イスラエル RankⅦ 軽戦車 Namer 30
概要
Update 2.37 "Seek & Destroy"にて追加された。
Merkava Mk.4の車体にサムソンRCWS-30無人砲塔を搭載した重IFV
スパイクLR2の搭載により遠近で汎用的な性能を得ている。
車両情報(v2.35.0)
必要経費
必要研究値(RP) | 260,000 |
---|---|
車両購入費(SL) | 710,000 |
乗員訓練費(SL) | 200,000 |
エキスパート化(SL) | 710,000 |
エース化(GE) | 2,100 |
エース化無料(RP) | 1,080,000 |
バックアップ(GE) | 60 |
護符(GE) | 2,800 |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 10.7 / 10.7 / 10.7 |
RP倍率 | 2.32 |
SL倍率 | 1.4 / 1.7 / 2.2 |
最大修理費(SL) | 3,351⇒5,994 / 3,198⇒5,721 / 4,259⇒7,619 |
車両性能
項目 | 数値 |
---|---|
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後) | |
砲塔旋回速度(°/s) | 33.2⇒65.7 / 20.8⇒34.9 |
俯角/仰角(°) | -20/60 |
リロード速度(秒) (初期⇒スキルMAX+エース化) | 0.3⇒0.2 |
スタビライザー/維持速度(km/h) | 二軸 |
車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | 50 / 50 / 50 |
砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 10 / 10 / 10 |
重量(t) | 64.4 |
エンジン出力(hp) | 1,860⇒2,290 / 1,061⇒1,200 |
2,400rpm | |
最高速度(km/h) | 60 / 55 |
実測前進~後退速度(km/h) | 60 ~ -26 / 54 ~ -23 |
視界(%) | 205 |
乗員数(人) | 3 |
レーダー
なし
光学装置
倍率 | 暗視装置 | 種類 | 世代 | |
---|---|---|---|---|
IR投光器 | - | 無 | - | - |
車長 | 3x-10x | 有 | 熱線 | 第一/第二・三 |
砲手 | 3x-10x | 有 | 熱線 | 第一/第二・三 |
操縦手 | 1.0x | 有 | 赤外線 | 第一/第二・三 |
武装
名称 | 搭載数 | 弾薬数 | |
---|---|---|---|
主砲 | 30mmブッシュマスター2 Mk.44機関砲 | 1 | 200 |
ミサイル | スパイクLR Ⅱ 対戦車誘導ミサイル | 2 | 4 |
機銃 | 7.62mm FN MAG 60-40機関銃 | 1 | 400 |
弾薬
名称 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||||
30mm | 既定 | APDS | 0.19 | 0 | 1480 | 87 | 86 | 81 | 75 | 70 | 65 |
MK266 | HEI-T | 0.36 | 54.4 | 1080 | 9 | 8 | 6 | 5 | 3 | 3 | |
MK258 | APFSDS | 0.1 | 0 | 1430 | 116 | 115 | 110 | 104 | 99 | 93 |
ミサイル
名称 | 弾種 | 弾頭重量 (kg) | 弾速 (m/s) | 誘導 システム | 射程 (km) | 爆薬量 (kg) | リロード | 貫徹力(mm) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
距離10~2000m | ||||||||
スパイク LR Ⅱ | ATGM(タンデム) | 13.5 | 180 | 自動 | 4 | 1.27 | 有 | 900 |
車両改良
Tier | 名称 | 必要量(RP) | 購入費(SL) | 購入費(GE) |
---|---|---|---|---|
I | 履帯 | *** | *** | *** |
修理キット | *** | |||
砲塔駆動機構 | *** | |||
弾薬開発1 | ||||
II | サスペンション | *** | *** | *** |
ブレーキシステム | ||||
手動消火器 | *** | |||
砲火調整 | *** | |||
弾薬開発2 | ||||
III | フィルター | *** | *** | *** |
救急セット | ||||
昇降機構 | ||||
弾薬開発3 | ||||
IV | 変速機 | *** | *** | *** |
エンジン | ||||
追加装甲 | ||||
砲撃支援 |
カモフラージュ
研究ツリー
解説
特徴
本車は-20°という強力な俯角を活かしてハルダウンを意識しながら火力支援を行うとよい。
偵察を忘れず、敵MBTとの近接戦闘は極力避けて運用するとよい。
【火力】
116mm貫通のAPFSDSにスパイクLRと遠近対応可能な強力な武装であるが、どちらも決定力にはやや欠けるため正面切っての撃ち合いはなるべく避けたほうがよい。
しかしKF41やヴィルカスなどと違いナメルのスパイクランチャーは0°以下の俯角が取れるため、近距離の敵にもスパイクミサイルの命中が期待できる。
F&Fミサイルの加害には少々不安なところが多いが、いざというときは活用したい。
【防御】
車体はメルカバMk.4だが知っての通りゲーム内では同格MBT相手にあまり頼りになる装甲とは言えない。
しかしIFVとしては非常に硬い部類に入り、無人砲塔であるため近接戦を行う際はアドバンテージを活かせるよう相手をよく見極めよう。
【機動性】
重IFVであるため加速は遅くもっさりしている。幸い巡航速度は他国IFVに比べそれほど遅いということはないが「陣地転換は少し早めに」を心がけよう。
史実
Namer(ナメル)はヘブライ語で「ヒョウ」を意味し
APC(装甲兵員輸送車)を意味する「Nagmash(ナグマシュ)」とベースになった「Merkava」の頭文字を取って名付けられた。
ナメルは元々メルカバMk.4戦車のシャーシをベースにしたAPCであり、それを重IFV(重歩兵戦闘車)として運用するためラファエル社のサムスンRCWS-30 Mk.1砲塔を搭載した試作車両が本車 Namer 30である。
本来ナメルAPCは同じくラファエル社製のミニ・サムソンRCWSと呼ばれるM2ブローニングやMk.19自動擲弾銃等の小口径な対人武装タイプが搭載されている。しかし昨今の激化する戦闘に対応するべく、2009年にイスラエル軍からIFV制作が公にされたが実際は2008年頃からIFVタイプの試作・試験がされていたと見られている。
最終的には同一の武装に更にトロフィーAPSを追加したRCWS-30 Mk.2砲塔を搭載したナメルIFVが採用された。
(Namer IFV、トロフィー搭載の為砲塔が大型化しているがMk.1同様無人砲塔である。)
尚、砲塔を搭載しない通常のナメルAPCでも重量は60tを超えており、それに加えてNamer IFVは砲塔が大型化したこともありIFVでありながら65~70tと重量級MBTに匹敵する車重であると見積もられる。他国のIFVは概ね20~26t程度であり、どちらかといえば重量級のM2ブラッドレーですら素の状態では30t程度であることを考えるとナメルのとんでもない重装甲ぶりが伺える。
ロシアのBMPT テルミナートルもMBT(T-72)の車体に無人砲塔の重IFV、と本車と同じようなコンセプトで制作されているが、あちらには歩兵を乗せるような乗員区画はなく、あくまで高速軌道する戦車に追従し対戦車ならず対歩兵の援護も行う今までになかった新カテゴリの戦闘車両となる。それに対して、ナメルは多くの歩兵を運搬しつつ歩兵支援や戦車の支援も行えるという正統派IFVとしての運用ドクトリン上の違いが顕著に見受けられる。
RCWS-30砲塔は非常に高度にモジュール化されており、従来の砲塔のように砲塔基部が車体まで潜り込む事はなく、車体の上にポンと乗っかるように設計されているため、車体の内部構造に関係なく他のプラットフォームに載せることが可能となっている。
本車のRCWS-30 Mk.1砲塔もイスラエルでは採用が見送られたが、チェコ陸軍のパンデュールⅡやポーランド陸軍のBMP-1に採用され搭載されている。
(ポーランド陸軍のパンデュールⅡCZ)
小ネタ
本来この RCWS-30 Mk.1砲塔を搭載したNamer 30 試作車両には発煙弾発射機は取り付けられておらず、史実欄において記載したNamer IFVから車体発煙弾発射機が取り付けられているのだが、嬉しいことにゲーム内では発煙弾発射機が利用できる。
取り付け位置が車体部後方であり砲塔には搭載されていないため射出する際の車体の向きには注意が必要である。
外部リンク
コメント
【注意事項】
- 誤解や混乱を防ぐために、使用感を話題にする際はゲームモード(AB/RB/SB)の明記をお願いします。
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