相続

Last-modified: 2025-05-07 (水) 22:46:16
収録拡張カード名コストカード種別効果(※日本語訳はDominion Onlineより)
AdventuresInheritance7EventOnce per game: Set aside a non-Command non-Duration Action card from the Supply costing up to $4.
Move your Estate token to it. (During your turns, Estates are also Command Actions with "Play the card with your Estate token, leaving it there.")
冒険相続7イベントゲーム中に1度のみ: サプライから命令でも持続でもないコスト4以下のアクションカード1枚を脇に置く。
その上にあなたの屋敷トークンを移動する(あなたのターン中、屋敷は追加で命令かつアクションカードでもあり、能力「あなたの屋敷トークンを乗せたカードを動かさずに使用する」を持つ)。
 錬金術、収穫祭、ギルド、冒険、帝国、夜想曲、ルネサンス、プロモでのルール変更とエラッタについて
このカードは2022年のルール変更とエラッタカードテキストから効果が変更されており、2022年現在の(日本語版の)カードテキストと効果が異なります。
Dominion Online等のインターネット上でドミニオンを遊べるサービスでは変更後のルールで処理が行われています。
実際のカードを用いてゲームを行う際は、混乱を避けるため変更前と変更後のどちらのルールを採用するか事前に決めた方が良いでしょう。
(ルール変更前の情報については余談を参照してください。)
 英語版移動動物園(拡張)改版に伴う2025年2月エラッタについて
このカードは英語版移動動物園(拡張)改版に伴う2025年2月エラッタカードテキストから効果が変更されており、2025年2月現在のカードテキストと効果が異なります。
Dominion Online等のインターネット上でドミニオンを遊べるサービスでは変更後のルールで処理が行われています。
実際のカードを用いてゲームを行う際は、混乱を避けるため変更前と変更後のどちらのルールを採用するか事前に決めた方が良いでしょう。
(ルール変更前の情報については余談を参照してください。)

概要

初期デッキで邪魔なカード筆頭の屋敷を、アクションカードとすることができるイベント
最低限キャントリップを相続すればデッキを阻害しなくなるが、集めるほど強いカードを相続することで真価を発揮する。
4コストのアクションには金物商カササギといった優秀なキャントリップが多いので、サプライにあれば狙っていきたい。
序盤に購入したいイベントだが、7コストと高価なのがネック。男爵死の荷車といった、瞬間的に金量を生むアクションを利用して一気に到達したいところ。

利用法

※以下、「相続購入プレイヤーのターン中でアクション-命令化している屋敷」を【相続化屋敷】と呼称することがある。
※以下、相続の効果で脇に移動し屋敷トークンを乗せたカードAを【相続済みカードA】と呼称し、例えば相続の効果で脇に移動し屋敷トークンを乗せたは【相続済み村】と呼称&この状態を【村相続】と呼称することがある。

  • 例えば、【キャントリップ相続】状態になるだけでも、「デッキ内の屋敷が邪魔にならない」「2コストで『1勝利点付きキャントリップ』が購入できる(集めやすい)」という状態になる。
    • この時、金物商で【相続化屋敷】を公開すれば+1ドローと+1アクションが得られるようになる。他の各種アクションカード参照でボーナスが得られるカードも強力になりやすいといえる。
  • 使用回数を稼ぎたいカードを相続すると、一気に使用回数が稼げるようになる。【山守相続】や【農家の市場相続】が好例。
  • コスト減効果を絡めると、コスト5以上のカードも相続できて、より強力となる。
    • 本体効果によりカード獲得と絡めてコスト4以下にしやすい【デストリエ相続】や【行人相続】が狙いやすい。
    • 系で全体コストを減少させる場合、元がコスト2である屋敷を極めて集めやすくなる点でも相性が良い。
  • デメリットが大きい、もしくはデッキがターミナルアクションまみれになる場合でもない限り、相続して困ることは少ない。
    • ただし、後述の通り【相続化屋敷】の使用時効果は「使用したカードは場に出ない」「使用したカードの『自身を移動させる効果』は処理に失敗する」という特徴があるので、
      ならず者など、『場に出ているときの効果』を利用したいカード
      などの『リアクション効果』を利用したいカード
      宝の地図などの『自身を廃棄した時の効果』を利用したいカード
      複製などの『酒場マットからの呼び出し時の効果』を利用したいカード
      騎士見習いなどの『場から捨て札になる時の効果』を利用したいカード
      暗躍者などの『獲得時効果』が強力なカード
      …などのカードは相続にあまり向いていないと言える。
      • 逆に言うと、厄介な獲得時効果があるカード(【呪われたカード】など)を相続すると、獲得時効果を得ずに済むことも覚えておきたい。
  • 【相続済みカード】は使用しても自身を移動させる処理に失敗するので、いわゆる「使い捨て」のアクションを相続するのも強力である。
    • 実験相続】や【陣地相続】が特に強力。狙わない手はない。
    • 【相続済み騎士】は、不死身となり強力(騎士の山札の一番上がサー・マーチンの場合orコスト減を絡める必要がある)。
      • ただしピクシーなどの「実際に使い捨てること」が追加効果の条件になっているカードは、【相続化屋敷】で使用しても使い捨て効果が得られないので注意。
  • 相続自体が7コストと高価なので、いかに到達するかが課題。死の荷車など瞬間的に金量を生むカードによってアクセスしたい。
    • 特に男爵であれば、購入権を生みつつ本来ならデメリットであるはずの屋敷を獲得する効果も逆利用できるため、相続購入後も大活躍する最高の相性を発揮する。
  • 相続を見越して事前に屋敷を購入しておく戦法もあるが、その結果デッキの回転が遅くなり、相続できずに出遅れてしまうようでは本末転倒である。
    • 先々に7金が出ることが確定していれば、先に屋敷購入しておくとお得。特に3ターン目で2金しか出なかった場合、組み合わせによっては4ターン目で7金が確定していることもあるため、見落とさずに屋敷を購入したい。
    • また、相続がある場では、圧縮で屋敷を廃棄するべきか検討することになる。そもそも相続を使わない、という選択もあるので、サプライによって戦術が変わることになる。
  • 【相続化屋敷】はカード種別にアクション-命令が追加されるため、カード種別を参照し追加効果を得るカード(鉄工所鷹匠など)との組み合わせがより強力になる。
    • また、サプライにあるアクションを選択する効果(石工の過払い効果、召喚など)で【相続化屋敷】を選ぶことができるようになる。
    • 石切場使用後は【相続化屋敷】が0コストになることにも注意。

相続購入で強化されるor弱化されるor使用感が異なるカードなど

開く

太字のものは特に強化or弱化するもの。
下線を引いたものは、相続状態になることでより強化or弱化するもの(カッコ内のカードはコストダウンが必須)。

強化される廷臣【相続化屋敷】を公開しやすくなるので、より多くのボーナスが得やすい。
パトロール
伝令官
金物商
カササギ
岐路
市街
国境警備隊
ピアッツァ
(狩人)
鉄工所【相続化屋敷】を獲得しやすくなるので、より多くのボーナスが得やすい。
隠し財産
学園
馬丁
家臣【相続化屋敷】を廃棄or捨て札or由来する山に戻ししやすくなるので、より多くのボーナスが得やすい。
変成
魔女の小屋
生贄
羊飼い
呪いの鏡
小像
交換
玉座の間手札に他のアクションと揃わないと事故る効果は、【相続化屋敷】がデッキに多いと安定する。
大名
王子
Shop上記に加え、実カードと【相続化屋敷】の名前が異なることで、実カードを大量に採用する手法よりも強力になりやすい。
コンクラーベ
インプ
収集品【相続化屋敷】獲得がデッキを汚染しないので、効果が得やすい。
大釜
凱旋
商売
同盟
ギルドマスター
豊穣の角笛【相続化屋敷】が場に出ることで強化される。
Housecarl
男爵屋敷獲得効果を持つカードなどは、強化されるといえる。
郎党
狩場
ワイルドハント
広大な城
遠い海岸
シルクロード屋敷を有効利用できるカードなどは、強化されるといえる。
輪作
牧草地
高原の羊飼い
境界地
置き去り【相続化屋敷】を廃棄すると、+6ドローを得られる。
庭園【相続化屋敷】がデッキを汚染しないので、デッキを厚くしやすい。
賢者の石
移動動物園キャントリップ効果を得るだけでも十分だが、コストがどちらも低い屋敷と移動動物園とを適度にデッキに採用することで追加効果が得やすい。
行人コスト4以下にして相続すると強力。
デストリエ上記に加え、コストが低い【相続化屋敷】の大量獲得でデストリエ本体を1コスト以下にして安価な購入を狙うのも良い。
行商人上記に加え、コストが低い【相続化屋敷】の大量獲得で行商人本体を0コストにして安価な購入を狙うのも良い。
公会堂【相続化屋敷】がデッキを汚染しないので、効果が得やすい。(相続購入まで勝利点トークンが残っていればの話だが)
迷宮
列柱
戦場
画策キャントリップ効果を得るだけでも十分だが、強力なアクションを使い回せる。
値切り屋【相続化屋敷】が邪魔にならないので、追加獲得がデメリットになることがなくなる。
急使通常、「屋敷を捨て札&使用した場合、実質1ドロー2コイン得るだけ」なわけだが、「【急使相続】状態ならば、連鎖する」となり、コスパが非常に高くなる。
道路網勝利点獲得機会が格段に増えるので、購入or獲得機会があればデッキに採用したい。
黒猫
地図作り
役人【相続化屋敷】がデッキ多くあるゲームになりがちなので、アタックがヒットしやすい。
弱化される枢機卿【相続化屋敷】がデッキに多くあるゲームになりがちなので、アタックが実質不発となりやすい。
ウォリアー
宝物庫勝利点獲得機会が多いゲームでは弱体化する。
貧民街【相続化屋敷】が手札にある状況が多く、追加効果を得られない。村系が少なく、共同墓地と見なして使用する手もあるが、キャントリップを相続した方が有用&貧民街購入自体が手損感がある。
パトリキ屋敷が圧縮されないと追加効果が得にくいカードは若干弱化すると言える。
礼拝堂などの圧縮カード全般相続購入後は【相続化屋敷】が邪魔にならなくなり、手損感が否めない。
使用感が異なる戦車競走2コスト以下のカードがデッキに多い相手に対して強力なカードなので、相続は無視して圧縮を行い、競走に独り勝ちする戦法が成立するので注意。
シャーマンターン開始時の【相続化屋敷】獲得を有用化できる場合があるが、そもそも圧縮カード自体がそこまで重用されないゲームとなるので、痛し痒し。
鷹匠【相続化屋敷】を獲得したプレイヤーも他のプレイヤーもリアクションのチャンスが回る。
山の社廃棄置き場に【相続化屋敷】があれば追加効果が得られる。
物色廃棄置き場に屋敷がない状態が多く、使用感が異なる。
石切場屋敷が0コストになる。
海路後述の通り、【相続化屋敷】の山札には基本的にプレイヤートークンを置けないが、海路による+購入トークンは問題なく置くことができる。
例えば、街道を並べるデッキを作る際、海路で【相続化屋敷】を獲得すれば、購入権が爆増するので、見逃さないように。
投資「【相続化屋敷】を投資し、他プレイヤーの屋敷獲得でドローする」の状況が発生することがある。
山師&悟りのあるゲームでの呪い悟りの発動後は【呪い相続】ができるようになる。
呪い自体は強化されないのであまり強力な動きではないが、普段あり得ない光景で面白い。
地下貯蔵庫などのルーター全般相続購入後は【相続化屋敷】が邪魔にならなくなり、手損感もあるが、ルーターを多めにして強力なコンボやワンショットを狙う意味では悪くない。

詳細なルール

  • 一度相続を購入したプレイヤーは、残りのゲーム中相続を購入できない。
  • 相続を購入した際、【相続済みカード】を選択する(=サプライにあるコスト4以下の命令&持続でないアクションカード1枚を脇に置く)のは強制処理である。
    • 【相続済みカード】の選択時、などによってカードのコストが下がっている場合、下がった後のコストを参照する。
    • コストにポーション負債が含まれているアクションカードは、【相続済みカード】にできない。
      • 【相続済みカード】にできるカードは、正確には「コスト 4コイン0ポーション0負債以下のカード」とみなされるため。
    • ウォリアーなどのサプライに置かれないアクションカードは、【相続済みカード】にできない。
      • 相続は(初版の効果と異なり)風車のようにカードタイプに『勝利点』が含まれているカードだろうと、アクションカードさえであれば【相続済みカード】にできるので注意。
    • サプライに条件に合うアクションカードが無かった場合は、何も【相続済みカード】にできない。
      • この場合も「このプレイヤーは残りのゲーム中相続を購入できない」「このプレイヤーのターン中、屋敷は命令かつアクションとして扱われる(ただし【相続済みカード】が無いので、使用しても何の効果も発揮されない)」ということに注意。
  • 【相続済みカード】を選び脇に置く挙動は、『カードの獲得』ではないことに注意。
    • 【相続済みカード】の獲得時効果は発生しない。
    • 【相続済みカード】を選ぶことに対して望楼交易人などでリアクションできない。
    • 【相続済みカード】をこのターンのカードの獲得枚数に数えない。
  • 【相続済みカード】は、ゲーム終了時に自分のデッキに加えられる。
    • 庭園などの点数計算であなたのカードとして数えられる。
  • 相続購入後も、サプライの『屋敷の山札』は変わらず、『勝利点の山札』のままである。
    山札のカードタイプはランダマイザの記載に則る原則による。相続は、山札の種類に「アクション-命令」のタイプを追加する効果は持たない。
    • 具体的には、教師のリザーブ効果は「サプライにあるアクションの山札」が対象なので、相続購入後でも屋敷の山札にはトークンを置けない。
    • 同様に、植民を購入した際に獲得するカードは「サプライにあるアクションの山札*1」であるため、相続購入後でも【相続化屋敷】は獲得されない。
  • ゲーム終了時は誰のターンでもない。例えばすべてのプレイヤーが相続を購入済みでも、屋敷はゲーム終了時はアクションとして扱われない。ブドウ園等の点数計算時には注意。

【相続化屋敷】について

  • 相続購入者のターン中は、自分の所持している屋敷以外でも、全ての屋敷が【相続化屋敷】として扱われる。(初版と動きが変わる場合があるので注意)
    • 相続購入者のターン中は、サプライにある屋敷も(【相続化屋敷】なので)アクション-勝利点-命令のカード種別を持つもととして扱われる。
      • 大学の効果でサプライの【相続化屋敷】を獲得することができる。また、待ち伏せの効果でサプライの【相続化屋敷】を廃棄することができる。
    • 相続購入者のターン中は、廃棄置き場にある屋敷も(【相続化屋敷】なので)アクション-勝利点-命令のカード種別を持つものとして扱われる。
      • 待ち伏せの効果で廃棄置き場の【相続化屋敷】を獲得することができる。
    • 相続購入者のターン中は、他プレイヤーの所持している屋敷も(【相続化屋敷】なので)アクション-勝利点-命令のカード種別を持つものとして扱われる。(他プレイヤーが相続購入者かどうかは関係ないことに注意)
      • 大衆を使用し、他プレイヤーの山札から【相続化屋敷】が公開された場合、捨て札となる。
  • 【相続化屋敷】は、
    ①アクション-勝利点-命令のカード種別を持つものとして扱われる
    ②(元々持っていた1勝利点の効果に加えて)『あなたの【相続済みカード】を動かさずに使用する』という使用時効果を持つ
    …ようになる。
    • 「【相続化屋敷】が『【相続済みカード】の使用時効果(=仕切り線より上の効果)』及び『【相続済みカード】の使用時効果以外の効果(=仕切り線より下の効果)』を得るわけではない」ということに注意。以下は一例。
      • 港町相続】時に【相続化屋敷】を獲得した場合でも、港町は獲得しない。
      • 石工相続】時に【相続化屋敷】の購入した場合でも、過払いすることはできない。
      • 大市場相続】時に、場に銅貨が出ていても【相続化屋敷】を購入することができる。
      • 【廃棄時効果のあるカード相続】時に、【相続化屋敷】を廃棄しても何も起こらない。
      • 騎士見習い相続】時に【相続化屋敷】を使用しても、クリーンアップフェイズに【相続化屋敷】をサプライの山に戻してトレジャーハンター交換することはできない。
        また、【相続済み騎士見習い】はクリーンアップフェイズに捨て札とならないので、トレジャーハンターと交換することができない。
      • 【リアクション効果のあるカード相続】時でも、【相続化屋敷】はリアクション効果を持たない。
      • 木こり相続】時など、「【相続済みカード】の指示文に『+コイン』がある場合」でも、【相続化屋敷】が資本主義の効果で財宝化することは無い。
    • 「【相続化屋敷】が『【相続済みカード】のカード種別』を得るわけではない」ということに注意。
      • 鉄工所で【相続化屋敷】を獲得した場合、「アクション-勝利点-命令」のカードの獲得であるので、常に+1ドローと+1アクションを得る。
      • 相続】時に、【相続化屋敷】を財宝カードとして購入フェイズに使用することはできない。
      • 人狼相続】時に、【相続化屋敷】を夜行カードとして夜フェイズに使用することはできない。
  • 【相続化屋敷】の使用時、「【相続化屋敷】を使用→【相続化屋敷】の効果で【相続済みカード】を使用」という処理になる。以下のような例に注意。

【例1】「【相続化屋敷】を使用」「【相続化屋敷】の効果で【相続済みカード】を使用」は、共に『アクションの使用』としてカウントされる。
(【共謀者相続】の状態で)

  1. ターン開始後、を使用する。
  2. 【相続化屋敷】を使用する。
    1. 【相続化屋敷】の効果で【相続済み共謀者】を使用する。
      ※この場合、【相続済み共謀者】は『3回目のアクションの使用』と見なされるので、「+1ドロー、+1アクション」の追加効果を得る。
  • 【相続化屋敷】が場から捨て札になるタイミングは、「【相続済みカード】が場に出ていれば、場から捨て札になるであろうタイミング」を踏襲する。
  • 「あなたの屋敷トークンを乗せたカードを動かさずに使用する」とは、「【相続済みカード】は場に出ない」「【相続済みカード】の『自身を移動させる効果』は処理に失敗する」という意味である。
  • 【相続化屋敷】は、元々持っている1勝利点の効果を失わない。
  • 【相続化屋敷】は、屋敷が元々持っているカード種別(勝利点)を失わない。
    • 道化師で屋敷が公開された場合、ターンプレイヤーが相続購入済みかどうかに関わらず、屋敷は「勝利点」のタイプを持つので、公開したプレイヤーは呪いを受け取り、誰かが屋敷を新たに獲得することは無い。
  • 【相続化屋敷】のコストは変動しない。通常は2コインである。
    • 行進で【相続化屋敷】を使用した場合、行進の効果で獲得するのは【相続化屋敷】よりコストがちょうど1多い(通常は3コインの)アクションである。
  • 【相続化屋敷】のカード名は「屋敷」のままである。
    • ネズミ相続】時、ネズミを使用した際に手札の【相続化屋敷】を廃棄できる。なお、ネズミの効果で獲得するのは【相続化屋敷】ではなくネズミである。
    • 狂信者相続】時、狂信者を使用した際に手札から【相続化屋敷】を使用することはできない。
    • 宝の地図相続】時に宝の地図を使用しても、手札の【相続化屋敷】は廃棄できない。
    • 【宝の地図相続】時に【相続化屋敷】を使用すると、【相続済み宝の地図】が使用される。この時、「手札の宝の地図の廃棄」はできるが、「【相続済み宝の地図】の廃棄」には失敗する。よって、宝の地図2枚を廃棄できないため、金貨4枚は獲得できない。
    • 岐路相続】時に【相続化屋敷】を使用すると、【相続済み岐路】が使用されるため、+3アクションが得られる。
    • コンクラーベ相続】時に【相続化屋敷】を使用すると、【相続済みコンクラーベ】が場に移動せず使用される。よって、その後手札から(事前に場に出ていなければ)コンクラーベを使用できる。
      また、手札からコンクラーベを使用した際も、手札から(事前に場に出ていなければ)【相続化屋敷】を使用し、その結果「【相続済みコンクラーベ】を使用する」という動きもできる。
  • 【相続化屋敷】が由来するサプライの山札は屋敷のままである。

ターンプレイヤーではないプレイヤーが【相続化屋敷】を使用する場合について

  • レアケースだが、「ターンプレイヤー(以下、プレイヤーT)」ではなく、「ターンプレイヤーではないプレイヤー(以下、プレイヤーA)」が【相続化屋敷】を使用する場合*2の処理に注意が必要。
    以下は一例。

<例1>プレイヤーTが【村相続】状態、プレイヤーAが【相続未購入】状態、の場合

  1. プレイヤーTのターン中、プレイヤーAが手札のアクションを使用できる機会が生まれると、プレイヤーAは「手札の【相続化屋敷】を場に出し使用する」という動きができる。
    ※先述の通り、「プレイヤーTが【村相続】状態なら、ゲーム内全ての屋敷が【相続化屋敷】であるため、プレイヤーAの手札の屋敷も当然使用できる。
  2. プレイヤーAの【相続化屋敷】は使用時効果で「プレイヤーAの【相続済みカード】を動かさずに使用する」を発揮する。
    ただし、プレイヤーAは【相続未購入】なので、何も起きない
    ※何も起きないが、
    ・【相続化屋敷】は場に出ており、次のクリーンアップフェイズに場から捨て札にされる
    ・プレイヤーAの上陸部隊が参照する『ターン中最初に使用されたカード』として扱われる
    ・プレイヤーAに「アクションの使用前タイミング」は来る
    ・プレイヤーAに「アクションの使用後タイミング」は来る
    ・プレイヤーAの「アクションの使用回数」は増える
    という点にも注意。

<例2>プレイヤーTが【相続未購入】状態、プレイヤーAが【村相続】状態、の場合

  1. プレイヤーTのターン中、プレイヤーAが手札のアクションを使用できる機会が生まれても、プレイヤーAは「手札の屋敷を場に出し使用する」という動きができない。
    ※先述の通り、「プレイヤーTが【相続未購入】状態なら、(プレイヤーTのターン中は)ゲーム内全ての屋敷が【相続化屋敷】でないため、プレイヤーAの手札の屋敷は当然使用できない。

<例3>プレイヤーTが【村相続】状態、プレイヤーAが【鍛冶屋相続】状態、の場合

  1. プレイヤーTのターン中、プレイヤーAが手札のアクションを使用できる機会が生まれると、プレイヤーAは「手札の【相続化屋敷】を場に出し使用する」という動きができる。
  2. プレイヤーAの【相続化屋敷】は使用時効果で「プレイヤーAの【相続済みカード】を動かさずに使用する」を発揮する。
    プレイヤーAは【鍛冶屋相続】状態なので、【相続済み鍛冶屋】を動かさずに使用する。
    ※誤って【相続済み村】を使用しないように注意。

<例4>「ウミガメの習性を用いるゲームで、プレイヤーTが【村相続】状態、プレイヤーAが【相続未購入】状態」の時、【相続化屋敷】の『使用予約』が発生する場合

  1. プレイヤーTのターン中、プレイヤーAが手札のアクションを使用できる機会が生まれると、プレイヤーAは「手札の【相続化屋敷】を場に出し使用する」という動きができる。
  2. プレイヤーAは【相続化屋敷】使用時、「ウミガメの習性を選ぶ」ことができる。
    そうした場合、【相続化屋敷】は「プレイヤーAの脇に移動し、プレイヤーAの次のターンの開始時に使用される」という、いわば『使用予約済み』の状態になる。
  3. プレイヤーTのターンが終了する。
  4. その後、プレイヤーAのターン開始時が来ると、(2)で『使用予約』をした屋敷脇から場に移動し使用される
    ※プレイヤーAは【相続未購入】状態なので、「カード種別に[勝利点]しか持たない(=カード種別に[アクション]を持たない)屋敷」だが、問題なく使用される。
  5. 当然、屋敷は使用時効果を持たないので、何も起きない
    ※この何も起きないが、<例1>と少し異なる状況であることに注意。
    つまり、
    ・屋敷は場に出ており、次のクリーンアップフェイズに場から捨て札にされる
    ・プレイヤーAの上陸部隊が参照する『ターン中最初に使用されたカード』として扱われる
    ということは変わりないが、
    ・プレイヤーAに「アクションの使用前タイミング」は来ない。つまり、この時はウミガメの習性を選ぶことができない。
    ・プレイヤーAに「アクションの使用後タイミング」は来ない
    ・プレイヤーAの「アクションの使用回数」は増えない
    という点に注意が必要。

余談1

  • 相続は冒険で初登場したイベント20種の中の1枚であるが、「1ゲーム中1回しか購入できない」「専用のトークンを使用して、購入済かどうかを判別する」「購入後は効果が永久に発揮される」という特徴を持つ。
    これは、現在の分類では後に登場したルネサンス収録のプロジェクトの先駆けと言える。

余談2

日本語版初版カードのカードテキスト等を以下に残しておく。

開く

収録拡張コスト種別効果
冒険7イベントゲーム中に1度だけ:
サプライからコスト4以下の勝利点でないアクションカード1枚を脇に置く。
あなたの屋敷トークンを、そのカードへ移動する(あなたの屋敷は、その脇に置いたカードの能力と種類を得る)。

概要

邪魔な初期手札筆頭の屋敷がアクションカードに変貌する。
最低限キャントリップにすればデッキを阻害しなくなるが、集めるほど強いカードに化けさせることで真価を発揮する。
4コストのカードには隊商カササギといった優秀なキャントリップが多いので、サプライにあれば狙っていきたい。また金物商は屋敷を公開すれば+1カードと+1アクションの両方が得られるようになるので特に相性がいい。
序盤に購入したいイベントだが、その割には7コストと高め。銅細工師死の荷車といったアクションを利用して一気に到達したいところ。男爵ならそれに加えて、本来ならデメリットであるはずの屋敷を獲得する効果も逆利用できる。

利用法

  • デメリットが大きい、もしくはデッキがターミナルアクションまみれになる場合でもない限り、相続して困ることは少ない。
  • 事前に屋敷を買ったりした結果デッキの回転が遅くなり、そのためになかなか相続できずに出遅れてしまうようでは本末転倒である。また、相続がある場でデッキを圧縮する際には、相続を使うか事前に考えておこう。
  • 相続した屋敷はカードの種類が『勝利点+相続したアクションのカードの種類』となるため、カードの種類を参照し追加効果を得るカード(鉄工所変成金物商生贄廷臣)との組み合わせがより強力になる。
    • ただし、他プレイヤーがカードの種類を参照し追加効果を得るカード(貢物)がある場合は、他プレイヤーのメリットにもなってしまうので注意。

詳細なルール

  • すでに相続を購入したプレイヤーは、残りのゲーム中相続を購入できない。
  • などでカードのコストが下がっている場合、下がった後のコストを参照する。
  • コストにポーションや負債が含まれているカードは相続の効果で脇に置くことができない。
  • 屋敷が本来持つ1勝利点の効果&カード種類(勝利点)は失われない。
  • 相続の効果で「アクションカード1枚を脇に置く」という動きは、『カードの獲得』ではない。
    • 脇に置いたカードの獲得時効果は発生しない。
    • 脇に置いたカードをこのターンのカードの獲得枚数に数えない。
    • カードを脇に置くことに対して望楼交易人でリアクションできない。
  • 相続購入時に脇に移動させたカードはゲーム終了時に自分のデッキに加えられる。
    • 庭園等の点数計算であなたのカードとして数えられる。
  • 「あなたの屋敷」は以下のものを指す。
    • 最初のデッキに含まれている屋敷。
    • 購入・獲得した屋敷。
    • 仮面舞踏会で右隣のプレイヤーから渡された屋敷。
  • 「あなたの屋敷」に対して以下の行為をした場合、その屋敷はあなたの屋敷ではなくなる。
    • 廃棄した場合。(※城塞を相続していた場合を除く)
    • サプライに戻した場合。
    • 仮面舞踏会で左隣のプレイヤーに渡した場合。
    • 支配交易人の効果によって獲得がキャンセルされた場合。
  • 自分のターン以外でも、自分の屋敷は相続したカードと同じ効果を持つ。
  • 屋敷のカードの種類は、相続したカードに「勝利点」を加えたものになる。
    • 鉄工所で何かを相続中の屋敷を獲得した場合、+1カードと+1アクションを得られる。(相続したカードが財宝カードでもあるなら+1コインも得られる)
    • を相続した場合、廷臣で屋敷を公開すると屋敷のカードの種類は「アクション-リアクション-勝利点」なので3種類の効果を得られる。
    • 何かを相続した屋敷はゲーム終了時もアクションカードの性質を残しているため、ブドウ園等の点数に影響する。
    • ランドマークにがあるゲームでを相続したプレイヤーがいた場合、(冠を相続しなかったプレイヤーも含めた)全員の中で屋敷を一番多く持っており、かつ冠を相続しているプレイヤーがいれば5勝利点を得られる。
  • 購入時効果や獲得時効果、廃棄時効果も全て相続したカードのものを引き継ぐ。
    • 港町を相続した状態で屋敷を購入した場合、屋敷の購入時効果で港町を獲得する。
    • 死の荷車を相続した状態で屋敷を獲得した場合、屋敷の獲得時効果で廃墟二枚を獲得する。
    • 石工などコストに+がついたカードを相続した場合、屋敷の購入時に追加コストを過払いして効果を得ることはできる。
  • サプライにある購入・獲得前の屋敷は通常の屋敷のままである。
    • 大学等の効果で屋敷を獲得することはできない。また待ち伏せの効果で屋敷を廃棄することもできない。
    • 大市場を相続した場合、場に銅貨が出ていても屋敷を購入することができる。
    • 遊牧民の野営地を相続して購入以外の手段で屋敷を獲得した場合、屋敷は捨て札置き場に移動する。(屋敷を購入した場合はデッキトップに移動する)
    • たとえ廃棄時効果のあるカードを相続していたとしても、大地への塩まきの効果で屋敷を廃棄しても何も起こらない。
  • 屋敷のコストはそのまま(通常は2)である。
    • 行進で何かを相続中の屋敷をプレイした場合、行進の効果で獲得するのは屋敷よりコストがちょうど1多い(通常は3)アクションである。
    • はみだし者を相続した場合、屋敷をプレイしても屋敷よりコストが低いカード(救貧院とか廃墟とか)としてしかプレイできない。
  • 屋敷のカード名は「屋敷」のままである。
    • 宝の地図を相続した場合、宝の地図または屋敷をプレイして手札の屋敷を廃棄できない。また屋敷をプレイして手札の宝の地図を廃棄することはできるが、「宝の地図2枚」を廃棄していないので金貨4枚は獲得できない。
    • 岐路を相続した場合、屋敷をプレイしても+3アクションは得られない。
    • ネズミを相続した場合でも、ネズミや屋敷の効果で屋敷を廃棄できる。またどちらをプレイしても獲得するのは屋敷ではなくネズミである。
    • 狂信者を相続した場合、狂信者や屋敷をプレイして手札から屋敷をプレイすることはできない。
    • サウナを相続した場合、屋敷をプレイして手札からアヴァントをプレイすることはできるが、アヴァントをプレイして手札から屋敷をプレイすることはできない。
    • コンクラーベを相続した場合、屋敷をプレイして手札から(まだ場に出ていなければ)コンクラーベをプレイできる。コンクラーベをプレイした際も、手札から(まだ場に出ていなければ)屋敷をプレイできる。
    • 英語版第二版の前哨地を相続した場合、屋敷をプレイしても何も起こらない。
  • 屋敷が由来するサプライの山札は屋敷のままである。
    • 相続したアクションカードの山札に+1カードトークン等が乗っていても、屋敷にそのトークンの効果は発生しない。
    • 騎士見習いを相続した場合、プレイした屋敷をサプライの屋敷の山札に戻してトレジャーハンターと交換することができる。
    • 陣地を相続した屋敷をプレイして金貨鹵獲品を公開しなかった場合、脇に置かれた屋敷はサプライの屋敷の山札に戻される。
    • 実験を相続した屋敷をプレイした場合、屋敷はサプライの屋敷の山札に戻される。
    • 災いカードとして指定されたアクションを相続していても、手札から屋敷を公開して魔女娘のアタックを防ぐことはできない。
    • 農家の市場等の集合カードはカードに勝利点トークンを置く山札が明記されているため、これらのカードを相続した屋敷をプレイしてもトークンが置かれるのは屋敷ではなく相続したカード本来の山札である。
    • Captainの効果で使用するアクションカードとして、アクションカードを相続している屋敷を選択することはできない。
  • 廃棄した屋敷は通常の屋敷である。
    • 祝宴を相続中の屋敷を玉座の間でプレイした場合、1回目のプレイで屋敷は廃棄されて通常の屋敷に戻ってしまっているため、2回目のプレイは発生しない。
    • 鉄工所で何かを相続中の屋敷を獲得し、獲得時に望楼のリアクションで廃棄した場合、参照する屋敷は廃棄置き場にある通常の屋敷であるため+1カードしか得られない。
      • ただし相続していたのが城塞の場合、屋敷は手札に移動し「あなたの屋敷」のままであるため+1アクションも得られる。
    • 待ち伏せの効果で廃棄置き場から屋敷を獲得することはできない。
    • 石切場が場に出ている状態で(城塞以外の)何かを相続中の屋敷を弟子で廃棄した場合、廃棄された屋敷はアクションの効果を失っており石切場の影響を受けないためカードを2枚引ける。
    • 変成で何かを相続中の屋敷を廃棄した場合、鉄工所&望楼と同様の理由で(勝利点由来の)金貨しか獲得できない。
      • この場合も城塞を相続していた場合は金貨の他に(アクション由来の)公領も獲得できる。
    • ネクロマンサーの効果で廃棄置き場にある屋敷を使用することはできない。
  • 屋敷がプレイされる前に所有者が変化した場合、屋敷はプレイされる時点での屋敷の所有者に応じた効果でプレイされる。

    【例】冠を相続している場合

    • 屋敷(1)をプレイ
    • 屋敷(1)の効果で屋敷(2)を選択
    • 屋敷(2)の1回目のプレイで玉座の間を選択
    • 玉座の間の1回目のプレイで大学を選択
      • 大学の1回目のプレイで官吏を獲得し、官吏の獲得時効果で屋敷(1)、屋敷(2)をデッキの一番上に戻す
      • 大学の2回目のプレイで狂信者を獲得し、獲得した狂信者を望楼のリアクションで廃棄。狂信者の廃棄時効果で屋敷(1)、屋敷(2)を含む3枚のカードを引いて手札に加える
    • 玉座の間の2回目のプレイで大使を選択
      • 大使の1回目のプレイで屋敷(2)を公開、サプライに屋敷(2)を戻し、左隣のプレイヤーは屋敷(2)を獲得する
      • 大使の2回目のプレイで何らかのカードを公開する
    • 屋敷(2)の2回目のプレイ
  • 上の例のような場合、ここでの屋敷(2)の2回目のプレイは左隣のプレイヤーが相続したカードとしてプレイされる。
    • 左隣のプレイヤーが何も相続していない場合は何も起こらない。
    • 左隣のプレイヤーが隊商の護衛を相続していた場合、自分以外のプレイエリアにあるカードをプレイできる可能性がある。このとき誰も屋敷に対して御料車を呼び出すことはできない。
    • 大使で戻したのが屋敷(1)の場合、屋敷(2)の所有者は変化していないので屋敷(2)の2回目のプレイも冠として扱われる。ただし現状のルールでは大使のプレイ時に公開した屋敷が屋敷(1)か屋敷(2)か見分ける手段がないため、実際にこのようなケースに遭遇した場合にはどちらの屋敷を戻したのかはっきり宣言する必要があるだろう。

余談3

2025年2月エラッタ前の情報を以下に残しておく。

開く

収録拡張カード名コストカード種別効果(※日本語訳はDominion Onlineより)
AdventuresInheritance7EventOnce per game: Set aside a non-Command Action card from the Supply costing up to $4.
Move your Estate token to it. (During your turns, Estates are also Command Actions with "Play the card with your Estate token, leaving it there.")
冒険相続7イベントゲーム中1回のみ:サプライの、命令カード以外のコスト4以下のアクションカード1枚を脇に置く。
その上にあなたの屋敷トークンを移動する(あなたのターン中、屋敷は追加で命令かつアクションカードでもあり、能力「あなたの屋敷トークンを乗せたカードを動かさずに使用する」を持つ)。

概要

初期デッキで邪魔なカード筆頭の屋敷を、アクションカードとすることができるイベント
最低限キャントリップを相続すればデッキを阻害しなくなるが、集めるほど強いカードを相続することで真価を発揮する。
4コストのアクションには金物商カササギといった優秀なキャントリップが多いので、サプライにあれば狙っていきたい。
序盤に購入したいイベントだが、7コストと高価なのがネック。男爵死の荷車といった、瞬間的に金量を生むアクションを利用して一気に到達したいところ。

利用法

※以下、「相続購入プレイヤーのターン中でアクション-命令化している屋敷」を【相続化屋敷】と呼称することがある。
※以下、相続の効果で脇に移動し屋敷トークンを乗せたカードAを【相続済みカードA】と呼称し、例えば相続の効果で脇に移動し屋敷トークンを乗せたは【相続済み村】と呼称&この状態を【村相続】と呼称することがある。

  • 例えば、【キャントリップ相続】状態になるだけでも、「デッキ内の屋敷が邪魔にならない」「2コストで『1勝利点付きキャントリップ』が購入できる(集めやすい)」という状態になる。
    • この時、金物商で【相続化屋敷】を公開すれば+1ドローと+1アクションが得られるようになる。他の各種アクションカード参照でボーナスが得られるカードも強力になりやすいといえる。
  • 使用回数を稼ぎたいカードを相続すると、一気に使用回数が稼げるようになる。【山守相続】や【農家の市場相続】が好例。
  • コスト減効果を絡めると、コスト5以上のカードも相続できて、より強力となる。
    • カード獲得と絡めてコスト4以下にしやすい【デストリエ相続】や【行人相続】が狙いやすい。
  • デメリットが大きい、もしくはデッキがターミナルアクションまみれになる場合でもない限り、相続して困ることは少ない。
    • ただし、後述の通り【相続化屋敷】の使用時効果は「使用したカードは場に出ない」「使用したカードの『自身を移動させる効果』は処理に失敗する」という特徴があるので、
      ならず者など、『場に出ているときの効果』を利用したいカード
      などの『リアクション効果』を利用したいカード
      宝の地図などの『自身を廃棄した時の効果』を利用したいカード
      複製などの『酒場マットからの呼び出し時の効果』を利用したいカード
      騎士見習いなどの『場から捨て札になる時の効果』を利用したいカード
      暗躍者などの『獲得時効果』が強力なカード
      …などのカードは相続にあまり向いていないと言える。
      • 逆に言うと、厄介な獲得時効果があるカード(セイレーン呪われたカードなど)を相続すると、獲得時効果を得ずに済むことも覚えておきたい。
  • 【相続済みカード】は使用しても自身を移動させる処理に失敗するので、いわゆる「使い捨て」のアクションを相続するのも強力である。
    • 実験相続】や【陣地相続】が特に強力。狙わない手はない。
    • 【相続済み騎士】は、不死身となり強力(騎士の山札の一番上がサー・マーチンの場合orコスト減を絡める必要がある)。
      • ただしピクシーなどの「実際に使い捨てること」が追加効果の条件になっているカードは、【相続化屋敷】で使用しても使い捨て効果が得られないので注意。
  • 相続自体が7コストと高価なので、いかに到達するかが課題。死の荷車など瞬間的に金量を生むカードによってアクセスしたい。
    • 特に男爵であれば、購入権を生みつつ本来ならデメリットであるはずの屋敷を獲得する効果も逆利用できるため、相続購入後も大活躍する最高の相性を発揮する。
  • 相続を見越して事前に屋敷を購入しておく戦法もあるが、その結果デッキの回転が遅くなり、相続できずに出遅れてしまうようでは本末転倒である。
    • 先々に7金が出ることが確定していれば、先に屋敷購入しておくとお得。特に3ターン目で2金しか出なかった場合、組み合わせによっては4ターン目で7金が確定していることもあるため、見落とさずに屋敷を購入したい。
    • また、相続がある場では、圧縮で屋敷を廃棄するべきか検討することになる。そもそも相続を使わない、という選択もあるので、サプライによって戦術が変わることになる。
  • 【相続化屋敷】はカード種別にアクション-命令が追加されるため、カード種別を参照し追加効果を得るカード(鉄工所鷹匠など)との組み合わせがより強力になる。
    • また、サプライにあるアクションを選択する効果(石工の過払い効果、召喚など)で【相続化屋敷】を選ぶことができるようになる。
    • 石切場使用後は【相続化屋敷】が0コストになることにも注意。

詳細なルール

  • 一度相続を購入したプレイヤーは、残りのゲーム中相続を購入できない。
  • 相続購入時、【相続済みカード】の選択する(=サプライにあるコスト4以下の命令でないアクションカード1枚を脇に置く)のは強制である。
    • 【相続済みカード】の選択時、などによってカードのコストが下がっている場合、下がった後のコストを参照する。
    • コストにポーション負債が含まれているアクションカードは、【相続済みカード】にできない。
      • 【相続済みカード】にできるカードは、正確には「コスト 4コイン0ポーション0負債以下のカード」とみなされるため。
    • ウォリアーなどのサプライに置かれないアクションカードは、【相続済みカード】にできない。
      • 相続は(初版の効果と異なり)風車のようにカードタイプに『勝利点』が含まれているカードだろうと、アクションカードさえであれば【相続済みカード】にできるので注意。
    • サプライに条件に合うアクションカードが無かった場合は、何も【相続済みカード】にできない。
      • この場合も「このプレイヤーは残りのゲーム中相続を購入できない」「このプレイヤーのターン中、屋敷は命令かつアクションとして扱われる(ただし【相続済みカード】が無いので、使用しても何の効果も発揮されない)」ということに注意。
  • 【相続済みカード】を選ぶ(=サプライの、命令カード以外のコスト4以下のアクションカード1枚を脇に置く)という動きは、『カードの獲得』ではないことに注意。
    • 【相続済みカード】の獲得時効果は発生しない。
    • 【相続済みカード】をこのターンのカードの獲得枚数に数えない。
    • 【相続済みカード】を選ぶことに対して望楼交易人などでリアクションできない。
  • 【相続済みカード】は、ゲーム終了時に自分のデッキに加えられる。
    • 庭園などの点数計算であなたのカードとして数えられる。
  • 相続購入後も、サプライの『屋敷の山札』は変わらず、『勝利点の山札』のままである。
    山札のカードタイプはランダマイザの記載に則る原則による。相続は、山札の種類に「アクション-命令」のタイプを追加する効果は持たない。
    • 具体的には、教師のリザーブ効果は「サプライにあるアクションの山札」が対象なので、相続購入後でも屋敷の山札にはトークンを置けない。
    • 同様に、植民を購入した際に獲得するカードは「サプライにあるアクションの山札*3」であるため、相続購入後でも【相続化屋敷】は獲得されない。
  • ゲーム終了時は誰のターンでもない。例えばすべてのプレイヤーが相続を購入済みでも、屋敷はゲーム終了時はアクションとして扱われない。ブドウ園等の点数計算時には注意。

【相続化屋敷】について

  • 相続購入者のターン中は、自分の所持している屋敷以外でも、全ての屋敷が【相続化屋敷】として扱われる。(初版と動きが変わる場合があるので注意)
    • 相続購入者のターン中は、サプライにある屋敷も(【相続化屋敷】なので)アクション-勝利点-命令のカード種別を持つもととして扱われる。
      • 大学の効果でサプライの【相続化屋敷】を獲得することができる。また、待ち伏せの効果でサプライの【相続化屋敷】を廃棄することができる。
    • 相続購入者のターン中は、廃棄置き場にある屋敷も(【相続化屋敷】なので)アクション-勝利点-命令のカード種別を持つものとして扱われる。
      • 待ち伏せの効果で廃棄置き場の【相続化屋敷】を獲得することができる。
    • 相続購入者のターン中は、他プレイヤーの所持している屋敷も(【相続化屋敷】なので)アクション-勝利点-命令のカード種別を持つものとして扱われる。(他プレイヤーが相続購入者かどうかは関係ないことに注意)
      • 大衆を使用し、他プレイヤーの山札から【相続化屋敷】が公開された場合、捨て札となる。
  • 【相続化屋敷】は、
    ①アクション-勝利点-命令のカード種別を持つものとして扱われる
    ②(元々持っていた1勝利点の効果に加えて)『あなたの【相続済みカード】を動かさずに使用する』という使用時効果を持つ
    …ようになる。
    • 「【相続化屋敷】が『【相続済みカード】の使用時効果(=仕切り線より上の効果)』及び『【相続済みカード】の使用時効果以外の効果(=仕切り線より下の効果)』を得るわけではない」ということに注意。以下は一例。
      • 港町相続】時に【相続化屋敷】を獲得した場合でも、港町は獲得しない。
      • 石工相続】時に【相続化屋敷】の購入した場合でも、過払いすることはできない。
      • 大市場相続】時に、場に銅貨が出ていても【相続化屋敷】を購入することができる。
      • 【廃棄時効果のあるカード相続】時に、【相続化屋敷】を廃棄しても何も起こらない。
      • 騎士見習い相続】時に【相続化屋敷】を使用しても、クリーンアップフェイズに【相続化屋敷】をサプライの山に戻してトレジャーハンター交換することはできない。
        また、【相続済み騎士見習い】はクリーンアップフェイズに捨て札とならないので、トレジャーハンターと交換することができない。
      • 【リアクション効果のあるカード相続】時でも、【相続化屋敷】はリアクション効果を持たない。
      • 木こり相続】時など、「【相続済みカード】の指示文に『+コイン』がある場合」でも、【相続化屋敷】が資本主義の効果で財宝化することは無い。
    • 「【相続化屋敷】が『【相続済みカード】のカード種別』を得るわけではない」ということに注意。
      • 鉄工所で【相続化屋敷】を獲得した場合、「アクション-勝利点-命令」のカードの獲得であるので、常に+1ドローと+1アクションを得る。
      • 相続】時に、【相続化屋敷】を財宝カードとして購入フェイズに使用することはできない。
      • 人狼相続】時に、【相続化屋敷】を夜行カードとして夜フェイズに使用することはできない。
  • 【相続化屋敷】の使用時、「【相続化屋敷】を使用→【相続化屋敷】の効果で【相続済みカード】を使用」という処理になる。以下のような例に注意。

【例1】「【相続化屋敷】を使用」「【相続化屋敷】の効果で【相続済みカード】を使用」は、共に『アクションの使用』としてカウントされる。
(【共謀者相続】の状態で)

  1. ターン開始後、を使用する。
  2. 【相続化屋敷】を使用する。
    1. 【相続化屋敷】の効果で【相続済み共謀者】を使用する。
      ※この場合、【相続済み共謀者】は『3回目のアクションの使用』と見なされるので、「+1ドロー、+1アクション」の追加効果を得る。
  • 【相続化屋敷】が場から捨て札になるタイミングは、「【相続済みカード】が場に出ていれば、場から捨て札になるであろうタイミング」を踏襲する。
    • 【相続化屋敷】で持続カードを使用した場合、【相続化屋敷】が捨て札になるのは「【相続済み持続カード】が発揮する効果がなくなったターンのクリーンアップフェイズ時」となる。
    • 【相続化屋敷】で【相続済み玉座の間】を使用した場合は、【相続化屋敷】が捨て札になるのは「【相続済み玉座の間】が場に出ていれば、場から捨て札になるであろうタイミング」となる。
      【相続済み玉座の間】の効果で持続カードを使用した場合には注意。
  • 「あなたの屋敷トークンを乗せたカードを動かさずに使用する」とは、「【相続済みカード】は場に出ない」「【相続済みカード】の『自身を移動させる効果』は処理に失敗する」という意味である。
  • 【相続化屋敷】は、元々持っている1勝利点の効果を失わない。
  • 【相続化屋敷】は、屋敷が元々持っているカード種別(勝利点)を失わない。
    • 道化師で屋敷が公開された場合、ターンプレイヤーが相続購入済みかどうかに関わらず、屋敷は「勝利点」のタイプを持つので、公開したプレイヤーは呪いを受け取り、誰かが屋敷を新たに獲得することは無い。
  • 【相続化屋敷】のコストは変動しない。通常は2コインである。
    • 行進で【相続化屋敷】を使用した場合、行進の効果で獲得するのは【相続化屋敷】よりコストがちょうど1多い(通常は3コインの)アクションである。
  • 【相続化屋敷】のカード名は「屋敷」のままである。
    • ネズミ相続】時、ネズミを使用した際に手札の【相続化屋敷】を廃棄できる。なお、ネズミの効果で獲得するのは【相続化屋敷】ではなくネズミである。
    • 狂信者相続】時、狂信者を使用した際に手札から【相続化屋敷】を使用することはできない。
    • 宝の地図相続】時に宝の地図を使用しても、手札の【相続化屋敷】は廃棄できない。
    • 【宝の地図相続】時に【相続化屋敷】を使用すると、【相続済み宝の地図】が使用される。この時、「手札の宝の地図の廃棄」はできるが、「【相続済み宝の地図】の廃棄」には失敗する。よって、宝の地図2枚を廃棄できないため、金貨4枚は獲得できない。
    • 岐路相続】時に【相続化屋敷】を使用すると、【相続済み岐路】が使用されるため、+3アクションが得られる。
    • コンクラーベ相続】時に【相続化屋敷】を使用すると、【相続済みコンクラーベ】が場に移動せず使用される。よって、その後手札から(事前に場に出ていなければ)コンクラーベを使用できる。
      また、手札からコンクラーベを使用した際も、手札から(事前に場に出ていなければ)【相続化屋敷】を使用し、その結果「【相続済みコンクラーベ】を使用する」という動きもできる。
  • 【相続化屋敷】が由来するサプライの山札は屋敷のままである。

ターンプレイヤーではないプレイヤーが【相続化屋敷】を使用する場合について

  • レアケースだが、「ターンプレイヤー(以下、プレイヤーT)」ではなく、「ターンプレイヤーではないプレイヤー(以下、プレイヤーA)」が【相続化屋敷】を使用する場合*4の処理に注意が必要。
    以下は一例。

<例1>プレイヤーTが【村相続】状態、プレイヤーAが【相続未購入】状態、の場合

  1. プレイヤーTのターン中、プレイヤーAが手札のアクションを使用できる機会が生まれると、プレイヤーAは「手札の【相続化屋敷】を場に出し使用する」という動きができる。
    ※先述の通り、「プレイヤーTが【村相続】状態なら、ゲーム内全ての屋敷が【相続化屋敷】であるため、プレイヤーAの手札の屋敷も当然使用できる。
  2. プレイヤーAの【相続化屋敷】は使用時効果で「プレイヤーAの【相続済みカード】を動かさずに使用する」を発揮する。
    ただし、プレイヤーAは【相続未購入】なので、何も起きない
    ※何も起きないが、
    ・【相続化屋敷】は場に出ており、次のクリーンアップフェイズに場から捨て札にされる
    ・(海路の効果で)「プレイヤーAの+1購入トークン」がサプライの屋敷の山に置かれていた場合、+1購入を得る
    ・プレイヤーAの上陸部隊が参照する『ターン中最初に使用されたカード』として扱われる
    ・プレイヤーAに「アクションの使用前タイミング」は来る
    ・プレイヤーAに「アクションの使用後タイミング」は来る
    ・プレイヤーAの「アクションの使用回数」は増える
    という点にも注意。

<例2>プレイヤーTが【相続未購入】状態、プレイヤーAが【村相続】状態、の場合

  1. プレイヤーTのターン中、プレイヤーAが手札のアクションを使用できる機会が生まれても、プレイヤーAは「手札の屋敷を場に出し使用する」という動きができない。
    ※先述の通り、「プレイヤーTが【相続未購入】状態なら、(プレイヤーTのターン中は)ゲーム内全ての屋敷が【相続化屋敷】でないため、プレイヤーAの手札の屋敷は当然使用できない。

<例3>プレイヤーTが【村相続】状態、プレイヤーAが【鍛冶屋相続】状態、の場合

  1. プレイヤーTのターン中、プレイヤーAが手札のアクションを使用できる機会が生まれると、プレイヤーAは「手札の【相続化屋敷】を場に出し使用する」という動きができる。
  2. プレイヤーAの【相続化屋敷】は使用時効果で「プレイヤーAの【相続済みカード】を動かさずに使用する」を発揮する。
    プレイヤーAは【鍛冶屋相続】状態なので、【相続済み鍛冶屋】を動かさずに使用する。
    ※誤って【相続済み村】を使用しないように注意。

<例4>「ウミガメの習性を用いるゲームで、プレイヤーTが【村相続】状態、プレイヤーAが【相続未購入】状態」の時、【相続化屋敷】の『使用予約』が発生する場合

  1. プレイヤーTのターン中、プレイヤーAが手札のアクションを使用できる機会が生まれると、プレイヤーAは「手札の【相続化屋敷】を場に出し使用する」という動きができる。
  2. プレイヤーAは【相続化屋敷】使用時、「ウミガメの習性を選ぶ」ことができる。
    そうした場合、【相続化屋敷】は「プレイヤーAの脇に移動し、プレイヤーAの次のターンの開始時に使用される」という、いわば『使用予約済み』の状態になる。
  3. プレイヤーTのターンが終了する。
  4. その後、プレイヤーAのターン開始時が来ると、(2)で『使用予約』をした屋敷脇から場に移動し使用される
    ※プレイヤーAは【相続未購入】状態なので、「カード種別に[勝利点]しか持たない(=カード種別に[アクション]を持たない)屋敷」だが、問題なく使用される。
  5. 当然、屋敷は使用時効果を持たないので、何も起きない
    ※この何も起きないが、<例1>と少し異なる状況であることに注意。
    つまり、
    ・屋敷は場に出ており、次のクリーンアップフェイズに場から捨て札にされる
    ・(海路の効果で)「プレイヤーAの+1購入トークン」がサプライの屋敷の山に置かれていた場合、+1購入を得る
    ・プレイヤーAの上陸部隊が参照する『ターン中最初に使用されたカード』として扱われる
    ということは変わりないが、
    ・プレイヤーAに「アクションの使用前タイミング」は来ない。つまり、この時はウミガメの習性を選ぶことができない。
    ・プレイヤーAに「アクションの使用後タイミング」は来ない
    ・プレイヤーAの「アクションの使用回数」は増えない
    という点に注意が必要。

コメント

  • 余談の最後の項の「屋敷がプレイされる前に所有者が変化した場合」の処理は、今ではあり得ないようなことが書いてありますね。こんなんではエラッタを受けるも当然でしょう。 -- 2023-02-15 (水) 12:33:07
  • 馬の習性がある場合、屋敷のプレイ時効果を馬の習性化すると屋敷が帰っていってしまうからコマンドで呼び出したカードで馬の習性をプレイしないといけないのか。ああややこしい。 -- 2023-05-08 (月) 03:38:39
  • うっかりエラッタ前の挙動でやろうとしてガバることがあるんだけど相続は買い直しできないんだよな…酒場マットに片道切符やろうとして間違えがち。 -- 2024-03-07 (木) 00:08:35
  • 非ターンプレイヤーの屋敷使用の件、<例1>と<例4>で海路の購入トークンについて言及されていますが、現状イベントの購入はターンプレイヤーしかできないので、そもそもプレイヤーAが相続を購入していないと海路で屋敷に購入トークンを置くことも不可能なはずです。仮に購入トークンが載っていればその効果を受けるのはその通りだと思いますが(せっかちな領土/忍耐強い領土が衝突の山に載ったバニラトークンの影響を受けるので)。 -- 2025-01-09 (木) 09:35:01
  • ↑遅レスですが、ご指摘ごもっともなので「非ターンプレイヤーの屋敷使用における、海路のクダリ」はコメントアウトにしました。 -- 2025-03-22 (土) 17:29:25
  • ありがとうございます。 -- 2025-03-22 (土) 19:37:35
  • デストリエと違い、そんなに行人って相続したくなるアクションですかね? コスト変動系なら、行商人の方が難易度的にも相続に向いているように思えます。 -- 2025-04-23 (水) 14:21:18
  • コンボサプライなら、村を優先して相続したそうではある。やったことないけど、行人相続してステロ一直線とかできたら楽しそう。男爵で入ったら序盤で7金出たから銅貨+行人相続でステロとか。 -- 2025-04-28 (月) 14:57:40
  • ちょっと違う話ですが、初手道具-銀貨から速攻で道具を相続して、毎ターン道具打ちながら8ターン目から毎ターン属州買うステロならしたことあります(最終的に13ターン6属)。購入増加も工房系も特殊vpも無かったので。 -- 2025-04-28 (月) 17:57:41
  • 狂戦士をコスト減絡めて相続させた場合、「このカードのコストより安いカードを獲得」だから屋敷より低いコストのカードしか獲得できなくて、アタックとしてはともかく工房効果はほぼ意味なくなる? -- 2025-04-29 (火) 13:31:13
  • 現在のルールでは、場にない狂戦士のコストを参照します。だから問題なく機能しますよ。 -- 2025-04-29 (火) 13:47:00
  • コスト減で遠隔地を相続するとどうなるんですかね -- 2025-05-07 (水) 21:47:19
  • 脇は酒場マットではないので、相続時に脇に移動した遠隔地は0点です。そして屋敷の使用では遠隔地は移動できません(動かさずに使用するので)。当然屋敷も移動しません。つまり屋敷が何もしないターミナルアクションになるだけです。 -- 2025-05-07 (水) 22:45:55



命令カード
王国カードはみだし者大君主王笏旗艦大名王子Captain
サプライ外相続



*1 HJ版の翻訳テキストでは「サプライのアクションカードの山札」と書かれており若干分かりづらいが、原文は教師等と同じ"Action Supply pile"である
*2 「プレイヤーTのターン中に、プレイヤーTが使者を獲得したことでゴンドラが撒かれた」などの場合に発生する
*3 HJ版の翻訳テキストでは「サプライのアクションカードの山札」と書かれており若干分かりづらいが、原文は教師等と同じ"Action Supply pile"である
*4 「プレイヤーTのターン中に、プレイヤーTが使者を獲得したことでゴンドラが撒かれた」などの場合に発生する