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第2章 船体を完成させる
前回の成果
前回終了の時点ではまだ船と呼べるものにはなっていません。というわけで、艦首と艦尾を作っていきます
ぶっちゃけた話、艦首の先端形状は人の好み次第なので細かくは指導しません
艦首を作る
当たり前のことですが、艦首は先端へ行くにしたがって細くなっていきます
ということは、船底のユニットもプレハブではうまく組めなくなっていきます
しかし先の方まで下向きスクリューがないと、うまくバランスを取れなくなります
あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!も゛う゛や゛た゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!
まずはこのように、列が維持できる位置までユニットの構造を維持します
先が狭まってきても、左右2列で配置できるうちはスクリューを置いた方がいいでしょう
さて、スクリューは置けなくなりましたが、まだ艦首は閉じていません
かといって4mスロープを多用すると全長ばかり伸びてしまいます
もちろん水中の抵抗を考えると4mスロープが良いのですが、使い道のないスペースを伸ばしても意味がないので徐々にスロープを短くします
3mスロープを4回重ねて下部が閉じました。4の倍数なのでキリがいいですね
上側はさらに2mを使って短く・・・ん?なんでビーム飛び出してるんですかね?
ピッタリ合わせるのも良かったのですが、せっかくなのでちょっと洒落た艦首にしてみました
最後に艦首ソナーを取り付けておきます。潜水艦や水上艦艇の探知に役立つのでオススメです
艦尾を作る
次は艦尾の設計です。徐々にすぼんでいくのは艦首と同じですが、こちらの形状は艦全体の造形に大きく左右されます
こちらは日本海軍が戦前に設計した高雄型巡洋艦の船体図面です。古くはこうした前後端がともに細くなる船体設計が使われていました
一方、こちらはキーロフ級巡洋艦です。見ての通り、艦尾は細く丸まらず真っ直ぐになっています。現在の艦艇はこの形式が主流となっています
どちらを選択するかによって、艦尾のすぼみ方はかなり異なったものになります
今回は床下に推進装置があるので特に悩みませんが、艦尾に集中させる設計では十分な数のスクリューを置けなくなることもあります
後々の設計の都合もあるので、後者を見習った艦尾を作っていきます
ただ、プレハブの設計が収まりきらない幅だと結局手作業で置くことになるので、結局設計次第ですね
船体完成・・・?
というわけで、次回から本格的なモジュール設計に入っていきます