武器/真名ラーホルアクティ

Last-modified: 2023-11-29 (水) 10:16:09

「王権ヲ示ス最古ノ鷹」
金色煌めく宝砲に記された、
失われし文明の記憶の欠片。
(宝砲の金属器)

宝砲の金属器最終形。
天に浮かび、今再び世に現ず。
其身天陽の神が具す砲也。
(碑文の砲ハロエリス)

MHXXのラスボスを務める「閣螳螂アトラル・カ」の素材から作製されるヘビィボウガン。

概要

  • アトラル武器の共通点である板は同じであるが、棺のようにも見える。
    なんと中折れ構造をしていないという前代未聞のデザインである。
    抜刀することで銃口の左右と持ち手部分が展開される…のだが、トリガーらしき物が見当たらない。
    追加パーツを付けても納刀時は見た目が変わらず、抜刀した展開時の見た目が変わるのが特徴。
    パワーバレルでは内部に隠れていた銃口全体が砲身前部に展開し、
    シールドでは銃口の左右に加え上下にも展開されるようになる。
    つまり追加パーツを付けると言っておきながら、抜刀時の変形箇所が増えているだけである。
    この特徴はライトボウガンと共通している。

性能

  • 生産時点(宝砲の金属器)で、
    • 高めの攻撃力330
    • リロード普通、反動やや小、ブレなしと取り回しも良好
    • ガンナーにはありがたい防御力+60
    • 拡張性の高いスロット3
    • 驚きの通常弾、貫通弾、散弾のLV3と烈光弾とLV2斬裂弾のしゃがみ撃ちに対応
    これだけ見れば高攻撃力な上に他のバランスも良い名銃である。
    しかし肝心の装填数を見てみるとなんと
    全ての物理弾と徹甲榴弾のLV1が2~3発ずつ装填できるのみで、
    LV2以降は一切装填不可能
    という
    とんでもなくクセの強いボウガンなのである。
  • "碑文の砲ハロエリス"を経て究極強化の真名ラーホルアクティになると
    攻撃力350まで達するが、装填数の特徴は変わらず。
    LV3物理弾3種がしゃがみ撃ちに対応してるのにデフォルトでは装填不可能という
    凄まじくクセのある一丁なのである。
  • 当然ながら運用する場合はしゃがむ物理弾の全Lv追加が必要。
    幸いスロットは3と多いのでスキルの発動は難しくないが、全~LV追加の発動ポイントが意外にも高く、
    追加出来る全5種の内、通常弾の10Pを除いて、貫通弾、散弾、榴弾、拡散弾は15Pも要求されてしまう
    • つまり、各Lv3しゃがみ撃ちの為に反動軽減が不必要というメリットが有る様に見えて、
      実際はそれよりも重いスキルが必須なデメリットを背負ってしまっている状況。
      • そもそもの問題がいずれも装備品でポイントを持ってる物が一つも無く
        護石も護石で~弾追加ポイント持ちは、2スロしか存在していない拡張性の低さ。
      • 仮に弾追加を発動させながら他ボウガン同様に火力スキルを入れる場合はほぼネセト一式固定で、
        護石と武器の3スロに装飾品を詰める事になる。
  • LV3の弾がしゃがみ撃ちが可能なボウガンは多数存在するため、
    弾追加のスキルに割く分を考えればそれらのボウガンのほうがより特化しやすいと言える。
    しかし追加で解放される弾の装填数は通常弾は12発、貫通と散弾は6発とかなり多いため、
    言い換えれば弾追加さえ発動してしまえば十分に活躍できる性能となる。
    また、反動や装填速度、ブレを弄る必要が無いのも嬉しい点。
    ネセト一式と合わせて、スキルを組み替えるだけで様々な弾に対応できるため、
    間に合わせの汎用装備としての価値が非常に高いと言える。
    • 特にLV3散弾をしゃがめるのはこれと百貫筒【大熊】のみ。
      あちらと比べると装填数やしゃがみ撃ち対応の弾種で劣るものの、反動と攻撃力はこちらが勝る。
      特に攻撃力は30もの差があるため、スキルを揃えることができれば火力では完全に勝てる。
      立ち撃ちとしゃがみ撃ちのどちらを重視するかで使い分けると良いだろう。
    • また、LV3貫通弾をしゃがめるヘビィは製作時期が遅いものが多く、
      唯一HR解放前に作成できLV2貫通弾もしゃがめるグラビドギガムドファは反動の補正と天殻が必要。
      裸で担いでも大丈夫なちはやふる神山入輿砲も、
      圧倒的継戦能力の鏖砲イヴァンも、
      火力に優れるディスティフェロース
      全て完成は(後者2丁に至っては製作すら)共にHR解放後で、クエスト解放にも条件付きである*1
  • 地味ながら、武器内蔵弾に単発威力の非常に高いものが2種揃っている上、
    内蔵数と装填数のどちらも他の内蔵ボウガンより多く、しゃがみ撃ちにまで対応している。
    特定射撃強化を基幹に弱点特効連撃の心得見切り+1~3の会心スキル群を全て組み合わせ、
    徹底的に超会心で内蔵弾の火力に特化させたガンナー3人とサポガンが集まればなんとあの
    例のブラキディオスを40秒ほどで捕獲できてしまうと言えばその強さがわかるだろう。
    しっかりと装備を組めばブラキ炭鉱でおなじみのガオウ・クオバルデディスティフェロースにも引けを取らない。
    • ただし、内蔵弾特化になりやすいこの武器の性質上、PTが4人いないと弾切れになりやすい。
      2~3人しかいない時は素直にガオウディスティを使おう。
      また、この武器の場合上記2つと比べクリティカル距離を意識する必要はないが、
      LV2斬裂弾はしっかりと頭部に当てなければならない。外しは致命傷である。
      この武器で炭鉱夫に勤しむ場合はしっかりと練習を重ねてから臨もう。
      火力は低めだが安定感は抜群のガオウ、高火力高安定だが実質4PT専用のラーホル、
      少人数でも使えて高火力だが不安定なディスティと、上手く棲み分けられていると言える。
    • 4人PTの場合、火力ヘビィの位置取り競争はかなり厳しくなる。ディスティがいる場合は特に苛烈。
      この武器は斬裂弾の特性上、貫通ヘビィとかなり離れた場所からでも火力を出せるため、
      一人でもラーホル使いがいると一気に火力二人の負担が楽になる。
      予めマイセットに登録して、2-3人の間はガオウやディスティで繋ぎつつ、
      4人揃ったら隙を見てラーホルに切り替えるといいだろう。
    • この武器を担いで炭鉱夫に勤しむ場合、斬裂弾の装填数の都合上
      スタイルはすぐにしゃがみ撃ちに転じられるブシドー一択となる。
      ラーホル用装備を作ったばかりの人はブレイヴスタイルとのしゃがみ動作の違いに注意。
      また、狩技に射突型裂孔弾IIを入れると、斬裂弾・烈光弾を撃ち切った頃に丁度貯まる。
      4人PTでそこまで縺れ込むことは殆ど無いが、一応狩技には入れておくといいだろう。
  • 斬裂弾・烈光弾の装填数は3、しゃがみ撃ちでも5が限界であるため、
    内蔵弾主体でのブレイヴスタイルとの相性はそこまで良いとは言えない。
    とはいえ、LV3貫通弾やLV3散弾をしゃがめるヘビィとしては有数の性能なので、
    ブレイヴスタイルで運用することもそれなりにあると思われる。

余談

  • 最終強化の名前の由来はエジプト神話の最高神であるホルス神だと思われる。
    元々はホルス神とラー神という二つの神が存在したのだが、
    習合によってラー・ホルアクティと呼ばれるようになった経緯がある。
  • MHXにてコラボレーションクエストがあった(MHXXでも再配信されている)『遊☆戯☆王』には、
    ラーの翼神竜」と「光の創造神 ホルアクティ」と呼ばれるカードが登場する。
    コラボクエストにこのボウガンを持って行くのも面白いだろう。
    幸い貫通弾特化させれば討伐対象のシャガルマガラとの相性は良い。
    ちなみにライトの方も似た名前のカードがあるがとてもマイナーなのでほとんど話題にならない。

関連項目

モンスター/アトラル・カ - 素材元。
武器/アトラル武器


*1 一応、紅龍はHR解放直後からでも強化個体に挑めるイベントクエストがある