◆忍◆ ニンジャ名鑑#0359 【シナリイ】 ◆殺◆
平安時代を生きたリアルニンジャ。カリュドーンの開始と共に現世に姿を現す。ダークカラテエンパイアとの繋がりはないようだが、その目的は不明である。フィルギアと過去に浅からぬ関係あるいは因縁を持ち、儀式に伴い発生する破滅的事象を警告した。
登場エピソード
- 「ザ・シェイプ・オブ・ニンジャ・トゥ・カム」
- 「ケイジ・オブ・モータリティ」
- 「マスター・オブ・パペッツ」
- 「ヴェルヴェット・ソニック」
- 「デストラクティヴ・コード」
- 「アシッド・シグナル・トランザクション」
- 「テンペスト・オブ・メイヘム」
- 「ビースト・オブ・マッポーカリプス」
「多勢に無勢、そのように申し開きをするもよかろう、カリュドーンの獣よ」
「しかしそれでもなお、己の至らずを省みるべし」
人物
- ニンジャスレイヤーを獲物とする狩りの儀式「ストラグル・オブ・カリュドーン」に関与している謎めいたリアルニンジャ。
- ストラグル・オブ・カリュドーンの舞台となったネオサイタマを訪れ、そこで笛を吹いている。
- その正体は、かつてハトリ・ニンジャに与したニンジャの一人。そのためカツ・ワンソー派のダークカラテエンパイアとは敵対的な立場にある。
- 詳細は不明ながら、フィルギアとは古くから面識があるらしく、彼を「かつての友」と呼んでいた。
- 「シナリイ」というニンジャネームはカイデン・ネームを名乗らないフィルギアに倣って即席で考えたものである。
- ニンジャとしてはどちらかというと穏当な振る舞いで、フィルギアやニンジャスレイヤーには恭しく接して意志を汲もうとはするものの、やはりモータルの命を軽く見ている様子。
- 「ヴェルヴェット・ソニック」においては、騒ぎに集まった野次馬の浮浪者たちを排除しようとした。
- 「ヴェルヴェット・ソニック」においては、騒ぎに集まった野次馬の浮浪者たちを排除しようとした。
- 彼が初めて登場したのは2020年10月29日に掲載された「スレイト・オブ・ニンジャ」だが、この時点では交通ルールを完全に無視したその超自然的な振る舞いから、多くのヘッズが彼を代理戦士の一人と解釈しており、さらに続けて七人の代理戦士が紹介されたことで「代理戦士が八人いるのナンデ?」と混乱を生んだ。
- 彼が代理戦士とは異なる立ち位置にあることは、約2ヶ月後に開始されたシーズン4本編にて明かされることとなった。
外見
- 平安ナオシ姿の男。
- 地の文曰く「奇妙な、文明から隔絶したような服装だが、身なりのいい男」。
- その目には白目がなく、夏に見上げる夜の銀河じみた深い青色をしている。
元ネタ・考察
- シナリイ(scenery)は「風景」の意。
- 一部「シナリィ」との表記揺れも見られる。
ワザ・ジツ
- 現時点ではカラテのワザマエは不明。
- 刺すような笛の音で飛翔するフィルギアのバランスを崩させている。
迷い路のジツ
- 自身の周囲の空間を迷い路に切り離すジツ。
- 切り離された場所は奇妙にささくれた空気の壁に隔てられ、中にいる者は外部から気取られなくなる。
ストーリー中での活躍
- 「ザ・シェイプ・オブ・ニンジャ・トゥ・カム」にて初登場。七人の狩人に襲撃され、印を刻まれて地に倒れ伏したニンジャスレイヤーのもとに現れ、彼にバッテラのスシを与えた。
- その後はニンジャスレイヤーとコンヴァージのイクサの場に近付こうとしていたフィルギアを制止し、彼と会話を交わした。
- 「ケイジ・オブ・モータリティ」では、ダークカラテエンパイアが儀式において摂政の座を賭けていることをフィルギアに告げ、彼にこれ以上事態に関わらないよう警告した。
- 直後のインターミッションでは、フィルギアと共に儀式の舞台となったポンポン・ビルディングを眺めており、儀式で生まれる赤いオリガミについて、カリュドーンの磁場とニンジャスレイヤーのカラテで生まれたものだと語る。
- 「マスター・オブ・パペッツ」では、マークスリーとの激闘を制したニンジャスレイヤーの前に現れ、彼にアイサツを行った。
- 続く「ヴェルヴェット・ソニック」では、ニンジャスレイヤーに己の立場を明かした上で、平安時代のハラキリ儀式において用いられた祭器たる黄金クナイ、「セプク・オブ・ハラキリ」を授け、ダークカラテエンパイアを滅ぼす手段を伝えた。しかし、それは現世とオヒガンの境に生じた亀裂を広げ、ネオサイタマそのものすらも同時に滅ぼす手段であった。
- 「デストラクティヴ・コード」においては、ブラックティアーズとのイクサを潜り抜けたニンジャスレイヤーの前に現れ、儀式の進行やアヴァリスがサツガイの力を取り込んだことによって、深刻化の一途を辿る異変に憂う言動を取る。
- これを止めるため、ニンジャスレイヤーにセプク・オブ・ハラキリを使用して、ダークカラテエンパイアの陰謀をネオサイタマ諸共滅ぼすよう迫る。当然ながらニンジャスレイヤーはこれを受け入れなかったが、それでもセプク・オブ・ハラキリを彼が捨てていないことを冷静に指摘した。
- そこへフィルギアが割り込み、彼に敵意を向けられて呆れと悲しみを覗かせた直後、ニンジャスレイヤーの怒りのカラテを受け、血痕と寂しげな笑みを残して去った。
- 「テンペスト・オブ・メイヘム」では、アブストラク・オリガミをゲン・ジツで彩って回っていたザナドゥを捕え、その行いを咎める。
- ニンジャスレイヤーにセプク・オブ・ハラキリを使用させてダークカラテエンパイアを滅ぼすために、ザナドゥの行為は邪魔だとして彼を排除しようとするも、現れたフィルギアに阻止される。
- 「ビースト・オブ・マッポーカリプス」では、キンカクの具現化が進む程にセプク・オブ・ハラキリを使用する好機は近づくとして、ニンジャスレイヤーの戦いを傍観していた。
- しかし、ニンジャスレイヤーはアヴァリスへの攻撃にセプク・オブ・ハラキリを使用してしまい、現実世界に現れたキンカクの対処はザナドゥを始めとするネオサイタマに生きる者たちによって成された。
- 目論見が外れて悔しがる彼を、フィルギアは現代文明に揉まれることをすすめて笑う。シナリイはそれを断固拒否し、姿を消したのだった。
一言コメント
- フィルギアの反応を見るに、単なるリアルニンジャの知人というレベルではなく、準備なく相対すること自体が躊躇われる程の強大な、あるいは高名なアーチニンジャである模様。 -- 2021-02-09 (火) 21:45:49
- パガ=サンと殺りあって欲しいな、状況的に難しかろうが -- 2021-02-10 (水) 03:22:28
- オブラートに包んで入るが嫌味な平安貴族アトモスフィア重点な -- 2021-02-10 (水) 19:27:37
- シナリイ=サンとスシの人が同一人物だっていう描写はあったっけ。虹彩がないと白目がないで微妙に表現が違うけど -- 2021-02-11 (木) 19:52:32
- わりと普通にフィルギアの元カレの可能性もある -- 2021-02-13 (土) 00:38:03
- ネザーキョウにもヘグイを操ってた笛吹きがいたけど、もしかして・・・ -- 2021-02-14 (日) 14:56:06
- ↑3 単に虹彩も白目も両方無いってことでいいのでは -- 2021-02-14 (日) 16:17:39
- ピューと吹くシナリイ=サン -- 2021-02-20 (土) 20:13:11
- まだ未確定やが、フィの字の婚約者関連、義理の姉とか?あとどの陣営かも気になるな、大穴狙いだとニンジャスレイヤーの繋がりがあり、仲間でも敵でもないってことでユカノの所とかか? -- 2021-02-22 (月) 13:05:58
- やっぱり、バッテラスシは、スシの中でも体力回復機能が高いのだろうか? ゲームで言うHPを満タンにするアイテムみたいなものか? -- 2021-02-23 (火) 17:01:16
- スシを食べている。さては手負いか!? -- 2021-02-23 (火) 18:49:57
- 隙は与えぬぞ!イヤーッ! -- 2021-02-23 (火) 19:50:29
- 風景という意味のニンジャネームは彼の宇宙めいた瞳を意味する以外にも彼の価値観を反映しているのかも知れない。sceneryとは模型分野の用語では風景自体を縮小して展示する箱庭めいた模型を指す。彼の台詞からは現世は強大なリアルニンジャ達にとって箱庭のようなものでありそこに住む者に自由はないという諦観が感じられる -- 2021-02-23 (火) 21:40:24
- フィルギア=サンの親父がニンジャ大貴族だったらしいし、親父と知り合いだった高名なニンジャとかで、息子の彼が子供の頃から知ってるおっちゃん的な扱いなんだろか? -- 2021-02-24 (水) 06:34:38
- ↑6 読み直したら男!?女じゃなかったのか! 『サイバネに溢れたこの世界で、女かどうかを精確に定義するのは難しいね』 「じゃあどうすんだ」 『ソンケイを信じるんだ』 「つまり俺が奴を女だと認識した事が重要なわけだろ」 『そうさ』 『彼が俺は女じゃないって言っても、彼自身にそれは証明できないんだ』 「そうだよな!」 -- 2021-02-24 (水) 10:02:00
- ダマラッシェー! -- 2021-02-24 (水) 12:05:45
- シカタナイネ、距離の近さが昔同棲してた高学歴元カノ感あります実際 -- 2021-02-24 (水) 13:24:28
- 黒目がちの目というとリゾット・ネエロ=サンあたりの目に近いのだろうか 性格も服も大分違うが -- 2021-02-24 (水) 15:25:31
- もしかしてこの人が最後の狩人だったりして… -- 2021-06-20 (日) 16:43:10
- ↑2 銀河じみた目と聞いてぷっつんかみーゆ=サン想像してしまいました -- 2021-07-24 (土) 16:43:19
- まさか、ニンジャスレイヤー=サンに、自分から言葉をかけるとは! ますます意図が分からない。 -- 2021-07-24 (土) 21:05:11
- タナカ・ニンジャじゃないだろうか。根拠は見た目だけだが -- 2021-08-25 (水) 00:39:52
- 思わせぶりでナヨっちい言動からニンジャネームには「しなり」あるいは「しなを作る」という意味合いも含まれてるんじゃないかと思ったり -- 2021-08-25 (水) 01:25:38
- フィルギア=サンは平安時代は老若男女問わず浮名を流したというのでもしかするともしかするかもしれません -- 2021-10-16 (土) 06:59:57
- わざわざ「フィルギア」=サンと強調していたあたり、フィルギアのカイデンネームはシナリイ=サンの口から語られそうですね -- 2022-04-23 (土) 18:02:44
- ついに、ニンジャスレイヤー=サンと狩人の戦いを見に来ましたね。はたして、その真意は? -- 2022-07-30 (土) 18:34:47
- セプク・オブ・ハラキリを勧めることがセプハラって呼ばれてるの好き、間違いなくハラスメントだし -- 2022-07-30 (土) 23:38:49
- ↑セプクハラスメント! 実際、現実世界の江戸時代では、失敗した武士に、周囲の親戚などが「家の名誉を守るためにセプクせよ」と圧力をかけることがあったらしいですね(諸説ある)。 -- 2022-07-31 (日) 10:54:05
- 恰好聞く限りだともうメガテンのマサカドとしか思えない -- 2022-11-19 (土) 05:22:14
- シナリイ=サン自体の強さって、どんな感じなのだろうか?ジツは嵌ると強そうだけど、外野から来たフィルギア=サンのカラテで打ち破られているあたり、そこまでカラテ強者ではないのかな? -- 2022-11-21 (月) 21:51:54
- あれは彼我のカラテ差というよりはフィルギアにつかまれたからああなったっぽいよなぁ -- 2022-11-22 (火) 08:12:55
- フィルギアとの会話で「我が神器、セプク・オブ・ハラキリの力…」とか言ってるし、そんじょそこらのアーチニンジャではなさそう。格は六騎士レベルか? -- 2023-06-20 (火) 17:51:25
- カラテで倒されたサツガイは、キンカクにアセンションしていないっぽいのに対して、セプク・オブ・ハラキリで倒されたアヴァリス=サンは、キンカクにアセンションしたとのこと。これが、セプク・オブ・ハラキリの力なのですかね? -- 2023-06-20 (火) 21:06:16
- S.O.Hくれてありがとね。おかげでアヴァリス倒せたぜ。 -- 2023-06-23 (金) 23:17:16
- リアルニンジャはシカトしまくるとしょぼくれるぞ。 -- 2023-06-24 (土) 05:36:52
- 儀式を止めたかったのは分かるけど、結局立ち位置が分からなかったから止める理由も分からず仕舞い。本当に止めたいならセプクなんて自主性に任せずマスラダみたいに自分で刺せばいいのに -- 2023-06-24 (土) 07:51:42
- 性格的に策謀家キャラ正直あんまり向いてないよね。大人しく現代文明堕ちしてフィの字とコロナ飲もう? -- 2023-06-24 (土) 09:21:01
- ↑最終的には、実際、そうなる可能性もあることですね! 今後の可能性に、期待な! -- 2023-06-24 (土) 11:03:35
- シナリイ=サン「マスラダ=サン! これが勝利の鍵だ!」 ラスボス・アヴァリスを倒したニンジャスレイヤーの剣、S.O.H.! 玩具メーカーが、光って音が鳴るオモチャとして出せば、実際、子どもたちに爆売れなのでは? -- 2023-06-24 (土) 22:22:18
- 文化的にネオサイタマよりはキョ―トの方がまだ馴染める可能性はあるかもしれん。いやキョ―トも現代化してるから文句言うかもしれんが。 -- 2023-06-24 (土) 22:46:14