風巻の龍より出でたる蒼刀は、
風を束ねて凪を飲み込み凄風を
生む。新たな風を待ちながら。
(あかしまの神刀)
風神龍は風を以て禍群を成す。
蒼き刃風は万斛の竜を喰らい、
三千世界を無に帰すだろう。
(神淵ノ風斬リ)
妖刀の嘆息は暗澹たる濁世を
滅し、静寂なる地を創造す。
理の果て、終に神をも斬らん。
(神斬・風雲滅裂)
目次
概要
- MHRiseにて初登場した風神龍イブシマキヒコの素材で生産出来る太刀。
初期生産段階銘はあかしまの神刀I。 - 円の弧を描くように反った蒼い刀身、イブシマキヒコの全身に並んだ棘のような峰部分の返しが特徴。
また、持ち手と刀身の繋がっている部分にはイブシマキヒコ武器に共通する目玉のような紋章が付いている。- 全体的なフォルムはどことなく過去作のウインドイーターを彷彿とさせる。
ただし、刀身を納める鞘はない。
- 全体的なフォルムはどことなく過去作のウインドイーターを彷彿とさせる。
性能
MHRise
- イブシマキヒコは集会所★6の緊急クエストとして初戦闘となるため、
古龍武器とあってか生産出来る時期は遅い。
そして気になるあかしまの神刀Iの性能だが…- まあまあな攻撃力180
- ほぼ無属性に近い龍属性10
- そして驚きの長さの青ゲージ
- スロットはなし
- 百竜強化は太刀では数少ない空棲系特効、属性強化【龍】III、防御強化I
- 集会所星7の攻略には活躍出来る性能となっている。
また、斬れ味関係のスキルを必要としないため、攻撃力を上げるも良し、
生存関係のスキルを盛るも良しといったようにバランス良く、使いやすい武器といった立ち位置にある。
しかし、欠点もこの武器にはある。
というのも、あかしまの神刀IIに強化するには古龍骨と風神の龍玉が必要となるのだが、
古龍骨はラスボス及びその討伐後に解禁される古龍らからしか入手出来ない。
- そして、風神の龍玉と苦労してラスボスから手に入れた古龍骨を使用し、あかしまの神刀IIに強化してみると…
- 成長を感じない攻撃力190
- ほぼ変わらない龍属性12
- Iの段階でも長かったがほんのりのびた青ゲージ
- スロットも成長なし
- 百竜スキルは防御強化Iが使いようがない風神龍の魂に変化しただけ
前にも似たような性能をした武器があった気が…
- Ver.3.0にて、真エンディング実装とともに強化先が追加。
新たに追加されたラスボスの素材と対の素材を使用することで、最終強化の神淵ノ風斬リとなる。
その性能は、- 少しだけ上がった攻撃力200
- 結局低いままの龍属性13
- 相変わらずちょっとだけのびた青ゲージ
- スロットも成長なし
- 百竜スキルは属性強化【龍】がIIIからIVになったこと以外変わらず
青ゲージが120と凄まじいことになっており、戦闘中に斬れ味が落ちることはまずないだろう。
太刀は斬れ味消費が少なくない方なので、斬れ味フォローの分を他に回せるというのはありがたい。
…ありがたいのだが、通常の狩猟においては過剰気味。
素材元のラスボス戦のように1つのフィールド内で長時間の戦闘を行うならば活用しやすいが、
そのタイプのクエストが今作では少ないため、活用の機会が少なくなりがち。
- Ver.3.0より前は龍属性太刀がこれ以外では禍鎌ヴァルナロスのみという層の薄さだったが、
Ver.3.0では新たに龍属性太刀に龍天刀【紅百武】が追加された。
あちらは長い白ゲージを素で備える、低攻撃力高属性値の太刀となっている。
こちらに近い傾向だがあちらは白ゲージゆえに補正が強力、かつこちらと違って属性値がかなり高い。
白ゲージの長さは90とこちらよりは短いが、通常の狩猟ではほぼ気にならない程度の長さではある。
こちらの方が攻撃力はあるのだが、ゲージの補正差もあってあちらの白ゲージと
こちらの青ゲージで期待値がほとんど変わらないので、属性値の分あちらに劣りがち。
- ちなみに、この太刀は近接のイブシマキヒコ武器の中では攻撃力が低めの部類となっている。
基本的に近接のイブシマキヒコ武器の攻撃力は210あることが多いのだが、
太刀と狩猟笛とチャージアックスのみ攻撃力が200となっている。
狩猟笛とチャージアックスはともに通常の物理性能とは別枠の攻撃能力を持つので、
普通に物理性能を使う武器種としては唯一太刀のみ攻撃力が控えめとなってしまっている。
この点が出てしまっているのが前述の奇しき赫耀のバルファルク武器との競合時。
他の武器種では物理火力の高さによって差別化できることが多いのだが、
こちらはその物理火力に直結する攻撃力が低めなせいで差別化が困難になってしまっている。
MHR:S
- 追加コンテンツであるサンブレイクでは、ラスボスを討伐しMR20に到達すると出現するイブシマキヒコを破ると
神斬・風雲滅裂へと強化できる。
その性能は- 平均より上の攻撃力330
- やはり低いままの龍22
- ものすごく長い青の上に白をすっとばしていきなり紫
- 会心率0%
- 最後までスロット無し
- 百竜装飾品スロットはLv2
個性的すぎる斬れ味は新スキルである研磨術【鋭】との相性がとても良いため、
強豪ぞろいの龍属性太刀の中でも差別化は容易。
- ただ、肝心の紫が20と短いため、これを如何に維持するかが課題となる。
刃鱗磨きは居合抜刀や見切り斬りに適用されないため活かしづらく、
すんなり思いつくのは剛刃研磨Lv2以上だが、自前のスロット0がここで響く。
剛刃研磨と研磨術【鋭】を搭載すると他の火力スキルが削がれる可能性も否定できないからだ。
Ver.11.0から傀異錬成が登場したことで運次第で解決できるようになったが、
理想となるスキルやスロットを引き当てないことには強みが半端にしか活かせない。
持ち前の護石とあわせて装備構成はできる限り熟慮したい。- この点で見るとライバルはゴア・マガラの太刀スティールofジャッジ。
攻撃力310・会心20%・Lv2スロ1つ・素紫のため物理期待値は龍属性太刀2番手。
属性が少し上の28のため、最終的な全体の火力は同じくらいになるだろうか。
紫が10しかなく白50と多くも少なくもない絶妙な数値のため、研磨術【鋭】採用の余地がある。
斬れ味長60と研磨術【鋭】を採用した上で剛刃研磨その他斬れ味補助のスキルがいらず、
Lv2スロと会心20%に後押しされ高いスキル自由度、安定した高火力・立ち回りを確保している。
研磨術【鋭】がゴア太刀には砥石使用時のバフの意味合いだが、こちらには純粋な火力スキルである点は
十分な差別要素となる。 - Ver.15では嵐の化身が復活し、新スキル天衣無崩が登場。
効果発動中に疾替えをすることで、なんと斬れ味が50回復するという強力なスキルとなっている。
防具自体も錬成なしでLv4、3のスロットが豊富にあるため、研鋭珠も付けやすい。
さらに、傀異スロット拡張に伴う性能ボーナスによりLv5、Lv7で斬れ味が+10(合わせて+20)されるため、
斬れ味の維持がかなりしやすくなった。
- この点で見るとライバルはゴア・マガラの太刀スティールofジャッジ。
- 属性値もマシではあるが低いため、属性よりも物理がよく通る相手に担いでいきたいところ。
最も打ってつけな相手はやっぱり素材元の旦那とその奥さんだったり。- この点は傀異錬成の登場で龍属性値を平均程度まで高めることができるようになった*1。
もちろんゴア太刀も同様のため、ここまで来るともう使用感の好みの問題になってくるだろう。
- この点は傀異錬成の登場で龍属性値を平均程度まで高めることができるようになった*1。
関連項目
モンスター/イブシマキヒコ
武器/イブシマキヒコ武器
武器/かんなりの神刀 - 対の素材の太刀