【パルミオ博士】

Last-modified: 2024-05-05 (日) 16:25:08

概要

Ver.4.4のメインストーリー【うつろなる花のゆりかご】で初登場した【プクリポ】の男性。CVは森久保祥太郎
【キラキラ大風車塔】の井戸内部に自宅兼研究所を構え、新婚の妻【ペコリア】と共に暮らしている。
「いやったああああああ! 新発見だああっ!」が口癖で、事あるごとに興奮してこれを叫ぶ。
 
【エピステーサ丘陵】の底なし穴の【魔瘴】を研究しており、底なし穴に【終焉の繭】が出現したとの情報に、主人公や【賢者ホーロー】と共に現地に向かう。
現地で【増殖獣バイロゴーグ】に遭遇すると「いやったああああああ! 新発見だああっ!」と興奮し、あろうことか標本を採るべくバイロゴーグに突撃しようとしてホーローに止められる。
研究のことしか頭になく、非常識で空気の読めないマッドサイエンティスト的なキャラ付けであるが、種族がプクリポのためか愛嬌の方が先行し、どちらかといえばコミカルなキャラに見える。
もっとも、パルミオのこのキャラ付け故にこの後のストーリーの重さが引き立っているともいえるが。
 
ちなみにVer.4.4のストーリーをクリアしてから訪ねると、産まれてくる子供が男の子でも女の子でもプクラスと名付け、プクラスのために更に研究を頑張るという話を聞ける。
 
当ストーリー実装前に配信されたPVでは重要人物の1人として扱われており、実際Ver.4.4ストーリーの根幹に関わる重要な役割を担っていたが、彼はこれまでのVer.4新キャラ達と違い現代の人物で、上記のムービーを見た後は彼自身が登場することは全くなくなる。

第2次ゴフェル計画

直接には描かれないが、第2次【ゴフェル計画】において中心的な役割を果たしたようだ。
1000年後の世界【アルウェーン】を探索する中で、その内容が明らかになっていく。
 
主人公たちの時代から少し未来、バイロゴーグの増殖により発動を余儀なくされた第2次ゴフェル計画において、彼が中心となり【宇宙船アルウェーン】を建造。
どうにかして採取したバイロゴーグの細胞を基に、宇宙船の心臓部たる永久機関「無限動力炉」の開発も行っている。
元々パルミオは宇宙船を作って家族3人で宇宙旅行をする計画を立てていたので、その際に設計していた宇宙船が大元になっているのかもしれない。
現代ではまだ生まれていない息子の【プクラス】もアルウェーン建造に関わっているので、完成までには少なくとも10年近い歳月は掛かっているようだ。ただ、Ver.6.2のクエスト【世紀の新発見】ではプクラスが【謎の鉱石】の影響により生まれながらにして言語を理解して視覚や聴覚も大人並に発達しているという事実が発覚し、こちらの時間軸のプクラスにも原因は違えど同様の事態が起きていてもおかしくはないため、実際はもっと短かった可能性もある。
妻のペコリアはアルウェーン建造中にバイロゴーグに襲われて喪ったという。
 
その後、宇宙船内での伝染病でプクリポ以外の種族が死滅し【ラグアス王子】も亡くなったことで、彼は息子である【プクラス】とその【複製体】を新しい統率者として指名し、永遠の指導者としてアルウェーンの運営を任せることを決めた。
しかし、クエスト【失われし者たち】で入手できるボイスレコーダーにはプクラス一人にこのような重責を担わせてしまったことへの後悔の言葉が残されており、最後までこのことに悩み続けていたようだ。

1000年後の世界

1000年後のアルウェーンでは創造主として崇められ、「イア・タア シンパッ・ケウ」という謎の言葉が「創造主パルミオ様のご神言」として唱えられている。
これは【C141】が博士の口癖「いやったああああああ! 新発見だああっ!」を聴き間違えたものだとプクラスが指摘する。
【パルミオ2世】の豆知識によれば、知的能力と言語能力が高いC141がこの言葉だけ意味不明な音と解釈したのは、彼が生み出される際の培養液のまどろみの中で聴いたことにより、曖昧な音のまま記憶に刷り込まれたことが原因であるようだ。

パルミオまんじゅう

【アストルティア博物館】の展示物。
パルミオ博士がバイロゴーグのサンプルを取ろうと何度も突撃を試みた際、【賢者ホーロー】に結界を張る際に邪魔だからと口に饅頭を突っ込まれているが、この饅頭に「おいしさ新発見!」したとのことで 【マスター・ポシェル】の協力のもと「パルミオまんじゅう」として売り出したらしい。
しかし値段がなんと8630ゴールド(パルミオの語呂合わせ)と、とんでもなく高かったため一つも売れなかったそうな。
…売れなかったのにこのまんじゅうを博物館に飾って後の世に伝えている。あくまでも自分の新発見だと言いたいようだ。紅白饅頭を10年飾ってる旅人とは桁が違う。
 
後に10万ゴールドまんじゅう(DQウォークのコラボ商品)が発売されることになるとは誰が思っていただろうか。
 
Ver.6.0では既に開発に成功している模様。
その材料は【まほうのせいすい】【しんせんたまご】、さらに【ミュルエルの森】でのみ採れる【紅白ダケの冬虫夏草】など。
 
余談だが、【第10回アストルティア・ナイト総選挙!】ではプクラスが「パルミオ博士秘伝のレシピ」を参考に「パルミオクッキー」を作っている。
まんじゅうの味は本人にしかわからなかったが、これは主人公が食べても相当に美味しいらしいので、お菓子作りの才能があったのかもしれない。

【天星の英雄たち】 (Ver.6.0ストーリー)

彼が手紙を送ってきたところからVer.6の物語が始まる。
 
突然【港町レンドア】上空に現れたに向かうためにトランポリン型の装置「飛び飛びピョン太くん」を開発。
それでも無理だとわかると今度は傘型の飛行装置「ハイ!ハイ!ジャンプさん」を開発し、主人公と共に島に向かおうとするが、そこに現れた天使達の軍勢に撃墜されてしまった。
主人公はパルミオに駆け寄るが、彼は元気よく起き上がり「ハイ!ハイ!ジャンプさん」に突き刺さっていた謎の物体を研究すると言って揚々と研究所へ帰っていった。この後に研究所を訪ねると、謎の物体を一心不乱に観察している様子が見られる。
ちなみにこの時の独り言から「ハイ!ハイ!ジャンプさん」の装甲は【大地の箱舟】に使われている装甲を上回る強度を持っているらしい。宇宙船にも転用できる装甲以上の強度の物を容易く作り出せた事は流石天才というべきか。
 
レンドアに出かけている間の留守は、妻であるペコリアと、自分そっくりの音声再生機能付き人形「るすばんパルミオ・アルファ」に任せていた。
ちなみにパルミオが研究所に帰った後にペコリアから聞ける話によれば、この人形は昔【賢者】達の依頼で作った「るすばんマシン」の改良型とのことで、つまり【賢者エイドス】が使っていた「るすばんエイドス○号」はパルミオの発明品だったようだ。
またペコリアを模した「るすばんペコリア」もあるらしい。
 
ペコリアによると興奮すると字が汚くなるとのことで、実際彼の書いた「パルミオのメモ」は彼女に頼まなければまともに読めない。
また彼の手紙と【シガール町長】のセリフから、彼がメギストリス王国の主任研究員であることも判明した。

【世紀の新発見】

相変わらず、前述の謎の物体こと【謎の鉱石】を研究しているがペコリアの体調悪化を招いていることに気付いていない。
ペコリアが倒れるとようやく異変に気付き、主人公から手渡された「ルティアナの守護符」でペコリアを快復させた。
その後ペコリアが産気づき、プクラスを出産する場面に立ち会った。そして気が変わらないうちにと主人公に鉱石を受け渡してくれる。

【あまたの願いを求めて】

仲良くペコリアと【七夕の里】に来ている。
なくしてしまった短冊の持ち主の一人だが、探している間に新種の虫を発見して喜んでいる。
願いは「数え切れないほどの すばらしい発見に 巡りあえますように」。

余談

Ver.4.4本編到達前のキャラで会いに行くと、研究旅行で採取した標本を調べており、その結果からレンダーシアと五大陸がかつて地続きだった可能性を指摘している。