アクション/威嚇

Last-modified: 2021-03-01 (月) 14:06:28

大型モンスターが時折見せる行動。一部の小型モンスターも見せる。
攻撃を仕掛けてくる訳ではなく、凄む事でこちらにプレッシャーを掛けてくる。
多くは警戒状態からハンターを敵とみなしたときに行う。

概要

  • 大きく戦闘開始時に行うものと、戦闘時に行うものの2つに分かれる。
  • 戦闘開始時に行うものは大型モンスター限定で、ハンター発見後に行う特殊な動作。
    一部のモンスターは咆哮を伴うことがある。
    • 警戒状態から戦闘態勢移行した合図になっており、ハンターの間では開幕咆哮などと呼ばれる。
    • 開幕時限定の特殊行動として作られていることがあり、
      例えばアカムトルムの開幕咆哮は通常の咆哮と違って音圧ダメージが生じない。
  • 戦闘時に行うものは唸り声を上げる、尻尾を振り回す等の行動で、モンスターによって威嚇行動は異なる。
    この間は基本的に無防備になっているため、ハンター側からすれば貴重な攻撃チャンス。
    とは言え振り回される尻尾や地面を蹴る脚に触れるとダメージを受ける事があるため油断は禁物。
    威嚇中の希少種夫婦の尻尾を狙ったらキャンプ送りになってしまった、なんてことも起こり得る。
    特にG級ともなると、防具を整えた剣士でさえ威嚇中の尻尾だけでやられてしまうことすらある。
    • MH3以降は威嚇時の尻尾判定が消失し、攻撃し放題になった。
      尻尾の位置が高くなり、通常時に切断を狙うのが難しくなった見返りなのかもしれない。
      ただし例外もおり、ナルガクルガディアブロスアカムトルムなどのように当たり判定があるものもいる。
      いずれも尻尾を地面に強く叩きつけるなど、当たったら痛そうに見えるので違和感はないだろう。
      ティガレックスも牙をカチカチ鳴らすがこちらにも同様に判定がある。
  • モンスターによっては特定の行動の直後に威嚇を行ったり、逆に直前に威嚇を行う事がある。
    前者はすかさず近付いて反撃に転じ、後者は次の攻撃に備えよう。
  • アルバトリオンの威嚇はただの威嚇ではない、危険な威嚇である。
    当たり判定があり、当たると吹っ飛ばされるのだが、それ以上に危険なのは
    角を完全に破壊していない場合、威嚇と同時に帯電することである。
    その状態で1分経過すると飛行モードに移行、危険な攻撃をしてくるようになる。
    ちなみに、帯電時に現れる特殊な怯み値に達すると帯電が解除される。
    飛行を封じることができるので危険が1つ減ることになる。代わりに麻痺やスタン中に怯み値に達すると
    帯電解除と同時に麻痺やスタンが解除されてしまう。
    せっかくのチャンスが無駄になるので注意されたし。
    • 帯電状態がオミットされたMH3Gでは威嚇帯電行動は削除され、
      同じモーションで周囲に噴火を発生させてくるようになった。
      威嚇は威嚇だが、MHP3以前とは全く別のベクトルで危険である。
      噴火地点はランダムで、自身から離れた場所に引き起こす場合が多く、
      ガンナーにとってはある意味威嚇帯電よりも厄介な行動になった。
  • ルコディオラは威嚇時に磁力の影響を受ける鱗粉を放出するため、
    四肢をはって咆え始めたら一旦退くことをおすすめする。
  • 第7形態以降のUNKNOWN極み耀くゼルレウスは、即死コンボの予備動作として威嚇を行う。
    他のモンスターと同じように攻撃していると、ほぼ確実に被弾する危険な攻撃であるため注意が必要。
  • MHSTでは、ドスランポスの固有特技として「威嚇」というものが存在する。
    高確率で相手の攻撃力を下げることができるというもので、地味ながら序盤は割と役に立つスキルでもある。
    ちなみに、伝承させることで他のオトモンに使用させることも可能。

余談

  • 自然界では、威嚇は争いを回避するために行われる。
    力の誇示(ゴリラ)、体を大きく見せる(猫)、吼え声(犬)など、
    基本的には「自分はお前より強いんだぞ!」と言うことを見せ付けて相手に撤退を促し、
    それでも引かなかった場合は実力行使に移る。
    モンハンでも同様の威嚇行動をするものが多く、実際ハンター大全などには
    「まずは相手を威嚇し、引かなかった場合は攻撃に移る」と記されているモンスターも多い
    (上記の通り、大抵のモンスターは初対面の相手には咆哮(威嚇)を行うため、それを表したものだろう)。
    • 金獅子ラージャンは闘気硬化を発動する際、ゴリラの如く胸を叩いてドラミングを行う。
      奥の手を出す際に見せるという意味で、これも一種の威嚇行動かもしれない。
      イャンクックの耳やモノブロスの頭部など、戦闘時や怒り時に部位が変化するのも威嚇の一種である。
    • モンスターの生態ムービーには威嚇シーンが多い。
      ただし、捕食対象を威嚇して逃げられてしまっては意味がないため、
      グラビモスに威嚇するアカムトルムや、アプトノスに威嚇するドスジャギィなど、
      現実の自然界の威嚇の基準からすると少し不自然な描写もある。
      獲物を恐慌状態に陥らせて動きを封じるためかもしれないが…
  • ちなみに、威嚇行動を行うのは中型や大型のボスモンスターだけでは無い。
    ジャギィジャギィノス
    足を踏み鳴らし、その場で啼き声を挙げつつもハンターには近付かない威嚇行動の間を取る。
    ブルファンゴリノプロス
    足で地を蹴り、ハンターに軸を合わせながら予備動作を取る。
    ヤオザミガミザミ
    成体と同様、その場でハサミを大きく振り上げて金切声を発する。
    クンチュウ
    上半身を持ち上げて多足をワシャワシャ動かしながら、ブルブルと身体を揺らす。
    この様に、小型モンスターであってもハンター発見時には威嚇行動での排除を試みるケースが多く、
    落ち付いて冷静に生態や挙動を観察して見ると、また新しい発見がある。

関連項目

アクション/発見 - ハンター発見時にモンスターが取る行動の内、第一段階。
アクション/警戒 - ハンター発見時にモンスターが取る行動の内、第二段階。
スキル/威嚇 - MHWorldで初登場した同名のスキルはこちらを参照。
システム/視界 - ハンターがモンスターに発見されるに至るプロセス及びシステム。
BGM/モンスター発覚・警戒時BGM - モンスターがハンターを発見し、警戒する際に流れるBGM。