MEC

Last-modified: 2020-05-03 (日) 10:10:48

はじめに Edit

「チャンス(ピンチ)なのに水温、油温がオーバーヒートしてwepを維持できない!」「エンジンがいきなり壊れて墜落した!?」
これらはオーバーヒートの概念があるRB以上の戦場に足を踏み入れた者にとって誰しも覚えがある経験ではないだろうか? ここで紹介するマニュアルエンジンコントロール(manual engine controll:以下mec)はこの問題を根本的に解消し、それだけでなく機体の性能を最大限引き出すことができる中級者以上にとっての必須技能である。上記の問題に悩むRB以上初心者、腕を磨きたい中級者諸氏の参考になると幸いである。

そもそもmecって何で必要なの? Edit

設定をいじらない限り、モードに関わらずエンジン操作は自動で行われるオートマチックエンジンコントロール(automatic engine controll:以下aec、オート)である。しかしこのaecはmecに比べ利点も多いのだがラジエーター回りの管理がかなり大雑把で、wep中は0%、通常出力時は100%と極端なのだ。ご想像の通り0%状態ではエンジンはすぐ加熱してしまい最悪破壊され、100%状態ではエンジンはよく冷えるが馬鹿にならない空気抵抗がかかる。故にF4Uや疾風等の一部の空冷機体を除きmecを使わなければwepを維持できず、それ以下の出力では数値以上に性能が下がってしまう。これがwepに制限がなく、エンジン加熱の概念があるRB以上でmecが必要とされる理由である。

mecを始めよう Edit

mecで主に操作するのは
①ラジエーターの開放度
②プロペラピッチ
③燃料混合比
④過給機の段速
の4つであり、これ以上は実用というより趣味の領域なのでここでは割愛する。では、まずはキー設定から始めよう

mecのキー設定(tenキー付きキーボード用) Edit

人によって大きく異なるのだが、ここでは私の使っているtenキー(キーボード右端のダイヤルみたいなアレ)付きキーボードでの某実況者様のものを参考にしたものを紹介したい。PS4版、tenキーなしキーボードでの案がある場合加筆お願いします。

まずはエンジンの状態が可視化されているか確認しよう。 Edit

ホーム画面でescキー>【オプション】>【戦闘のインターフェイス設定】>【温度の表示】で「常に」を選択

エンジン操作の切り替え Edit

ホーム画面でescキー>【コントロール】>【コントロールモード】を「シュミレーターコントロール」に切り替え (後で戻します)>【手動エンジン操作】の【エンジン制御自動/手動】にYボタン【エンジンの始動/停止】にIボタンを割り当てる

燃料混合比の設定 Edit

【手動エンジン操作】の【燃料混合比】を選択し「軸の変更」>【値を増加する】にtenキーの7、【値を減少する】にtenキーの4を割り当て、【相対制御】を「はい」にし【相対コントロール感度】を80%にする

プロペラピッチの設定 Edit

【手動エンジン操作】の【プロペラピッチ】を選択し「軸の変更」>【値を増加する】にtenキーの+、【値を減少する】にtenキーの-を割り当て、【相対制御】を「はい」にし【相対コントロール感度】を80%にする。>「変更の保存」
【手動エンジン操作】の【自動プロペラピッチのオン・オフ】にtenキーのenterを割り当てる

ラジエーター、オイルラジエーターの設定  Edit

【手動エンジン操作】の【ラジエーター(オイルラジエーター)】を選択し「軸の変更」>【値を増加する】にtenキーの8(tenキーの9)、【値を減少する】にtenキーの5(tenキーの6)、【相対制御】を「はい」にし【相対コントロール感度】を80%にする。>「変更の保存」
※()内はオイルラジエーターの設定
【手動エンジン操作】の【自動ラジエーターのオン・オフ】に通常の5キーを割り当てる

過給機の設定 Edit

【手動エンジン操作】の【過給機の変速】にtenキーの0を割り当てる

フェザリングコントロールの設定 Edit

【手動エンジン操作】の【プロペラのフェザリング切り替え】にtenキーの/を割り当てる

操作エンジンの切り替え(双発機などで使う) Edit

【手動エンジン操作】の【最初のエンジンコントロール】にtenキーの1、【2番目のエンジンコントロール】にtenキーの2を割り当てる

最後に Edit

【コントロールモード】を元に戻す(マウスプレイヤーは「マウス照準」です)

一応この戻す前にエンジン制御:自動/手動が設定出来てる事を確認しておこう

また、ソレと同様に大事な事として、試合開始時はオート制御状態になっているので、MEC作業を行う前は必ず前述の制御切り替えのキー忘れずに押し、下にプロペラピッチ:50%等の文字がちゃんと出たかを確認しようこの二工程をしていれば「いざMEC!・・・アレ!?」なんて事にはならずに済むだろう。

テストプレイ Edit

テストフライトでうまく設定が出来たかを確認しよう。おススメはF4F等の米軍単発機や零戦32型など。機体によっては操作できない項目があるので留意すること。

参考にさせてもらった動画

各数値のおおまか目安と概要 Edit

ここからは各操作項目についてどの程度が適当かをそれぞれ解説しようと思う,,,のだが、これは人によって大きく異なる上、筆者自身よくわからない部分も多いので参考程度にして自分なりの目安を作ってほしい。あとわかる人が加筆してくれるとありがたいです。

燃料混合比(ミクスチャ) Edit

燃料と外気の混合比を調整することができる。エンジンによって多少の差異はあるが
地表高度で80~90%
4000mで70~80%
6000mで60~70%
8000mで40~50%
が目安だろうか、ある範囲を逸すると出力の急低下が起こるが逆に範囲内なら最高速で数km/hの違いなので問題ない。相手を追跡するときはこだわったほうがいいかもしれない。

詳細

エンジンに送り出されるガソリンに対し空気をどれだけ取り込むかの比率である。ガソリンと空気には燃焼に最適な比率が定められており、この比率のときエンジンは最高性能を発揮できる。ただし高度によって空気の密度が変わるため低高度、高高度で最適な性能を維持するためにはそれぞれ混合比を適宜調整する必要があるというわけだ。簡単に例えるなら小学校や中学校で扱うであろうガスバーナーの空気ねじ、ガスねじを思い浮かべてもらうとわかりやすい。ガスが完全に燃焼している青い炎に調整した後、実験室の空気を薄くした場合炎を青いまま維持するためには取り入れる空気を増やさなければならない。この調整を一手に担うのが燃料混合比なわけだ。ちなみに燃料過多の状態をリッチ、空気過多の状態をリーンと呼ぶ。

プロペラピッチとフェザリングコントロール Edit

プロペラの迎え角を調整することでプロペラの回転数を変えることができる
離陸時100%
上昇時、加速中95~100%
高速、急降下時90%
が目安である。また冷却系が破損したときはプロペラピッチを下げることで出力は下がるがエンジンの過熱を抑えることができる、活用しよう
またフェザリングコントロールはピッチコントロールの一種で相対風の方向に対しプロペラを完全に平行にすることで抵抗を最小化する。航空機によって使える、使えないがあるが、万一エンジンが停止したときに使えれば基地までの滑空距離を多少伸ばしてくれるだろう。
ちなみに、F型以降のメッサーやTa152などの機体でこれを100%にすると過回転によりエンジンが破損する。それ以外でも一部機体では急降下中など最高速以上の高速時に100%にしておくと過回転によりエンジンが破損することがあるため注意されたし。

詳細

プロペラピッチを調整する意義やその恩恵を理解するにはまずプロペラの原理を理解しなければいけないのだが、ここに書くには余白が狭すぎるのと筆者が面倒くさいので昔ながらの扇風機と同じ原理だと理解してもらえればいい。では完全な無風の条件下にこの扇風機Aを置いてみよう。この状況下で扇風機Aの風を起こす効率を100%とする。これは離陸時の状況と等しいと考えてほしい。ではその扇風機Aの後ろにより出力の小さい扇風機Bを置くとどうなるか。一回転当たりにブレードが空気を押す力の総量(=一回転当たりの仕事量)が減るので扇風機Aの回転数は上がり、またAのブレードが空気に対し無視できない大きさの抵抗となるので効率は下がる。これは低速飛行時(=相対風を受ける)状況と等しい。では、Bを取り除いて扇風機Aと出力がほぼ等しい扇風機Cを後ろに置くとどうだろうか。Aの回転数は著しく上がり効率は急激に落ちる。これが高速飛行時(=大きな相対風を受ける)の状況である。この時ブレードの角度を適切に調整すれば回転数がもとの状態に抑えられるため抵抗が減少し、結果的に効率が上がることになる。これと同じことが高速飛行時のプロペラピッチコントロールとその意義である。

ラジエーター、オイルラジエーター Edit

ラジエーターフラップの開きを調整することができる
ラジエーターフラップの開き具合は上昇力、加速性能、継戦能力に大きく影響するためmecでもっとも重要な要素の一つといっていい。しかし、機体ごとのエンジンやラジエーターの配置、改修状態、マップの気温、アップデート、人それぞれの戦術によって大きくその目安が変わってしまう。ここではとりあえず1.79現在におけるフル改修のA7M2で例を示そう。
A7M2 ラジエーター15% オイルラジエーター25% (寒冷地の場合-5%)
でオーバーヒートせずに常時wepを維持することができる。また開幕上昇で、ラジエーターフラップを絞ること(大体ラジエーター5%、オイルラジエーター10%)で上記より早く上昇することもできる。この場合後々のオーバーヒートは覚悟しなければならないが、液温(油温)表記が赤く点滅し始めるまでは実はオーバーヒートしても即時的な影響はない。敵の頭を押さえることができればラジエーターフラップを開き出力を抑え悠々とエンジンを冷やすことができる。一概にどちらがいいとは言えないので個々の戦術にあった使い方をしよう。

過給機 Edit

空気を圧縮する過給機を変速することができる
高高度においては空気が薄くなるため完全燃焼に必要な空気の燃料に対する容積比が大きくなることは先に述べたとおりだが、これでは単位時間あたりに燃焼できる燃料の量が減ってしまう。なら吸入する空気を圧縮して最適比率を地表高度に近づければいいじゃない!ということで考案されたのがこの過給機である。そのおかげで過給機のついている航空機は高高度でも性能を維持できる。いつもはオートが最適な高度で変速してくれるので問題ないが、mecでは一部機体を除いて自分で変速しなければならない。これが厄介でエンジンによって幅が非常に大きく、残念ながら具体的な目安はない。英wikiには機体ごとのパフォーマンスグラフが(マイナー機体、新機体を除き)載っておりそこで確認できるほか、オートが過給機を変速する高度が気圧吸入計を見ればわかる(針が大きく右にぶれる)ので各自まずはテストフライトで確認してほしい。誰か機体ごとのグラフ作ってくれないかなぁ、、、

 

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