カメレオンの習性

Last-modified: 2021-09-12 (日) 12:55:15
収録拡張種別効果
移動動物園習性このカードの指示に従う: このターン、カードが+カードを引くを与えるごとに、あなたは代わりに+コインを得て、+コインを与えるごとに+カードを引くを得る。

概要

カード効果のドローと仮想コインがひっくり返る。
ドロー・コイン共にコストに応じたカードの効果の相場が決められており、この習性をうまく使うことでコスト以上の効果を出すことが可能となる。
また研究所銀貨にして確実にコインを確保する、官吏中庭にする等の「コスト的な観点では損だが今は欲しい効果」のために臨機応変に効果を切り替えることも重要となる。

利用法

  • 救貧院を1コスト4ドローの強力なドローソースとして活用する。
  • 学者は手札を捨てる代わりに+7コインを発生させられる。事前に1コイン以上得ていれば属州が購入できる。
    狩猟小屋なら手札を捨てる代わりに+6コインを発生させられる。事前に2コイン以上得ていれば属州が購入できる。
    大使館なら手札を3枚捨てる代わりに+5コインを発生させられる。事前に3コイン得ておくor手札に金貨を残せば属州が購入できる。
  • 鍛冶屋をはじめとする+3ドロー系カードがターミナル金貨になる。
    「通常、3,4ターン目に+3ドローするとリシャッフルが早まる」という序盤のデメリットを消しつつ大きな金量を出せるようになり、デッキに系や金貨が十分入った後は、そのままドロー効果を得ればよいので、強力になる。
  • 「ドロー効果を持つが、追加効果を考えると実はドローしない方が有利」であるアクションは、カメレオン化と相性が良い。
    • (手札6枚以下の状態なら)外交官を使用しカメレオン化すると、+2金+2アクションの効果とすることができる。いわゆる「アクションを消費せず手札を減らせるカード」となるため、外交官を買い集めればドローも金策にも役立つようになる。
    • 剣客をカメレオン化すると、デッキのリシャッフルが発生しなくなり、財源獲得が狙い易くなる。
    • 願いの井戸伝令官も、カメレオン化すればドローをコインにできるため、デッキトップに置いたカードを利用するコンボが簡単にできるようになる。
  • 基本的に、+1アクションと+2コイン以上を生むカードは研究所の上位互換となり相性が良い。
    • 魔女の集会は+1アクション+2ドローしつつ呪いが撒けるため、連発しやすくなり強力になる。また、呪いが切れても研究所相当の働きをしている訳なので、呪い撒きの仕事を終えた後もコスト相当の働きが担保されており嬉しい。
    • 大市場祝祭なども、状況に応じてコインとドローの必要な方を選べるので強力であり非常に価値が上がる。

詳細なルール

  • 例えば牧羊犬を使用し、カメレオンの習性を選択した場合、「+2カードを引く」の代わりに「+2コイン」を得る。
  • 例えば商船を使用し、カメレオンの習性を選択した場合、商船は「現在と、あなたの次のターンの開始時に、+2コイン」を発揮する。
    すると、現在のターンに得る「+2コイン」には、カメレオンの習性の効果が適用される。よって、代わりに「+2カードを引く」を得ることになる。
    一方、次のターン開始時に得る「+2コイン」には、カメレオンの習性の効果は適用されない。よって、そのまま「+2コイン」を得ることになる。
  • 由来する山札に「+1カードトークン」または「+1コイントークン」が置いてあるアクションカードを使用した場合、トークン効果はアクション使用前に発揮されるので、トークンにより「+1 カードを引く」または「+1 コイン」を得たにしかカメレオンの習性を選択できないことに注意*1
  • 礼拝堂など、「+X カードを引く」も「+X コイン」も発揮しないアクション使用時も、カメレオンの習性を選択できる。
    得られる効果は全く変わらないが、習性を選択することで女魔術師による『使用時効果変更アタック』を上書きし、実質的に無効化できる。

カメレオンの習性の厳密な適用範囲について

  • カメレオンの習性が効果の対象とするのは「+X カードを引く」「+X コイン」というテキストのみである。より厳密には英語版で「+X Cards」「+●(Coins)」というテキストに限られる。
    • 例えば、書庫の「手札が7枚になるまでカードを引く」という効果は「+カードを引く」というテキストではない(英語版ではdrawである)ので、カメレオンの習性の効果の対象ではない。
    • 議事堂の他のプレイヤーが1枚カードを引く効果なども、カメレオンの習性の効果の対象ではない。
    • 一部、版によってテキストが異なっているカードが有るので注意。詳細は余談を参照
    • 「-1コイン」のテキストは対象ではないので、救貧院使用時にカメレオンの習性を選択した場合は、「+4カードを引く、手札を公開し、財宝カード1枚につき-1コイン」という処理になる。
      この時、所持仮想コインは0コイン未満にはならないので仮想コイン発生前であればデメリット無しとなる。
  • カメレオンの習性の効果は、カメレオンの習性を選択したアクションの【①このターン内に得る使用時効果】で、かつ【②そのアクション自身の使用時効果でそのアクション使用者が得る「+X カードを引く」「+X コイン」】を入れ替える、という処理であることに注意。
    • カメレオンの習性を選択したアクションの、【このターン以外に得る効果】には、カメレオンの習性の効果は適用されない。
      • 女魔術師を使用し、カメレオンの習性を選択した場合、女魔術師は「他のプレイヤーの最初のアクションの使用時効果を『+1カードを引く、+1アクション』に置換する」と「次のターンの開始時、+2カードを引く」を発揮する。
        いずれの効果も、『+X カードを引く』を得るのが【このターン内】では無いので、カメレオンの習性の効果は適用されない。
    • カメレオンの習性を選択したアクションで得られる、【アクション使用者以外が得る「+X カードを引く」「+X コイン」】には、カメレオンの習性の効果は適用されない。
      • 総督を使用し、カメレオンの習性を選択し、『すべてのプレイヤーは+1(+3)カードを引く。』の能力を選択した場合、
        総督を使用したプレイヤーは「+3カードを引く」の代わりに「+3コイン」を得て、総督使用者以外のプレイヤーは「+1カードを引く」をそのまま得る。
    • カメレオンの習性を選択したアクションの結果得られる、【自身以外の効果で得る「+X カードを引く」「+X コイン」】には、カメレオンの習性の効果は適用されない。
      • インプを使用し、カメレオンの習性を選択した場合、「+2カードを引く」の代わりに「+2コイン」を得ることになる。そして、場に出ていないアクションカードを使用してもよい。
        このアクションカードでカメレオンの習性選ばない限り、アクションカードの効果はそのままである。
      • 詩人を使用し、カメレオンの習性を選択した場合、詩人は「+2コイン」と「祝福を1つ受ける」を発揮する。
        すると、この「+2コイン」には、カメレオンの習性の効果が適用される。よって、代わりに「+2カードを引く」を得ることになる。
        その後、祝福を受ける効果で、例えば海の恵みを受けた場合には「+1カードを引く」を得るが、これは【(海の恵みから発生した効果であり)詩人自身の効果で得た「+1カードを引く」ではない】ので、カメレオンの習性の効果は適用されない。
      • 一方で、司祭を使用し、カメレオンの習性を選択した場合、司祭は「(即座に)+2コイン」と「手札1枚廃棄し、その後、このターンの間、カード1枚廃棄ごと+2コイン」を発揮する。
        まず、「(即座に)+2コイン」には、カメレオンの習性の効果が適用される。よって、代わりに「(即座に)+2カードを引く」を得ることになる。
        その後、例えばヤギ飼いを使用し(このターン中に)カードを廃棄した際には、【(ヤギ飼いから発生した効果ではなく)司祭自身の効果で「(カード廃棄により)+2コイン」が得られる】ので、この「(カード廃棄により)+2コイン」にも、カメレオンの習性の効果が適用される。よって、代わりに「(カード廃棄により)+2カードを引く」を得ることになる。
    • また、【自身の使用時効果以外で得る「+X カードを引く」「+X コイン」】はカメレオンの習性の効果を受けないことにも注意。
      • ネズミAを使用し、カメレオンの習性を選択した場合、「+1カードを引く、+1アクション」の代わりに「+1コイン、+1アクション」を得る(その後「ネズミを1枚獲得、手札からネズミ以外を1枚廃棄」も発生する)。
        その後、焚火の効果でネズミAを廃棄した場合は、廃棄時効果で「+1カードを引く」を得るが、これにはカメレオンの習性の効果は適用されない*2
    • カメレオンの習性を選択したアクションの使用時効果にある【実際に得られるわけではない、テキストに書いてあるだけの「+X カードを引く」「+X コイン」】は、カメレオンの習性によって書き換えられることは無い。
      • 聖なる木立ちを使用し、カメレオンの習性を選択した場合、「+1カードを購入、+3コイン」の代わりに「+1カードを購入、+3カードを引く」を得る。
        その後、「祝福を1つ受ける。それにより+1コインを得なければ、他のプレイヤーも全員、それを受けてもよい。」の効果が発揮されるが、このテキストにある+1コインは【実際に得られるわけではない、テキストに書いてあるだけの「+1コイン」】なので、カメレオンの習性の効果で書き換えられるということは無い。

余談

カメレオンの習性はカードテキスト中の"draw"と"+X card"を厳密に区別するが、特に日本語版カードでは、表記違いを起こしているモノがある*3
具体的には、以下のカードで「英語最新版の表記とのズレ」が出ている。オンライン版であれば修正されているはずだが、オフラインで実際に該当カードを用いる場合は事前に協議するべきである。

以下のカードは、版によってカードテキストが"+X card"や「+X カードを引く」となっているが、いずれも英語版最新版で"draw"の表記であることを根拠に、オンライン版ではカメレオンの習性の効果対象ではない。

以下のカードは、版によって*4カードテキストが"draw"となっているが、いずれも英語版最新版で"+X card"の表記であることを根拠に、オンライン版ではカメレオンの習性の効果対象である。

コメント



*1 そもそもの話、たとえカメレオンの習性を選択した後にトークン効果を得られたとしても、それは【(トークンから発生した効果であり)アクションカード自身の効果で得た「+X カードを引く」「+X コイン」ではない】ので、カメレオンの習性の効果は適用されない、と処理されるハズではあるが
*2 習性は使用時効果のみを対象とするるため。「カメレオンの習性のカードテキストを読む限り、廃棄時効果にも効果適用すべきは?」と思うかもしれないが、廃棄時効果にまで適用してしまうと、「玉座の間で2回使用し、1回目は習性選択し、2回目は習性選択しなかったネズミA」の廃棄時の処理に困ることになる。
*3 『英語版では第二版で修正されたが、日本語版ではまだ第二版が出ていないので修正されていない』という場合もある
*4 どの版がどのテキストかは神託の英語版Wikiが詳しい