中国 RankVIII ジェット戦闘機 F-16A Block 20 MLU Fightning Falcon
概要
Update 2.23 "Apex Predators"にて追加された。基本的にはアメリカのF-16A ADFと同じだが対地武装を持てるようになっている上にドラッグシュートもある。
名義上こそA型ではあるが、実際の所はC型に近いF-16ファミリーの中でもかなりの異端児。
機体情報(v2.23.0)
必要経費
必要研究値(RP) | 410,000 |
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機体購入費(SL) | 1,100,000 |
乗員訓練費(SL) | 310,000 |
エキスパート化(SL) | 1,100,000 |
エース化(GE) | 3,400 |
エース化無料(RP) | 1,280,000 |
バックアップ(GE) | 60 |
護符(GE) | 3,100 |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
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バトルレーティング | 12.0 / 12.0 / 12.0 |
RP倍率 | 2.5 |
SL倍率 | 0.9 / 2.7 / 5.6 |
最大修理費(SL) | 3,350⇒5,755 / 8,360⇒14,362 / 15,740⇒27,041 |
機体性能
項目 | (初期⇒全改修完了後) 【AB/RB&SB】 |
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最高速度(km/h) | 2093⇒2198 / 2063⇒2146 |
(高度10973m時) | |
最高高度(m) | 15240 |
旋回時間(秒) | 20.3⇒19.3 / 20.6⇒19.8 |
上昇速度(m/s) | 252.6⇒340.8 / 240.2⇒295.0 |
離陸滑走距離(m) | 850 |
最大出力(kgf) | 6140⇒6870 / 6070⇒6490 |
A/B推力(kgf) | 8640⇒9370 / 8570⇒9000 |
毎秒射撃量(kg/s) | 10.03 |
燃料量(分) | min10 / 20 / 30 / max36 |
搭乗員(人) | 1 |
限界速度(IAS) | 1620 km/h |
フラップ破損速度(IAS) | (離陸)500 km/h, (着陸)570 km/h |
主翼耐久度 | -***G ~ ***G |
レーダー
#include(): No such page: radar_dummy分類 | 有無 | 探知距離 (km) | 対応バンド | 対応レーダーモード |
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レーダー警報装置 RWR | 〇 | 70 | E-J | SRC/PD |
武装
分類 | 名称 | 搭載数 | 装弾数 | 搭載箇所 | 購入費用(SL) |
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通常/ステルス | |||||
機関砲 | 20 mm M61A1 | 1 | 512 | 機首 | 540/820 |
弾薬
武装名 | ベルト名 | 内訳 | 最大貫徹力(mm) | |||||
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10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||
20 mm M61A1 | 既定 | API-T/HEF-I/HEF-I/AP-I/HEF-I/HEF-I | 53 | 50 | 39 | 28 | 20 | 14 |
装甲目標 | API-T/AP-I/HEF-I/AP-I/AP-I/HEF-I | 53 | 50 | 39 | 28 | 20 | 14 | |
空中目標 | API-T/HEF-I/HEF-I/HEF-I/HEF-I | 53 | 50 | 39 | 28 | 20 | 14 | |
ステルス | AP-I/AP-I/HEF-I | 53 | 50 | 39 | 28 | 20 | 14 |
追加武装
凡例 | ||||
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記号 | 意味 | 記号 | 意味 | |
RKT | ロケット | BOM | 爆弾 | |
AGM | 対地ミサイル | AAM | 対空ミサイル | |
GUN | 機関銃/砲 | CM | 対抗手段 | |
MINE | 機雷 | TPD | 魚雷 |
分類 | 名称 | パイロン | ||||||||||||
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- | - | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | - | - | ||
AAM | AIM-9P | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | |||||||
AAM | AIM-9L | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | |||||||
AAM | AIM-7M | 1 | 1 | |||||||||||
BOM | 500 lb | 3 | 3 | 3 | 3 | |||||||||
BOM | 2000 lb | 1 | 1 | 1 | 1 | |||||||||
AGM | AGM-65B | 3 | 3 | |||||||||||
DRT | Drop tank(300 gal.) | 1 |
爆弾
名称 | 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最大貫通力 (mm) | 装甲車両 破壊距離(m) | 非装甲車両 破壊距離(m) |
---|---|---|---|---|---|
500 lb LDGP Mk 82 | 226.7 | 117.59 | 82 | 5 | 119 |
名称 | 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最大貫通力 (mm) | 装甲車両 破壊距離(m) | 非装甲車両 破壊距離(m) |
---|---|---|---|---|---|
2000 lb LDGP Mk 84 | 907.2 | 578.61 | 170 | 21 | 205 |
ミサイル
名称 | 弾頭重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最高速度 (M) | 誘導 方式 | 射程 (km) | 誘導時間 (s) | 最大過負荷 (G) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
AIM-9P Sidewinder | 76.0 | 7.62 | 2.5 | IR, 後方 | 5.50 | 40.0 | 20 |
名称 | 弾頭重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最高速度 (M) | 誘導 方式 | 射程 (km) | 誘導時間 (s) | 最大過負荷 (G) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
AIM-9L Sidewinder | 84.0 | 4.06 | 2.5 | IR, 全方位 | 6.50*1 3.00*2 | 40.0 | 30 |
機体改良
Tier | 名称 | 必要量(RP) | 購入費(SL) | 購入費(GE) |
---|---|---|---|---|
I | 胴体修理 | 21,000 | 19,000 | 370 |
コンプレッサー | ||||
フレア/チャフ | ||||
20mm弾薬ベルト | ||||
AIM-9P | ||||
II | 新しいブースター | 24,000 | 22,000 | 420 |
機体 | ||||
耐Gスーツ | ||||
Mk82 | ||||
AIM-7M | ||||
III | 主翼修理 | 33,000 | 30,000 | 460 |
カバー交換 | ||||
新しい20mm機関砲 | ||||
Mk84 | ||||
AIM-9L | ||||
IV | エンジン | 85,000 | 78,000 | 1200 |
EFS | ||||
AGM-65B |
カモフラージュ
研究ツリー
解説
特徴
F-16A ADFの空対空性能とF-16Aの空対地性能を兼ね備えた万能機。強力なAN/APG-66レーダーと新ミサイルAIM-7Mを搭載可能で、これまでの中国機とは一線を画すBVR戦闘能力には思わず感動してしまうはず。
GBU-8を搭載不可な点等でF-16Aにはやや劣るものの空対地性能にも秀でており、それまでのF-5E(CN)では4発しか搭載出来なかったAGM-65が6発搭載+αで無誘導爆弾も搭載可能と、陸戦でも今まで以上の戦果が見込めるだろう。
立ち回り
【アーケードバトル】
--加筆求む--
【リアリスティックバトル】
--加筆求む--
【シミュレーターバトル】
--加筆求む--
史実
1990年代、中国人民解放軍空軍(PLAAF)は空軍勢力を急速に拡大しつつあった。これに対して中華民国空軍(ROCAF)は自国開発したF-CK-1や新型機Mirage2000-5E/Fこそ保有していたものの、依然主力機としてはF-104やF-5Aを運用しており、中華民国空軍はこれらの旧式化した機体を代替するべく新型機を導入する。それがF-16A Block 20である。
中華民国空軍は元々1970年代後半から既にF-16の輸入を望んでいた。しかし当時のアメリカは米中関係を改善する事を望み、「中華民国に最新鋭機であるF-16を販売する事は隣国の中国を刺激する」としてF-16の輸出を許可せず、代わりに廉価版であるF-16/79*3を提案していた。中華民国空軍はこれを性能が空軍の要求に達しないとして拒否。追い打ちをかけるように1979年には台湾関係法が制定され、当時最新鋭機であったF-16の輸入は絶望的となってしまう。中華民国は代替機としてGD社と共同でF-CK-1を開発、また1992年にはフランス・ダッソー社からF-16のライバル機であるMirage2000-5E/Fを60機輸入した。*4
肝心の米中関係は1989年6月に発生した天安門事件をきっかけに急激に悪化し、中国は急速に武力拡大を進めていく事になる。このような背景から、当時の大統領であるジョージ・H・W・ブッシュは一転1992年9月に台湾へ「ピース・フェンファン(鳳凰)」FMSプログラムに基づきF-16A/B 150機とミサイルなどの兵装、そして整備機材を輸出する事を決定。但し、中国の反発を防ぐために当時最新鋭のF-16C/D型ではなく、旧式のA/B型となった。当時は既にF-16C/D型が生産されていたためにA/B型の生産ラインは停止しており、台湾向けのF-16はMLU艤装*5、AN/APG-66(V)3 レーダー、F100-PW-220エンジン、AN/ALE-47チャフフレアディスペンサー、そしてA型とC型の両方の部品を備えた*6ハイブリッド機という名前以外はほぼC型の異色のF-16Aが誕生する事になる。
1997年から第21飛行隊を皮切りに順次F-16が投入され、2001年までに全150機のF-16A/B Block 20の配備が完了した。
2006年、中華民国は米国に売却を拒否されたF-35の代わりにF-16C/D 66機の追加購入を発表したが、これは中国の反発を受けて棚上げにされてしまう。その代替としてアメリカ政府は2011年にF-16A Block 20全機をF-16V相当*7に改修する事を決定。2015年10月より順次改修されたV型が台湾に引き渡されている。AIDCと国防省の発表では改修は2023年には全機完了する予定で、改修後はF-16V Block 70/72となる為F-16A Block 20は消滅する事になる。
参考文献:
F-16 Air Forces - Republic of China/Taiwan - F-16.net
F-16 Block 20 - 维基百科
General Dynamics F-16 Fighting Falcon Manual - Steve Davies
小ネタ
惑星のF-16シリーズは米国に2機、中国、イスラエル、イタリアに1機ずつ、計5機存在するがそれぞれ微妙に性能が異なる。
主な差異をリストにしてあるので、違いを知りたいときに役立てて貰いたい。
米国 | 中国 | イスラエル | イタリア | ||
機体名 | F-16A | F-16A ADF | F-16A MLU | F-16A Netz | F-16A ADF (IT) |
エンジン | F100-PW-220 (6,490/9,000 kgf) | ||||
AAM | 6発 AIM-9L×6 | 6発 AIM-9L×6,AIM-7M×2 | 6発 AIM-9L×6 | 6発 AIM-9L×6,AIM-7M×2 | |
対地兵装 | ◎ | - | △*8 | ○*9 | - |
特徴 | Block 10 対地兵装はF-16ファミリーの中では最も優れている 地味に機体性能はADFよりやや高い | Block 15 AIM-7Mが搭載可能に 対地兵装は全てオミットされている | Block 20 対地兵装*10とAIM-7Mを両方使える唯一のF-16A ドラッグシュートやCM弾数追加*11など何かと便利になっている | Block 10 基本的にはF-16Aと同じ しかしGBU-8は使用不可に | Block 15 性能はF-16A ADFと同じ 改修に必要なRPが本家の倍くらい高い |
外部リンク
コメント
【注意事項】
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