ソ連 RankII 前線爆撃機 / 急降下爆撃機 Pe-2-1 Peshka
概要
ランク3の急降下爆撃機。爆弾搭載量は最大でも1トン分までと控えめだが爆撃機としては操縦性が良く、緩降下700km/h以上を叩き出す高速により、開幕味方を出し抜いて真っ先に先制爆撃ができるため対地で稼ぎやすい。
また優速に加え耐弾性能も高いため、敵機に撃墜されにくい。
250kg×4と500kg×2爆弾は急降下でも爆撃照準が広がらず精密爆撃が可能である。
機体情報(v1.63)
必要経費
必要研究値(RP) | *** |
---|---|
機体購入費(SL) | *** |
乗員訓練費(SL) | 22000 |
エキスパート化(SL) | *** |
エース化(GE) | *** |
エース化無料(RP) | *** |
バックアップ(GE) | 10 |
護符(GE) | 640 |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 3.3 / 3.3 / 3.3 |
RP倍率 | 1.18 |
SL倍率 | 1.5 / 2.4 / 3.4 |
最大修理費(SL) | 860⇒*** / 870⇒*** / 570⇒*** |
機体性能
項目 | (初期⇒全改修完了後) 【AB/RB&SB】 |
---|---|
最高速度(km/h) | 506⇒*** / 505⇒*** |
(高度5100m時) | |
最高高度(m) | 8800 |
旋回時間(秒) | 28.9⇒*** / 29.9⇒*** |
上昇速度(m/s) | 5.9⇒*** / 7.2⇒*** |
離陸滑走距離(m) | 326 |
最大出力(hp) | ***⇒*** / ***⇒*** |
離陸出力(hp) | ***⇒*** / ***⇒*** |
毎秒射撃量(kg/s) | 0.58 |
燃料量(分) | min 34 / 45 / 60 /max 116 |
銃手(人) | 2 |
限界速度(IAS) | *** km/s |
フラップ破損速度(IAS) | (戦闘)*** km/s, (離陸)*** km/h, (着陸)*** km/s |
主翼耐久度 | -***G ~ ***G |
武装
分類 | 名称 | 搭載数 | 装弾数 | 搭載箇所 |
---|---|---|---|---|
機銃 | 7.62mm ShKAS | 2 | 1000 | 機首 |
機銃 (単装) | 7.62mm ShKAS | 1 | 1500 | 上部、下部 |
弾薬
武装名 | ベルト名 | 内訳 | 費用(SL) |
---|---|---|---|
7.62mm ShKAS | 既定 | T/Ball/Ball/AP-I/AI | - |
汎用 | T/AP-I/AI/API-T | 5 | |
曳光弾 | API-T | 5 | |
ステルス | AP-I/AP-I/AP-I/AI | 8 | |
7.62mm ShKAS | 既定 | T/Ball/Ball/AP-I/AI | - |
徹甲弾 | AP-I/AP-I/AP-I/API-T | 4 | |
汎用 | API-T/API-T/API-T/AI | 4 |
追加武装
分 類 | 名称 (爆薬量) 種類 | 搭 載 数 | 影響【AB/RB/SB】 | 費用 (SL) | 搭載条件 | 備考*1 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
最高速度 (km/h) | 上昇速度 (m/s) | 旋回時間 (sec) | ||||||
B | 100kg FAB-100 | 6 | -**/-**/-** | -**/-**/-** | +**/+**/+** | - | - | 合計搭載量 684kg (爆薬量228kg) |
B & B | 250kg FAB-250 | 2 | -**/-**/-** | -**/-**/-** | +**/+**/+** | 300 | DZ-40 | 合計搭載量 906kg (爆薬量392kg) |
100kg FAB-100 | 4 | |||||||
B | 250kg FAB-250 | 4 | -**/-**/-** | -**/-**/-** | +**/+**/+** | 300 | DZ-40 | 合計搭載量 900kg (爆薬量480kg) |
B | 500kg FAB-500 | 2 | -**/-**/-** | -**/-**/-** | +**/+**/+** | 300 | DZ-40 | 合計搭載量 1002kg (爆薬量469.8kg) |
機体改良
Tier | 名称 | 必要RP | 購入費(SL) |
---|---|---|---|
I | 胴体修理 | 560 | *** |
ラジエーター | |||
7.62mm弾薬ベルト | |||
II | コンプレッサー | 470 | *** |
機体 | |||
新しい7.62mm機関銃 | |||
DZ-40 | |||
III | 主翼修理 | 700 | *** |
エンジン | |||
7.62mm銃座用弾薬ベルト | |||
IV | インジェクター交換 | 910 | *** |
カバー交換 | |||
新しい7.62mm銃座用機関銃 |
カモフラージュ
既定 | |
---|---|
条件 | - |
説明 | 標準カモフラージュ |
二色迷彩 | |
条件 | 地上部隊200箇所破壊 |
説明 | 第18期製造ロッド迷彩 (1941年夏) |
研究ツリー
前機体 | DB-3B |
---|---|
派生機体 | Pe-2-21 Pe-2-83 |
次機体 | Yer-2 M-105 |
解説
特徴
操縦席の後ろをくり抜いてそこに後部機銃を設置しているので防弾板と射角がなく、機銃手はあっさりとお亡くなりなる。敵機が放つ弾種が徹甲弾であるとパイロットも逝く。更にコックピット視点での視界はかなり良好で下部にも小窓があるので基本的に見つけられないものはない。(防弾ガラスではないのでパイロットキルを多発させる原因にもなっているが。)
本機は他のペシュカと違ってロケットを装備できず、対空や対地攻撃における手数において不利である。機首武装こそ付いているが7.62mm×2とあてに出来るものではなく、自衛機銃も弱い。が、SBなどであるならその弾幕(を張られた事による敵機の視界不良が起きるぐらいの濃さ)と(それによる敵パイロットの精神的、更には)機体へのダメージはかなり高い。更に爆装の種類は100kg爆弾6個、250kg爆弾4個、500kg爆弾二個と極めて豊富。目標が基地であるなら500kg、装甲車両や非装甲目標であるなら100kgか250kgと臨機応変に搭載できる。
立ち回り
【アーケードバトル】
--加筆求む--
【リアリスティックバトル】
--加筆求む--
【シミュレーターバトル】
--加筆求む--
史実
Pe-2はウラジミル・V・M・ペトリヤコフが設計した、ソ連の(戦術)爆撃機である。元は高高度戦闘機VI-100(試作機)と、VI-100を元にして作られた三座爆撃機PB-100(試作)である。
V・M・ペトリヤコフは30歳の時から中央流体学研究所(TsAGI)に勤務し、TB-7を爆撃機(これがPe-8)としての実戦機化に尽力し、1936年にはZOK実験組織の所長に就任した。しかし所長就任後の僅か一年後、1937年にスターリンの大粛清に彼も巻き込まれてしまい、逮捕され投獄されてしまう憂き目に遭った。彼は投獄された特別刑務所で設計チームを作り、獄中でVI-100の設計を命じられた。このVI-100は主翼の外翼がテーパーとなるツポレフ機の流れを含む平面形ではあったが、胴体は非常にスマートであった。VI-100は1939年5月7日に初飛行したが、排気タービンや与圧室、さらには定速回転プロペラといった当時としては非常に難しい新技術が多く盛り込まれたが、これによって機構が大幅に複雑化したため、これがVI-100の欠点となってしまった。このVI-100の経験を経て新たに三座爆撃機のPB-100が試作されたが、これは排気タービンを無くし機構の単純化を図り、主翼中央翼後縁をテーパーにして、水平安定板の上半角を増した上に垂直尾翼を大型化し空力特性を高めた。この設計には急降下爆撃機としての能力も十分考慮されていたが、更に主翼外翼下部に簀状のダイブブレーキを追加した。パイロット及び爆撃手、上方銃手兼航空士(航法士)が同じキャビン内に入り、後方下方銃手兼通信士は燃料タンクと胴体内爆弾倉を隔てた機体後部に搭乗した。爆弾は小型の物は胴体内爆弾倉とエンジンナセル後部の爆弾倉に収納し、大型の物は主翼内翼下面の爆弾架に懸架した。この様に非常に意欲的な設計となっており、その後の飛行試験を経て防弾装備や急降下システムが改められた。元々高高度戦闘機として設計されていた機体がベースとなっていたおかげで、優れた操縦性を発揮した。降着装置も車輪かスキー板に変更できるようにされ、これがPe-2として正式採用され、生産が行われた。生産開始時には独ソ戦の開戦が予想されており、生産は急ピッチで行われ、開戦時には実に485機も製造されており、内290機が爆撃部隊へ配備された。
Pe-2の初期型は操縦席キャビンが前後に長く、後方上方旋回機銃として7.62mm機銃が装備され、エンジンは1100馬力のVK-105RAだった。しかし、後期型であるPe-2FTでは操縦席キャビンの長さが短くなり(後部を詰め込んだので)、キャビン後部の旋回機銃は12.7mmに強化され、真横にも撃てるようになった。、エンジンも1260馬力を発揮するVK-105かPF2に換装され、この際に、ダイブブレーキは取り外された。
戦術爆撃機としてPe-2は一定の戦果を挙げていたが、この優れた性能を捨てまいと偵察機や練習機などを始めとする、派生型が多く作られた。後に、1650馬力のVK-107Aを搭載した試作機が登場し、620km/hもの高速性能を発揮した。優れた爆撃能力、速度性能、多様性から「東側(ソ連)のモスキート」と呼ばれたりもした。ただし、設計者であるV・M・ペトリヤコフは自分の設計局の保有していたPe-2の2号機に自ら搭乗し、事故死してしまった。先述した通り、試作機であったPB-100は優れた操縦性を持っていたのだが、Pe-2は機体の操縦性・安定性が高くなく、操縦に癖のある機体になってしまっていた。V・M・ペトリヤコフは投獄こそされたものも、スターリンのお気に入りの様な人物であり、事故死した際には悲嘆に暮れる一方で激怒し、徹底的な原因究明と責任追及(粛清)をした。
参考/出典:WWIIソビエト軍用機入門 著:飯山幸伸
:Wikipedia
:派生型の画像
- Pe-2
- 当機
- Pe-2B
- 1944年から生産開始
- Pe-2D
- エンジンがVK-107に換装された型
- Pe-2FT
- 中後期生産型。キャビン後部の機銃を強化し、7.62mm機銃を追加。エンジンの換装。
- Pe-2FZ
- 前線任務航空機というジャンルに入る型。機首のガラス張りが廃止された。
- Pe-2I
- V・M・ミャスィーシチェフによって改良設計が行われた型。リモート式の機銃を尾部に設置し、エンジンをVK-107に換装。生産数僅か5機。
- Pe-2K
- エンジンをVK-107PFに換装。ごく少数の生産といわれている。
- Pe-2K RD-1
- RD-1 ロケットエンジンを搭載した試作機。最高速度約750km/h。RDは"Riaktivny Dvigatel"の頭文字を取ったもので、反作用エンジンの意味を持つ。なお、RD-1系はあくまでも補助エンジンである。このRD-1系列である、RD-1KhZエンジンは、Yak-3・La-7・Su-7にも積まれた(無論、搭載機は試作機扱い)。
- Pe-2M
- 機体爆弾倉を拡大し、500kg爆弾を4つ搭載できるようにした型。
- Pe-2MV
- ShVAK20mm機関砲1挺とブレジンUB 12.7mm機銃2挺を胴体下部にゴンドラのように装備した型(要はキャンベラMk.IVみたいなもの)。
- Pe-2/M-82
- M-82エンジンを搭載した試作機。このM-82エンジンは、I-185やLa-7などの戦闘機にも積まれている。
- Pe-2Sh
- ShVAK20mm機関砲2挺かブレジンUB 12.7機銃2挺、若しくは混在(各1挺ずつ)した連装機銃2基を、胴体下部に装備した地上攻撃機型。
- Pe-2VI
- 高高度単座戦闘機型。操縦席は与圧されており、エンジンはVK-107。
- Pe-2UT(Pe-2S・UPe-2)
- 練習機型。教官席を胴体中央部に「ポンッ」と乗っけた様な外見をしている。
- Pe-2R
- カメラを3~4台装備した写真偵察機。580km/hを発揮。
- Pe-3/Early?
- 戦闘機型
- Pe-3bis
- 戦闘機型
- Pe-4
- 戦闘機型 少数生産
- B-32
- チェコスロバキアで使用されたPe-2FT型
- CB-32
- チェコスロバキアで使用されたPe-2TU型
小ネタ
ちなみに手持ちの搭乗員5名を全てPe-2に乗せてABに出撃、重要目標だけを集中して撃破・勝利を狙う戦法は「高速戦隊ペシュカファイブ」と呼ばれているらしい。 現在は通常ツリーから一機消えてしまったが課金機体のPe-2-205を購入すれば5機揃えることができる。現在はPe-2は通常ツリーに5機存在している。愛を知らない悲しい資本主義者に、共産パワーで遥かな眠りの旅を捧げてやろう
外部リンク
Petlyakov - Chronicle of a Dive Bomber
コメント
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- おい・・・急降下爆撃機のはずなのに水平爆撃しかできなくなったぞ・・・ -- 2016-08-08 (月) 14:26:44
- さっき開発終わったが水平爆撃しかできないな・・・ -- 2016-08-12 (金) 11:20:15
- 今やったら直ってたわ -- 2016-08-14 (日) 13:29:06
- このPe-2-1シリーズで三機、ランク4のPe-2-110シリーズで二機だから課金しなくても五機そろうんじゃね? -- 2016-09-05 (月) 08:31:25
- ランク4じゃねえやランク3 -- 2016-09-05 (月) 08:32:06
- 戦闘機にケツつかれても急降下すれば相手によっては振り切れる 機動力に難ありだが使い勝手がよくてだいすき -- 2016-09-25 (日) 21:34:10
- 油断してヘッドオン仕掛けようとしてきたのを乗員殺して返り討ちしたら快感 -- 2016-10-01 (土) 14:56:19
- コイツSBだと殺人機だな。コクピット視点と着陸速度の速さも相まってフラップ全開で180kmで転覆とかどうしろってんだよ。 -- 2016-10-07 (金) 04:19:59
- ロケットの使い方になれてるなら陸RBで爆撃機と思って迎撃にきた戦闘機にヘッドオンでロケットを当てていくプレイも不可能ではないがオススメはしない -- 2016-10-14 (金) 07:50:23
- もしかして100kg×6の時だけ急降下すると照準拡がる? -- 2017-02-25 (土) 13:20:30
- 100kgつけてるとなんか広がるよね。俺もだわ -- 2017-04-08 (土) 00:14:38
- ゲーム開始直後に高速を生かして降下増速して、地上目標が固まってる所に500kg*2落とすと美味しいよね。 -- 2017-04-08 (土) 00:16:01
- 急降下で逃げ切れるって言うから開発したけど、普通に追いつかれて死んだ() -- 2017-06-16 (金) 20:17:27