イタリア RankII 駆逐戦車 Semovente 90/53 M41M
概要
ドイツの8.8cm高射砲にも匹敵する一撃必殺の高火力と引き換えに、防御力と機動力では大きく劣り、さらに搭載弾薬数がたったの8発しかない。
しかし、待ち伏せや狙撃、拠点での補給など、適切な運用さえできれば大きな戦果も十分に狙うことができる。
車両情報(v1.**)
必要経費
必要研究値(RP) | 18000 |
---|---|
車両購入費(SL) | 77000 |
乗員訓練費(SL) | 22000 |
エキスパート化(SL) | *** |
エース化(GE) | *** |
エース化無料(RP) | *** |
バックアップ(GE) | 50 |
護符(GE) | 980 |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 3.7 / 3.7 / 3.7 |
RP倍率 | 1.36 |
SL倍率 | 0.9 / 1.2 / 1.4 |
最大修理費(SL) | 1400⇒*** /960⇒*** / 1470⇒*** |
車両性能
項目 | 数値 |
---|---|
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後) | |
砲塔旋回速度(°/s) | 9.7⇒**.* / 6.5⇒**.* |
俯角/仰角(°) | -5/19 |
リロード速度(秒) (初期⇒スキルMAX+エース化) | 10.4⇒**.* |
車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | 30 / 25 / 25 |
砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 30 / 15 / 15 |
重量(t) | 15.7 |
エンジン出力(hp) | 227⇒*** / 142⇒*** |
1,900rpm | |
最高速度(km/h) | 38 / 35 |
実測前進~後退速度(km/h) | *** ~ -*** / *** ~ -*** |
最大登坂能力(°) | ***⇒*** / ***⇒*** |
視界(%) | 78 |
乗員数(人) | 3 |
武装
名称 | 搭載数 | 弾薬数 | 弾薬費 (SL) | |
---|---|---|---|---|
主砲 | 90 mm 90/53 mod.41 cannon | 1 | 8 | ** |
弾薬*1
名称 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||||
90 mm 90/53 mod.41 | Granata Perforante da 90 | APCBC | 12.1 | 0.52 | 758 | 132 | 130 | 121 | 110 | 101 | 92 |
Granata Perforante mod.43 | APCBC | 11.1 | 0.18 | 773 | 158 | 156 | 146 | 134 | 124 | 114 | |
Granata da 90 | HE | 10.1 | 1.0 | 850 | 14 |
車両改良
Tier | 名称 | 必要RP | 購入費(SL) |
---|---|---|---|
I | 履帯 | 1300 | *** |
修理キット | |||
砲塔駆動機構 | |||
II | サスペンション | 1100 | *** |
ブレーキシステム | |||
手動消火器 | |||
砲火調整 | |||
III | フィルター | 1200 | *** |
救急セット | |||
昇降機構 | |||
Granata Perforante mod.43 | |||
IV | 変速機 | 3200 | *** |
エンジン |
カモフラージュ
研究ツリー
前車両 | 105/25 M43 |
---|---|
次車両 | StuG III G(IT) |
解説
特徴
【火力】
最大150mmの貫徹と347 g (TNT換算)の炸薬量を兼ね備える強力な砲弾が発射可能な90ミリ砲を搭載しており、ドイツ軍の8.8cm高射砲にも匹敵する脅威の大火力を発揮する。よほど狙いが悪くなければ、基本的にはあらゆる敵車輌を一撃で仕留められるはずだ。
また、砲の水平方向最大旋回角がかなり大きい。(全周旋回ではない点に留意)
ただし、搭載可能な弾数がたった8発しかないという大きな欠点を抱えており、弾切れに陥りやすい。(史実ではそもそも弾薬は別のトレーラーに積載していた)
なお、急停車時は揺れが収まるまで少し時間がかかる。
また、俯角が5度とハルダウンしづらいため、なるべく平地に陣取って戦う必要がある。
【防御】
同格比では皆無に等しい装甲厚な上に、戦闘室部分は前面以外装甲がなく、防御力は全く期待できない。
とは言え、装甲が薄すぎて過貫通を誘発したり、傾斜になっている車体正面で弾いたり、装甲とは言えないが車体前部のエンジンが戦闘室の乗員を保護したりするので、思わぬ所で生存性を発揮することも。
搭乗員は4名で、車体前部に操縦手と無線手、後部の戦闘室に砲手と装填手がいる。配置が分散しており一撃で即死することは少ないが、砲手と装填手は前面しか守られていないので支援砲撃や機銃掃射で気絶する恐れがある。
【機動性】
あまり良くはないが、陣地転換程度なら困らない。
史実
第10セモベンテ集団(ベドグニ大佐が指揮)にあった161、162、163団の合計24両のセモヴェンテda90/53は、随伴のL6/40弾薬車と共にシチリア島で戦闘を経験した。
1943年7月12日、アメリカ第66装甲連隊はカニカッティに接近していた。その時、M4A1シャーマン戦車「ハンニバル号」のパーキンス大尉は煙幕を張りつつ敵の位置を捜索するあいだ、不注意に機銃を掃射してしまった。そのため、163団の一台のセモヴェンテda90/53が、その機銃の曳光を発見し、「ハンニバル号」に対し射撃を開始した。
「ハンニバル号」への第一射は75mm砲の先端にある砲口に当たった。砲身は引き裂かれ左向きに砲塔は捻じ曲げられたため、乗員は砲塔を破壊された戦車から脱出し、直後に第二第三の射撃を受け「ハンニバル号」は破壊されてしまった。その後、162団のヴェローナ大尉はドイツ第15装甲師団と協同して戦闘を行い、ドイツ軍は彼を鉄十字勲章1級に値する活躍をしたと記している。
その後ヴェローナ大尉のセモベンテ隊はシチリア島の戦闘で戦死している。
小ネタ
◇弾薬積載用のトレーラー
史実において本車は66発の弾薬が積載可能な運搬車とセットで運用されており、フォーラムにはその実装提案がある。
セモヴェンテ90/53 M41MのL40弾薬運搬車 - イタリア - War Thunder - Official Forum
外部リンク
コメント
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