【時元神キュロノス】

Last-modified: 2023-02-12 (日) 23:57:43

概要

Ver.4全体の【ラスボス】【終末の風景】で戦うことになる。
【キュロノス】の最終形態。究極の肉体を得た彼だが、それに飽き足らず主人公たちに己を敢えて討たせることで、その経験から肉体をさらに改良し神に近い存在へと至った。
単純な身体能力でも最高クラスだが、真の恐ろしさは【時渡りの術】にあり、対象の時を止めて一方的に殺そうとしたり、万が一敗北しても自身の時を戻してやり直したり(この形態へ進化する際にもやり直しの能力を使っている)といった究極のチート技を持つ。
その圧倒的な能力を以てたったの数ヶ月でアストルティアの生物、大陸全てを滅ぼして目的を完遂させており、各国の軍隊は疎か勇者【ヒューザ】【マイユ】らを筆頭とする並み居るアストルティアの冒険者たち、【ブオーン】すらキュロノスに敵わなかったと見られる。
 
その姿は、これまで吸収して来た魔物たちの要素を色濃く残していた時獄獣から一転し、機械化した翼と、のっぺりした人型を組み合わせたもの。
また、圧倒的なほど巨大な姿だったこれまでのDQ10のラスボスとは異なり、非常にスリムな体形になっている。
額には【魔法生物】を思わせる赤い水晶があるが、これは時獄獣形態から存在している。
機械化した翼は翼角とそれにセットされる三重の羽を並べたものになっている。三重の羽の下段にも羽をつけることができる。戦闘時にはその下に左右7本ずつ羽がセットされる。また、羽は自由に出すことができ、攻撃にも使用される。
機械の要素が混ざって非生物的で小さくまとまった姿は、不完全な生物を毛嫌いし、唯一にして完全な神に成らんとするキュロノスの理想を反映した形といえよう。
 
何度倒されても蘇る【不死の魔王ネロドス】に似ているが、ネロドスがゲームの主人公の特権を持った魔王だったのに対し、キュロノスは敗北の事実自体を無かったことにして、対策を取ったり強くなってから挑み直すというゲームの主人公を操作しているプレイヤーに近い能力を持つ。文字通り次元が違う相手である。
 
敗北後は再び時を操作してやり直そうとしたが、【キュルル】に手口を見切られていたらしく時間停止に妨害されて失敗し、パドレの想いを乗せて主人公が生み出した剣によりトドメを刺された。
 
今までのラスボスたちとは異なり【大いなる闇の根源】とは現時点では直接的な関わりがないが、成長の過程で【竜神の心臓】を糧にしたり、闇の根源と関わったものたちの力を集めたりと、間接的な関わりは生じている。倒された後には【戦禍のタネ】を残した。

攻略

HPは175000程度。
これまでのラスボス同様、残りHPによって以下のようにフェーズ移行していく。
どのフェーズにおいても死人が出続けること必至となるため、自身で味方を蘇生できる手段を持っておくと良い。
また【キュルル】が攻撃対象にならないNPCとして【マジックバリア】【ベホマラー】【ザオリク】で援護してくれる。
頼りすぎない程度が望ましいが、キュロノスは神速メラガイアーの頻度が非常に高いので、マジックバリアの効果は案外馬鹿にできないものがある。
しかし、げんま同様に行動がきまぐれであり、死者がいるのに無視してマジックバリアを使ったりする。
耐性はマヒと転びが必須。これらが無いと、特にフェーズ2のときに頻繁に動きを止められ命取りになるので欠かせない。
余裕があれば神速メラガイアー対策で呪文や炎の耐性を強化していくと良い。
 
エンドコンテンツのような時間制限は無いが、構成によってはこいつ自体に15分から20分ぐらいはかかり、前哨戦やイベントシーンも含めればかなりの長丁場となる。
そして、例によって負ければ時獄獣からやり直しとなるため、特に最終フェーズまで行って全滅すると精神的に非常に痛い。
あと、何度滅ぼされても復活するアストルティアとパドレが不憫なのでできれば一発でキメたい。
 
そのため、特にサポ攻略においてはまず負けないことを重視し、【天地雷鳴士】に加えて【僧侶】【賢者】【旅芸人】【レンジャー】【占い師】など蘇生のできる職を二人入れた構成で蘇生を繰り返せる態勢を作るのがおすすめ。
天地の召喚する幻魔はカカロン一択。サポにやらせるなら両手杖持ち以外にいのちだいじにを命じておくこと。あくまでも後押し程度だが、ベホマラーの回復量が増えることで難を逃れるかもしれないので、幻魔のレベル解放もしておきたい。
その他の枠は、安定した準アタッカーである【戦士】や、MP回復兼バフ役の【魔法戦士】がいいだろう。
火力を上げて時間を短縮したいなら、多少リスクは増えるが【天下無双】の強化された【バトルマスター】を入れたり(サポでは無駄に【テンションバーン】をしては死ぬといった動きをしがちなので自操作向け)、魔法戦士+アタッカーという構成にするのもよい。

フェーズ1

最初は【天魔クァバルナ】のように左右の光翼とともに出現する。BGMは時獄獣キュロノスから引き続き【時獄へのいざない】
両翼のあるうちは本体には【ダメージ完全ガード】がありダメージが一切通らないので、まず光翼から倒さなくてはならない。
幸い光翼のHPは高くないので、然程かからずに倒せるはずである。
 
この時の攻撃は通常攻撃と上記の2つのみ。これらは最後までずっと使ってくる。

フェーズ2(両翼を倒した後)

両翼を倒した後はダメージが通るようになり、羽で【時元の使徒】?を作り出してくる。
時元の使徒は【神罰の光】というレーザーを撃ち出して250程度のダメージ+マヒ状態を与えてくる。性質は【ダーククリスタル】【スピンネイル】?と概ね同じ。光が重なっている場所にいると複数回ダメージを受けるので、光にかからない安全な場所に移動してからコマンド入力すること。
HPを減らしていくと時元の使徒の数が増えていき、それに伴い攻撃の密度が増していくため、できるだけ早く次のフェイズに移行させたい。
 
本体の行動はフェーズ1のままである。

フェーズ3(残りHPが60%程になったとき)

神の威光に
屈するがよい
時よ 静寂に沈め
時空を統べる神に
あらがう者よ
汝らは すべて
ひとしく 無力と知れ

残りHPが60%程になると時元の使徒が消失し、時を止めてこちらの良性ステータス変化を全解除させたうえ、ランダムで2人(タイミングによっては1人)に9999ダメージを与えて強制的に死亡させてくる。
この時放たれる攻撃はシステムログ上で【コズミックボール】と表示される。
その刃が3人目へと向いたところでキュルルの干渉により難を逃れ、
2人が蘇生されたところで戦闘が再開し、BGMが【未来のために戦う】に変わる。
本体の行動はこの時はまだフェーズ1のままであるが、2人を回復させて体勢を立て直すところから始めなくてはならない。落ち着いて立て直し、攻撃へと移りたい。

フェーズ4(残りHPが50%以下になったとき)

 
残りHPが50%をきって名前表示が黄色になると、構えが変わり上記の攻撃が追加される。フェーズ1からの攻撃も引き続き使ってくる。
 
追加された攻撃はいずれも強力で装備による対策のできないものが多いが、範囲が明確に指定されるものが多く、その範囲から逃れられれば当たらずに済む。
例えば神罰の光叉はナナメにいれば当たらず、ディバイン・ハイロゥも【ダークテンペスト】などと同様に避けられる。
超加速ラッシュは対象となったキャラから離れ一人にすれば犠牲は少なくて済むし、与ダメージ減少が入っていれば複数人で受けてしまっても問題はない程度にはなる。更に【きせきの雨】が入っていると一人でも問題はない。
アポカリプスエンドは【ネクロゴンドの波動】とほぼ同様の範囲攻撃。ジャンプでは避けれないのですぐに全力で離れたい所だが、密着状態からだと間に合わずに喰らってしまう事も多い。自分が後衛ならディバイン・ハイロゥの回避以外では不必要に近づかない方が良い。
「時よ消し飛べ」を使ってきたら召喚されているげんまも消えてしまうが、召喚直後だったとしても【げんま召喚】は再度使用可能になっているので、すぐに呼びなおして立て直しを急ぐこと。他のCTも全てチャージされるので、他のCT付き補助技も順次かけて反撃に転じたい。

フェーズ5(残りHPが10%程になったとき)

おのれェェェ!
忌々しき雑音めが!
神に楯突くなど
身のほどを知れっ!!

残りHPが10%程になると、上記のセリフと共に消去不能な【与ダメージ増加】50%、【行動間隔短縮】2段階、【ドラゴンビート】の効果を得る。
行動はフェーズ4のままである。
こうなると全ての攻撃が即死級の威力になってしまうが、攻撃範囲は変わらないので受けたキャラを落ち着いて蘇生させ、
範囲に入らないようにして攻撃していけば勝利は目前。
相手のHPもそう残っていない状態なので、サポート攻略なら自分は回避と回復、補助行動に徹していた方が勝利する確率は高まるだろう。