アメリカ RankⅤ 重巡洋艦 Northampton-class, USS Northampton (CA-26), 1941

概要
アップデート1.101で実装された米巡洋艦。実装された当初は米重巡の不遇さを象徴する産廃レベルの微妙な性能の艦として知られていたが、BR変更やバフの結果、このBR帯の重巡洋艦としては十分な性能を手に入れた。
艦艇情報(v2.30)
必要経費
| 必要研究値(RP) | 220,000 |
|---|---|
| 艦艇購入費(SL) | 61,000 |
| 乗員訓練費(SL) | 180,000 |
| エキスパート化(SL) | 610,000 |
| エース化(GE) | *** |
| エース化無料(RP) | 670,000 |
| バックアップ(GE) | 10 |
| 護符(GE) | 2,000 |
BR・報酬・修理
| 項目 | 【AB/RB】 (初期⇒全改修完了後) |
|---|---|
| バトルレーティング | 5.3 / 5.3 |
| RP倍率 | 1.9 |
| SL倍率 | 4.5 / 6.0 |
| 最大修理費(SL) | ***⇒*** / ***⇒*** |
艦艇性能
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 【AB/RB】(初期⇒全改修完了後) | |
| シタデル装甲 (前/側/甲板)(mm) | 25 / 76 / 25 |
| 主砲塔装甲 (前/側/後)(mm) | 64 / 19 / 19 |
| 船体 | 鋼, 25 mm |
| 上部構造物 | 鋼, 8 mm |
| 排水量(t) | 12050 |
| 最高速度(km/h) | 52⇒60 / 52⇒60 |
| 乗員数(人) | 872 |
武装
| 種類 | 名称 | 砲塔 | 搭載基数 | 弾薬数 | 購入費用(SL) |
|---|---|---|---|---|---|
| 主砲 | 8 inch/55 Mark 14 | 三連装 | 3 | 1350 | 4 |
| 副砲 | 5 inch/25 Mk.13 AA | 単装 | 8 | 1600 | 1 |
| 対空砲 | 1.1 inch/75 Mk.1 | 四連装 | 4 | 31200 | - |
| 12.7 mm AN-M2 | 単装 | 8 | 16000 | - |
弾薬*1
艦砲
| 武装名 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 信管 遅延 (m) | 貫徹力(mm) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1000 m | 2500 m | 5000 m | 7500 m | 10000 m | 15000 m | |||||||
| 8 inch*2/55 Mark 14 | 8 inch Mk.14 Common | Common | 117.9 | 4840 | 853 | 7.5 | 116 | 105 | 91 | 81 | 73 | 64 |
| 8 inch Mk.19 APCBC | APCBC | 117.93 | 1620 | 853 | 8 | 385 | 347 | 300 | 267 | 243 | 211 | |
| 8 inch Mk.25 HC | HE | 117.9 | 9500 | 853 | - | 62 | 62 | 62 | 62 | 62 | 62 | |
| 8 inch Mk.17 SP Common | SP Common | 117.93 | 4610 | 853 | 8 | 138 | 124 | 107 | 96 | 87 | 75 | |
| 武装名 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 信管 遅延 (m) | 貫徹力(mm) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1000 m | 2500 m | 5000 m | 7500 m | 10000 m | 15000 m | |||||||
| 5 inch*3/25 Mk.13 AA | 5 inch Mk.36 AAC | HE-DF | 24.42 | 3.16 | 657 | 0.0001 | 35 | |||||
| 5 inch Mk.28 AAC-VT | HE-VT | 23.45 | 3.25 | 627 | 0.0001 | 36 | ||||||
機銃
| 武装名 | ベルト名 | ベルト内容 | 貫徹力(mm) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||
| 1.1 inch*4/75 Mk.1 | 規定 | HEFI-T | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 |
| 武装名 | ベルト名 | ベルト内容 | 貫徹力(mm) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||
| 12.7mm AN-M2 | 既定 | API-T/AP/I/AP | 33 | 32 | 27 | 23 | 19 | 16 |
追加武装*5
追加武装: なし
カモフラージュ
研究ツリー
解説
特徴
5.3という重巡としては比較的低いBRもあり、トップマッチであれば9門の8インチ砲というアドバンテージを生かせる。その一方で主砲の装填速度はかなり遅く、薄い装甲のみに守られたバーベット部には多数の砲弾が並べられており、しかも米ツリーには同じBRにアトランタやポートランドといった優秀な巡洋艦が揃っているため不遇な点も多い。
--加筆求む--
【火力】
主砲の火力・配置は同じ米ツリーの重巡ポートランドと同じ、55口径8インチ(203mm)3連装砲を3基9門搭載している。駆逐艦や旧式・小型の軽巡洋艦とマッチすることも多いBR5.3でこの武装を使えるのはノーザンプトンの大きな強みであり、弾種も強力な加害力を持つSAP、炸薬は少ないが優秀な貫通力をもつAP、そして通常のHEを使用できる。
一方で装填速度は搭乗員スキルMAXで19.67秒、エース化で17.1秒とかなり遅い。
対空火力は"シカゴピアノ"(28mm4連装機関砲)が4基16門、5インチ(127mm)単装対空砲が8門、12.7mm機銃を8門。5インチ砲はVT信管を用いることができ、片舷に4門指向できるが、低仰角では真後ろと前方の広い範囲が死角になる他、短砲身なため砲弾の初速が遅い。一応自衛をできるだけの性能ではあるが、高速で機敏に近づいてくる敵航空機や魚雷艇への対応には苦労するかもしれない。
【防御】
弾薬(装薬)庫は舷側側が95.25mm・船首側25.4mm・上部50.8mm。
機関部は舷側76.2mm、舷側上部に31.75mmの構成。
弾火薬庫は喫水線下に配置されており優秀な装甲配置をしているように見えるが、わずか37mmのバーベット装甲の内側にも砲弾が並べられていたり搭乗員が装甲化された部分の外に配置されていたりと意外と撃たれ弱い。
格上の巡洋艦との撃ち合いはかなり不利であるし、近距離の接近戦では各国のSAP持ち駆逐艦(中でも現在戦場で多く見かけるモフェット、サマーズ等)も大きな脅威となる。特にバーベットや揚弾筒は格下の軽巡・駆逐艦からの攻撃でも無力化されやすい。
【機動性】
駆動系パーツ全改修によりRBで60km/h(32kt)。
戦場を移動するのに十分な速力である。
史実
攻撃力を追求した野心的な設計だった前級ペンサコーラ級重巡洋艦の完成を待たずして設計が始まったノーザンプトン級重巡洋艦の1番艦。砲塔数を8インチ砲3連装3基9門に重量を抑え船体を延長し艦首のみ高くする短船首楼型とすることで凌波性を向上させた。オマハ級から続く機関部のシフト配置は本級でも採用され、不足しがちな水中防御を補っている。
本艦ノーザンプトンは太平洋戦争で空母エンタープライズと空母ホーネットの護衛としてミッドウェー海戦やガダルカナル島攻防戦など様々な作戦に参加した。1942年11月30日ルンガ沖夜戦において日本軍水雷戦隊と交戦、被雷し沈没。
--加筆求む--
| ノーザンプトン級重巡洋艦 | ||
|---|---|---|
| 1 | Northampton | - |
| 2 | Chester | - |
| 3 | Louisville | - |
| 4 | Chicago | - |
| 5 | Houston | - |
| 6 | Augusta | - |
小ネタ
実は本級が米海軍として初のハンモックの代わりにベッドを寝具として装備した艦艇となっている。他にも食堂が導入されるなど居住性の向上が図られている。
--加筆求む--
外部リンク
コメント
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