#contents
*APSとはなにか [#b7801651]
アクティブ防護システム((アクティブ防御システムなどとも))(英:''A''ctive ''P''rotection ''S''ystem)戦車などの装甲戦闘車両において、 積極的に敵の対戦車兵器を無効化するために開発された武器システム((Wikipediaから引用))。
ゲーム内では[[T-80UM2]]や[[Merkava Mk.4M]]などの陸上車両、[[OH-58D]]や[[Su-25T]]も装備している。ただし航空機用のこういったソフトキル兵器はAPSと呼ばれるよりも、カウンターメジャー(Countermeasure、カウンターメイジャー、対抗手段)と呼ばれるのが普通である。 よってこのページでは主に陸上車両のAPSについて解説する。

*種類と特徴 [#ca6657f2]
一口にAPSといっても、ソフトキル型とハードキル型の2種類ある。下記で詳しく解説するが、大きな特徴として、発射された対戦車兵器を迎撃できる能力があるかで大まかな判別ができる。また複合型も存在する。
また、東側諸国が運用する戦車についている爆発反応装甲はAPSとは言わず、空間装甲や複合装甲も同じくAPSとは言い難い。
**ソフトキル型 [#v29fe8cf]
ソフトキル型は、対戦車兵器の発射前のロックオンの妨害や、正確な誘導の阻止、誤誘導の誘発などの種類がある。
例として、[[T-90A]]のシュトーラ((T-90Aに搭載されているシステム。ただしゲーム内やチャットではぱっちりお目目の部分を指すことが多い。))や[[M1A1 HC]]のAN/VLQ-6など。
原理は、強力な赤外線などをあえて照射することにより、誘導兵器の機能を失わせるものがほとんど。
ATGMなどの対戦車兵器の後端には、誘導用の位置マーカーを装備している。これは、対戦車兵器がどの辺を飛行しているか、発射機(誘導部)が捉えるために必要な光線なのだが、これから発する赤外線を、もっと強力な光線で妨害するものである。
***特徴 [#p75a9f10]
これらに言える特徴として、一部を除いたSACLOS(半自動指令照準線一致誘導方式)のミサイルを完全に無効化できる点が挙げられる。また陸上兵器のみならず、航空機やヘリコプターのATGMなどの兵器も妨害できる。
ただし、ソフトキル型では&color(red){&size(18){無誘導のロケットや無反動砲、HEAT-FSなどの砲弾類は妨害できない};};。
また、SACLOSでも&color(red){IRCCM};(ECCM)を搭載したミサイル ([[M3A3 Bradley]]のTOW-2や[[Pbv 302 (BILL)]]のRb 56 BILL、中~高ランクの空対地ミサイル等)は&color(red){&size(16){妨害できない};};。
さらに、
-&color(red){MCLOS};のミサイル ([[BMP-1]]の9M14や[[Type 60 ATM]]のType 64等)
-&color(red){ビームライディング方式};のミサイル ([[BMPT]]の9M120や[[ZT3A2]]のZT3A2、中~高ランクの空対地ミサイル等)
-&color(red){ミサイル自体が標的を追尾するもの}; (F&F、いわゆる「撃ちっぱなし能力」を備えたミサイル。[[PUMA VJTF]]のスパイクや[[EBRC Jaguar]]のMMP、高ランクの空対地ミサイル等)

これらに該当するミサイルも&color(red){&size(16){妨害できない};};((ただし、ABではMCLOSのミサイルは誘導方式がSACLOSに変更されるため妨害可能。))。妨害が可能なのはあくまでも&ruby(・・・・・・・・){素のSACLOS};(TOWやMILAN等)のみである。なお、ミサイルの誘導方式は改造画面で弾薬にカーソルを合わせると表示される弾薬カードから確認できる。
加えて、赤外線を照射する都合上、夜戦では自身の位置がまるわかりになってしまうため、夜戦では使いどころに困る点も。
ソフトキル型には全方位をカバーするタイプ、砲塔正面のみ防護するタイプなどの種類がある。照射装置さえ標的に向けておけばよい((WTでは指向方向があいまいなため、向きが多少ずれていても妨害できる。ただし大幅に違うと妨害できない。))ことから、小型の車両にも搭載可能である。((史実ではロシア陸軍が運用するBMP-3Mに搭載された例もある。))
&br;
//
**ハードキル型 [#w18ca71b]
ハードキル型は、前者のソフトキル型とは異なり、発射された飛翔体を物理的に迎撃することを特徴としている。[[T-80UM2]]の''ドロースト''、[[Merkava Mk.4M]]の''トロフィー''など。
***特徴 [#lfd100fb]
一番の特徴はなんといっても、''無誘導兵器やロケットでも迎撃可能''な点である。ソフトキル型では妨害できないビームランディング方式のATGMやTV誘導のミサイルも迎撃可能である。
ただしいくら迎撃可能であるといっても、&color(red){&size(16){APS本体の迎撃体には弾数制限があるほか、迎撃可能距離や再迎撃までのクールタイム};};など、ソフトキル型より多少の制約がある。誘導を妨害したりする機能はなく、あくまで迎撃のみである。動作範囲外からの攻撃は当然ながら迎撃できない。また、まれにではあるが、炸薬量の多い物体を迎撃すると、爆発によりそのまま爆死することもある。
&br;
//
**どちらが優れているのか [#ye5cdc16]
WTでは概ねハードキル型の方が高性能であると思って差し支えない。
上記の弾数制限やクールタイム(といってもコンマ数秒程度が殆どだが)といった弱点が存在する為、連射等の飽和攻撃には弱い...が迎撃対象の多さや確実性などのメリットの方が大きいためデメリットが気になることはあまりない。
&br;
//
**搭載車両一覧表 [#z933ad41]
本家wikiの一覧ページが逐次更新されているため、最新情報はそちらから確認されたい。
[[ソフトキルAPS搭載車両一覧>https://wiki.warthunder.com/collections/feature/eo_aps]]
[[ハードキルAPS搭載車両一覧>https://wiki.warthunder.com/collections/feature/aps]]
#tablesort{{
|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|c
|BGCOLOR(#fffacd):国|BGCOLOR(#fffacd):搭載車輛|BGCOLOR(#fffacd):システムタイプ|BGCOLOR(#fffacd):作動範囲|BGCOLOR(#fffacd):備考|h
|アメリカ|[[M1A1 HC]]|ソフトキル型&br;AN/VLQ-8A|砲塔左上に搭載&br;左右40°&br;上下10°||
|アメリカ|[[M1A1 Click-Bait]]|ソフトキル型&br;AN/VLQ-8A|砲塔左上に搭載&br;左右40°&br;上下10°|プレミアム車両|
|アメリカ|[[M1A1 HC (Senrai Maidens)]]|ソフトキル型&br;AN/VLQ-8A|砲塔左上に搭載&br;左右40°&br;上下10°|プレミアム車両|
|アメリカ|[[M1A2 (Trophy-HV)]]|ハードキル型&br;מעיל רוח&br;トロフィーHV|左右ランチャー:-15°~185°&br;上下-15°~35°((左右ランチャー共通))((砲塔全周囲迎撃可能、センサーは360°監視))&br;迎撃可能速度70-1000m/s&br;クールタイム1.5秒((この時間が経過するまでは、次の迎撃体を射出できない。))||
|ドイツ|[[PUMA]]|ソフトキル型&br;MUSS|砲塔上部に搭載&br;左右40°&br;上下10°||
|ドイツ|[[PUMA VJTF]]|ソフトキル型&br;MUSS|砲塔上部に搭載&br;左右40°&br;上下10°||
|ドイツ|[[Puma u14]]|ソフトキル型&br;MUSS|砲塔上部に搭載&br;左右40°&br;上下10°|プレミアム車両|
|ソビエト連邦|[[T-55AMD-1]]|ハードキル型&br;Дрозд&br;ドロースト|砲塔中心より左右40°&br;上下-6°~20°((ランチャーが4つ装備されており、実際はそのランチャーからの範囲であることに注意))&br;迎撃可能速度70-700m/s&br;クールタイム0.35秒((この時間が経過するまでは、次の迎撃体を射出できない。))||
|ソビエト連邦|[[T-90A]]|ソフトキル型&br;Штора-1&br;シュトーラ1|砲塔中心より左右20°&br;上下2°||
|ソビエト連邦|[[T-72B3 “Arena”]]|ハードキル型&br;Аре́на-Е&br;アリーナ-E|各ランチャー左右120°&br;上下-6°~20°((ランチャーが4つ装備されており、実際はそのランチャーからの範囲であることに注意))((砲塔全周囲迎撃可能、センサーは360°監視))&br;迎撃可能速度70-1000m/s&br;クールタイム0.3秒((この時間が経過するまでは、次の迎撃体を射出できない。))|2026年1月のタスクイベント"Paintball Arena"の報酬車両。|
|ソビエト連邦|[[T-80UK]]|ソフトキル型&br;Штора-1&br;シュトーラ1|砲塔中心より左右20°&br;上下2°|部隊兵器|
|ソビエト連邦|[[T-80UM2]]|ハードキル型&br;Дрозд&br;ドロースト|砲塔中心より左右40°&br;上下-6°~20°((ランチャーが4つ装備されており、実際はそのランチャーからの範囲であることに注意))&br;迎撃可能速度70-700m/s&br;クールタイム0.35秒((この時間が経過するまでは、次の迎撃体を射出できない。))|2022年12月のタスクイベント"Winter Quest"の報酬車両。|
|ソビエト連邦|[[T-72B3A]]|ハードキル型&br;Аре́на-М&br;アリーナ-M|各ランチャー左右120°&br;上下-10°~40°((ランチャーが4つ装備されており、実際はそのランチャーからの範囲であることに注意))((砲塔全周囲迎撃可能、センサーは360°監視))&br;迎撃可能速度70-1000m/s&br;クールタイム0.3秒((この時間が経過するまでは、次の迎撃体を射出できない。))||
|ソビエト連邦|[[T-90M (Arena-M)]]|ハードキル型&br;Аре́на-М&br;アリーナ-M|各ランチャー左右120°&br;上下-10°~40°((ランチャーが4つ装備されており、実際はそのランチャーからの範囲であることに注意))((砲塔全周囲迎撃可能、センサーは360°監視))&br;迎撃可能速度70-1000m/s&br;クールタイム0.3秒((この時間が経過するまでは、次の迎撃体を射出できない。))||
|イギリス|[[CRV Block 2 (AU)]]|ハードキル型&br;StrikeShield&br;ストライクシールド|車体中心より左右150°&br;上下-10°~25°&br;迎撃可能速度70-700m/s&br;クールタイム0.3秒((この時間が経過するまでは、次の迎撃体を射出できない。))|2025年12月のタスクイベント"Winter Concert"の報酬車両。&br;他のハードキル型APSとは構造が大きく異なり、モジュール装甲のような形で車体に搭載されている。|
|イギリス|[[Black Night]]|ハードキル型&br;חץ דורבן&br;アイアンフィスト|左右ランチャー:-15°~195°&br;上下-15°~55°((左右ランチャー共通))((砲塔全周囲迎撃可能、センサーは360°監視))&br;迎撃可能速度70-1700m/s&br;クールタイム0.3秒((この時間が経過するまでは、次の迎撃体を射出できない。))|APS本体はイスラエルのIMI社製(デザートイーグルやガリル、メルカバなどを作ったところ)。&br;APFSDSを迎撃可。|
|日本|[[BM Oplot-T]]|ソフトキル型&br;Варта&br;Varta|砲塔中心より左右20°&br;上下4°||
|中国|[[ZTZ96A (P)]]|ソフトキル型&br;JD-3|砲塔中心より左右44°&br;上下5°|プレミアム車両|
|中国|[[Oplot-M (PK)]]|ソフトキル型&br;Варта&br;Varta|砲塔中心より左右20°&br;上下4°|部隊兵器|
|中国|[[VT-4A1]]|ハードキル型&br;GL6|左右ランチャー:-15°~195°&br;上下-10°~50°((左右ランチャー共通))((砲塔全周囲迎撃可能、センサーは360°監視))&br;迎撃可能速度50-1400m/s&br;クールタイム0.3秒((この時間が経過するまでは、次の迎撃体を射出できない。))||
|イタリア|[[KF41]]|ハードキル型&br;StrikeShield&br;ストライクシールド|車体全周360°&br;上下-10°~25°&br;迎撃可能速度70-700m/s&br;クールタイム0.3秒((この時間が経過するまでは、次の迎撃体を射出できない。))|他のハードキル型APSとは構造が大きく異なり、モジュール装甲のような形で車体に搭載されている。|
|フランス|[[AMX-30B2 BRENUS]]|ソフトキル型&br;EIREL|砲塔左上に搭載&br;左右20°&br;上下10°||
|フランス|[[VBCI]]|ソフトキル型&br;EIREL|砲塔左上に搭載&br;左右20°&br;上下10°||
|スウェーデン|||||
|イスラエル|[[Namer Tsrikhon]]|ハードキル型&br;מעיל רוח&br;トロフィーHV|左右ランチャー:-15°~185°&br;上下-15°~35°((左右ランチャー共通))((砲塔全周囲迎撃可能、センサーは360°監視))&br;迎撃可能速度70-1000m/s&br;クールタイム1.5秒((この時間が経過するまでは、次の迎撃体を射出できない。))|アイアンフィストがIMI社製に対しこちらはラファエル社によって開発された(ライトニング照準ポッドやスパイクミサイル、アイアンドーム等開発したところ)。|
|イスラエル|[[Eitan (P)]]|ハードキル型&br;Iron Fist Light Decoupled&br;アイアン・フィスト・ライト・デカップルド|左右ランチャー:-15°~195°&br;上下-15°~55°((左右ランチャー共通))((砲塔全周囲迎撃可能、センサーは360°監視))&br;迎撃可能速度70-800m/s&br;クールタイム0.3秒((この時間が経過するまでは、次の迎撃体を射出できない。))|アイアンフィストの小型軽量モデル。&br;APFSDSの迎撃は不可能。|
|イスラエル|[[Merkava Mk.4M]]|ハードキル型&br;מעיל רוח&br;トロフィーHV|左右ランチャー:-15°~185°&br;上下-15°~35°((左右ランチャー共通))((砲塔全周囲迎撃可能、センサーは360°監視))&br;迎撃可能速度70-1000m/s&br;クールタイム1.5秒((この時間が経過するまでは、次の迎撃体を射出できない。))||
※2026/08/09時点
}}

*コメント欄[#Comment]
&color(Red){''【注意事項】''};
-誤解や混乱を防ぐために、&color(Red){使用感を話題にする際は''ゲームモード(AB/RB/SB)の明記をお願いします。''};
-&color(Red){''荒らし行為''に対しては''スルー''してください。};不用意に荒らし行為に反応し、荒らしを助長した場合は、&color(Red){''荒らし共々BAN''される可能性もあります。};
-ページの編集要望等ありましたら[[編集会議]]のコメント欄をご利用ください。
----
//#fold(&color(Silver){旧式コメント欄(ZawaZawaコメント欄が使用できない時などに)};){{
//#pcomment(./コメント,reply,10)
//}}
//★↑ページ作成時にZawazawaコメント欄の設置をしない・設置方法が分からない編集者の方は上記旧コメント欄のコメントアウトを解除してください★
#zcomment(t=warthunder%2F2359&h=350&style=wikiwiki&size=10)