近接武器を装備しているハンターのことであり、ガンナーと対を成す存在。
「剣」士とあるが扱う武器は刀剣類に留まらない。
大槌や槍などの代表的な武器種にはじまり、
穂先から火を吹く槍や楽器にもなる鈍器、変形や合体する斧のような複雑な機構の武器も使いこなし、
さらには棍を用いて狩猟用の蟲を意のままに操ることや、武器の機構を利用して跳躍することさえやってのける。
概要 
- ガンナーと比べて扱える武器が多く、ガンナーで言う弾に当たる斬れ味の補充も安価。
またガンナーが中~上級者向けであるのに対し、剣士は初~上級者向けとあらゆる腕前に対応している。
特に必要経費と必要知識の差が大きいため、初心者はまず剣士から始めるべきだと言える。
(ただし、近接武器の中にはただ使うだけの時点で高難度というか結構な慣れが必要なものがあるので注意)
ガンナーをやるなら村クエの中盤以降や上位になってからなど、
素材がそれなりに揃ってからにした方が良いだろう。
- 剣士用防具は大抵ガンナー用防具の倍近い物理防御を誇るが、その分属性耐性は低くなっている。
これは敵との接近戦、つまり敵からの肉弾攻撃に対応するためであり、
同時にブレスなどの遠距離攻撃で狙われる可能性が少ないことを想定しているからである。
ただ、肉弾攻撃にも属性を宿したモンスターは非常に多く、
またモンスターが近距離のハンターに遠距離攻撃をぶち込もうとすることも全然珍しくない。
さらに被弾率の関係もあって、正直な所剣士の方が耐性が重要だったりすることがかなり多い。
もちろん、このゲームでは攻撃を喰らわないことを前提に立ち回るべきではあるのだが。
- 武器種数の多さや、上述したように最初から最後まで安定して使えることもあり、
人気はガンナーよりも高い。
剣士は砥石が完全に尽きる前にモンスターを討伐することを考えればよく、大抵の場合それは可能だが、
ガンナーは主力弾が尽きる前にモンスターを討伐するために、
ありとあらゆる手段を講じなければならない場合が多く、その点剣士はガンナーより気楽といえる。
モンスターと常に密着していなくてはならないので防御力もガンナーと違って高く、
防具を極限まで強化していても1撃でお陀仏という事故死がおきにくいことから
その面でもガンナーよりはかなり気を楽にして戦える。
- MHWorldでは全ての防具に剣士用/ガンナー用の区別が無くなり、境界が若干曖昧になった。
一応今までの剣士は物理防御、ガンナーは属性耐性という方向性は残っており、
剣士カテゴリーの武器を装備すると物理ダメージ軽減の効果が発揮される。
- MHFでも時代を問わず高い人気を誇る。
特にMHF-G6.1までは、様々な点が重なり剣士一択とまで言われる状況が起こっていた。
詳しくはガンナーの項を参照してほしいが、
MHF-G9.1現在はそのような風潮は見られない。- MHFには紫ゲージの上に相当する空色ゲージがあり、
更にMHF-G1とG9では剣士の斬れ味補正が強化されている。
G1では物理面、G9では属性面が強化された。
また、火事場+2の倍率が現在でも剣士は1.5倍のままである(ボウガンは1.3倍、弓は1.5倍)。
- ちなみにMHFでは上述した属性耐性の相関が薄く(無いわけではない)なっており、
物理防御についてもガンナーとの差はそこまで大きくない(特にG級)。
- シーズン時代は火事場双剣と笛が多くの狩猟のテンプレとなったのは有名で、
効率狩りには必ずといっていいほどこの二種の武器は選択肢に入っていた。
シーズン7.0で双剣側が弱体化されたことや双剣対策モンスターが多数追加された事で、
一時この構成は衰えるがライトボウガンの超速射と棲み分けられる形で生き残り、
秘伝書システム実装後は超速射がかなり使いにくくなった事で剣士の需要は相対的に上がる。
ちなみにこの当時はハメを使わない場合は剣士の火事場は必須とはされていなかったが、
殆どの狩猟がハメだったことやスキル枠に余裕があったことから火事場+2スキルの所持は当たり前であった。
フォワード時代は効率狩りにおける需要は剣士とガンナーは半々という感じであり、
MHF-GG以降は効率狩り自体が行われなくなったが、新武器種の穿龍棍(剣士)の性能の高さが脚光を浴び、
G6ぐらいまでは剣士=穿龍棍とも揶揄される状態が起こっていた。
現在では武器種バランス調整が進んできており、上記のような状況は概ね解消されてきている。
- MHFには紫ゲージの上に相当する空色ゲージがあり、