Virginia-class

Last-modified: 2018-05-30 (水) 15:00:47

アメリカ RankIII Submarine(潜水艦) Virginia-class

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概要

2018年のエイプリルフールSilent Thunderで追加されたバージニア級原子力潜水艦

--加筆求む--

車両情報(v1.**)

BR・報酬・修理

項目【AB/RB/SB】
(初期⇒全改修完了後)
バトルレーティング4.7
RP倍率1.66
SL倍率1.2
最大修理費(SL)5040

車両性能

項目数値
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後)
最高速度(km/h)79
Max Depth(最大深度)(m)450
排水量(トン)5000

武装

名称搭載弾薬数
巡航ミサイルTomahawk land attack missile12
魚雷533mm Mk.48 universal distant-guided long range torpedo4
 
 

解説

特徴

--加筆求む--

 

【火力】

 

【防御】

 

【機動性】

 

史実

バージニア級原子力潜水艦は、米海軍が現在調達中の最新鋭原子力潜水艦。1990年代から計画が始まり2000年から建造を開始し、2004年にネームシップの"バージニア(SSN-774)"が就役した。後述のシーウルフ級が21世紀を意味する
艦番号から振り分けられている(SSN-21~23)のに対して、本級はロサンゼルス級最後の"シャイアン"の艦番号である"SSN-773"から振り分けされた。
 

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本級の開発がスタートした背景には、ロサンゼルス級の後継として開発されたシーウルフ級にある。シーウルフ級は、ソ連のアクラ級原子力潜水艦に対抗すべく最新鋭の技術を使って製造されたが、非常に高いコストがネックとなり、量産は不可能と判断された。だからといって、老朽化しつつあるロサンゼルス級をそのまま配備し続けるわけにもいかない…。そこで米海軍は「シーウルフ級から少し性能を落として量産に向いた潜水艦で置き換えよう」という計画を立てた。この計画は"センチュリオン"と呼ばれ、冷戦終結に伴う予算削減が現実味を帯びてくると注目されるようになり、1992年には"NSSN(New Attack Submarine)計画"に改称され本格的な開発がスタートした。
このNSSN計画に則れば"静粛性はシーウルフ級に相当・大きさはロサンゼルス級以下・性能はシーウルフ級より下"になるはずだったが、SEALsの輸送能力付与などを色々盛り込まれた結果、静粛性はシーウフル級相当だがそれ以外がロサンゼルス級以上シーウルフ級以下になってしまい、コストも上昇してしまった。

 

そんな本級だが、コスト削減のために様々なアイディアを導入している。まず、コンピューターなどに民生品(COTS)を使用する事で、軍用品より低コストでの調達を可能にした。とは言え、民生品は軍用品に比べると強度などで難がある為、定期的な整備・交換を必要とする。そこで生かされるのが、本級独特のモジュール構造である。これにより、パーツの交換をある程度容易にしたほか、能力を高める際にも一役買っている(対象のモジュールだけ交換すればいい)。更に、原子炉に必要不可欠な燃料棒の寿命を引き延ばし、艦の寿命と同じにした点である。この原子炉は"S9G"と呼ばれており、33年もつと言われている。実際、燃料棒の交換は大規模かつ長期間を必要とし、この間は代わりの船を見つける必要もあるせいで、原子力潜水艦のコスト高の原因の一つでもあった。無論、船である以上は定期的なドック入りが必要だが、大規模で金のかかる燃料棒交換工事を省けた事は大きなコスト削減に繋がった。

 

船体はHY80高張力鋼(耐力552MPa、80ksi)を採用し、シーウルフ級に使用されていたHY100高張力鋼(耐力690MPa、100ksi)より安価となっている一方、最大潜航深度が低下している*1。船体長は377フィート(114.91メートル)であり、シーウルフ級の353フィート(107.594メートル)とロサンゼルス級の362フィート(110.338メートル)より大きく、幅や排水量はロサンゼルス級より大きくなっている。

 

武装は533mm魚雷発射管を4門と、船体上面に装備された12基のVLSである。魚雷発射管からはMk48魚雷のほか、UGM-84"ハープーン対艦ミサイル"や各種機雷の発射・敷設が可能である。VLSは、"タクティカル・トマホーク"が軽量化・低コスト化のために強度が落ち、魚雷発射管からの発射が不可能になったために付けられた。
また、弾道ミサイル(巡航ミサイル)搭載原子力潜水艦である"オハイオ級(就役時:SSBN-726~743 現在:SSGN-726~729及びSSBN-730~743)"の内、1番艦~4番艦のSSGNは2028年までの退役が決定しており、それに代わる能力を(一部)持たせるために、本級のブロックIII以降にはVPT(Virginia Payload Tubes)が2つ搭載されている。初の装備艦はブロックIIIのノースダコタ(SSN-784)であり、同時にソナーが新型のものに換装されたほか、従来の艦に比べて40%が再設計されたという説がある。なお、2019年から建造が予定されているブロックVについては、VPTではなくVPM(Virginia Payload Module)の搭載が行われる。どちらかというとVPMの方がオハイオ級の置き換え用に近く、4門の大口径発射口からは従来のトマホークに加えて、(非核)中距離弾道ミサイルを使用することもできる他、自律型無人潜水機(Unmanned Underwater Vehicles)も運用可能になるとみられる。VPMを採用した場合、従来のバージニア級よりコストが5億ドル増加するが、オハイオ級SSGNを4隻を廃艦にした分で相殺される(SSGNを4隻残すよりVPMを搭載したほうが安い)。実際、オハイオ級1隻でバージニア級10隻分のVMPを調達可能である事を考えると、SSGNを残すメリットは少ないだろう)。

現在はブロックIVが建造中であり、将来、ブロックVIIまで建造が完了すれば48隻が建造される事になる。とは言え、ブロックVIはまだ艦番号すら割り当てられておらず、改良型バージニア級(SSN(X) )の計画もある以上、48隻も建造されるかは疑問である。
 
・艦名一覧表

艦番号ブロック起工進水就役
バージニアSSN-774I2000年9月2日2003年8月16日2004年10月23日
テキサスSSN-7752003年7月12日2006年4月9日2006年9月9日
ハワイSSN-7762004年8月27日2006年6月17日2007年5月5日
ノースカロライナSSN-7772004年5月22日2007年4月21日2008年5月3日
ニューハンプシャーSSN-778II2007年4月30日2008年2月21日2008年10月25日
ニューメキシコSSN-7792008年4月12日2009年1月18日2010年3月27日
ミズーリSSN-7802008年9月27日2009年12月25日2010年7月31日
カルフォルニアSSN-7812009年5月1日2010年11月14日2011年10月29日
ミシシッピSSN-7822010年6月9日2011年10月13日2012年6月2日
ミネソタSSN-7832011年5月20日2012年11月3日2013年9月7日
ノースダコタSSN-784III2012年5月11日2013年9月15日2014年10月25日
ジョン・ウォーナーSSN-7852013年3月16日2014年9月10日2015年8月1日
イリノイSSN-7862014年6月2日2015年10月10日2016年10月29日
ワシントンSSN-7872014年11月22日2016年3月25日2017年10月7日
コロラドSSN-7882015年3月7日2016年12月29日2018年3月17日
インディアナSSN-7892015年5月16日2017年6月9日
サウスダコタSSN-7902016年4月4日2017年10月14日
デラウェアSSN-7912016年4月30日
バーモントSSN-792IV
オレゴンSSN-7932017年7月8日
モンタナSSN-794
ハイマン・G・リッコーヴァーSSN-795
ニュージャージーSSN-796
アイオワSSN-797
マサチューセッツSSN-798
アイダホSSN-799
アーカンソーSSN-800
ユタSSN-801
???SSN-802V
???SSN-803
???SSN-804
???SSN-805
???SSN-806
???SSN-807
???SSN-808
???SSN-809
???SSN-810
???SSN-811
???SSN-812VI
???SSN-813
???SSN-814
???SSN-815
???SSN-816
???SSN-817VII
???SSN-818
???SSN-819
???SSN-820
???SSN-821

小ネタ

--加筆求む--

外部リンク

 

WarThunder公式英語Wiki

 

公式Devログ

 

インターネット百科事典ウィキペディア

 

DMM解説(バージニア級原子力潜水艦:最終手段)

 

コメント

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*1 ksiはキロポンド毎平方インチを意味しており、1klb/in2が定義である。また、HY100より上位にHY130が存在する