フランス RankII 駆逐戦車 Canon Automoteur DE 75 mm SAu 40
概要
1.75"La Résistance"で追加されたフランス陸軍ツリーのランクⅡ駆逐戦車。
今までの小口径無炸薬な砲とは一転、75㎜という大口径砲、さらにフランス車両としては珍しいAPHEを搭載している。車体上方には可愛い機銃砲塔が搭載されている。
--加筆求む--
車両情報(v2.7)
必要経費
必要研究値(RP) | 7,900 |
---|---|
車両購入費(SL) | 10,000 |
乗員訓練費(SL) | 3,000 |
エキスパート化(SL) | 10,000 |
エース化(GE) | 110 |
エース化無料(RP) | 160,000 |
バックアップ(GE) | 60 |
護符(GE) | 530 |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 1.7 / 1.7 / 2.0 |
RP倍率 | 1.12 |
SL倍率 | 0.3 / 0.6 / 0.8 |
最大修理費(SL) | 570⇒705 / 750⇒927 / 920⇒1,138 |
車両性能
項目 | 数値 |
---|---|
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後) | |
砲塔旋回速度(°/s) | 5.3⇒10.4 / 3.6⇒6.1 |
俯角/仰角(°) | -10/30 |
リロード速度(秒) (初期⇒スキルMAX+エース化) | 7.15⇒5.5 |
車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | 40 / 40 / 34 |
砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 38 / 38 / 38 |
重量(t) | 24.0 |
エンジン出力(hp) | 270⇒332 / 168⇒190 |
2,000rpm | |
最高速度(km/h) | 40 / 37 |
実測前進~後退速度(km/h) | *** ~ -*** / *** ~ -*** |
最大登坂能力(°) | ***⇒38 / ***⇒37 |
視界(%) | 99 |
乗員数(人) | 3 |
武装
名称 | 搭載弾薬数 | |
---|---|---|
主砲 | 75mm APX cannon | 102 |
機銃 | 7.5mm MAC31 machine gun | 3250 |
弾薬*1
名称 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||||
75 mm APX | Mle1910M | APHE | 6.4 | 90 | 570 | 77 | 75 | 66 | 57 | 49 | 42 |
Mle1917 | HE | 6.13 | 675 | 577 | 10 |
車両改良
Tier | 名称 | 必要RP | 購入費(SL) |
---|---|---|---|
I | 履帯 | *** | *** |
修理キット | |||
砲塔駆動機構 | |||
弾薬開発1 | |||
II | サスペンション | *** | *** |
ブレーキシステム | |||
手動消火器 | |||
火砲調整 | |||
弾薬開発2 | |||
III | フィルター | *** | *** |
救急セット | |||
昇降機構 | |||
弾薬開発3 | |||
IV | 変速機 | *** | *** |
エンジン | |||
追加装甲 | |||
砲撃支援 |
カモフラージュ
研究ツリー
前車両 | Lorraine 37L |
---|---|
派生車両 | - |
次車両 | M10 GMC(FR) |
解説
特徴
主砲は前車両の37mm砲から75mm砲へと大幅な変貌を遂げた。
【火力】
主砲が75mm砲となったことで、まともな対戦車戦闘が出来るようになった。砲の仰俯角も-10/30°と広め。
砲弾の炸薬量は90Gと他国戦車の徹甲榴弾を上回る数値である。
貫通さえすれば敵車両の内部はミンチより酷い有様となるだろう。そう、貫通さえすれば……。
貫通力は100mで77mmと同格の駆逐戦車と比べてやや低い。それと主砲の搭載位置が低いので他の車両では特に気にならなかった小さな段差や草原で敵が見えないということもある。
また、徹甲榴弾の信管感度もまた25mmとやや鈍いので軽装甲を撃つ際には注意が必要になるだろう。
【防御】
車体前面と側面の装甲は40mmと戦車砲弾を防ぐにはいささか心もとないが、
このランク帯の自走砲は装甲が薄い上にオープントップが多く、砲撃支援や航空機の機銃掃射に弱いのに対してこちらは密閉型、最大40mmなのでそれら攻撃にビクともしないのは強み。
特徴的な機銃砲塔は38mmの装甲を持つが、悲しいことに現状弱点でしかない。
遮蔽物に隠れようにも砲塔がはみ出し車体隠して砲塔隠さずという状況に陥りやすい。
また、車体はそれなりに大きいが前述のように主砲の搭載位置が低いので、低い障害物によって障害物が主砲を邪魔してこっちは撃てないのに銃塔がはみ出して敵はこちらを攻撃できるという状況も発生しやすい。
砲の俯角を活かして稜線射撃をしようにも砲塔が大きな的となるため注意が必要。
【機動性】
軽快とはいかないものの陣地転換をするのに最低限必要な機動性はある。ただしRB以上になると24tもの車重を支えるエンジンは僅か190馬力。平地でも舗装されていない限り30km/h前後しか出ない。最高速度が出ることはまず無い。傾斜した場所では非常にゆっくり登る形となる。モタモタしてる間に撃たれない為に覚えておこう。
また、サスペンションストロークが異常に小さいのも問題点である。(10cmくらい) これにより転輪の可動幅が非常に狭く、凹凸のある路面や、坂の上り始めなどで履帯の一部が地面に吸着しない。これにより、トラクションが低下し、履帯が滑って行動できないことがある。
更に、サスペンションもダンパーが弱く、ストロークの短さと相まって走行中は常に車体が揺れ動く。
悪いところばかりではない。この車両は超信地旋回が可能である。これは、固定砲塔にとってはありがたい機能である。
【総評】
装甲や機動力に不安な面が多く、開けた場所での戦闘は不得手。
炸薬量に優れた砲弾と最低限の貫通力を持った砲を持っているので、位置取りさえ間違えなければ十分な戦果を挙げる事ができるだろう。
史実
Somua SAu 40は、フランスで開発された自走砲。
元々ソミュア社内部にて1935年に騎兵戦車Somua S35の開発・大量生産計画からS35の車体を利用して自走砲を開発する計画が派生した。
1937年の後期にはソミュアS35の発展型であるS40を改良した車体が完成し、1939年には遅れていた砲の試験も終了した。これら試験によりフランス陸軍から兵器として認められSomua SAu 40として採用され1939年の11月には量産が開始された。
1940年にフランス戦を生き延びた先行量産型が撮影されているが行方不明である。
ところでこのゲーム内では75mmAPXとしか書かれてないが、実際の主砲は75mm Mle1929というマジノ線の要塞砲用に作られた主砲を搭載していた。つまり既にSAu-40が開発された頃には10年経過しているのだ。さらに元を辿るとこのMle1929はMle1897を原型としており、つまり第一次世界大戦前に作られた火砲である。
まあそれくらいMle1897が優れていたからWW2でも使われているのだが。ちなみにアメリカでもM3中戦車、M4中戦車やM3 75mm対戦車自走砲に搭載されている主砲も元々はこのMle1897の子孫である。
このMle1929で特徴的な部分が尾栓は垂直閉鎖式で、尾栓解放は手動だが装填すると自動的に閉鎖される半自動機構を備えていた。
砲身は口径に比して極めて分厚いが、これは手榴弾や野砲の爆風から防護する為である。
また、特徴的な機構として主砲の砲身後退機構がある。
これは塹壕や森、起伏の激しい地形を移動する際に主砲の一部を車内に格納できるというもので、
砲身基部の太い部分までモーター駆動によって12秒で完了する。
旋回角は左に7°、右に7.6°、仰俯角は-10°から+ 30°である。
ゲーム内でも何かと厄介な左側の機銃塔は敵の歩兵から防護する為に7.5mmMle1931機関銃を装備した。
無線機器SAUは半径30km以内の通信が可能な無線機、E26terとR61から成っていた。
情報の伝達は、音声だけでなく、モールス符号によって行うこともできる。
小ネタ
実装当初から、坂道に留まると岩に乗り上げたように車体がプルプル震えだすバグがある。
その為、周囲の地形に注意しながら、出来るだけ平地の場所で戦おう。
また、ブレーキを踏むと右向きにドリフトしてしまうため、静止して攻撃をする際には信地旋回で修正する必要がある。
そのため非常に扱い辛い戦車となっているが、上記の点に注意しながら、強力な75mm砲をプレゼントしてあげよう。
外部リンク
●DMM公式
SAu 40 -みにくいアヒルの子
コメント
【注意事項】
- 誤解や混乱を防ぐために、使用感を話題にする際はゲームモード(AB/RB/SB)の明記をお願いします。
- 荒らし行為に対してはスルーしてください。不用意に荒らし行為に反応し、荒らしを助長した場合は、荒らし共々BANされる可能性もあります。
- ページの編集要望等ありましたら編集会議のコメント欄をご利用ください。
- 機銃砲塔に徹甲榴弾がホールインワンして壊滅すること多数、ハルダウンしようにも的になるこの突き出た貧弱キノコは歩兵のいない惑星において弱点以外の何物でもない -- 2017-12-21 (木) 18:18:15
- どの惑星でもキノコが邪魔すぎて運用がきつい。前車と違って火力はあるけどね・・・・ -- 2017-12-22 (金) 18:37:46
- 自重に対して馬力が洒落にならんほど残念。左右のバランスも酷いので右側がちょっとした溝に入っただけで行動不能になる…カルパティアの塹壕の盛り土と地面の間の僅かな段差で腹擦っても無いのに動けなくなったの初めて。 -- 2018-01-11 (木) 04:30:33
- ちょっとしたデコボコでスタック計3回…全部何故ソコで動けなくなるという場所でした、重量に対して馬力不足が深刻な所為か僅かに引っかかった時に後退しても動けず自爆必須。サスの可動範囲が極小なのかちょっとした段差でガタガタ動き出す。 -- 2018-01-16 (火) 03:16:43
- AB3.7のKV-1戦場にマッチングさせられると発砲する的をやらされた…何処も抜けん。格下相手が妥当で機動力の無さから三突の下位互換というか劣化で狭い所でも小回りが利かないので非常に周り込まれやすい… -- 2018-01-12 (金) 04:29:48
- KV-1を抜ける箇所はケツで至近100m以内…抜いても碌なダメージが与えられないので反撃を高確率で食らうし他の車両では一切抜けないので他人任せかキルスト頼みすべし。 -- 2018-01-30 (火) 16:26:34