庭園

Last-modified: 2021-10-10 (日) 10:46:00
収録拡張コストカード種別効果
基本4勝利点あなたの所有するカード10枚につき勝利点1を得る。

概要

所持するカード10枚につき1勝利点得られる特殊勝利点
「デッキから不要なカードはできるだけ排除すべき」「デッキ枚数は少ない方が良い」とされる、ドミニオンの一般法則に逆行する効果を持つカードである。
基本的には+1購入や工房などにより、1ターンに2枚以上のカードを獲得できるとより強力となる。
また、強制的に呪いを獲得させる魔女などに対するアンチカードにもなり、公式サプライ「サイズ変形」ではこの対立関係がフィーチャーされている。

利用法

このカードを主体にする場合、属州を集める通常のデッキ構成とは違う戦法を取ることになる。
これを俗に「庭園ルート」「庭園戦法」などと呼ぶ。(これと対比して属州を集める戦法を「属州ルート」と呼ばれることがある)

  • サプライの属州を全て相手に獲得された場合、庭園の点数のみで追いつくのは難しい。そのため、以下のような場合に庭園ルートが有利になりやすい。
    • コストが安く、購入権を増やせるアクション(従者など)があると、カード獲得による得点増と三山切れが進めやすいので相性が良い。
    • 工房(などの庭園自体を獲得できるアクション)があるなら、工房を集めながら工房の効果で新しい工房や庭園を獲得して、庭園が切れたら屋敷を集めて庭園、工房、屋敷の三山切れに持ち込むのが鉄板。
  • 値切り屋等のカードを大量に獲得する手段を活かせるようなコンボデッキを作り、ゲーム終了直前に庭園を一気に獲得する変則的な庭園ルートも考えられる。
    • この場合、礼拝堂で初期デッキを圧縮する等の一見庭園と相性の悪い手も有効になり得る。
    • なお、庭園戦法に対して呪い撒きで対策するのは難しい。「デッキ枚数を増やす手伝いになる」「多少デッキが汚れても4金なら出ることも有り庭園集めを阻害しきれない」「そもそも呪いや廃墟が枯れることで三山切れが早くなる」となるためである。
  • 逆に、以下のような場合は庭園ルートが不利になりやすいので注意。
    • 強力な圧縮手段があるなど、ゲームの展開が早くなることが予想される場合。
    • 役人幽霊船など、勝利点が多いとそれだけ被害を受けやすいアタックカードがある場合。
    • ランドマークのを用いる場合。
  • なお、純粋に公領よりも1コイン安いため、ゲーム終盤で所持カードが30枚以上となった際は安価な勝利点獲得手段となることも見逃さないように。

詳細なルール

  • 庭園は、2人で遊ぶ場合は8枚をサプライに置き、3人以上で遊ぶ場合は12枚をサプライに置く。
  • 例えば、ゲーム終了時にあなたが庭園3枚、他のカードを46枚持っている場合、デッキ総枚数49枚で庭園は1枚4点になり、カードがもう1枚あるとデッキ総枚数50枚で庭園は1枚5点になる。
  • 「あなたの所有するカード」には、以下が含まれる。
    • あなたのデッキ、手札、捨て札のカード
    • 持続効果などであなたのプレイエリアに残っているカード
    • あなたの脇、各種マット上に置かれたカード
      • 相続して脇に置き、屋敷トークンを置いたカードも含まれる

余談

庭園の初版のテキストは「あなたの山札のカード10枚(端数切り捨て)につき勝利点1を得る*1」だったが、第二版では「あなたの所有するカード10枚につき勝利点1を得る*2」と、若干の表記変更がなされた。
ドミニオンのルールには元々、『勝利点を計算するときはあなたのデッキに手札、捨て札、脇、プレイエリアなどにあるすべての自分のカードを加える』というものがあったが、酒場マット上にあるかどうかで効果が変わる遠隔地の登場によってこの文言自体が不適切な表現となってしまい、それに庭園が合わせた形となったと言える。

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*1 英語版は"Worth 1VP for every 10 cards in your deck (rounded down)."
*2 英語版は"Worth 1 VP per 10 cards you have (round down)."