クエスト/砂漠の恵みの納品依頼

MH4GとMHXに登場するクエスト。
MH4Gの方では、数多くのハンターにトラウマを与えたクエストとして有名。

目次

概要

MH4G

• G★1上がりたてから受けられるクエスト。
  熱帯イチゴを8個集めて納品すると言う、
  見た限りでは一見何の変哲も無い採取納品クエストである。
  が、実はトラウマになりかねない大きな問題を抱えているのである…。

• G級においては珍しい部類の採取クエスト。
  採取ツアーを除けばG★1～G★3の中で唯一のものである。
  しかしその旧砂漠の採取ツアーがドスガレオス2頭同時狩猟のクエストをクリアしないと出ないので
  G級に昇格したてのハンターにとっては、実質的にこのクエストが採取ツアー代わりである。
  • ちなみにG級で大型モンスターとの交戦無しにメインorサブのターゲット達成で帰ってこれるクエストは
    これの他はブナハブラやガブラスの大量討伐クエくらいである。

• 採取ツアーに行けるようになった後でも、
  採取ツアーではないのでネコの秘境探索術が使える、
  G1防具の強化に必要な重鎧玉や古びた～風化したお守りが
  レア採掘ポイントやメイン報酬で結構な確率で出るなど、何かと物入りなG級序盤はもとより
  それ以降でも新しい装備をこさえた直後はお世話になる事が多いマラソンコース。
  毎日のように熱帯イチゴを摘み取っては納品する仕事をしている人もいるとか。
  炭鉱夫辞めたと思ったらこんどは農夫かよ！

• 旅団クエではなく大老殿なので、ノルマが8個と一人では若干多くはあるが、
  旧砂漠の昼には熱帯イチゴが採れる固定採取ポイントが4箇所もあり、
  しかも全て熱帯イチゴが2個一度に採れる事もある場所なので、
  全部回ればまず間違いなく8個は集まるため苦労もしない。

• と、ここまでは何の変哲も無い採取クエストである。問題はここから。
  環境不安定のアイコンがあり、大型モンスターに乱入される事もあるのだが、
  これはまあこのクラスのクエストでは珍しくもなんとも無い。
  クエスト開始直後から闊歩している訳でも、狭い場所に陣取っている訳でも無い。
• では一体何が問題なのかというと、それは乱入モンスターのラインナップであろう。
  ダイミョウザザミ亜種か、まさかのラージャンで確定である。
  ザザミ亜種は必ず狂竜化状態で出現するが、出現ポイントは固定な上、
  移動エリアも決まっているのでコイツが来た場合は大した脅威ではない。
  厄介なのは言うまでも無くラージャンの方である。
  • ラージャンは出現時の状態はノーマル状態、狂竜化状態、極限状態のいずれか。
    出現時にノーマル状態だったとしても、途中で狂竜化または極限状態に変化することもある。
  • しかも、本来は効率よく採取ポイントを回れば5分足らずでクリアできるこのクエストに時間をかけていると、
    途中で追加のラージャンがさらに乱入してくると言う鬼畜な事態が発生する事がある。
    場合によっては支給品が届くよりも先にラージャンが届いてしまい、
    当然ながらこの追加分も狂竜化または極限化するので、
    最悪の場合は採取用装備で軽装なG級上がりたてのハンター一人で
    極限ラージャンが2頭うろつく砂漠を歩き回らなければならないと言うとんでもない事態になる。

• 草の採取ポイントは熱帯イチゴを採るポイント以外はどうせマタタビやネンチャク草くらいしか採れないので
  鉱石の他は皇帝バッタなどが取れる一部の虫採りポイントに絞って効率よく回れば
  先述の通り5分程度で回りきれるためそうそうラージャンにサンドイッチされるような事にはならないのだが、
  運が悪いハンターはG★1上がりたてで初めてこのクエストをやる時に最悪の状態に出くわし、
  サンドのメシよりもキツいトラウマになったとか。
  • 旧砂漠自体が上位からのマップであり、上位になってクエスト中に採取する事はそうそう無いため、
    初見では熱帯イチゴの取れる場所がわからず効率よくポイントを回る事が難しい。
    これも上記の悪夢を引き起こす一因になっている。

• 順当に村クエを進めていた場合、極限状態のモンスターに最初に出会うのは、
  乱刃、すべてを断つにおけるセルレギオスとなる事が殆どだが、
  G級目指して集会所クエを先に進めていた場合、
  ここのラージャンが初めての極限モンスターになる可能性がある。
  村クエのように解説が入らないばかりか、
  極限セルレギオスより先に遭遇したと言うことは
  抗竜石を持っていないということであり、
  まるで雰囲気が違ううえにやたら硬いラージャンに蹂躙される可能性も高く、
  G級上がりたてのハンターに出来ることは極限ラージャンに怯えながら逃げ回るしか無い。
  • このクエストは採取ツアー代わりに繰り返し受注されると言う意味では
    最悪の事態に出くわしてしまう可能性が高いクエストだが、
    キークエストではないのでそもそもクリアしなければならない訳では無いという意味では
    逆に極限ラージャンを見なくて済む可能性が高いと言える。
  • ちなみに、このクエスト以外では新進気鋭のアルセルタス亜種にも極限状態ラージャンが乱入してくる。
    アルセルタス亜種の初期位置(悪名高いエリア4)と出現位置が被っている上に
    乱入タイミングが開始2分後とかなり早く、キークエストなので避けて通れない。
    ただしこちらはモンスター2頭のうち1頭はメインターゲットであるアルセルタス亜種なので、
    砂漠の恵みの納品依頼と違ってラージャン2体に挟み撃ちされる事態は起こらない。

• 風化したお守りを集めるだけならば、G★2に上がった後は
  旧砂漠(夜)のガブラス三昧ツアー!!を利用した方が良いのだが、
  重鎧玉集めも並行したい場合はあえてこちらを選択する方が良い場合もある。
  • 風化したお守り集めに特化するならば、赤の非レア採掘ポイントは無視して
    青のレア採掘ポイントのみを回る短縮コースを走るのが効率が良いのだが、
    旧砂漠(夜)だと重鎧玉はレアでない採掘ポイントからしか出ないので、
    重鎧玉集めと短縮コースを併用する事ができないのだ。
    一方で旧砂漠(昼)では逆に重鎧玉はレア採掘ポイントからのみ出るので、
    短縮コースで風化おまを集めつつ重鎧玉集めを同時に行える。
  • 砂漠ゆえに秘境スタートすると目の前にノラオトモがいるのだが、
    旧砂漠(夜)ではジャンプ・ビーストおよび稀にアシストしかでないが、
    昼だとたまに回復トレンドのオトモが出るという違いがある。
    出現機会が少なく厳選の難しい回復オトモを狙っているのであれば、
    こちらでお守りを掘っていると僅かではあるがその助けになるだろう。

MHX

• MHXにもこのクエストが登場したが、こちらでは村クエストのかなり序盤で受注が行える。
  内容は同じく熱帯イチゴの納品なのだが、MH4Gの頃と違い、無茶な乱入が起こったりはしない
  (仮に乱入するとしてもこの段階では精々ドスガレオスくらいのモンスターしかいないのだが…)。
  村クエということを考慮してか、納品数も5個と少なめの設定にされている。
  とはいえMH4Gでトラウマを受けた人の中には、このクエストがしれっと村クエストに紛れ込んでいるのを見て、
  思わず身構えたり苦い過去を思い出してしまったりした人もいるかもしれない。

• こちらではサブターゲットが指定されており、化石骨を10個集めるという内容になっている。
  なぜか熱帯イチゴの5個よりも多く設定されているため、基本的にはサブの方が達成が困難となる。
  サブターゲットを達成してもあまりよい報酬は受け取れないため、積極的に狙う必要はないだろう。

• 報酬内容としては、MHシリーズ共通で序盤は入手困難なマカライト鉱石が手に入りやすくなっている。
  マカライト鉱石が多数必要な時にはサブターゲットを目的とした採掘も併せて、このクエストを回すのもいいだろう。

• ちなみに、これとは別にMH4で登場したキャラバンの料理長から依頼される
  「新たな食材ハンターの誕生!?」という、同じく熱帯イチゴを納品するクエストがあるのだが、
  こちらの納品数はなんと20個。
  この時ばかりはサボテン型の採取ポイントから猟虫の餌ばかり大量に拾えることを嘆いたハンターも多いとか。
  ソロだと全ての採取ポイントを巡っても一周で集まることはまずなく、大抵はリポップ待ちをするハメになる。
  更にこれが食材クエストとなっている上、料理長の依頼を先に進めるためには必ずクリアーしなければならない。
  リポップ待ちをする場合、比較的イチゴが出やすいエリア10がオススメ。
  また、クーラードリンクの必要なエリア7でも熱帯イチゴ確定のポイントが出ることもある。
  ドスガレオスもいるので周回も大変だが、ソロでは確定ポイントを引けないと絶望的なので見逃さないようにしたい。

関連項目

アイテム/熱帯イチゴ
モンハン用語/炭鉱夫 - このクエストでは農夫に謹む。
モンハン用語/トラウマクエスト
クエスト/新進気鋭のアルセルタス亜種 - 極限ラージャンのトラウマ繋がり
クエスト/サンドのメシよりドスガレオス - 旧砂漠のトラウマ繋がり