日本 Rank IV 高速戦闘艇 PG 02 (1991) / 1号型ミサイル艇 ミサイル艇2号(PG-822)

概要
Update 1.89 "Imperial Navy"で実装された日本海軍の舟艇。海上自衛隊が運用していたミサイル艇で、船首にある20mmバルカンが唯一の武装となっている。
船尾のSSMランチャーは取り外されているがモデル自体は存在しており、ユーザーミッションで弄ると出現させることが出来る。
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艦艇情報(v1.**)
必要経費
艦艇購入費(GE) | 3850 |
---|---|
乗員訓練費(SL) | 10,000 |
エキスパート化(SL) | *** |
エース化(GE) | *** |
エース化無料(RP) | *** |
バックアップ(GE) | *** |
護符(GE) | *** |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 3.3 / 3.3 / 3.3 |
RP倍率 | 1.66(+100%) |
SL倍率 | 0.9 / 1.3 / *** |
最大修理費(SL) | ***⇒1,060 / ***⇒1,060 / ***⇒*** |
艦艇性能
項目 | 数値 |
---|---|
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後) | |
艦橋装甲厚 (前/側/後)(mm) | Steel, 4 mm |
船体装甲厚 (前/側/甲板)(mm) | Steel, 8 mm |
主砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | - |
排水量(t) | 63 |
最高速度(km/h) | 129 / ***⇒*** |
乗員数(人) | 11 |
レーダー
分類 | 有無 | 距離 (km) |
---|---|---|
索敵レーダー | 〇 | **/**/** |
追跡レーダー | 〇 | ** |
レーダー付き 対空方位盤 | × | ** |
武装
種類 | 名称 | 砲塔 | 搭載基数 | 弾薬数 | 購入費用(SL) |
---|---|---|---|---|---|
主砲 | 20 mm JM61-RFS | 単装 | 1 | 3000 | *** |
弾薬*1
機銃
武装名 | ベルト名 | ベルト内容 | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||
20 mm JM61 | HEIベルト | HEF-T/API-T/HEF-I/HEF-I/API-T/HEF-I | 59 | 56 | 45 | 37 | 32 | 28 |
API-Tベルト | API-T/HEF-I/API-T/API-T/HEF-I/API-T | 59 | 56 | 45 | 37 | 32 | 28 | |
APDS | APDS/APDS/APDS/APDS | 50 | 46 | 35 | 27 | 23 | 20 |
注: 改造画面でAutocannonを選択すると450RPM、外すと3000RPMになる
追加武装*2
分類 | 名称 | 搭載数 | 費用 (SL) | 搭載条件 |
---|---|---|---|---|
発煙弾発射機 | Mark 36 SRBOC decoy system | 12 | - | - |
ロケット
名称 | 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 初速 (m/s) |
---|---|---|---|
Mark 36 SRBOC | 7 | - | 39 |
カモフラージュ
研究ツリー
解説
特徴
【火力】
武装はJM61-RFS20㎜機関砲一門のみ。
この機関砲は3000RPMという桁外れの投射能力を誇り、ボートや一般的な駆潜艇相手ならば瞬く間に撃沈できる。射撃する際は相手の船体に満遍なく着弾するように狙うとより効果的だ。高い発射レートのおかげで弾道も確認しやすい為、偏差射撃もやりやすい。射程も20mm機関砲としては長めで、非装甲の相手であれば2~3km離れていても容易に撃沈を狙える。弾薬はAPI-Tベルトがおすすめ。APDSベルトは至近距離での貫通力こそ高いものの距離による減衰が激しく、ボート同士の交戦距離ではAPI-Tとの差はほぼ無い。その上加害力も低い為あまりおすすめできない。HEIベルトは貫通力が低いHEIが多く含まれており、駆潜艇はおろか場合によっては正面を向いている小型ボートの撃沈すら手間取るので使うべきでないだろう。
ただし、駆逐艦やM-802のような16mmの船体を持つ艦艇相手には歯が立たず、ボート船体でもMBK-161やAF D3のような装甲化された相手は1km以内での接近戦でないとまともにダメージを与えられない為分が悪い。対処は味方に任せて他の敵を狙おう。
砲塔は全周旋回が可能で、実際に射撃可能な範囲も広い。仰角も十分に取ることができ、対空射撃レーダーを使用出来るため対空戦闘も可能。およそ3.5km程からリードマーカーが出るが、2km辺りまで引き付けてから射撃した方が撃墜できる可能性が高まる。
常軌を逸した連射能力が利点の本艇だが、その分オーバーヒートまでの時間も早い。
リロード要らずだからと夢中になって撃っているとあっという間に20秒前後のクールダウンタイムに突入してしまう。致命的な隙を晒したくなければ、ゲージの変化をよく見るか、すぐに逃げ込める場所を確保しておこう。
装弾数は3000発と多めであるが、万一弾切れになった場合は拠点での補給にとてつもない時間がかかる。補給が終わるのを待つより、乗り捨てて他の機体を使った方が賢明だろう。
余談だが、本来主兵装になるはずのミサイルは撤去されてしまった様子。見ての通りランチャーどころか土台すら存在しない。
20mm機関砲の発射レートについて
1.91現在、改造欄の"Auto Cannon"という項目が追加され、この改造を付けた状態では史実通りの450RPMに、また外した状態では3,000RPMになる。
450RPMの状態では初期ボート並の火力しか発揮出来ない為、出撃前に改造欄を確認してチェックが外れている事を必ず確認しよう。
【防御】
装甲と呼べるほどのものは存在しないため、見た目相応の脆さを誇る。とはいえ、砲塔が無人である為か、船体と艦橋をなるべく晒さないようにすれば被弾しても意外と乗員は減少しにくい。遮蔽物に隠れるのが理想だが、敵に真正面を向け続けるだけでも一定の効果はある。本艦は3つの区画を持つが、艦首部分の区画が完全に破壊されても戦闘に支障はなく、むしろ盾となって他の区画へのダメージを抑えてくれるからだ。この戦法は榴弾が多く含まれている武装に対して特に有効で、AK-230やボフォースL/70のような強力な機関砲相手でもしばらく耐える事ができる。ただし徹甲弾にはあまり意味を成さない為、ボフォースL/60やJM61のような有力なAPベルトがある機関砲には警戒を要する。また、十分な炸薬を持つ100mm以上の砲弾が当たるとハルブレイクで即死してしまう。駆逐艦の動向には気を配る事。
本艦は全ての艦艇が持つ煙幕とは別にスモークディスチャージャーを装備している。煙幕とは違って自分の周りに展開され、煙が広がるまで少々時間が掛かる点に注意が必要。
【機動性】
高速性を求めた全没翼型水中翼船なだけあり、ABでは120km/hもの高速を出せる。ただし旋回性能は劣悪で、地形に気を配らないと座礁してしまう事もしばしば。速度は陣地転換の為の物と割り切り、機動戦は挑まないようにしよう。
立ち回り
【アーケードバトル】
【リアリスティックバトル】
【シミュレーターバトル】
史実
イタリア海軍がボーイング社と共同で開発したスパルヴィエロ級ミサイル艇をベースにライセンス生産した船体に、日本に合わせた機関と兵装を積んだもの。
昭和60年(1985年)に策定された「61中期防」(昭和61年度から65年度までの中期防衛力整備計画)で、対ソ連用の防衛力強化の一環として小型・高速の水中翼船型ミサイル艇の建造が計画された。
調査研究の結果、すでに実戦投入されていて研究開発コストも削減できるスパルヴィエロ級に白羽の矢が立った。
当初の計画では2隻を1グループとして大湊・佐世保・舞鶴に3グループ6隻ずつを配備することになっていた。
「61中期防」の最終年度である平成2年(1990年)度計画でまず2隻の建造がスタートしたものの、直後にソ連が崩壊。
大量18隻建造の夢など吹き飛び、平成4年度計画でさらに1隻を増備した時点で打ち切りとなってしまった。
まあそれ以外にもいろいろ問題があったんですけどね
スパルヴィエロ級からの変更点は大きく3つ。機関、主砲、ミサイルである。
主機関は石川島播磨重工がライセンス生産したゼネラル・エレクトリックLM500ガスタービンに、低速航行用ディーゼルエンジンとウォータージェット推進機を国産品にそれぞれ変更。主砲はOTOメララ砲からM61バルカン砲をライセンス生産したものを更に艦載版に転用開発したJM61-RFSに。そしてミサイルは国産の88式地対艦ミサイルをベースにした90式艦対艦ミサイルになっている。
ミサイル艇2号は平成2年度計画ミサイル艇822号艇として1990年に発注し住友重機械工業追浜造船所浦賀工場で1991年3月25日に起工。1992年7月17日に進水、1993年3月22日に就役し、同日付で大湊地方隊余市防備隊隷下に新編された第1ミサイル艇隊に編入された。就役後も日本は戦争状態に発展することはなく2008年6月6日に除籍となった。
なお本艦が搭載しているJM61-RFSは、九州南西海域工作船事件において、海上保安庁の手によって"実戦"投入された歴史を持つ。
また、海上自衛隊の掃海艇や海上保安庁によって今もなお現役で運用が続けられている装備でもある。
打ち切られたのはソ連の崩壊や予算削減のあおりもあるが、それ以外に
・スパルヴィエロ級のページでも触れているが、水中翼船のため重量制限が厳しく、予備の弾薬や食糧さえほとんど積めなかった。そのため一号艇型3隻を支援するための専用の地上支援部隊が編成され、陸路を並走して進出先で支援に当たっていた。
・波の穏やかな地中海での運用を前提に設計されたため、日本海の荒波に対するには色々足りなかった。
・水中翼船なので高速か低速かどちらかでしか航行できず、中速域の運用ができなかった。
これらの使い勝手の悪さから、後継には通常船型の高速ミサイル艇「はやぶさ」型が建造された。
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外部リンク
コメント
【注意事項】
- 誤解や混乱を防ぐために、使用感を話題にする際はゲームモード(AB/RB/SB)の明記をお願いします。
- 荒らし行為に対してはスルーしてください。不用意に荒らし行為に反応し、荒らしを助長した場合は、荒らし共々BANされる可能性もあります。
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