スウェーデン RankVII ジェット戦闘機 JA37C Jaktviggen

概要
Update 2.9 “Direct Hit”にて追加された、JA37の改修型。
かわいいカナード、単発では最大級の出力を誇るエンジン、逆噴射装置、充実した電子装備、そしてそれらを活かすRB71(DF)を最大2発、AIM-9J相当のRB24Jを最大6発装備可能と見た目も性能もゴージャスな機体に仕上がっている。
--加筆求む--
機体情報(v2.**)
必要経費
| 必要研究値(RP) | 390,000 |
|---|---|
| 機体購入費(SL) | 1,060,000 |
| 乗員訓練費(SL) | 300,000 |
| エキスパート化(SL) | 1,060,000 |
| エース化(GE) | 3,000 |
| エース化無料(RP) | *** |
| バックアップ(GE) | 20 |
| 護符(GE) | 2,900 |
BR・報酬・修理
| 項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
|---|---|
| バトルレーティング | 10.7 / 11.0 / 11.0 |
| RP倍率 | 2.38 |
| SL倍率 | 1.2 / 2.4 / 1.9 |
| 最大修理費(SL) | 1,710⇒*** / 4,490⇒*** / 15,330⇒*** |
機体性能
| 項目 | (初期⇒全改修完了後) 【AB/RB&SB】 |
|---|---|
| 最高速度(km/h) | 1923⇒2062 / 1877⇒1998 |
| (高度11000m時) | |
| 最高高度(m) | 14500 |
| 旋回時間(秒) | 26.1⇒23.9 / 26.4⇒25.0 |
| 上昇速度(m/s) | 168.4⇒234.1 / 157.8⇒200.0 |
| 離陸滑走距離(m) | 500 |
| 最大出力(kgf) | 6380⇒7240 / 6300⇒6800 |
| 離陸出力(kgf) | 10960⇒11820 / 10880⇒11370 |
| 毎秒射撃量(kg/s) | 8.10 |
| 燃料量(分) | min*** / *** / *** / max*** |
| 限界速度(IAS) | 1,536 km/h |
| フラップ破損速度(IAS) | (戦闘)*** km/h, (離陸)*** km/h, (着陸)*** km/h |
| 主翼耐久度 | -***G ~ ***G |
レーダー
| 分類 | 有無 | 距離 (km) |
|---|---|---|
| 索敵レーダー | 〇 | 10/30/100/300 |
| 測距レーダー | 〇 | *** |
| 追跡レーダー | 〇 | *** |
| 火器管制装置 | 〇 | *** |
| 敵味方識別装置 | 〇 | *** |
| 捜索中追尾 | 〇 | - |
| レーダー警報装置 | 〇 | - |
武装
| 分類 | 名称 | 搭載数 | 装弾数 | 搭載箇所 | 購入費用(SL) |
|---|---|---|---|---|---|
| 通常 | |||||
| 機関砲 | 30mm Akan m/75 cannon | 1 | 150 | 胴体下部 | 360 |
弾薬
| 武装名 | ベルト名 | 内訳 | 初速 (m/s) | 最大貫徹力(mm) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||
| 30 mm Akan m/75 | 既定 | HEI/SAPHEI | 1030 | 49 | 46 | 36 | 27 | 20 | 15 |
| 地上目標 | SAPHEI | ||||||||
| 空中目標 | HEI | 8 | 8 | 6 | 4 | 3 | 2 | ||
追加武装
| 凡例 | ||||
|---|---|---|---|---|
| 記号 | 意味 | 記号 | 意味 | |
| RKT | ロケット | BOM | 爆弾 | |
| AGM | 対地ミサイル | AAM | 対空ミサイル | |
| GUN | 機関銃/砲 | CM | 対抗手段 | |
| MINE | 機雷 | TPD | 魚雷 | |
| 分 類 | 名称 種類 | 搭 載 数 | 影響【AB/RB&SB】 | 費用 (SL) | 搭載条件 | 備考*1 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 最高速度 (km/h) | 上昇速度 (m/s) | 旋回時間 (sec) | ||||||
| RKT | 13,5 cm psrak m/70 | 4 | -**/-** | -**/-** | +**/+** | ** | △ | 重量1144.8kg |
| RKT & AAM | 13,5 cm psrak m/70 | 4 | -**/-** | -**/-** | +**/+** | ** | △ | 重量**kg |
| RB24 | 2 | 合計搭載量 **kg (爆薬量**kg) | ||||||
| RKT & AAM | 13,5 cm psrak m/70 | 4 | -**/-** | -**/-** | +**/+** | ** | △ | 重量**kg |
| RB24J | 2 | 合計搭載量 **kg (爆薬量**kg) | ||||||
| RKT & AAM | 13,5 cm psrak m/70 | 2 | -**/-** | -**/-** | +**/+** | ** | △ | 重量**kg |
| RB24 | 2 | 重量**kg | ||||||
| RB71 | 2 | △ | 合計搭載量 **kg (爆薬量**kg) | |||||
| RKT & AAM | 13,5 cm psrak m/70 | 2 | -**/-** | -**/-** | +**/+** | ** | △ | 重量**kg |
| RB24J | 2 | 重量**kg | ||||||
| RB71 | 2 | △ | 合計搭載量 **kg (爆薬量**kg) | |||||
| AAM | RB24 | 2 | -**/-** | -**/-** | +**/+** | ** | △ | 重量**kg |
| AAM | RB24 | 6 | -**/-** | -**/-** | +**/+** | ** | △ | 重量435.4kg |
| AAM | RB24 | 4 | -**/-** | -**/-** | +**/+** | ** | △ | 重量**kg |
| RB71 | 2 | △ | 合計搭載量 **kg (爆薬量**kg) | |||||
| AAM | RB24J | 6 | -**/-** | -**/-** | +**/+** | ** | △ | 重量461.6kg |
| AAM | RB24J | 4 | -**/-** | -**/-** | +**/+** | ** | △ | 重量**kg |
| RB71 | 2 | △ | 合計搭載量 **kg (爆薬量**kg) | |||||
| AAM | RB71 | 2 | -**/-** | -**/-** | +**/+** | ** | △ | 重量386.0kg |
ロケット
| 名称 | 弾頭重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最高速度 (m/s) | 射程 (km) | 貫徹力(mm) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||||
| 13,5 cm psrak m/70 | 47 | 6.02 | 600 | - | 500 | |||||
ミサイル
| 名称 | 弾頭重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最高速度 (Mach) | 誘導 システム | 射程 (km) | 最大過負荷 (G) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| RB24J | 76 | 7.62 | 2.5 | 自動, IR, 後方 | 5.50 | 20 |
| 名称 | 弾頭重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最高速度 (Mach) | 誘導 システム | 射程 (km) | 最大過負荷 (G) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| RB71 | 193 | 11.52 | 4.0 | 自動,SARH | 30 | 25 |
機体改良
| Tier | 名称 | 必要量(RP) | 購入費(SL) | 購入費(GE) |
|---|---|---|---|---|
| I | 胴体修理 | 25,000 | 23,000 | 350 |
| 30mm弾薬ベルト | ||||
| RB24 | ||||
| フレア/チャフ | ||||
| II | 新しいブースター | 28,000 | 26,000 | 390 |
| コンプレッサー | ||||
| 機体 | ||||
| m/70 | ||||
| III | 主翼修理 | 31,000 | 29,000 | 440 |
| エンジン | ||||
| 新しい30mm機関銃 | ||||
| RB24J | ||||
| IV | 耐Gスーツ | 51,000 | 50,000 | 760 |
| カバー交換 | ||||
| RB71 | ||||
カモフラージュ
研究ツリー
解説
特徴
同BRの他国の戦闘機と比べて少し速度が遅いが、上昇力がいいので迂回上昇はいらない。
機銃は引き続き30mmAkan m/55(DEFAのスウェーデン型)。ドラケンから一門に減らされてしまい、さらには曳光弾がすべてのベルトから削除されているが何も心配はいらない。
本機にはスウェーデンツリーで初めて搭載となるEEGS(Enhanced Envelope Guns Sight)が搭載されている。これはレーダーで敵機をロックするとクロスヘアが変化し、なんとその敵にちょうど機関砲が当たる位置に見込視点として表示してくれるスーパーハイテクな機能なのである。
もちろん必中という訳ではないものの、無曳光ベルトと合わさり敵に全く悟られず機銃の修正、発射が可能となる。
AAMとしてはドラケンからお馴染みRB24Jの他にSARHミサイルのRB71(DF)が追加。(DF:ドッグファイト)の名の通り24Jで手が出せない長距離の敵を狙うというよりは中近距離のヘッドオン目標を狙うミサイルであり、優秀なレーダーが合わさることで強力な武装となっている。
RWRは4方向表示のこのNRとしては標準的な性能。しかし原型となったAJ37からCMランチャーが内蔵された代わりに大型CMポッド"BOZ"が使用不可能となってしまった。
これによりCMの最大搭載量が激減、気軽にばら撒いているとすぐ息切れしてしまう。ミサイル回避の際はしっかりマニュ―バと組み合わせて節約すること。
立ち回り
【アーケードバトル】
--加筆求む--
【リアリスティックバトル】
立ち回りは、いかにミサイルを当てられる状況を自分のものにし、自分にはミサイルを撃たれない状況を作るか、ということが重要である。どういう事かと言えば、さっきも言ったように同BRでは遅いので、回避、当てられない高度が必要になる。しかし近距離用、遠距離用ミサイルが持て、優れた電子装備があるので敵にチャフやフレアをまかなければ、こっちのものだろう。
電子装備もレーダー警報装置もあるので、回避が早く可能になる。
--追加加筆求む--
【シミュレーターバトル】
--加筆求む--
史実
「SAAB 37」は、サーブ社がスウェーデン空軍のSAAB 32、SAAB 35の後継として開発・製造したジェット軍用機。愛称の”Viggen”はスウェーデン語で「稲妻」である。*2
AJ37,SK37,SF37,SH37,そしてJA37の5タイプが作られた。総生産数は331機。
ドラケンが開発真っ只中の1952年、早くもビゲンの為の研究がスタートした。FMV(防衛装備局)はビゲンにドラケンの優れた能力を維持しつつ、距離500mの滑走路で運用が可能、臨時滑走路がジェット排気で損傷しないよう小さな迎え角で離着陸できる能力、良好な整備性、航続距離の延伸、更にはマルチロール化と相当過酷な性能を要求したため、開発には当初から時間がかかるとされていたためである。研究は1957年に完了し、1963年にはビゲンの空力設計を完成、1967年にはプロトタイプが初飛行した。1971年に量産機が初飛行、同年に最初のAJ37ビゲンが引き渡された。
本機の設計はドラケンに続きまたもや前例のないもので、デルタ翼にカナードを付加するという独自の構成を選択した。これはSTOL性能やドラケン譲りの機動性など厳しい要求を満たす為の最良の設計であった。*3また、逆噴射装置を搭載する事で500m以内の滑走路で運用する事も可能となった。
エンジンは当初、英ロールスロイス社のターボファンRB.141メドウェイを予定していたが、このエンジンは量産に至らずキャンセルされてしまった。代替として選ばれたのは米プラット&ホイットニー社の民間向けターボファンJT8D*4で、これをベースにスヴェンスカ・フリグモーター社が軍用に再設計、更にアフターバーナーを取り付けるなどの改造を施したボルボRM8を搭載している。涙ぐましい魔改造。
JA37Cは1993年にJA37にアビオニクスおよびソフトウェアのアップグレードを施した機体である。これによりフレアの搭載やAIM-9Lの搭載能力が付与された。本機以降に改修された機体では対地対空偵察型となったAJS37、更なるアップデートを施したJA37D、電子戦用の練習機SK37Eなど様々なタイプが存在する。サーブ社は国外にも売り込みをかけたが輸出は成功せず*5、スウェーデン国内のみでの運用に留まった。
2003年にJA37は退役、2007年にSK37が退役した事でビゲンの幕は閉じた。現在はスウェーデンのみならず世界各国の博物館で展示され、またスウェーデン空軍ヒストリックフライト(SwAFHF)でAJS37とSK37の各1機が飛行可能な状態で維持されている。
--加筆求む--
小ネタ
対空目標HUD選択時、時計回りに機首方位・高度・対気速度・ピッチ角、
中央に機体の進行方向を示すフライトパスマーカーが表示される
なお、速度表記はM0.5以上でマッハ表示となる

地上砲HUDまたは地上ロケット砲HUD選択時、中央に着弾地点その左に現在高度が表示される

またシーカーオープン時はフライトパスマーカーの代わりに下図のような縦2本線が表示される

冷戦中、「バルティックエクスプレス」と呼ばれるラトビア、エストニア、リトアニアなどのソビエト基地を通過するミッションを遂行する為にSR-71 ブラックバードがスウェーデン領空のすぐ近くを飛行する事がよくあった。高高度を高速で飛行する本機はスウェーデン空軍に様々な迎撃方法を試すことができるユニークな機会で、JA37が配備される以前から迎撃の訓練として度々スクランブル出撃が行われていたのだが、本機はSR-71の激しい妨害を受けつつもレーダーでロックする事を5回も成功させている。*6これはJA37に搭載された非常に優れたシステムのお陰で、仮に妨害を受けても地上のレーダーから射撃管制コンピュータにSR-71の位置を示し続けることが出来たからである。
そんな中事件は1987年に起こる。 いつものように「バルティックエクスプレス」ミッションを終え、イギリスのミルデンホール基地に帰還するSR-71の右エンジンが爆発してしまったのだ。損傷したSR-71は降下しながら予定のコースを外れスウェーデン領空に入ってしまい、これに対してスウェーデン空軍はちょうど訓練中で飛行していた2機のJA37に迎撃を命じた。エンジンを損傷しながら低速で飛行するSR-71を見たスウェーデン空軍のパイロットは緊急事態である事を理解し、デンマーク領空までSR-71を護衛し続け、その後SR-71は緊急事態にも拘らず無事に旧西ドイツのノルドホルツに着陸する事が出来た。
後にスウェーデン空軍の4人のパイロット*7は2018年にストックホルムにて開催された式典でエアメダルを授与されている。
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外部リンク
コメント
【注意事項】
- 誤解や混乱を防ぐために、使用感を話題にする際はゲームモード(AB/RB/SB)の明記をお願いします。
- 荒らし行為に対してはスルーしてください。不用意に荒らし行為に反応し、荒らしを助長した場合は、荒らし共々BANされる可能性もあります。
- ページの編集要望等ありましたら編集会議のコメント欄をご利用ください。
- RB24を一つにまとめてくれ -- 2022-11-17 (木) 03:14:49