イスラエル RankIV 対戦車ミサイル車両 Zachlam Tager

概要
Update 2.15 “Wind of Change”にて追加された。
--加筆求む--
車両情報(v2.51.0.46)
必要経費
| 必要研究値(RP) | 31,000 |
|---|---|
| 車両購入費(SL) | 200,000 |
| 乗員訓練費(SL) | 57,000 |
| エキスパート化(SL) | 200,000 |
| エース化(GE) | 800 |
| エース化無料(RP) | 520,000 |
| バックアップ(GE) | 40 |
| 護符(GE) | 1,700 |
BR・報酬・修理
| 項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
|---|---|
| バトルレーティング | 6.7 / 6.7 / 6.7 |
| RP倍率 | 1.72 |
| SL倍率 | 1.5 / 2.0 / 2.5 |
| 最大修理費(SL) | 3,693⇒4,675 / 4,198⇒5,315 / 6,000⇒7,596 |
車両性能
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後) | |
| 砲塔旋回速度(°/s) | 0.0 / 0.0 |
| 俯角/仰角(°) | -5/20 |
| リロード速度(秒) (初期⇒スキルMAX+エース化) | 13.0⇒10.0 |
| 車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | 12 / 6 / 6 |
| 砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 0 / 0 / 0 |
| 重量(t) | 8.6 |
| エンジン出力(hp) | 210⇒259 / 131⇒148 |
| 3,000rpm | |
| 最高速度(km/h) | 82 / 76 |
| 実測前進~後退速度(km/h) | *** ~ -*** / *** ~ -*** |
| 視界(%) | 80 |
| 乗員数(人) | 3 |
光学装置
| 倍率 | 暗視装置 | 種類 | 世代 | |
|---|---|---|---|---|
| IR投光器 | - | 無 | - | - |
| 車長 | - | 無 | - | - |
| 砲手 | 7.2x-8.0x | 無 | - | - |
| 操縦手 | 1.0x | 無 | - | - |
武装
| 名称 | 搭載数 | 弾薬数 | 弾薬費 (SL) | |
|---|---|---|---|---|
| 主砲 | SS.11 対戦車誘導ミサイル | 1 | 6 | - |
弾薬*1
| 名称 | 弾種 | 弾頭重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最高速度 (m/s) | 射程 (km) | 誘導 方式 | 貫徹力(mm) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||||||
| LFK SS.11 | HEAT | 29.99 | 2.0 | 220 | 3.5 | MCLOS | 600 | |||||
車両改良
| Tier | 名称 | 必要量(RP) | 購入費(SL) | 購入費(GE) |
|---|---|---|---|---|
| I | 履帯 | 5,300 | 9,100 | 220 |
| 修理キット | ||||
| II | サスペンション | 3,000 | 5,200 | 125 |
| ブレーキシステム | ||||
| 手動消火器 | ||||
| 航空攻撃 | ||||
| III | フィルター | 4,400 | 7,600 | 185 |
| 救急セット | ||||
| 昇降機構 | ||||
| IV | 変速機 | 5,700 | 9,800 | 240 |
| エンジン | ||||
| 強化照準器 | ||||
カモフラージュ
研究ツリー
| 前車両 | Rochev |
|---|---|
| 次車両 | Bardelas/60mm HVMS |
解説
特徴
イスラエルのミサイル車両。
かなり癖が強いが、その分の強さも持つザ・ピーキーな車両である。
【火力】
S.S.11対戦車ミサイルを装備しており、基本的にはこのミサイル一本で戦うことになる。
貫徹力は600mm以上あり、火力としては申し分ない。
車体正面にしか撃てないが、連射も1秒に一回撃てるので、かなり攻撃力はある車両と言えるだろう。
ここまでなら問題ないのだ。そう、ここまでは,,,
【防御】
元がM3トラックなのであるわけがない。
支援砲撃や航空機の機銃でもやすやすと貫通される。立ち回りには気を付けなければならない。
しかも、この車両の特性で、停車時でないとミサイルが発射できないというものがあり、言い換えるとハルダウンや遮蔽の上から撃つでもしない限り、紙装甲を常に敵に見せながら戦う必要があるという事が確定している。
装甲がある戦車ですら遮蔽に隠れながら射撃するのが一般的だが、この戦車はその基本すら難しいので、これがこの車両をピーキーなものにしている一つの要因となっているのは間違いないであろう。
しかし、このクセ強ハーフトラックにも一つだけ圧倒的に輝ける条件がある。ハルダウンをする事だ。大体のミサイル車両は俯角が取れないものが多いが、こいつはなんと5度も取ることができる。たかがその程度で何が変わるのだという人もいるかもしれないが、これが意外にも非常に重要な役割を果たしており、高低差の激しい丘陵マップなどではかなり狙いをつけやすくなっている。
また、この車両は上部にミサイルが4本横並びに装填されているため、うまく場所取りができれば威力の高いミサイルを1秒間隔で、なおかつほぼ車体の露出なしで相手にぶん投げることができる。相手側にとっても対処が難しく、大量キルのチャンスが転がってくるかもしれない。
【機動性】
比較的快適。旋回がかなり早く、敵を追えないという事はないだろう。ただ、ミサイルを誘導しているときは移動キーがミサイル誘導に自動で割り当てられるため、一切移動できなくなる。注意しよう。
【総評】
と、一般の戦車としてはかなり突出した性能になっているが、ミサイル車両としては初心者にお勧めできるぐらいの使いやすさを誇る。この車両が使いこなせれば、たいていの他国ミサイル車両も乗りこなせるであろう。イスラエルツリーを進める紳士淑女諸君にはぜひ乗ってもらいたい車両である。
史実
Zachlam Tagar(ザハラム・タガー) はイスラエル軍が1960年代に運用した対戦車ミサイル搭載型ハーフトラックの名称である。
Zachlam(ザハラム)はヘブライ語でハーフトラックを意味し、搭載するSS.11対戦車ミサイルはイスラエル軍で「タガー(挑発者)」と呼ばれていたため、名前の意味はそのまま「タガー・ハーフトラック」である。
WarThunderにおける表記は「Zachlam Tager」となっているが、これは誤りで正しくは「Zachlam Tagar」である。

(1963年の軍事パレードにてお披露目されるZachlam Tagar)
1947年、それまで約30年間イギリスの統治下にあったパレスチナは第一次、第二次世界大戦を経験した最中でも民族問題について一悶着どころの騒ぎでは収まらない大波乱の中、諸般の民族的問題を抱えたまま内戦状態へ突入。
頭を抱えたイギリスは1948年にその外交政策によって破綻した内政を統治不可能であるとして後処理を国連に丸投げする形で統治を断念し、第一次中東戦争ことアラブ・イスラエル戦争とともにイスラエルの建国が成された。
この第一次中東戦争時、当初数的にも装備的にも不利であったイスラエルは二度の休戦期間中に連合国の後押しを得て連合諸国家から多数の兵器を購入し部隊強化に成功すると、戦闘でイスラエル側が有利な状態へ移行し、有利状態を保ったまま停戦勧告を受け入れることで実質的勝利を収めた。
本車のベースとなるM2/M3ハーフトラックをイスラエルが初めて受け取ったのがこの休戦期間中で、フランスから合計100両以上を購入している。
その後10年から20年かけて、イスラエルはヨーロッパとアメリカ合衆国からM2,M3,M5,M9など大量のハーフトラックを購入することとなる。これは第二次大戦の終結にて連合国で多くの余剰となったハーフトラック達であった。
ちなみにイスラエル国防軍では、M2~M9シリーズをベースとした車両も含め、すべてのハーフトラックをM3と呼称している。
M2ハーフトラックにSS.11が乗ったものをM3 Zachlam Tagarなどと紹介されていることがあるのはそのためである。
連合国軍でも非常に多様な車種展開を見せたハーフトラックシリーズはイスラエルにおいてもその発展汎用性の高さを十全に発揮し、兵員輸送・重機関銃・対戦車砲・榴弾砲・迫撃砲・対空砲・火炎放射器・クレーン・大型通信アンテナまで多くの派生形を生み出した。

(大きく改造されたイスラエル軍のハーフトラック)
その後1950年代に入ると、ソ連のマリュートカをはじめとした第一世代とも呼べる初期の対戦車ミサイルが各国にて開発されはじめると、イスラエルはフランスが開発したノールSS.11対戦車ミサイルに興味を示し配備を決定、M3ハーフトラックにも搭載されることとなり本車が誕生した。
車体は1963年に軍事パレードにて披露され、砲兵部隊として配備。複数車両で以て機甲連隊や機械化連隊に配属がなされた。
この車両の初陣は1967年の六日間戦争こと第三次中東戦争で、主にシリア・エジプト軍のT-54などを交戦目標として出撃していた。
しかし、当時のイスラエルでは移動能力を備えた対戦車ミサイル、つまり高機動ATGMプラットフォームを戦術的に運用するドクトリンが確立されていなかった。
そのため現場指揮官もどのような運用をすべきか決めかねており、実戦においてザハラム・タガーは機甲部隊の配属にありながら機甲戦力として運用されることなはほとんど無く、また車両に有利/不利な地形などはほぼ考慮せされないような配備のされ方であった。
この戦争において、シリア領ゴラン高原への攻勢に際してシナイ半島奪取のため行われたアブ・アゲイラの戦いではザハラム・タガーが敵に対し射撃を行ったとされているが、前述の通りほとんど注目されていない車両であったため他の戦闘も含めてこの車両が敵車両を撃破したかについての詳細は不明である。
詳細が記された確実な記録があれば、この車両は実戦において世界で初めて使用された対戦車ミサイル車両だった可能性があるだけに残念である。

(SS.11を射撃するZachlam Tagar)
1963年に配備された本車は、第三次中東戦争から2年後の1969年には退役してしまったが、搭載されていたSS.11ミサイルは1979年の第四次中東戦争にてシリアやエジプト側が使ったマリュートカ等と同様に、主に陣地防衛にて使用されている。
またM3シリーズも最盛期にはイスラエル軍において3500両以上が運用されたが、1999年までに全車が退役しM113へ置き換えられている。

(第四次中東戦争にて活躍するイスラエル軍のM3)
その後現代戦における対戦車誘導ミサイルの重要性が世界的に明らかになり、多くの対戦車ミサイル搭載車両が制作される頃には、前述の通りイスラエル軍はすべてハーフトラックをM113装甲車に置き換えており、Girafとして運用されている。
小ネタ
--加筆求む--
外部リンク
コメント
【注意事項】
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