MH3G以降の作品に存在するネコスキルの一つ。
食材に酒を含む場合、特定の方法で調理すると発動する可能性がある。
名前からして金運や激運などの対になっているスキルに見えるが、
報酬どころではなくプレイヤーが直接弱体化する。
概要 
- 歴代の食事スキルでも数少ない完全無欠のマイナススキルである。
その効果は、体力が瀕死(25)になるか、スタミナが最低(25)になる、
もしくはその両方が発動するというもの。
3つの内どれが発動するかはランダムなので、火事場に利用するにも不安定極まりない。
いずれも運よく発動しない可能性?そんなものはない。- なお、ニャンターの場合はスタミナが存在しないため、代わりにモウイチドングリを使い切った状態になる。
ハンターのものとは違いすぐさま影響を及ぼすことは少ないが、BCに戻らない限り回復できないのが厄介。 - 「背水の陣の術」を発動させていればドングリは元々0個なので、1/3の確率でデメリットなしにできる。
- なお、ニャンターの場合はスタミナが存在しないため、代わりにモウイチドングリを使い切った状態になる。
- これが発動する組み合わせは、同時に幸運系のネコスキルも発動するケースが多い。
要するに報酬が良くなる代償としてこのスキルによるハンデを背負うか、
運よく幸運スキルのみ発動することに賭けるかを選ぶことになる。
- スタミナを全回復するにはこんがり肉を何個も食べなければならないので果てしなくめんどくさい。
(『MH3』以降の作品では「こんがり肉G」がなくなってしまったため)。
体力に関しては最大値が減る訳ではないので、秘薬を使ったりする必要はないのが救い。
また、十分懐いた奇面族に回復の踊りをセットしておけば、
彼らがすぐに踊って回復してくれるだろう。
ただ、このスキルが発動した状態で上位以上のクエストに行った場合、
いきなり大型モンスターの目の前に瀕死&スタミナ最低で立っている、
という最悪の状態にもなりかねないので、余程の事がない限り発動させることは避けたい。
尤も、いにしえの秘薬があれば大型モンスターが警戒状態の間に回復できることも多いが。- 決闘場形式のクエストだと、そもそもランダムスタート自体がないためリスクはほとんどない。
体力が減っているならベッドで寝ればいいし、スタミナも支給品BOXの携帯食糧を貪ればいいだけの話である。
実際問題、よほど対処を誤らない限りランダムスタート形式のクエストでも
これが原因で一乙する可能性はまずないと言ってもいいだろう。
最大の問題は、回復アイテムを無駄遣いさせられること。これに尽きる。
- 決闘場形式のクエストだと、そもそもランダムスタート自体がないためリスクはほとんどない。
- タイムアタックでは「ネコの火事場力」と併せて採用されやすい食事スキルである。
が、ネコ火事場と同時発動することは稀な上、たとえ発動してもクエストに行ってみたらスタミナだけ減っていたり、
ネコ火事場発動には成功したもののミスって落ちたり……など、苦労は付き物。- ただし、ネコの火事場力の発動条件は「体力が10以下になること」なので、
同時発動することそのものに意味はない。
- ただし、ネコの火事場力の発動条件は「体力が10以下になること」なので、
- 火事場を手軽に使いたいハンターからは「体力減少を確定効果にして欲しい」と要求されることがある……
が、確実にPTでのハメに悪用されることになると思われるので、実現は難しいだろう。
ただ、「防御力に関係なく自発的に体力を大きく減らせる確実な方法の実装」が一部で望まれているのは事実である。
- シリーズにもよるが、このスキルが発動する時に食事を終えるとハンターが苦しそうにもがきその場にひれ伏す
(後述の酔っ払いとは別のリアクション)。
傍から見ると料理に毒を盛られたようにも見える。
しかし作ったアイルーは決まって無反応である。
類似する事例 
招きネコの不運 
- MHXXでは「招きネコの不運」という類似スキルが登場。
スキル説明には「クエスト開始時にちょっと不幸な出来事が起こる」とある。
これを見て「招きネコの悪運のデメリットが薄くなったバージョンかな?」と推測する方が大多数だと思われるが、
実際の効果は予想の斜め上を行くものである。
その実態は「スタミナ最低値」または「1分間混乱状態(前後不覚状態)」
もしくはその両方が発動というもの。
すなわち招きネコの悪運の体力減少が混乱状態に置き換わったネコスキルである。全然ちょっとじゃない
まさかホロロホルル限定の状態異常を食事スキルにぶっ込んで来るとは誰も予想していなかっただろう。
ギルドは一度チーズフォンデュの成分を検査すべきである
確かに死に直結する瀕死状態よりは混乱状態の方が幾分かマシであるが、
万が一大型モンスターと鉢合わせになった際には被弾確率が大きく上がってしまう。
そうでなくとも初動が大きく妨害されるので、非常にストレスが溜まる。
オトモアイルーを連れて出発するとクエスト開始直後に殴られることになる。- しかもこのスキル、あろう事か招きネコの悪運と同時発動可能という極悪仕様。
つまり最悪のパターンを引けば、
「体力&スタミナが最低で大型モンスターの眼前に放り出され、前後左右の操作が逆転している」という
考えるのもおぞましい光景を目の当たりにすることとなる。
普通はそんなスキルが盛られている食事など取らないと思うが……。 - ニャンターで同じ食事をした場合、体力25、ドングリなしの混乱状態となる。
ハンターと違い秘薬を使用できない上に、クエスト開始時はゲージ0、ドングリもないのでキンダンドングリが使えない。
よってモドリ玉の技で即座に撤退することができないため、
走ってBCに帰るかモドリ玉分の3ゲージを頑張って貯めるしかない。 - ちなみにこのスキルが発動するときの食後のリアクションは酔っ払いである。
- しかもこのスキル、あろう事か招きネコの悪運と同時発動可能という極悪仕様。
MHFでの食事 
- MHFにおいては「体力-50&スタミナ-50が確実に発動する」という食事の組み合わせを、
HR5以降に作ることができる。
同作にはスタミナ最低値(25)で発動する餓狼があるためさぞ便利かと思われるが、
同作の火事場発動条件の関係上、体力-50だけでは火事場が発動せず、
かと言って餓狼もしばらく待たないと発動しないという中途半端なものになっている。
また、「体力-60+スタミナ+50」か「体力+50&スタミナ-75」という組み合わせもあり、
前者は火事場の発動手段としてはメジャーなものになっている。- ちなみにこれらの食事を食べてもハンターは悶絶しない。
とりあえず不味い訳ではないようだ。
- ちなみにこれらの食事を食べてもハンターは悶絶しない。
余談 
- 本来、悪運というのは運が悪いという意味ではない。
むしろ通常であれば悪い方向へ向かう事象が良い方向となって帰ってくることや、
本来なら天罰が下るべき悪人が報いを受けずにかえって栄えたりするなど、
ろくなことをしていないのに何故か良い方向に事が運ぶ賤しい運のことを指す。
あるいはそこから派生して、危機的な状況に陥っても何故か運良く助かってしまうような、
簡単には死んだりしないしぶとい運という意味で使われることも多い。
例としては、絶体絶命の状況から生還した者に対し「悪運の強い奴め」と言う
ドラマやアニメでよくあるシーン等が挙げられる。
もし運が悪いという意味なら絶対通じない- モンハンに例えるならば、コゲ肉ばかり食べているのにスタミナがいつも回復するとか、
寄生や地雷なのにレア素材がじゃんじゃん手に入るとか、
被弾確定の立ち回りなのに狙ったようにファンゴに吹っ飛ばされ事無きを得るとかそんな感じである。 - 基本的に悪事を働くか、何らかの災難に遭った人間に対して使われる言葉であり、
本来の意味でも、良い意味で使われることは殆どない。
強いて挙げるならば後者の意味で、奇跡的な生還を果たした人に対して使われる位か。
もしかして普通なら死亡するような食事(例えば猛毒のトラフグの内臓とか)を食べて辛うじて生き残った、とかそういう意味なのだろうか- 大抵の場合激運目当ての食事に付随しているため、
メンバーの迷惑を顧みず悪運飯を食べてピンチに陥りつつも
ちゃっかり生還し報酬もゲット…と解釈すれば良いだろうか。
- 大抵の場合激運目当ての食事に付随しているため、
- 現在では運が悪いことにも使われている。
「確信犯」「姑息」「鳥肌」などのように、時間が経つにつれて意味がすり替わってきているのだろう。
とはいえ、本来間違いであることに変わりはないのだが。 - ちなみに、「幸運」の対義語として位置する単語は「不運」である。
英語の“lucky”に対する“unlucky”と覚えれば分かりやすいだろう。
そして本来の意味の「悪運」は英語で“devil's luck”(悪魔の運)である。- そしてMHXXではついに招きネコの不運が登場。
効果は上述の通り(人によっては)えげつないものである……。
- そしてMHXXではついに招きネコの不運が登場。
- モンハンに例えるならば、コゲ肉ばかり食べているのにスタミナがいつも回復するとか、
- 食事スキル名にこそ悪運がついているものの
実際は酒を食材に入れない限り発動しない。
このことから「悪い運勢」と言うより、単に悪酔いしてるだけなのかもしれない。
特に酒+酒だと固定ネコスキルが悪運なのでますます悪酔い臭く感じる。
メッセージでも「酔っ払った・・・」と出て、そのまま狩場に行く羽目になる。
飲み過ぎには注意しましょう。
現実はもっと深刻で悪酔いすると強烈な吐き気や倦怠感に襲われ、
重篤なものになると意識障害や死亡する恐れさえある。
流石のハンターも体力やスタミナが危険域になるのは当然であろう。
むしろ、どれだけ飲んでもその程度で収まるどころかいにしえの秘薬であっさり狩りに戻れると言うから……- 数日かけて狩場に向かっているという世界観に当てはめれば、
向かっている間に酒は抜けて、狩場につく頃にはむしろ二日酔いになっている可能性もある。
そちらであれば、秘薬でフォローが効くのもまだ納得できる範疇かもしれない。
- 数日かけて狩場に向かっているという世界観に当てはめれば、