羊飼い

Last-modified: 2024-02-07 (水) 18:15:34
収録拡張コストカード種別効果
夜想曲4アクション+1アクション
好きな枚数の勝利点カードを公開して捨て札にする。捨て札にしたカード1枚につき、+2カードを引く
(家宝: 牧草地)

概要

勝利点カードを捨ててその倍の数ドローするアクションカード。
岐路と違いアクションは増えず、勝利点を捨て札にする必要があるが、ドロー枚数は破格の2倍。
牧草地によって屋敷の点数が実質1枚2点になっているので、勝利点密度を上げつつ点数行動として積極的に集めに行くのもよい。
勝利点と一緒に手札に来ないと何もできず、やや不安定なデッキになりがちだが、うまく回れば引ききりも容易である。

利用法

  • 坑道があれば手札を補充しながら金貨まで獲得できる。
  • 男爵とは+4金・屋敷獲得効果をどちらとも活かすことができて好相性。
  • 相続でこのカードを指定すれば、屋敷を集めるだけで簡単に引ききることが可能。
  • 一度軌道に乗ればものすごい勢いで手札が増えていくが、初動が安定しにくいのが欠点。この欠点を補えるカードと組み合わせると安定する。
    • 研究所系カードでドローを補助する。持続ドローの悪人のアジトは特に相性が良い。
    • 保存停泊所などで勝利点や羊飼いを送り込むのも有効。
    • Churchで羊飼い1枚と勝利点2枚を脇に置けば、最低でも4ドロー(=手札9枚)が保証される。
      銅貨の圧縮も行えるのでかなり早い段階で引ききりが安定する。
    • 村鍛冶は中途半端に混ぜると、勝利点の多いデッキと相性が悪くかえって事故のもとになりやすい。
      村鍛冶と組み合わせるならどちらかというと村鍛冶をメインにして羊飼いを補助程度に入れる方が安定しやすい。
    • 羊飼いはお金が出ないため、金量は財宝カードに頼ることも多いが、ハーレムは勝利点カードでもあるため相性が良い。
  • リシャッフルのタイミングには特に注意が必要。このカードでデッキを回した場合、捨て札には勝利点が凝集していることになり、その状態でリシャッフルしたまま引き切らないと次の手札が勝利点だらけになってしまい事故のもとになる。
    • リシャッフルが入らないように調整するのも良いが、武器庫そり罠師の小屋のようにデッキトップに羊飼いを乗せる手段があるならあえて勝利点だらけの山札を作ってしまうのも手。

詳細なルール

  • 羊飼いを使用するゲーム開始時に、初期デッキの銅貨1枚を牧草地に入れ替える。
    • 入れ替えた銅貨は、サプライの山札に戻す。
  • 複数の種類を持つカードの場合、その中に勝利点を含めば勝利点カードとして扱う。
  • 手札から0枚の勝利点カードを公開して捨て札にする(=何も公開せず捨て札にしない)こともできる。この場合、何も起こらない。
  • カードを引くのは勝利点を捨て札にした後である。
    • そのため、シャッフルが入ると新しいデッキには捨て札にした勝利点がすべて含まれることになる。

関連カード

名前コスト種別効果概要
牧草地2財宝-家宝勝利点羊飼いを使用したゲーム開始時に銅貨と入れ替わるカード。屋敷1枚につき1点の価値がある。

余談

羊飼いの効果は「好きな枚数の勝利点カードを公開して捨て札にする」となっており、華やかな城などで発生していた『好きな枚数を捨て札にする場合、捨て札置き場の一番上に置かれたもの以外が本当に特定のカードだったのか、他プレイヤーが確認できない』という瑕疵がなくなっている。

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