スウェーデン RankⅢ 自走式対空砲 Landsverk L-62 ANTI Ⅱ
概要
Ver1.97 “Viking Fury”にて実装された40mm機関砲を搭載するスウェーデンRankIIIの対空戦車。Lvtdgb m/40に比べてだいぶ対空戦車らしい見た目になった。
必要経費
必要研究値(RP) | 26000 |
---|---|
車両購入費(SL) | 100000 |
乗員訓練費(SL) | 29000 |
エキスパート化(SL) | 100000 |
エース化(GE) | *** |
エース化無料(RP) | *** |
バックアップ(GE) | 120 |
護符(GE) | 1100 |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 3.7 / 3.0 / 3.0 |
RP倍率 | 1.42 |
SL倍率 | 0.7 / 1.3 / 1.5 |
最大修理費(SL) | ***⇒*** / ***⇒*** / ***⇒*** |
車両性能
項目 | 数値 |
---|---|
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後) | |
砲塔旋回速度(°/s) | **.*⇒28.6 / **.*⇒16.4 |
俯角/仰角(°) | -5/85 |
リロード速度(秒) (初期⇒スキルMAX+エース化) | 0.65⇒0.5 |
スタビライザー/維持速度(km/h) | 一軸・二軸・肩当て式・無し/ *** |
車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | 12 / 13 / 12 |
砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 10 / 10 / 10 |
船体崩壊 | 有・無 |
重量(t) | 10.6 |
エンジン出力(hp) | ***⇒2350 / ***⇒144 |
2,350rpm | |
最高速度(km/h) | 44 / 40 |
実測前進~後退速度(km/h) | *** ~ -*** / *** ~ -*** |
最大登坂能力(°) | ***⇒*** / ***⇒*** |
視界(%) | 71 |
乗員数(人) | 4 |
レーダー
なし
暗視装置
なし
武装
名称 | 搭載数 | 弾薬数 | 弾薬費 (SL) | |
---|---|---|---|---|
機関砲 | 40mm Ivakan m/36 cannon | 1 | 144 | 20 |
弾薬*1
名称 | ベルト名 | 弾種 | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||
40 mm lvakan m/36 | 規定 | APC/HEFI-T | 79 | 75 | 60 | 46 | 35 | 26 |
slsgr m/36C | HEFI-T/HEFI-T/HEFI-T/APC | 79 | 75 | 60 | 46 | 35 | 26 | |
slhpgr m/43 | SAPHEI/SAPHEI/SAPHEI/HEFI-T | 66 | 62 | 48 | 34 | 25 | 18 |
弾種
名称 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||
APC | 1.2 | - | 800 | 79 | 75 | 60 | 45 | 36 | 26 |
SAPHEI | 1 | 43 | 880 | 66 | 62 | 48 | 34 | 25 | 18 |
HEFI-T | 1 | 44 | 850 | 3 |
車両改良
Tier | 名称 | 必要RP | 購入費(SL) |
---|---|---|---|
I | 履帯 | *** | *** |
修理キット | |||
砲塔駆動機構 | |||
弾薬開発1 | |||
II | サスペンション | *** | *** |
ブレーキシステム | |||
手動消火器 | |||
火砲調整 | |||
弾薬開発2 | |||
III | フィルター | *** | *** |
救急セット | |||
昇降機構 | |||
弾薬開発3 | |||
IV | 変速機 | *** | *** |
エンジン | |||
追加装甲 | |||
砲撃支援 |
カモフラージュ
研究ツリー
前車両 | Lvtdgb m/40 |
---|---|
派生車両 | - |
次車両 | Lvkv 42 |
解説
特徴
小柄な車体に40㎜ボフォース機関砲を1門搭載している。
【火力】
前車から火力は据え置きであるがその効果は依然健在であり、単発機相手なら対空砲弾により一撃で粉砕可能である。が、砲塔の旋回速度が遅く高速で飛行する単発機に追従することができない。車体の旋回も合わせて追従する必要があるため非常に苦労する。発射レートも対空砲としては極めて低く撃墜には慣れが必要。
となるとどうしても対地戦闘が増えてしまいがちである。
傾斜装甲を持つ車両や増加装甲を取り付けた車両、重戦車などと会敵しやすくなったため近距離でも正面からの撃破は難しくなった。砲弾は100mでの貫通力が規定弾で75㎜である。開発弾の徹甲弾ベルトは100mで62㎜となっている。開発弾は貫通力は下がってしまっているが実は徹甲榴弾であり貫通後の被害が規定弾より大きい。装甲の薄い側面や背面を取った場合には開発弾を使い、やむを得ず正面切っての戦闘や弱点狙撃、重装甲の相手などの時に規定弾に切り替えるなど柔軟に対応しよう。
弾数は1弾倉あたり8発で18弾倉分を携帯できる。発射レートが早いわけではないが敵も硬くなり使用弾数が増えてしまいがちなので残弾の管理や砲身の過熱には注意してもらいたい。
ちなみに俯角が5度となっているが、実は5度を取れるのは正面に限った話であり側面のでっぱりから車体後部にかけて徐々に仰角が掛かっていく。エンジン部分にかかるころにはほぼ俯角0度になってしまうので起動戦を仕掛ける際には気を付けよう。
【防御】
ない。一応、前者のように乗員がほぼむき出しの状態からは進化したが、辛うじて地上からの7.7㎜機銃を防げる程度である。ほぼほぼ全周が10㎜程度しかなく、正面は一応傾斜がついているが機銃の12.7㎜は防ぐことはできない。攻撃されればほぼ撃破されたものと考えていい。
砲塔もオープントップで上空からの攻撃で4人中3人がやられてしまう。総じて耐久性には難がある。
【機動性】
陣地転換には困らない程度の機動性である。もっさりした機動性で、ある程度の速度が出るまで時間がかかる。改修が終われば多少改善されるものの、後退速度も4㎞/と遅めで積極的な機動戦には向かない。
敵の側面を取るにはルート選びを慎重に行う必要がある。
使い勝手としては対空もできる少し機動性の低い機関砲型軽装甲車といったところである。火力は悪くないが、敵の正面からや敵の種類によっては攻撃しない判断も必要になってくる。対空もできなくはないので狙えそうなときには積極的に撃っていこう。
史実
L-62 anti IIは、第二次世界大戦中、スウェーデンのランズヴェルク社によって開発された対空自走砲である。
L-62は、それ以前にランズヴェルク社が開発した軽戦車、L-60からエンジンやトランスミッション、サスペンションなど多くのコンポーネントを流用し、1940年から1941年にかけて開発された。ただし車体は搭載砲に合わせて全長、全幅とも大型の専用のもので、転輪も似た形状ではあるがL-60軽戦車のものより小径で、片側5つに増やされている。
武装は1930年代に同じくスウェーデンのボフォース社が開発し、輸出兵器として成功を収めていた60口径40mm機関砲で、これを360度回転可能な、上面のみ開放式の大型砲塔に搭載した。
スウェーデン軍には採用されなかったが、少数がフィンランドに輸出されて対ソ戦(継続戦争)で使われたほか、小改良型が40Mニムロードとしてハンガリーでライセンス生産された。
フィンランドは冬戦争後、1941年4月にスウェーデンに6両のL-62を発注した。武装のボフォース40mm機関砲は、すでにハンガリー製ライセンス品をスウェーデン経由で購入・保有していたため、予算節約のため購入したのは武装抜きの車体で、購入価格は1両あたり16万5000スウェーデン・クローナであった。砲の搭載は最初の1両のみがスウェーデンで、残りはフィンランド国内で行われた。L-62は翌年に全てフィンランドに到着、この6両で装甲防空中隊が編成された。これらは当初R-901~R-906の登録番号を与えられたが、1943年夏、登録番号システムの変更によりPs.455-1~Ps.455-6となった。
1944年夏、ソ連軍の攻勢が始まると、防空中隊は戦車師団とともにカレリア戦線に投入された。中隊は6月11日から7月11日にかけての戦闘で10機のソ連機を撃墜し、フィンランド軍戦車部隊の対空防御に貢献した。
フィンランド軍の6両のL-62はすべて大戦を生き延び、戦後も長く軍籍にあった。2008年現在、少なくとも4両がフィンランド国内に保存されており、動態保存されて可動状態の車両もある。
また、ハンガリーでは「40M ニムロード(40M Nimród)」として135両がライセンス生産され、対ソ戦に投入された。
小ネタ
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外部リンク
コメント
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