- 種族
- 牙竜種(竜盤目 四脚亜目 怨虎竜上科 マガイマガド科)
- 異名
- 禍根極まりて
- 英語表記
- Scorned Magnamalo
- 危険度
- MHR:S:★10
- 登場作品
- MHR:S
目次
生態・特徴
- より禍々しい姿へと変貌を遂げた怨虎竜マガイマガドの特殊個体。
通常個体とは比べものにならないと評されるほどの戦闘力を持つ危険な個体で、
超帯電状態になった雷狼竜ジンオウガを腕刃の一閃で打ち倒したのみならず、
大型古龍種との縄張り争いにおいても互角以上の戦いを見せることすらある。
その姿から、ハンターズギルドでは「怨嗟響めくマガイマガド」と呼び分けられ、
生物学的にはマガイマガドと同種でありながら最たる危険度を秘めたモンスターの一種として扱われている。
- 元より甲冑武者の如き恐ろしげな風貌を持つマガイマガド種だが、
本個体は全身の著しい発達により、その風貌はいっそう禍々しいものへと変貌している。
例えば全身の甲殻はさらに堅牢さを増し、まさしく「鎧」と呼ぶべき防御力を備えており、
背中に生え揃った刀殻も更に鋭く、興奮時に逆立ったそれはより凶悪なシルエットを形作る。
とりわけ顕著な変化を見せるのは攻撃用の部位として発達した腕刃、刃尾の二つ。
目を惹くほどに肥大化した腕刃はその大きさもさることながら、相手の肉を食い破り、引き裂かんとするかの如き鋸刃へ、
十文字槍を想起させた刃尾は、更なる枝刃へと成長した一部の甲殻により七又の穂先を備える異形の豪槍へ、形を変えている。
また、度重なる戦いによるものか、全身には無数の傷跡が刻まれており、常に鮮血を思わせる赤い光を放っている。
とりわけ頭部の損傷は著しく、右角は根本から折られ、その下の右目も潰れて隻眼となっているほど。
それが影響を及ぼしたか、残った左角は異常なまでに太く頑強に発達しており、
隻眼の眼光も相まって一層の禍々しさを宿した面構えとなっている。
- 幾多もの戦いを経て、数多もの獲物を喰らった影響か、尋常ではない量のガスが常にその身体から溢れ出ており、
本来であれば通常個体が窮地に陥ったときに展開するはずの鬼火臨界状態と相違ない量の鬼火を常に纏っている。
これによって、本個体は通常のマガイマガドが興奮時に見せる鬼火での急制動を常に行使できる状態となっており、
交戦時の危険性は通常個体を大きく上回る。
そればかりか、マガイマガドの大技である『大鬼火怨み返し』を出会い頭に繰り出すなど、
一度敵と見定めた相手に対しては一切の容赦を見せない。
その出現と行動は強大なエネルギーを狙ってのことと目され、
主に城塞高地においては古龍との激突さえ目撃されている。
- このように平常時から通常の個体と一線を画す戦闘力を持つ本個体だが、
更に戦闘が激化すると、全身に纏っていた鬼火を腕刃や刃尾に集中させる
「一極鬼火状態」と呼称される形態変化を行う。
あまつさえ鬼火には爆風でマガイマガドの巨体を宙に撃ち出すほどのエネルギーが秘められており、
それを一点に集めた部位から繰り出される攻撃の威力は古龍をも揺らがせる。
中でも鬼火を最大まで集中させた腕刃の一振りは『鬼怨斬』と呼ばれ、広範囲の地面を破砕する強烈な衝撃波を伴うほどである。
- 更にそんな苛烈な攻撃にも抵抗し得ると認めた難敵には、ガスの排気量を最大まで高め、
腕刃と刃尾の両方に鬼火を集中させるさらなる形態変化を行い、
「二極鬼火状態」へと変貌。
携える豪槍の尾と腕刃、その双方に極限まで圧縮された鬼火が宿る事で威力を極限まで引き出しており、
この状態に突入した本個体の戦闘能力、危険性は計り知れない。
また特筆すべき現象として、ほとばしる鬼火の色が時折、血のような赤黒い色に変化する事がある。
この時の鬼火には、なんと龍属性のエネルギーが内包されていることが判明している。
この赤黒い鬼火は、本種自身もその莫大なエネルギーを扱いこなすには至っていないようで、頻繁に使用する事はない。
しかし極限の興奮に至り、猛撃の中でほんの一瞬だけ垣間見せるその禍々しい鬼火は
当然ながら凄まじい出力と破壊力を誇り、特に警戒が必要である。
だがその反面、マガイマガド自身の肉体も声にならない悲鳴を上げているという。
- このように外敵と死合う中で、その戦闘能力を際限なく高めていく怨嗟響めくマガイマガドであるが、
一方でこれらの形態は、かの個体にとっても諸刃の剣となりうる状態とされている。
現に鬼火が集中している箇所は外部からの過度な衝撃に対し非常に脆弱になっており、
集中攻撃を受けて鬼火が誘爆すると、その莫大なエネルギーの爆散に耐えかね、
しばらく身動きが取れなくなってしまうという。
- 何故本種がこのような著しい変貌を起こしたのかは未だ不明だが、
同個体に見られる砕け折れた角がその一端であるとする説が有力視されている。
マガイマガド種の独特な角は、雄個体が雌へのアピールに用いるものであるというのが定説となっているが、
この角は生え変わる事がなく、一度折れてしまえば元に戻らない。
ある学者は「角を失い、繁殖の機会を失った雄のマガイマガドは、
その反動として縄張りの拡大に固執し、獰猛な発達を遂げるのではないか」との推測を挙げている。
- 通常個体と比較しても凄まじい力を持つ本個体の素材は、その特異な発達により特有の性質を持っており、
兜角から刃尾に至るまで、殆どの素材が通常個体のものと区別され取り扱われる。
中でも怨嗟を秘めながら鈍い光を失わない「宿望瞳」は特に希少かつ貴重な逸品であり、
得られる素材の中でも最上級の価値を持つ。
そうした素材によって作られた武器は、怨念を祓う蒼い炎を宿した修羅の業物と呼ばれ、
またその素材を組み上げた鎧兜は、それを身につける者の身の守りと引き換えに、さらなる力を引き出すのだと言われている。
概要
儚くも食らいつくされしものたちの炎よ怨虎に集い 使いとなるにすぎし妄執の炎よかすかにつなぎし念はか弱くいずれ ほどなく 消えゆくさだめ煉獄の道程を辿る前にしかと見届けよ汝の魂魄がより強く苛烈なる禍威となるところを
- MHR:Sにて初登場したマガイマガドの特殊個体。
そして、二つ名やヌシ個体を除けばメインシリーズ牙竜種初の特殊個体である。
また、MHRise産のモンスターとしては百竜ノ淵源に次ぐ二番目の特殊個体でもある。
活性化した鬼火と赤く光る傷に覆われた体躯に折れた角と隻眼、
そして刺々しさを増した甲殻と大きく発達した腕刃が特徴的。
- 怨嗟響めくマガイマガドの登場は発売前のPV4にて判明。
拡張前作品で登場したメインモンスターが拡張後に特殊個体となって帰ってくるのは
MH4(G)のゴア・マガラとその特殊個体や、
MHW(:I)で登場したネルギガンテとその特殊個体という前例があり、
特にネルギガンテの件が印象に残ったハンターが多かったからか、
マガイマガドの特殊個体の登場予想もまた非常に多く、
怨嗟響めくマガイマガドの登場はこうしたハンターたちの期待に応えるものとなった。
- 下位~上位で最高ランクに君臨していたのとは対照的に、
通常のマガイマガドのMR個体が登場するのはM★3と早めだったが、
この怨嗟響めく特殊個体はなんとMR100の緊急クエストにて満を持して登場する。
これはラスボスを討伐し、数多の傀異化モンスターを鎮め、
イブシマキヒコや百竜ノ淵源ナルハタタヒメ、奇しき赫耀のバルファルクといった強大な古龍のMR個体を制し、
MR帯で初登場となる激昂したラージャンを倒した後である。
Ver.10.02時点のMHR:Sにおいて最後に解放されるモンスターであり、実質的な裏ボスを務めている。- 危険度は通常個体の★7から一気に3ランク跳ね上がった★10に定められている。
前作のヌシ・ジンオウガなども通常個体から大幅なランクアップを遂げていたが、
特殊個体としては渾沌に呻くゴア・マガラと同等の上昇率であり、
危険度と戦闘力は比例しないという事実を踏まえても驚くべき昇格ぶりである。
- 危険度は通常個体の★7から一気に3ランク跳ね上がった★10に定められている。
- 登場ムービーでは牙竜種メインモンスターの先輩であるジンオウガと対決、
最初から超帯電状態のジンオウガと激しく組み合う。
マガイマガドが正面からパワーで上回り、ジンオウガを背中から地面にたたきつける場面も。
しかし一瞬の隙をつき脱出したジンオウガに反撃され、両者激しく地面を転がるなど、ジンオウガもかなり善戦している。
反撃を受け、ここでついに怒りが頂点に達したか、真の力を解放するマガイマガド。
腕刃と刃尾を怨嗟の鬼火で染め上げ、一気に二極鬼火状態に。
両者向かい合って突撃し、マガイマガドが凄まじい勢いで踏み込み、ジンオウガを腕刃で一閃、
そのまま打ち倒す、という迫力満点の映像に仕上がっている。- 本作はモンスター同士の縄張り争いのムービーが非常に多く、
その中で所謂かませ犬のような扱いをされるモンスターも多い。
しかし、そこはメインモンスターかつプレイヤーからの人気も高いジンオウガ、
最後こそ一刀のもとに散り地に伏すも、通常個体であるジンオウガが、
かなりの時間を特殊個体である怨嗟響めくマガイマガドと渡り合っており、反撃する場面もある。
ヌシや亜種など、ジンオウガ種にもまだまだ強豪は控えている点も踏まえて、
一定の威厳は保ったといえるのではないだろうか。
- 本作はモンスター同士の縄張り争いのムービーが非常に多く、
- なお、通常個体とは生息地が少しだけ変化しており
寒冷群島に出現しなくなった代わりに、水没林に出現するようになっている。- 一部のユーザー間では、通常種以上に鬼火を纏っている事から極寒の地は苦手になったのでは、
と考察されているが、一方で城塞高地の氷雪地帯には出没する事が有る。
この事に関しては、余り寒冷地には長居しない…と理由付けすれば説明はつくか。
- 一部のユーザー間では、通常種以上に鬼火を纏っている事から極寒の地は苦手になったのでは、
戦闘能力
- 最初から全身に鬼火を纏っているのが特徴。
あまりにも量が多すぎるのか、この鬼火はいくら怯ませても消えず、最初から最後まで纏っており、
この状態が「鬼火漏出状態」という本種の基本の形態となる。
時にその鬼火が腕刃など一つの部位に集中した「一極鬼火状態」となることがある。
この状態ではその部位による攻撃が更に強化されるが、
一方で肉質が非常に柔らかくなっている上に、攻撃し続けることで集約された鬼火が爆発、
解除しながらダウンも取れるのでこちらに有利にもなる。
- 本個体にクエスト中初めて相対すると、確定で開幕から「大鬼火怨み返し」を放ってくる。
初っ端から通常個体に於ける必殺の大技をぶちかましてくる姿に、初見で唖然となったハンターも多い。
だがこれを利用して、予め仕掛けておいた罠に突っ込ませたりもできる。- 初見殺しもいいところだが、鬼火が赤黒い状態に変化した状態でこの技を避けると
あろうことかこの技を連続で、場合によっては3回以上連打してくることもある。
一度避けきったからと安易に近づくととんでもない反撃を受けることもあるので要注意。 - ちなみに内部的には「初めてハンターと会った時」ではなく「戦闘態勢に入った時」に設定されているようで、
睡眠から目覚めた際もいきなりぶちかましてくる。
睡眠爆発で寝起きドッキリを仕掛けたはいいが、直後にし返されて逆に永眠しかねないように注意しよう。
通常個体のそれ同様、閃光玉で妨害するのが安定。
また、小型モンスターにちょっかいを出されたお返しに大鬼火怨み返しを放つ場合もある。
攻撃性故のものなのかもしれないが流石にブチギレすぎでは
- 初見殺しもいいところだが、鬼火が赤黒い状態に変化した状態でこの技を避けると
- マガイマガドが更にエネルギーを集中させ、より高密度になった鬼火は赤紫色を越えて赤黒くなる。
この赤いガスによる爆発を受けると、なんと龍属性やられを発症するようになる。
属性武器を担いでいる時は思わぬ火力低下が発生するため、ウチケシの実は忘れずに。
- 攻撃パターンは通常個体がベースだが、強力な新モーションが多数追加されている。
また通常個体よりもベースの攻撃力が桁違いに高く、同じ攻撃でも重さが全く違う。- 特に注意すべきは腕刃に鬼火が集中している時に放つ、
全鬼火を集約させた片腕を掲げて地面を掴んだ後、アッパーと共に直線状に大爆発を起こす鬼怨斬。
非常に威力が高く、MR後半の防具で固めて体力250にしていてもギリギリ生き残れるかどうかというレベル。
ガンナーなら即死と思って差し支えない。
さらに範囲・軸合わせともに強力で、回避もかなりシビア。- その性質上、マルチプレイでは狙われている人が適切に回避しないと
一度に複数人が乙ることもあるため、非常に危険度が増す。
各プレイヤーがモンスターを四方から囲むように位置取りするように心がけたい。
- その性質上、マルチプレイでは狙われている人が適切に回避しないと
- 他にも前方を素早く斬り払った後、回転しながら尻尾で斬り払う攻撃も速度が速く、見切るのが困難。
その上、この攻撃後に上記の攻撃に繋げることもある。
- 尻尾に鬼火が集中した時は、鬼火螺旋突きから大量のガスを前方に放出し
凄まじい範囲を爆破しながら薙ぎ払う龍怨螺旋突きに派生する。
この爆破部分は前述の赤いガスを利用しており、龍属性を帯びている。
こちらも尋常ではない威力を誇り、鬼火螺旋突き2発と合わせて致命傷レベルの攻撃3連発である。
とりわけ2発目を食らうと起き上がった瞬間に3発目も食らうことになるため、
直ぐには起き上がらずやり過ごすのが良いだろう。
ちなみに、この一連のモーション中は懐が完全にガラ空きとなる。
下手に逃げ惑うよりも、懐に潜り込んで弱点の腕刃を狙う方が安全且つ効率的。 - また、既存モーションも危険度が増しており、例えば空中回転攻撃では回転しながら爆発し続ける。
元々通常個体からしてハンターとの距離に応じて攻撃を使い分けるモンスターであったが、
普段の攻撃の他、螺旋突きや鬼怨斬に伴う後退で距離が開きやすく、
もたつき攻めあぐねていると遠距離から狙撃され続けかねない。
最も適切な距離さえ取れれば対処は難しくないので、付かず離れずを意識したい。
- 特に注意すべきは腕刃に鬼火が集中している時に放つ、
- より追い詰められると、上体を持ち上げたまま鬼火を圧縮し、自身を中心に赤黒い鬼火を広範囲に爆散。
腕刃と尾刃の二つの部位に鬼火を集中させる「二極鬼火状態」となる。
先述の新モーションを連続で放つなど、より苛烈極まりなく襲い掛かってくる。
しかしこの状態になったということは、着実に体力を削れている証拠。気を引き締めて狩猟達成を目指したい。- 二極鬼火状態移行時の爆発は、初邂逅時に流れる登場ムービーでも披露されている。
早く戦いたいからとスキップせず、ムービーの内容を覚えておくと回避のヒントになるかもしれない。
- 二極鬼火状態移行時の爆発は、初邂逅時に流れる登場ムービーでも披露されている。
- 非常に強力な強化状態だが、いずれも対応部位以外の鬼火は消失し、
それに伴い該当部位から鬼火やられの付与が無くなる。
あらゆるモーションが苛烈というわけではなく、大技の後には必ず大きな隙を晒すのも特徴。
また、通常個体と異なりそれぞれの部位の鬼火が頻繁に点灯・消失してモーションが変化する事もなく、
状態の切り替わりごとに行動のセットは固定である為、そういった意味では通常個体より覚えやすい部分もある。
- 肉質面も通常個体は背中と胴に分かれていたのが上半身と下半身に変わった他、尻尾も根本から先端まで一括りにされた。
いくつかの部位が軟化しており、鬼火が集中した部位は一層柔らかくなるため、大ダメージを与えることが可能。
体力自体は相応に多いのだが、上手く鬼火を纏った部位を攻撃すれば傀異化モンスターよりも早く終わる。
二極鬼火状態はまさに殺るか殺られるかの勝負である。
- 相変わらずというべきか後脚への対応はかなりガバついており、
攻撃そのものもマガドの正面か真後ろにしか向かないことが殆ど。
無論動き回るため安地とは言えないものの、下手に肉質のやわらかい部分に張りつくよりも安全になる。
幸いなことに水25・雷20と弱点属性が常によく通る部位でもあるため、困ったらここを陣取るのも手。
- 通常個体の時点で威力値の高い攻撃が多く、通常ガード主体では厳しい相手だったが、
威力値の高い攻撃が更に増加、二極鬼火状態に至っては威力値100の攻撃を次から次へと出してくるため
ガード性能と煽衛を両方限界まで積んだランスでようやく楽になるレベルである。
- 裏ボスに相応しい、恐ろしいまでの攻撃能力を持つ本種だが……捕獲が可能。
激昂したラージャンもそうだが、こんな危険なモンスターを捕獲してしまって大丈夫なのだろうか。
傀異化アオアシラなどとは比べ物にならないくらい暴れそうだが…… 。- また、傀異化モンスターと比べると体力も控えめな方。
腕の肉質が非常に柔らかかったりするので、案外あっさりと弱ってしまうことも。
- また、傀異化モンスターと比べると体力も控えめな方。
傀異化
- さすがのキュリアからも長らく手を出されなかった怨嗟マガドだが、
エスピナス亜種すら侵食するに至るまでキュリアが進化したVer.13にてついに傀異化した個体が出現。
鬼火圧縮による血のような昏い赤と傀異化による狂気的な赤が並び立つ姿の時点で既に戦慄すべき存在だが、
弱みであった比較的控えめな体力が大幅に増強されている上に捕獲不可能になったため、
罠や状態異常で拘束して押し切るだけでは討伐が困難になっている。- とはいえ、通常個体の傀異化個体と同じく傀異鈍化と鬼火纏いの解除ダウンが別個で発生し、
肉質の柔らかさや後脚への対応の薄さは相変わらずなので、付け入る隙自体は変わらない。
むしろ本種との交戦時間が長くなることを嫌って攻めた立ち回りをし過ぎると、
一発の被弾で瀕死まで持っていかれかねない。冷静さを保って戦おう。- ただし通常個体の傀異化と違い、こちらは先に傀異鈍化すると一極(二極)鬼火状態が解除されてしまう。
常に腕を狙っていかなければダウンを取るのは厳しいだろう。
- ただし通常個体の傀異化と違い、こちらは先に傀異鈍化すると一極(二極)鬼火状態が解除されてしまう。
- とはいえ、通常個体の傀異化個体と同じく傀異鈍化と鬼火纏いの解除ダウンが別個で発生し、
- もちろん本種の強みである、威力値100クラスの攻撃を複数有する苛烈な攻めもより強化されている。
鬼怨斬や龍怨螺旋突きの直撃ともなれば、ガンナーだけでなく剣士でもBC直行が見えてくる。
通常個体と同じく鬼火やられと劫血やられの2段構えの状態異常もあるため、
強豪揃いのランクEX7の中でもなお強者であることは間違いないだろう。
致命傷を予防する龍耐性のほか、瀕死ラインから遠ざけてくれる防御スキルの搭載を検討するのも非常に現実的。- なお、開幕では相変わらず大鬼火怨み返しをぶっ放してくる。
罠を置いて突っ込ませる手は依然として有効だが、設置が間に合わなかった場合は瀕死~BC送りになる覚悟は必要。 - また、溶岩洞のエリア14などでは傀異凶化すると途端に背景と同化レベルの見えにくさを発揮する。
思わぬ不意打ちを喰らわないように注意。どこかで聞いたような話である - とは言え、凶牙を集める際にターゲットにする場合は本種か激昂したラージャンの二択となる。
単体で見る場合、あちらは気光ブレスを始めとする大技を矢継ぎ早に放ち続けるのに対し
こちらは鬼火やられが恐ろしい反面、大技をいなせば大きな隙を晒しがち。
加えて、チャンスメーカーになる鬼火纏がこちらでは生存スキルにもなる。
ただし、二頭クエストにして傀異化モンスターの体力を減らす作戦の場合は
みんな大好き紅蓮滾るバゼルギウスと組ませられる点であちらが有利か。
いずれにせよ得意不得意、スキル構成などで選ぼう。
- なお、開幕では相変わらず大鬼火怨み返しをぶっ放してくる。
- ちなみに今からMHR:Sを始める場合、傀異討究レベルを90以上にすればEX★7が解放されるため、
やろうと思えば通常の怨嗟マガドよりも傀異化怨嗟マガドの方を先に解放する事ができる。
勝てるかは一旦置いといて
縄張り争い
- 縄張り争いにも一部変更や追加などがある。
大きく変化したのはクシャルダオラ、テオ・テスカトル。また、メル・ゼナとの縄張り争いが追加されている。- クシャルダオラ、テオ・テスカトルは戦闘内容は通常個体と一切変わらないが、
操竜待機になるモンスターが古龍側に固定になっているのが大きな変化。- 地面への叩き落としから古龍の反撃時に古龍側に大ダメージ判定が1つ増えていたが、
これは不具合だったようで、Ver.12.00で修正された。
描写を見れば特殊個体になったことで戦闘能力が大きく上がり、
ドス古龍達を上回る実力を身につけたと見て取れる。
- 地面への叩き落としから古龍の反撃時に古龍側に大ダメージ判定が1つ増えていたが、
- 当初古龍を確定で操竜待機にするモンスターは本種のみであったが
その後、確定でクシャルダオラを操竜待機にするエスピナス亜種と
イヴェルカーナを操竜待機にする激昂したラージャンが追加され、唯一ではなくなった。
- クシャルダオラ、テオ・テスカトルは戦闘内容は通常個体と一切変わらないが、
- メル・ゼナとの縄張り争いは超ド派手であり必見。
通常個体とドス古龍の時のように先制して鬼火による執拗な組み合いをまた繰り広げるのか…
と思ったハンター達の予想をいい意味で裏切る内容となっている。
まず、両者がお互いの武器を構えるような姿勢を取った後に
マガイマガドが飛びかかり、それをメル・ゼナが回避する。
その後、1度目にメル・ゼナが翼、マガイマガドが腕刃を、
2度目には互いに尻尾をぶつけ合って金属音を響かせる。
続いてメル・ゼナがマガイマガドに掴みかかり精気を奪おうとするも、強引に振り解く。
拮抗し続けて痺れを切らしたのか、メル・ゼナが龍属性ブレスを放つも、
マガイマガドは自身の武器である腕刃でブレスを切り裂きながら凄まじい突進力で怯まず突き進み、
最終的に龍属性ブレスによる大爆発が中心で発生。双方大ダメージを受けて痛み分けで終わる。
なお、操竜可能になるモンスターの対象はランダムとなっている。- 互いに発達した刃尾を用いて鍔迫り合いする様はまるで武士と騎士の一騎打ちを思い起こさせる。
メル・ゼナも古龍の中でもかなりのパワーを持ったモンスターであるが、
特殊個体とはいえ仮にも牙竜種である本種が食い下がれるあたり、
マガイマガドも相当なパワーと凶暴性を秘めていることが窺える。- 両者共に形態変化を有しているモンスターであるが、縄張り争いの際に形態変化を実行することは一切無い。
操竜待機状態になるのもランダムにどちらかであるため、両者の力は拮抗していると考えられる。
- 両者共に形態変化を有しているモンスターであるが、縄張り争いの際に形態変化を実行することは一切無い。
- また、この縄張り争いが始まったのを見たら速やかに退避する事を推奨する。
最後の龍属性ビームの爆発はハンターにも当たり判定があり、
被弾するとマスターランク後半の装備を鍛え上げて手に入れた防御力をもってしても、
体力150上限から瀕死~即死級の大ダメージを受けてしまうためである。
- よく勘違いされがちだが、メル・ゼナの龍属性ブレスに向かって
凄まじい勢いでかっとんでいくマガイマガドはモーションをよく見ると一切鬼火爆破の推進力を使っていない。
つまり己が脚力のみであのブレスと拮抗していることになる。
鬼火爆破に頼らずとも、凄まじい身体能力の持ち主であることを再確認させられる描写である。
- 互いに発達した刃尾を用いて鍔迫り合いする様はまるで武士と騎士の一騎打ちを思い起こさせる。
- 無料タイトルアップデート第1弾からは、追加モンスターである紅蓮滾るバゼルギウスとの縄張り争いが追加された。
戦闘内容は通常個体からの流用であり、マガイマガドが同士討ちダメージと火やられを発症するも、
急降下で地面に叩つけバゼルギウス側が操竜待機状態となる。- 開発が意図したものかは定かではないが、偶にバゼルギウスが反撃を外すことがある。
その場合は当然、マガイマガドが火やられを発症することもない。
- 開発が意図したものかは定かではないが、偶にバゼルギウスが反撃を外すことがある。
- 無料タイトルアップデート第3弾からは、傀異克服したクシャルダオラとテオ・テスカトルとの縄張り争いが追加された。
戦闘内容は通常と一切変わらないが、操竜待機になるモンスターがランダムになっている。
キュリアの力で古龍達もパワーアップしその実力を怨嗟響めくマガイマガドと同等までに引き上げたと見て取れる。
キュリアの力を克服した古龍をランダムで操竜待機にするモンスターは本種のみであり、
特殊個体となったことで相当強大化していることがうかがえる。
- 無料タイトルアップデート第4弾からは、こちらも追加モンスターであるイヴェルカーナとの縄張り争いが追加。
やはり戦闘内容は通常個体からの流用だが一部変更されており、
縄張り争い開始時に通常個体が鬼火臨界状態へ転じるのに対し、こちらは二極鬼火状態に移行する。
またクシャルダオラやテオ・テスカトルと同様、操竜待機状態となるのがイヴェルカーナ側に固定されている。- この際の爆発はエフェクトのみならず、範囲も威力も相応の規模に変化している。
内容もハンターへの判定があるものが非常に多く、
残り体力次第では縄張り争いに殺されるなんてことも起こりかねない。
そうでなくても龍と氷という厄介な二つの属性やられに見舞われるため、しっかり距離を取るべきである。
- この際の爆発はエフェクトのみならず、範囲も威力も相応の規模に変化している。
操竜
- 多くが鬼火纏い時の通常個体と同様のモーションだが、尻尾技が一律で尻尾本体→鬼火爆破の2ヒットとなっており、
結果として弱攻撃3(X+↓)が微強化、強攻撃1(A/↑+A)がそこそこの弱体化となっている。
また、弱攻撃2(X+→)と強攻撃2(→+A / ↓+A)、そして操竜大技(X+A)はモーションそのものが変更されている。- 弱攻撃1(X / ↑+X)は大回り飛びかかり。
- 弱攻撃2(→+X)は鬼火弾&飛びかかりから腕刃切り裂き。
やや溜めがあるものの出は早め。しかし攻撃範囲はそこまで広くない。 - 弱攻撃3(↓+X)は尾槍・払落し。
- 強攻撃1(A / ↑+A)は通常種と同じく尾槍・突進突き。状態に関係なくこの技が出る。
ただし、フルヒットのタイミングが突き刺しから一拍置く必要があり、通常個体ほど素早く次の攻撃に移れない。
また、鬼火ガスの追撃もなくなってしまっている。 - 強攻撃2(→+A / ↓+A)は尾槍・鬼火螺旋突きから鬼怨斬に。
腕を掲げるモーションがあるためやや隙が大きいが、
当たればかなりの火力になるが、操竜ゲージが一気に半分以上溜まる。
逆に言えば2発当てるだけでゲージが溜まってしまうので、
操竜でダメージを稼ぎたい場合は使うタイミングに注意しよう。
さらに、二極鬼火状態なら二連続で放つことも可能。
この場合、当然ながらこの一連のモーションだけでゲージが溜まってしまう。 - 操竜大技は大鬼火怨み返しから、新モーションのオンパレードのような攻撃に。
まずはMRマガイマガドの新モーションである鬼火爆牙をかまし、
特殊個体モーションの連続腕刃切り裂きで突っ込む。
そして、尾槍・鬼火螺旋突き2連撃からの龍怨螺旋突きでフィニッシュという修羅の如き連続攻撃を放つ。
通常個体と比べると攻撃に癖があったりと一気に畳み掛けるのは難しくなっている。
一方で強攻撃2は火力に更に磨きがかかった他、大技は火力や拘束能力が大幅に上昇している。
特に変幻翔蟲・紅を取得した際などは大技で余裕で4000を超えるなど、
依然として操竜はサンブレイクでもトップクラスの性能をしている。
つまり、通常個体の強化版というよりマイナーチェンジ版と言った方が正しい性能をしているものの、
やはり強力な操竜である事には変わらない。
是非とも操竜するチャンスがあれば、
ターゲットを宿怨の叫喚へ巻き込んで煉獄の道程を辿らせてやろう。
- 発売時点では非ターゲットで怨嗟響めくマガイマガドが出現するクエストが
探索ツアーしかなかったため、本領が発揮される場面は少なかったが、
Ver.11でメル・ゼナとの2頭クエスト「高難度:真実を追い求めて」が登場。
他にも、傀異討究クエストの同時討伐対象として選出されることもあるため、
本種の強力な操竜を生かすためにも、動かし方は抑えておきたい。
武具
- 武器は特殊な扱いを受けており、
MRの通常個体素材で限界まで強化させ、完成した所に「怨虎竜派生改」として本種の素材を投入する事で、
特殊個体の武器として姿を現す形となっている。
この派生強化を行う事で、武器のデザインが変化し特殊個体の要素も取り入れたものになる。
- 一方、防具は新規デザインの禍鎧・怨シリーズが存在する。
この防具に付与されている新スキル・業鎧【修羅】は、
使用中の疾替えの書に応じ、防御力or属性耐性と引き換えに攻撃力or属性値を高める効果を持つ。
本種の特性である鬼火を纏った部位の攻撃は苛烈になるが同時に脆くもなり、
鬼火を纏う場所を切り替えられるという性質を再現したスキルと言えるだろう。
- オトモの武具にもこの個体に対応したものを製作可能。
性能は奇しき赫耀のバルファルクのものに並ぶほどのものとなる。
余談
- 前作のメインモンスターを務めた点、同じマガラ骨格のモンスターであり、
解禁がMR100という点は、MHW:Iのメインモンスターの特殊個体である悉くを殲ぼすネルギガンテを彷彿とさせる。
- 当初は同じランク帯や特殊個体モンスターから見ても明らかに報酬金が低く設定されており、
登場時期や危険度の割に見合っていなかったが、無料アップデートVer.11にて大幅に引き上げられた。
- サンブレイクでの追加モンスターに倣い西洋妖怪のモチーフを充てるとしたら、
怨嗟響めくマガイマガドは鬼火の一種とされるウィル・オー・ザ・ウィスプだろうか。
正体の一つとされるのが引火したメタンガスであるためか、東西問わず火の玉現象の妖怪・伝承は存在している。- ウィル・オー・ザ・ウィスプには死後天国にも地獄にも行けずに煉獄を漂うといった伝承があり、
ムービーにおける語りと一致する。これだと鬼火が本体になってしまうが…
- 修羅とはインド神話や仏教における神「阿修羅」を指す。
元来は正義を司る神であったが、娘を攫った帝釈天への怒りによって善心を見失ったという逸話があり、
実際に修羅というと妄執の悪鬼神としてのイメージを指す場合が多い。
昔の日本でも修羅が馴染み深くなったのは室町時代以降の戦乱期であり、
阿修羅を亡霊の鎧武者として表現し、憎しみを表したとしている。 - また、修羅が住む「修羅道」は、生まれたものは阿修羅となり、常に争い合い苦しみと怒りが絶えない世界である。
しかし衣食は天界と変わらぬ上等なものが望むままに得られる*2など、一概に人間道の下にあるとは言えず、
総じて天国とも地獄とも現世とも違う場所であるという特徴は先述の煉獄と共通する。
- ウィル・オー・ザ・ウィスプには死後天国にも地獄にも行けずに煉獄を漂うといった伝承があり、
- かつての宿敵の強力な個体が出現したという報せにはハモンも異常に反応し、
自分が行こうとするのをイオリが必死に引き留めている…という話がクエスト発生時に聞ける。
しかしカムラの里に帰ってみると至って態度は穏やかで、マガイマガドの話はまったく出てこない。
もしかしたら戦う事が出来ないので必死に自分を押し殺しているのかもしれないが…。
当たり前だが盟勇クエストにハモンが同行するようなこともない
- 前述の通り赤い鬼火は龍属性を帯びるようになるが、ゲーム中では特にその由来について触れた文章はなかった。
後に発売された設定資料集の開発者インタビューでは、
「最終的に龍属性のガスを扱うことで、鬼火の原理や淵源戦への乱入から食性を想像をしてもらえれば」と言われている。
強大なエネルギーを狙って様々な古龍種と縄張り争いし、組み合わせによっては優勢とも取れることも考慮すると、
古龍種を捕食している可能性が高い。- 図抜けた貪欲さにより様々なものを喰らったことで後発的に龍属性を得たモンスターとしては
牙竜種の先輩モンスターであるオドガロン亜種が存在しており、百竜夜行で獲物を喰らい散らかす上、
様々な古龍種に挑みかかるマガイマガドが龍属性を得る可能性は十分にあると思われる。
- 尚、特殊個体となり通常個体が使用してこなかった属性を行使できる様になったモンスターは、
MHW:Iの猛り爆ぜるブラキディオスの火属性(やられ)以来2例目となる。
- 図抜けた貪欲さにより様々なものを喰らったことで後発的に龍属性を得たモンスターとしては
- 本項及び通常個体の生態・特徴にもあるが、マガイマガドの角は一度折れると二度と生えてはこず、
雌へのアピール手段を失った雄は獰猛になり、縄張りの拡大に固執するようになるという生態がある。
ゲーム中の怨嗟響めくマガイマガドも右角が折れているため、
この生態により獰猛になった個体である可能性が指摘されていたが、資料集の発売により正式にそうであると判明した。- それを反映してか、英名は"Scorned Magnamalo"(蔑まれたマガイマガド)になっている。
やっぱりそういう類の怨嗟だったらしい。- 因みに一部のファンからは童貞マガド、非リアマガド、非モテマガド、無敵のモンス*3という
愛称と言うよりほぼ蔑称のような呼び方が定着してしまっている。マガドファンの前では言わないようにしよう。 - 傀異化個体に至っては子孫を残す術を失ったうえに、キュリアに寄生されて余命も僅かという更に悲惨な状態である。
- 因みに一部のファンからは童貞マガド、非リアマガド、非モテマガド、無敵のモンス*3という
- それを反映してか、英名は"Scorned Magnamalo"(蔑まれたマガイマガド)になっている。
- 怨嗟響めくマガイマガドを見たハンターの中には、赤く光る傷跡や異常に発達した腕刃から、
ヌシ個体のモンスター達との関連性を指摘されることもある。
デザインする上で意識された可能性は十分あるものの、
設定上で見ると他種も含めて数多のモンスターを統率するヌシモンスターと、
複数の雌個体を率いるはずが争いに負けて孤独な立場に堕ちてしまった本種では皮肉なほど対照的な存在であるとも言える。
- 特異な形状に発達した腕刃だが、これは現実のソードブレイカーという刀剣に類似している。
バゼルギウスの太刀のデザインを知っている人ならば分かりやすいだろう。
ソードブレイカーは櫛状の刃を相手の剣に食い込ませ、折り取って破壊することを目的とした短剣で、
決闘の際にレイピアと同時に持って戦う、つまり双剣の片割れとして用いられた武器である。
ただし武器とは言っても、基本的には相手の剣を受け止める防御特化のものであり、
攻撃性能としては最低限の刺突・斬撃能力を持っている程度。
また、ソードブレイカーと名が付いているものの、破壊対象はレイピアのような細身の剣だけで、
ロングソードのような堅固な剣を相手にすると折られるのは間違いなくこちらの方である。
間違ってもあらゆる刀剣の類を破壊する哲学兵装などではない- 一方で怨嗟響めくマガイマガドの腕刃はソードブレイカーとは比べ物にならないほど巨大で、
防御はおろか、むしろ敵を悉く斬り伏せる、攻撃性能バツグンの得物となっている。
むしろ防御面に関しては鬼火纏いの時は脆い
腕刃の特徴的な凹凸は、純粋なノコギリとしての役割を果たしているとも言えよう。
しかしながら、本種が縄張りの拡大に固執した結果、敵モンスターの武器である爪や牙を折り取り、
縄張りを固守する能力を失わせるという方向に特化したと仮定すると、腕刃がこの形状に変化したのも頷けるだろう。
腕刃を攻撃したら斬れ味が大きく減る…なんて仕様じゃなくて良かった- 怨嗟響めくマガイマガドが片方の角が折れて古傷の残る個体、
即ち激しい戦闘の末に敗れたことのある個体であることを考えると、
この腕刃の凸凹も傷ついてボロボロに刃毀れした刀をイメージしたものとも考えられる。
もはや子孫を残すこともできず、怨嗟に塗れたマガイマガドはまさしく幽鬼そのものであり、
そんな彼が振るう武器としては相応しいものであると言えるだろう。
- 怨嗟響めくマガイマガドが片方の角が折れて古傷の残る個体、
- 一方で怨嗟響めくマガイマガドの腕刃はソードブレイカーとは比べ物にならないほど巨大で、
素材
- 怨嗟響めくマガイマガドの素材は全て専用のもの。
同ランクに通常個体も存在している特殊個体でこれは非常に珍しい事例である。
通常個体のレア素材すら入手できないので素材集めの際には注意。
- 積怨の禍鱗
- 怨嗟響めくマガイマガドの鱗。
表面に残る無数の傷跡には、迸る怒りと恨みが宿っている。
- 怨虎竜の鎧重殻
- 怨嗟響めくマガイマガドの甲殻。
鎧のような形状で、幾度もの戦いを経たことで禍々しく発達している。
- 憤怨迸る業腕刃
- 怨嗟響めくマガイマガドの腕刃。
巨大かつ凄まじい切れ味を誇り、あらゆるものを一刀両断する。
- 怨嗟呻く鎧刀殻
- 怨嗟響めくマガイマガドの鎧のような刀殻。
ガス噴出時に呻き声のような音を立てる。
- 怨恨纏いし隻兜角
- 怨嗟響めくマガイマガドの兜角。
片側が欠けており、触れてしまうと怨虎竜の怨恨に苛まれるという。
- 怨虎竜の豪槍刃尾
- 怨嗟響めくマガイマガドの刃尾。
七つの刃には切り裂かれた者達の怨念がしがみついている。
- 怨虎竜の閻結晶
- 極限に濃縮されたガスの結晶。
噴出している可燃性のガスの爆発力は地形を変えるほど。
- 怨虎竜の宿望瞳
- 怨虎竜の瞳は鈍い光を失わず、怨敵を捉え続ける。
抱く恨みを忘れぬと言わんばかりに。- 通常個体で言う禍玉に相当する本種の最もレアな素材。
本編においては初の古龍以外の眼素材である。(モガの森の希少特産品を除く。)
- 通常個体で言う禍玉に相当する本種の最もレアな素材。
- その他、本種由来の素材から得られる端材は「怨嗟響めく重端材」と呼ばれ、通常種のものとは分けて扱われる。
関連項目
モンスター/マガイマガド
モンハン用語/特殊個体
ゲーム用語/裏ボス
システム/鬼火やられ
武器/マガド武器 - 最終強化は本種の素材で行う。
防具/禍鎧シリーズ - 禍鎧・怨シリーズの解説あり。
モンスター/悉くを殲ぼすネルギガンテ - それぞれ前身の作品のメインモンスターの特殊個体にして、MR100で狩猟クエストが解禁される。