MHR:SのVer.13.0アップデートにて追加されたスキル。
英語名は"Wind Mantle"。
概要
- 傀異克服クシャルダオラの防具「リバルクシャナ」に搭載された新たな専用スキル。
頭、腕、脚部位にスキルが付与されており、装飾品はなし。
Ver.14からは傀異錬成でそこそこの確率で付与されるようになり、Ver.15からは傀異錬金術・覇気で最大Lv3付与される。
- 鉄蟲糸技を使用すると翔蟲ゲージが緑色に変化し、発光を表すマークが追加される。
この状態になることで、翔蟲ゲージの回復速度が上昇する効果を得られる。- 一定時間の経過で纏った風が散っていき効果は解除されるが、
攻撃を当て続けると効果が持続され、加えて翔蟲ゲージの回復速度がさらに上昇する。
なお、納刀するとその瞬間に効果が解除される。 - 翔蟲使いと異なり、地上で足を付けなくても発動するため、操虫棍でも恩恵を受けづらくなることはない。
- 一定時間の経過で纏った風が散っていき効果は解除されるが、
- 翔蟲回復速度の効果は3段階存在する。
鉄蟲糸技を発動した時点で第1段階となり、風纏Lv1で1.05倍、Lv3で1.1倍となる。
そこから攻撃を当て続けることでさらに風を纏い、第2、第3段階へと移行、
回復速度が加速しLv1で最大1.2倍、Lv3で1.4倍ほどになる。- 翔蟲使いや変幻翔蟲とは効果が重複する(翔蟲使いLv3が1.2倍、変幻翔蟲が3分間1.1倍)。
おおむね「風纏(第3段階)≒同一Lvの風纏(第1段階)+翔蟲使いLv3」程度の効果差がある。
なお、風纏Lv3単独では翔蟲使いLv3&風纏Lv1より効果が劣る。
おおむね武器自体の手数の多さと、立ち回りに納刀が入りやすいかで前後していると見て良いだろう。武器種 1段階⇒2段階 2段階⇒3段階 大剣 5 10 太刀 10 20 片手剣 ランス ハンマー 狩猟笛 スラッシュアックス 操虫棍 ガンランス 15 30 チャージアックス 双剣 20 40 ライトボウガン 30 60 ヘビィボウガン 弓 - 大半の剣士武器は10回と20回になっている。
攻撃回数が少ないためか大剣は必要回数が半分となっているが、頻繁に納刀する武器のため相性が悪い。
回避距離UPを注ぎ込んだ流斬り連携戦術でなんとか可能性が見いだせるか。 - 剣士武器屈指の手数武器である双剣は当然のように必要回数が剣士の中ではぶっちぎりで多い。
ただし、鬼人突進連斬や螺旋斬で一気に攻撃回数を稼げるので必要回数2倍だから相性が悪いなんてことはなかったりする。
むしろ、先述の螺旋斬を多用するなら好相性と言える。 - 双剣の次点で手数が多い部類の片手剣は必要回数が標準、
そして風車にせよ滅・昇竜撃にせよ翔蟲を二匹消費するという切実な事情から桁外れに相性がいい。 - ガンランスとチャージアックスは必要回数が1.5倍となっている。
しかし、両者とも同じ武器だが、戦闘スタイル次第で別武器になりうる武器であり、
ガンランスは拡散型、チャージアックスは超高型の場合だと手数が少なくなりがちなので一転して相性は悪くなる。 - ガンナー武器は双剣以上に必要回数が多い。
貫通弾や散弾系統なら手数を稼ぎやすいが、それ以外の弾だと手数を稼ぎにくいため、発動が困難になる。
- 翔蟲使いや変幻翔蟲とは効果が重複する(翔蟲使いLv3が1.2倍、変幻翔蟲が3分間1.1倍)。
- 鉄蟲糸技の回転を良くすることで立ち回り上の恩恵がある場合が特に有効だろう。
これまで野生の翔蟲や変幻翔蟲前提だった定点ループがある武器種なら一度試してみるのも一興。
筆頭格となるのが斧特化チャアクの即妙ループで、Lv1あれば翔蟲使いは不要となる。
更に翔蟲使いLv3と風纏Lv2の第二段階以上を併用することで、斧強化のヒットストップ増加が無くても
即妙ループが回せるようになるため、これによる新たな運用も考えられる。- 盾斧以外でも円月運用の太刀や、地裂斬運用ガンランス等の元々納刀動作で
効果が失われる鉄蟲糸技をよく利用していた武器種なら違和感なく組み込める。 - 片手剣なら抜刀中にアイテムを使用できる上に、納刀しなくても素早く移動できる飛影やシールドバンプ、
強力な技だが翔蟲の消費が重い風車や滅・昇竜撃をガンガン使えるようになると中々のシナジー。 - 太刀の桜花鉄蟲気刃斬は普通に使うと自動で納刀するため効果がすぐに途切れてしまうが、
特殊納刀や威合気刃溜めによる納刀であれば本スキルの効果が持続するため、
そこを意識して立ち回る分には本スキルとの相性がいい。
ブラストダッシュやリバースブラストで事あるごとに飛び立つガンランス等の
地に足をつけていないため翔蟲使いの効果を得られない時間が多い武器種および戦法との相性は良い。
空中にいても緊急回避手段である鉄蟲糸回避等の回避技が溜まりやすくなる為、安定感も向上する。 - 盾斧以外でも円月運用の太刀や、地裂斬運用ガンランス等の元々納刀動作で
- バフ系の鉄蟲糸技を最初に使ったり、カウンター系を開幕咆哮に合わせたりするのであれば、
戦闘開始してすぐに風纏を発動させられるのでお得。
特にバフの方は回復等で納刀せざるを得ない事情があった後にも
戦線復帰する前に一度使うだけで戦闘中の殆どで恩恵を受けられる。
またバフ、カウンター双方の様に戦闘開始に備えて自然に発動できるものでなくても、
翔蟲ゲージの回復が早いものであれば空撃ちしたり、
モンスターの開幕行動までに間に合うのであれば初撃に鉄蟲糸技から入ったりして発動させるのも良いだろう。
- 一方、大剣では使用と納刀がセットである強化納刀で全く恩恵が出ず、しかも攻めの終わり際に多用するため、
立ち回りの軸をバックスライドに変えないとメリットが薄くなる。
同様にランスの納遁術など、納刀を含む鉄蟲糸技全般で本スキルの恩恵は激減するので注意。
またガンナー武器は全体的に鉄蟲糸技を連発して立ち回る場面が少なく、相性は微妙か。
ライトボウガンでは機関鉄蟲弾をメイン戦法とする場合に有効になるくらいで、
弓もバフの維持が主な用途となる為、採用の有無が立ち回りに影響することはあまり無いだろう。
- 納刀すると効果が失われてしまうので、抜刀したまま回復を行える鋼殻の恩恵Lv3や血氣とは好相性。
また無理をするべきではないという前提だが、却血やられで攻撃すれば体力を回復できる傀異クエストとも相性はいいだろう。
その他疾之息吹で納刀せずに状態異常を治したり、刃鱗磨きで斬れ味をケアしたり、狩猟笛の各種旋律で補ったり等、
このスキルを運用するなら納刀したい場面を補助できるスキルがある程扱いやすくなる。
逆に言えば被弾が多く、翔蟲受け身をとったり、納刀して回復せざるを得ない大ダメージを負ったりしがちなのであれば、
無難に翔蟲使いLv3の方を優先するのも手。
とはいえあれば翔蟲のクールタイムを縮められる便利なスキルなので、基本付け得なスキルではある。
- Ver.14から追加されたスキル「冰気錬成」は納刀することでゲージが回復して効果が発揮されるという真逆の性質を持つため、
本スキルとの相性は最悪である。
前述の強化納刀を制限される等の理由もあり、冰気錬成と相性の良い大剣ではさらに採用率は低くなったといえるだろう。- ただ、鉄蟲糸技を頻繁に繰り出し、
かつ納刀もしやすい武器では併用されることもしばしばある。
また太刀の特殊納刀や威合気刃溜めは例外で、風纏の効果が持続しつつ、冰気ゲージも溜まるため
鉄蟲糸技の回転率を上げつつ気刃解放斬りや居合抜刀気刃斬りを強化することが可能。
- ただ、鉄蟲糸技を頻繁に繰り出し、
余談
- クシャルダオラが自らに風を纏う「風バリア」の存在、および龍風圧まで段階移行する性質を反映したスキルと言える。
本家と違い、毒状態になってもちゃんと効果は発揮されるのでご安心を。
ちなみに風纏といってもこれみたいに気流を纏ったりはしない。というか専用スキルの中でもトップクラスにエフェクトが地味
関連項目
システム/翔蟲
モンスター/傀異克服クシャルダオラ
防具/クシャナシリーズ
スキル/翔蟲使い - 翔蟲クールタイム回復速度に関連するスキル(重複可)
モンハン用語/専用スキル