MHP3にて初登場した、爆鎚竜ウラガンキンとその亜種の素材を用いて作られた重厚なへビィボウガン。
巨人の使用するかのような巨大さ、圧倒的な重量、とてつもない火力を誇る重砲である。
大口径のため、使用できる弾丸の傾向が偏っているのが欠点。
ここでは通常種武器のヴォル=ショットや二つ名武器のグロボ=ショットなども合わせて扱う。
目次
概要
- 外見は巨大なリボルバーライフルを想起させるものであり、無骨で鈍い鉄の輝きが渋みを与えている。
これを『ボウガン』と言い張る度胸。
その風格は正しく巨砲であり、放たれる弾の一発一発が凄まじい威力であろうことを容易に想像させてくれる。
まさに漢の武器であり、そのあふれ出る凄まじい浪漫により人気の銃である。
性能
MHP3
- 全へビィボウガン中でも崩砲バセカムルバスに次ぐ攻撃力と、強烈な個性を併せ持つ重弩。
表記上での攻撃力は無強化で240とこの時点で何かおかしいが、ブーストさせることで255、
さらにパワーバレルをくっつけることで279という値を示す。
これに火力上昇スキルや薬・爪護符を加えればたやすく300を突破する。
会心率は-10%だがもとの攻撃力がアレなので気になるレベルではない。
- だがこの銃の個性はその火力だけではない。
- まず撃てる弾が非常に偏っている。属性弾はそれなりに撃てるが
物理弾はLV2通常弾を除くとLV3のものしか撃てず、状態異常弾はほとんど撃てない。
しかも通常弾を除くと装填数が残念なので、スキルで補わない限り通常弾を使わざるを得ない。
通常弾の装填数はなかなかなのだが… - 次に装填速「遅い」である。通常弾・属性弾ならば影響は少ないが、その他の弾ではそうはいかない。
これまた必然的に通常弾を使わざるを得なくなる。 - そして最も大きいのが「ブレ右/大」である。
この銃が放つ弾は漏れなく変化球で言うシュート軌道を描いて飛ぶ。つまりまっすぐ飛ばないのだ。
狙撃を主とする通常銃においては致命的な欠陥である。
スキルで打ち消そうにもスロットはゼロ、調整は困難を極める。
浪漫の皮こそ被っているがまともに運用すれば地雷だと言わざるを得ない性能であろう…まともに運用すれば。
そう、まともに運用できないのなら、まともでない運用をすればいい。この銃の真価はここにある。- ブレ大の銃というのは一度撃っていただければわかるが、非常に安定したブレ軌道を描く。
これを利用してブレを補正するように調整して撃てば、狙撃さえも可能となる。
この「ブレ狙撃」こそこの銃の本当の持ち味だと言えよう。
- 一見すると難しそうだが、慣れさえすればかなりの精度での狙撃ができ、
さらにブレなしの銃ではできない位置からの弱点狙撃さえ可能になる。
アグナコトルの後ろ脚あたりから頭部を狙撃したり、
ディアブロスの後方から堅い尾先を避けて尻尾を撃てたり…などなど。
無論ここまでやるのはかなりの熟練が必要だが、
そうでなくとも単純に曲がる弾を思い通りの位置に当ててやった時の圧倒的上級者気分と快感は半端でなく、
真っすぐ飛ぶ銃弾では満足できなくなるという何か間違った症例も報告されている。
- まず撃てる弾が非常に偏っている。属性弾はそれなりに撃てるが
- 上記のとおり非常に変則的な運用が求められるが、その変態的な運用にはまるへビィガンナーも後を絶たない。
なんとなく変わったことをしたい、上級者気分を味わいたいという方にはうってつけの一丁である。
しかし元々扱いが難しく上級者向けであるへビィにおいても扱いづらさは最高レベルなので、
この銃を運用できている時点でかなりの腕を持っているのも事実かもしれない。
練習用に用いるのにはいささか癖が強すぎるが
MH3G
- MH3Gでも続投。MH3に登場したヴォル=ショットからの派生となり、
ヴォル=ショット→ヴォル=ショット改→ヴォル=バール→ギガン=ショット→ギガン=バールと
派生段階がかなり増えた。
途中からの一発生産は存在せず、ヴォル=ショットから地道に強化していく必要がある。
その分攻撃力はアルバ武器の「神滅弩アル・エリア」と同等の414、
さらに通常弾の装填数も増えるなど、前作よりも大幅に強化されている。
だが、反動がやや小から中になるなど、クセの強さも増している。
- また、ギガン=バールはLV3通常弾を12発も装填する事が出来る。
MH3GではLV3通常弾が水中戦で猛威を振るうため水中戦用に
作っておいても損は無いものとなっている。
- 遅い装填速度を補うにはスキルによる補助が必要だが、スロットがないため圧迫が激しい。
結果として、スキル込みの総合火力ではスロットや装填速度が平均的な銃に遅れを取ることもある。
この辺はガンキン武器の宿命をうまいことボウガンで再現できていると言えよう。
しかし、効率を最重視する訳でもなければ充分に実用的なスペックを持っているのは間違いない。
最強クラスにあと一歩だけ及ばない、その一歩はあなたが愛でカバーすればよいのだ。
- 問題はその制作難易度。
ヴォル=バールへの強化において爆鎚竜の紅玉だけでなくナバルデウスの深淵の龍玉も1つ要求され、
ギガン=ショットへの強化の際において爆鎚竜の紅玉が追加で1つ必要となり、
最後のギガン=バールでは爆鎚竜の天殻も必要と、レア素材のオンパレードとなる。
なので運用だけでなく制作においても愛が必要となってくるだろう。
MH4G
- MH4の時点から素材交換でガンキン素材は存在していたがこの武器の登場は無かった。
しかしMH4Gで突如発掘武器にギガン=ショットが追加される。
元々それなりに人気のあったギガンであるが、
根気と運さえあれば好きな性能で使えるということで多くのハンターが未知の樹海に向かったとか…
MHX
- 今作ではウラガンキンが復活した……のだが、
素材元が下位から登場するというのにこの武器は謎のリストラを喰らっている。
多くのモンスターが登場し様々な武器が復活したり新規登場したりしているが、
武器が減らされるというのは珍しい事例である。
通常種素材で生産できたヴォル=ショット系列だけでも出演させて欲しかったところ。
グロボ=ショット
- 通常種武器がリストラされた一方で、今作初登場となる宝纏ウラガンキンの武器が登場した。
生産段階の名はグロボ=ショットで、最終強化ではグロボ=バールゼタになる。
キラキラと光る色とりどりの宝石が各部にとりつけられた、宝纏武器らしい見た目をしているのが特徴。
- ブレと反動が大きくリロードが遅いというのが特徴のガンキン銃であったが、この武器では大きく変化。
ブレ無しに反動がやや小、装填速度はやや速いと手が加えられている。
また会心率は-10%といつも通りだが、最終形態で倍率220とこれまでと比べてやや低めに。
- 装填速度と反動の向上ということで、これまでの通常弾運用のみならず新たな道が開かれたのでは…
と思わず期待してしまうが、そうは問屋がおろさなかった。
最終形態のバールゼタ時で主要弾の装填数はLV1 LV2 LV3 通常弾 9 8 - 貫通弾 - 3 - 散弾 - - -
その他LV1徹甲榴弾が1発、LV2毒弾が2発、またLV1火炎弾・氷結弾・滅龍弾が扱え、
武器内蔵弾はLV2強装弾と硬化弾の2種……
以上である。
しゃがみ撃ち対応弾もLV1火炎弾のみ。
しかも今作のバイクは性能がマシになってるのでより酷く見える。
- これまで同系統武器で得意としていた通常弾は何故かLV3が剥奪された。
他の対応弾(特に貫通弾)もこの始末。
基本性能が改善されてはいるがそれを活かせる弾が皆無なのである。
かといって縛りの強い銃特有のおかしな倍率の高さなどもないし、
強力な内蔵弾に溢れていたりもしゃがみで化けるわけでもない。
一体何をどう使わせたくてこうしたのか完全に謎である。- 一応各種弾追加スキルを使用してみると、
LV3通常弾が9発、LV1LV3貫通弾がそれぞれ4、5発扱えるようになる。
貫通弾を主に扱うならば全LV追加が欲しくなる。
しかしスキル構成に余裕の少ない今作の環境下では、どの全LV追加も重すぎて入れにくい。
また倍率やスロット0など基本部分も足を引っ張り、
重いスキルで追加してようやく他の劣化になるというような事態が発生する。
元のスペックの厳しさに加え、著しく弾種が制限されているのだからそれも当然だろうが。
- 当然二つ名武器特有の強化回数の多さとかかる手間、
作成可能時期の遅さなどデメリット部分は共通。
狩技ゲージが溜まりやすくなるメリットも、多くのデメリットの前では無いも同然であろう。
開き直って採取用にしようとしても、スロットが1つも空いていないためそれすら荷が重い。
- 一応各種弾追加スキルを使用してみると、
- 無理矢理運用するなら、もういっそ通常弾強化だけ発動させて
ひたすらLV2通常弾を立ち撃ちしまくるような用法だろうか。
しゃがむ必要はないのでストライカースタイルで火薬装填や完全調合をぶん回し、
とにかくLV2通常弾だけをぶち込む……となれば少なくとも致命的な火力不足とは言われまい。
もっとも、そうまでしてもそう強くはないが…。スキル自由度はあるが、火力がない。
いちおう倍率自体は悪くないため、火炎弾しゃがみ撃ちの威力は捨てたものではないが、
装填できるのがLV1火炎弾だけなので特化するには半端。素の装填数が3発だけなのも辛い。
火炎弾撃ちなら倍率が10上のエクリクスとシュライアーがいるのでこれでやる意味はあまりないが。
- スペックをしげしげと眺めると明らかに違和感を感じるのが「反動:やや小」という部分である。
前述のようにまともに装填できるのが通常弾ぐらいしかないので、
貫通弾追加でもしない限りこの反動の小ささが何のアピールポイントにもなっていないのだ。
例えば「反動の小ささを生かして重量級のレベル3貫通弾散弾をデフォルトで多く装填できる*1」か
「いっそLV2通常弾撃ちにこだわり、反動:大でもいいので攻撃力が高い*2」のどちらかだったなら、
まだマシだったかもしれない。後者なら今までの「癖は強いが火力は高い」特性も表現できるし。
- 兎にも角にも散々な性能に仕立て上げられているのがMHXのグロボ=ショット 。
「癖が強いが味であった」部分をごっそり抜き取ればそうもなろうか。
装填速度が向上したのにLV3通常弾を失ったのも悲しい。
個性も癖も浪漫も全て奪われた結果何も残らなかったという悲劇の武器である。- 二つ名武器のボウガンは「特化した部分や攻撃力を削って不足分を補っている」傾向にあるが、
二つ名武器効果に割を食わされたのか、本体性能が元武器に比べパッとしない物も多い。*3
特にこの武器は、その影響を悪い方向に大きく受けた例とも言える。
- 二つ名武器のボウガンは「特化した部分や攻撃力を削って不足分を補っている」傾向にあるが、
MHXX
- 今作でも通常種武器は復活せず、二つ名武器のみである。
ついでに言うと更なる続編であるMHWでも復活はできなかった。
バール=デアマンテ
- 前作でとても癖が強い性能だったが、今作で究極強化した性能は…
- 攻撃力330。平均と言ったところ。
- 会心率は変わらず-10%
- 装填速度、反動、ブレも変わらず
- 新たにLV3通常弾、LV2徹甲榴弾を装填可能になり、LV1睡眠弾をしゃがめる。
- 前作で持て余していた反動がLV2徹甲榴弾の追加により活かしやすくなり、
LV3通常弾に対応したことで通常ガンとしてギリギリ活路は見えてきた。 - …が何分今作はブレイヴスタイルが人気であり、物理弾がしゃがめないこの銃を
今作では二つ名屈指の強敵と名高い宝纏を倒してまで作る価値はあるか?と言われると甚だ微妙である。
いっそしゃがまずストライカーで……と見ても、今作の浪漫枠が立ちはだかる。 - 反動軽減+1を付ければLV1睡眠弾が無反動になり、ほぼあらゆる状況から一瞬の隙を突いて睡眠を狙える。
これは他の多くのヘビィにはできない仕事である。
ただし、「反動やや小のLV1睡眠弾しゃがみヘビィ」にはバスターランシエルダがあり、
期待値の面であちらに勝つのはまず不可能である。
あちらは貫通銃なので完全に対立するわけではないにしても、
単に睡眠弾をしゃがむだけのことをやりたいなら無理にこちらでなくても十分なのが悲しい。- 一応、キリンのように貫通弾の通りが悪く、なおかつ睡眠が有効なモンスターもいるため、
使い方さえ間違えなければ決して使い所がないわけではない。
個性自体はあり、火力が極端に不足しているわけでもないため、やってやれないことはないだろう。
その苦労に見合う成果が期待できるかは……
- 一応、キリンのように貫通弾の通りが悪く、なおかつ睡眠が有効なモンスターもいるため、
MHF
- MHFでもG9.1でのウラガンキン導入と同時に遷悠武器として登場。
HR5でヴォル=ショット、GR100*4でヴォル=バールを生産できる。
MH3Gにおける最終段階であるギガン=バールがオミットされているという、
遷悠武器としてはかなり珍しい設定である。
- 基本的な性質としてはMHP3同様で、リロード「遅い」反動「中」、弾速は「遅い」となっている。
通常弾を除くとLV3弾しかまともに撃てないのは同様だが、
MHFにおいては火炎弾と氷結弾が6発装填になっているため、属性弾撃ちとしての運用もできる。
なおMHFではブレのシステムがMHP2G以前のものであるため強烈なブレは発生しない。
- ヴォル=バールの攻撃力は768となっており、
火炎弾撃ちヘビィとしては青イャンクック砲αを若干上回る。
反動の関係で圧縮リロードにはあまり向いていないが、属性弾の単発撃ちではかなり強力。
通常弾撃ちに関しては滅砲ディアブロスという究極の浪漫を持つヘビィが存在するため、
こちらはMHFのガンキン武器らしく属性を活かした堅実な立ち回りが求められる、と言えるか。
MHXR
- 通常種の武器としてヴォル=ショットが登場。属性は土属性。
一方、ギガン=ショットは亜種の武器として扱われる。属性は火属性。
- 加えて、特殊種であるウラガンキン輝岩種の物も実装されている。属性は氷属性。
輝岩種武器である十五式ギガントカノン(☆6)は、
銃身は白銀色に輝いており、下部分と弾倉はワインレッド、
リボルバーの後部は紫色のカラーリングに変化している。
一方、持ち手のカラーリングは銃身と同じ白銀色だが、下部はメタリックブルーに変化している。
余談
- MH3にはこれとほぼ同型のボウガン「ヴォル=ショット」が登場する。
一体型のヘビィボウガンで、作成・強化には上位の闘技大会の報酬であるコインが必要となり、
さらに最終強化にはアルバトリオンの瑠璃色の龍玉まで要求される。
性能は通常弾の装填数が6/7/3、貫通弾が0/4/0、散弾が2/1/0、
あとは火炎弾4、電撃弾2、氷結弾3といった状況で、非常に偏っている。
だが、攻撃力が最大レベルで計420というぶっ飛んだ数値で、さらに反動は小でブレもない。
クセの強い性能と高い作成難易度から進んで作るプレイヤーはあまりいなかったが、
作成可能になったのがMH3発売からかなり後であった事もあり、
MH3をやり尽くした者たちが勲章代わりに作成し、担ぐ事が多かった。- 上記のようにMH3Gではヴォル=ショットがギガン=ショット系列の強化前に当てられた。
生産に通常種素材を用いるためこちらも立派なガンキン武器と呼べるようになっただろう。
- このぶっ飛んだ攻撃力の高さから繰り出される火炎弾の威力は凄まじく、
水中でラギアの背電殻に向かって打ち込むと面白いくらいにダウンを奪うことができたそうな。
- 他にMH3で同型の武器が出ていたボウガンとしてこいつがいる。
両者とも現実世界の銃器っぽいという共通点はあるが、向こうは性能がバランス良くまとまっている。
- 上記のようにMH3Gではヴォル=ショットがギガン=ショット系列の強化前に当てられた。
- ガンキン武器ではあるが、防御力上昇効果を持っていない。
MH3Gでは生半可な防御力では即死する機会も増えたのに、ちょっと惜しい点でもある。
- ナバル素材のボウガン「皇砲アークアンセム」は、
使える弾の大半はLV1とLV2、LV1のみだが状態異常弾全種対応、
しゃがみ撃ちは物理弾中心、そして極めつけは「ブレ左/大」と、
狙ってやってるのかと言いたくなる程、この武器と全く逆の性能を持つ。
PTプレイが可能なら、両方を同時に担いで左右からブレ狙撃といった遊び方もできる。
- 一方、ディアブロス素材のボウガン「カーディアーカ」とは
攻撃力と会心率とブレが全く同じな上、それまでの派生段階と攻撃力も同等である。
しゃがみ撃ちに関しては片や属性弾オンリー、片や物理弾オンリーと各々に愚直さを表し、
硬化弾のギガンと鬼人弾のカーディ、と『好敵手』の名に相応しい両極っぷりである。
リミカ時の竜撃弾の装填数が等しいのも偶然ではないだろう。
- 通称は「バールのようなもの」。由来は言わずもがな。
宇宙CQCはできません。
見た感じ鈍器として凶器には使えそうだが、ものをこじ開けるには適さないだろう。- 一応鈍器にはなるが、ケルビを気絶させたりジャギィを撲殺したりするのが精一杯である。
- MHWorld以降は近接攻撃の威力が爆増し、ハンマーにも劣らぬ気絶値を獲得、
そして何より鈍器使いで強化されるというこれ以上ない環境が整ったのだが、
ギガン=バールはまさかの未登場。
色々と惜しいヤツである……。
- パワーバレルを装着すると、コルト社製リボルバー拳銃「コルトパイソン」とそっくりになる。
銃身上部の穴空き放熱板(ベンチリブ)と、
跳ね上がり防止のために下部の銃口まで伸びたエジェクターロッドハウジングが特徴。
また生産末期のパイソンはコルト社の諸々の事情により大きく品質が落ちていたとされ、
このボウガンのブレは、それに繋がるのかもしれない。
モンハンではドスフロギィ素材の弓にこの銃を元にした名前が付けられている。
また、この銃はバイオハザードにも登場した事がある。
関連項目
モンスター/ウラガンキン
モンスター/ウラガンキン亜種
モンスター/宝纏ウラガンキン
武器/ガンキン武器
武器/デルフ=ダオラ - デザインが良く似たヘビィボウガン
武器/バルキンキャノン - ウラガンキンに酷似したモンスター、ラドバルキンのヘビィボウガン