MHXから登場する新スキル。スキルポイント10で、「特定射撃強化」が発動する。
目次
概要 
- 名前の通り、特定の射撃を強化するガンナー専用スキル。
「特定の射撃」と聞いてもすぐにはピンと来ないが、対象は「武器内蔵弾、曲射、剛射」になっている。
ちなみに武器内蔵弾に関しては属性ダメージにも強化が及ぶ。
ただし通常の弾や射撃には一切関与しない。
- 強化倍率は検証の結果、1.2倍ということが明らかになっている。
会心率に直すと、おおよそ+80%というとんでもない倍率である。
さらにこれだけの効果を持ちながら5スロスキル。
しかも装飾品の変射珠は、修羅原珠と迅竜の牙で作れてしまう。
- 弓の場合、今までは存在しなかった「曲射を強化できるスキル」……なのだが、
曲射が今までにも増して弱体化しているため殆ど話題にならない。
一方で剛射を強化できるのが非常に強力であり、こちらを強化する為に採用される事が多い。
剛射は扱いとしては通常射撃なので、弾強化スキルが重複する。
剛射を積極的に狙っていくブシドースタイルとの相性が抜群である
(溜めから直接の剛射も可能、ジャスト回避から溜め段階3の矢を即撃てる)。
ただし、最も恩恵を受けることができるのは、2種の撃ち分けができるギルドスタイルとなる。- 弓自体がブシドースタイルと相性が良く、今作では全ての弓が剛射可能になったこともあり、
弓使いの間では集中と弾強化を入れた後で迷ったら、とりあえずコレを突っ込んでおけとまで言われるほど。
MHXのスキル構築環境上、この2つよりも優先されることすらある。 - ただしLV1強撃ビンが装填できない弓の場合、攻撃力1.35倍のLV1強撃ビンを追加できる強撃ビンLV1追加の方が
(LV1強撃ビン×70本を使い切ってなお大幅に体力が残るモンスターでもなければ)火力は高くなる。
強撃ビンLV1追加は5スロスキルではないので単純な比較はできないが、
お守りを使ってまで無理して発動するスキルではないことを心に留めておこう。 - 5スロスキルで言うと他にはキノコ大好きがライバル。
火力スキルという訳ではないが強走薬集めが不要になるメリットが非常に大きい。
とはいえ弾強化・集中・変則射撃・キノコ大好きまでなら投入が難しくなかった為、
どちらかを選ぶというよりはどちらも採用し、それを普段使いの装備とする者は少なくない。
どちらかというと、キノコ大好きの枠で弾丸節約や強撃ビン追加を採用できるケースもあったため、
競合するのは変則射撃よりはその2つとであった。
- 弓自体がブシドースタイルと相性が良く、今作では全ての弓が剛射可能になったこともあり、
- ボウガンと組み合わせた場合の武器内蔵弾強化の有用性は、まさにボウガン次第といったところ。
- 特に強力なのが属性特化ライトボウガンでの運用である。
各属性攻撃強化+2、属性攻撃強化、特定射撃強化を発動する「W属性変射」構成である。
もともと弱点のモンスターに絶大な威力を発揮するLV2属性弾や貫通属性弾をさらに強化するため、
それらを速射できる銃や多種の属性弾を内蔵する銃においては絶大なる効果を発揮する。
特にLV2属性弾やLV2貫通属性弾の速射に適用した場合の威力は壮絶の一言。 - 逆にデザートテンペストやヴァイスorヴァーチなど、
武器内蔵弾を戦力として計上しないタイプの万能サポート型や物理弾特化型で発動させようものなら
ボウガン使いとしての実力を疑われる事もある。
複数のボウガンを相手によって使い分けつつも、
防具については無頓着で、一つのスキル構成だけで押し通すタイプにありがちである。
ツブテ弾や榴散弾、斬撃弾や重撃弾、大砲弾や烈光弾などの威力も底上げされるとは言え、
メイン弾として重視するには弾数が心許ない場合には、変則射撃は捨てる選択肢も考えること。
ただしメインの武器内蔵弾を徹底的に特化させる戦術のテンプレが確立しているケースもある。
- 特に強力なのが属性特化ライトボウガンでの運用である。
- ボウガンと相手次第では「大型モンスターを武器内蔵弾のみでソロ討伐する」なんて芸当すら可能である。
またシズクトキユルなどの多種の属性弾を持つ銃では、かなりの火力向上が狙える。
なお武器内蔵弾は受け渡しも調合も全く不可能であるため、
総火力を増やすために連発数+1や弾薬節約を発動する事も多い。- 前述のLV2貫通属性速射やLV2属性弾速射は超火力だが凄まじく隙も大きいため、
MHP3のW属性速射のような「お手軽超火力」とは到底言えないシロモノである。
そのためどちらかというと滅龍弾速射の系譜というような扱いで、
近接武器で言えば大剣のような「隙を窺って強力な一撃を叩き込む」スタイルに近いものがある。- しかし、その見返りとして威力は非常に高い。
LV2貫通水冷弾の速射ならば、
かの獰猛化ウラガンキンでも5分針で足を引きずる程であると言えば分かりやすいだろうか。
勿論、上記のスキルを付けて上手く立ち回ればの話だが。 - MHXXでは隙の小さいLV1貫通属性弾を速射できるものが、全ての属性に追加された。
これにより、ダメージ効率の良さと取り回しの良さを両立できるようになった。
- しかし、その見返りとして威力は非常に高い。
- ヘビィボウガンの場合はそもそも物理弾が主体であるためライトほどの需要は無いが、
やはり5スロスキルと軽いため、構成に余裕があれば発動させる場合もある。
火竜種の翼などの部位破壊を行う目的や、弾肉質が堅いモンスターへの対抗策として用いられる。
特に四天王素材のヘビィはすべてLV2属性弾しゃがみを持ち、貫通属性弾を内蔵する場合もあるため割と人気。
- 前述のLV2貫通属性速射やLV2属性弾速射は超火力だが凄まじく隙も大きいため、
- MHXXではブレイヴスタイルに追加された剛溜め・剛連射に適用されるようになったほか、
曲射の補正が1.4倍にまで増加した。
前者についてはブレイヴスタイルの重要なアクションであるため更に当スキルの重要性が増す事になった。
後者については、会心率100%超会心に相当する…と考えれば確かに強力にはなったのだが、
肝心の素のモーション値が低いままなのでそれでもなお焼け石に水であり、
主要な選択肢とは見られていない。
関連スキル 
特殊射撃強化 
- MHWorldでは「特殊射撃強化」と名前を変えて続投。
X、XXの武器内蔵弾が無くなったので、適用されるのは今回の内蔵弾に当たる
ライトボウガンの起爆竜弾、ヘビィボウガンの機関竜弾と狙撃竜弾、そして弓の竜の一矢のみとなっている。
弓の剛射、曲射は対象外で、剛射は別途強化スキルがあるが曲射を強化する手段は無くなった。
Lv1で1.1倍、Lv2で最大の1.2倍になり、装飾品もサイズ1なので非常に付けやすくなっている。
まあ運よく手に入れられればの話だが- ボウガンの場合、特殊弾の威力は攻撃力に依存して他のスキルでダメージ上昇するものは存在しない。
そのため本スキルでのダメージ上昇はかなり大事である。
ただし、特殊弾は一度使用すると再使用するのにクールタイムが発生するため、
主軸に据える場合このスキルのみで運用するのは厳しい。
クールタイムを短縮出来る集中とセットで活用することが主になる。 - 弓の場合は、貫通弾・竜の一矢強化と効果が重複するため威力を更に上げることが可能。
また、竜の一矢は武器出し攻撃が可能で抜刀術【技】 の効果対象なので、
これらのスキルを組み合わせて竜の一矢の威力を特化させる抜刀一矢と呼ばれる戦術が存在する。
しかし、一矢も貫通タイプなので全て通さないとそこまで威力がなく、
相性の良いモンスターを相手にする場合には良いのだが、
なんにでも一矢のみを撃ち続けるカズヤマンと侮蔑される一因が出来てしまっている。 - MHW:Iでは追加された弓の新モーションである「竜の千々矢」にも対応するようになった。
- 同じくMHW:Iで追加されたコラボ武器ストームスリンガーの特殊弾、ストームボルトにも対応している。
- ボウガンの場合、特殊弾の威力は攻撃力に依存して他のスキルでダメージ上昇するものは存在しない。
- MHRiseでも同様の効果で続投。
しかし装飾品のサイズが2となってしまい、数多のスキルと枠を競い合う羽目に。
また今作はヘビィボウガンの狙撃竜弾は非常に弱く、ヘビィの場合は採用する武器を選ぶ。
機関竜弾の場合は採用の余地はあるか。
弓に関しては竜の一矢主体構成がほとんど見られないので、
護石に運良く付いていたならともかく、積極的な採用はまずない。
LV2スロットが余っているなら攻撃や見切りに割いた方が安定して火力向上に貢献してくれるだろう。
しかし、中には竜の一矢に頼らざるを得ない弓もあるわけで…。
ライトボウガンに関しては起爆竜弾も割と重要なダメージソースになる為、発動が出来ればかなり強力なのだが
こちらもやはり弾丸節約や攻撃、砲術あたりに押されがちである。- MHR:Sに伴うVer10.0.2のアップデートにて、狙撃竜弾の威力が大幅に強化。
これにより、狙撃竜弾のヘビィボウガンでも採用の余地が出来た。
また、Ver11のアップデートで特射珠II【4】も追加され、発動はかなり容易となった。
どころか、貴重な火力に直結する4スロ装飾品ということもあり、ボウガン2種での価値は高い。
竜の一矢?お察しください。 - ライトボウガンの鉄蟲糸技、機関鉄蟲弾の威力には影響しないので注意。
- MHR:Sに伴うVer10.0.2のアップデートにて、狙撃竜弾の威力が大幅に強化。