女性を狙う人の事ではないので注意。
  • MH4のバルバレにも彼女と似た出で立ちをした「勝気なハンター」という名の女性ハンターがいる。
    が、一人称が違うし、やはり素直に戦術のアドバイスをしてくれるので別人だと思われる。
    そもそも筆頭リーダーというツンデレが別に(ry

関連項目

世界観/ポッケ村
ゲーム用語/主人公
登場人物/汎用NPC
登場人物/酒場のボード前ハンター
登場人物/自称・腕利きハンター
登場人物/ハッハッハッハー!の人
登場人物/ヘルブラザーズ - MHGでG級と判明したNPC
登場人物/ライバルハンター - MHPでG級と判明したNPC


*1 再登場したMHXでの肩書は「冷静なハンター」