GT-R50 by Italdesign(R35)

Last-modified: 2024-04-22 (月) 08:14:37

基本スペック

駆動方式[4WD]/ミッション[6速] 2019年発売 2021年発送開始
初期馬力[300馬力(実車は720馬力)]/カーナンバー:37-99
GTR50Top.jpg

全長:4,784mm
全幅:1,992mm
全高:1,316mm
最高速度:352km/h

モード別カテゴリー称号
ST無敗【】
夏休み称号【伝説のR使い】
ワンメイクバトル【史上最強GT-R】+‪【GT-R50キング】
エンジン形式バトル【V6選手権】
期間限定首都一TA・1【伝説の】
期間限定首都一TA・2【俺のR】
車種限定バトル【YOUR GT-R】

備考:6RRより参戦。4台目のGT-R (R35)系車種だが、GT-R (R35) NISMOやGT-R PureEdition(R35)(MY17)などとは別車種扱いとなっている。
R50やR36などと間違える人もいるが、この車はGT-R R35 イタルデザインである。
なので、R50でもなければ、R36でもない、今まで通りR35であり、R35のコラボモデルである。詳しくは、下記「実車について」を参照されたし。
6RR現在R35型GT-R唯一のドレスアップ可能車種でもあり、ストーリーを進めていけばマフラー交換やロールケージ・車高調パーツ追加による外観の変化も起こる。

GT-Rシリーズ歴代最大級のサイズ感を誇り、デカいデカいと言われたMY17よりも全長+74mm、全幅に至っては+97mmとなっているためすり抜けにはかなり注意が必要。初代R35と比べても全長が+119mm、全幅も+101mm…とほぼひと回りぐらい大きくなっている。
現時点で実装されている車種で最も車体面積が大きいAVENTADOR LP700-4と比べても、車幅が4cmほど狭い程度でほぼ同サイズと非常に大きい。
全長・全幅は拡大されているにもかかわらずホイールベースはMY17同様2,780mmと変わらず、今までR35系を使ったことがある人以外だと大柄だがかなり曲がりやすいという印象を持つかもしれない。
従来のR35に比べると、ノーズを入れやすくなったが、その分後ろが空きやすいか。
初見ではその巨体に似合わない素直なコーナリングに少々の驚きや違和感を覚えるかもしれない。対接触性能やブーストも強力。

そして2021年12月現在ALCYONE SVX Version L (CXD)やDiablo VT、旧R35を抑えて湾岸線東西ともに TA全国1位の座に君臨している
横羽線やみなとみらい、首都高一周神奈川エリアでもTOP5以内に食い込んでいるので、加速、最高速、直線安定性はバツグンである。

総じてかなり扱いやすい性能となっており、一言でいえば大きくなったMY17
慣れてしまえば初心者から上級者まで幅広く使え、尚且つ乱入対戦やTAともに闘えるオールラウンダーである。

選択可能カラー

ティンテッドペパーミントグリーン
ブリリアントホワイトパール
メテオフレークブラックパール
アルティメイトメタルシルバー
バイブラントレッド

R35シリーズの選択可能カラー比較

※イタルは初期カラーでの比較

ノーマルSpecVNISMOPureイタル
赤系
橙系
黄系
緑系
青系
紫系
白系
銀・灰系
黒系

更新回数及び追加カラー

1ライムグリーン21
2イエロー322
3ガンメタル23
4ベージュ
メタリック2
24
5ダークレッド
メタリック
25
6オリーブメタリック26マットブラック
727フロッググリーン
828ライトイエロー
9ダークパープル
メタリック
29セラミック
ホワイト
10レッド30パープル
メタリック
1131ダークオレンジ2
1232ベージュ
メタリック
1333ライトブロンズ
メタリック
14ダークレッド34ペールピンク
1535パープルシルバー
1636ペールグリーン2
メタリック
17ワインレッド
メタリック
37オレンジイエロー
1838ダークピンク
メタリック
1939ライトシルバー
2040ライムグリーン2

現在判明している情報では、どういうわけか青系のカスタムカラーが存在しない。青系が好きなプレイヤーは別の車を選択した方がいいだろう。

エアロパーツセット

A:一見すると純正プラスアルファ。そのまま付けた場合ダックテールが付くためすぐ分かるが、ウイングレス状態で黒系のボディカラーや画面の見にくい筐体・店舗だとあまり変わってないように感じるかもしれない。フロントバンパーの部分がBLITZ製のGRスープラのものに似ているか。
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B:フロントバンパーのカーボン地がほぼ無くなり、ボディ同色となる。BNスポーツやKUHL・Racingのワイドボディキットがモチーフと思われる。"走る"というよりは"置く"方が似合うスタンス系のエアロ。かなり好みが分かれるデザインだが、待機画面での迫力は保証できる。
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C:LB-WORKSやPANDEMのような近年流行りのワークス系オーバーフェンダーが付く。
フロントリア共に攻撃的な仕上がりになっている。
ただでさえ大きい車幅をオーバーフェンダーでさらに大きくしているためすり抜けには細心の注意を払う必要がある。
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ダクト付きボンネット

A:
GTR50ボンネットA1.jpg

カーボンボンネット(ダクト付)1:
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B:
GTR50ボンネットB1.jpg

C:
GTR50ボンネットC1.jpg

D:
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カーボンボンネット(ダクト付き)2:VARIS製のGRスープラのものに似ている。
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カーボンボンネット(ダクト付き)3:SUPER GTのGT-RニスモGT500に似たボンネット。
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車種専用ウィング

A:
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B:LB-WORKS製に近い大型ウイング。エアロCと相性が良いか。
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C:純正の可動式ウイングを固定型にした感じ。FD3SのVeilSide Fortuneのものに似ている。
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エアロミラー

細身の物に交換される。元ネタはプロトタイプのサイドミラー。
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カーボントランク

元々がカーボントランクのためほかの車種とは違い、トランクにダクトが設けられる。
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比較:純正
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雑記

  • 湾岸マキシに登場しているのはNISSAN CROSSINGに展示されていたテストカー仕様。基本的に市販仕様と同一であるが、採用されているメーターがnismo仕様ではなく通常モデルのメーターであるなど細部が異なっている。*1
    取材車両に使われたテストカー
    • 外観
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    • 内装写真
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  • 同じバンダイナムコのドリフトスピリッツにも本車は登場している。また、イタルデザイン上がりのプロトタイプ仕様も収録されている。湾岸マキシとは違い、ニトロ使用時にリアウイングが展開する。
    ドリフトスピリッツに登場するプロトタイプ仕様

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  • R35 GT-Rの純正タコメーターは、シフトアップの目安となる赤いインジケータが付いているが、本車両はインジケータが点灯しない。
    尚、インジケータが点灯しないのは仕様との事。
  • 油圧で動くリアウイングは待機画面や車種選択画面では閉じており、レース中は展開状態となる。ニュートラルかつ0km/hでも展開したままとなる。
  • 車両本体価格は日本円で1億4530万5600円であり、6RR現在、全車種中最高額となる。6Rまでの最高額だったAVENTADOR LP700-4(4,317万円)を3倍近く上回っている
  • バグかミスかは不明だが、ED時終了時の自車走行シーンにて車影がないことが確認されている。

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  • ネオン管を装着すると、明らかにおかしい位置で光る。どうやって照らしているのだろうか。

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実車について

  • 2019年のGT-R生誕50周年を記念し、2018年に創業50周年を迎えたイタリアのカロッツェリア「イタルデザイン社」との協業で発表された特別仕様車。
    最新のGT-R nismoをベースとして、
    • イタルデザインがデザインした特別なエクステリア・インテリア*2
      内装の違い

      左がプロトタイプ、右が市販仕様(テストカー)
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    • エンジンを、グループGT3仕様車で使用されている大口径ターボチャージャーやインタークーラーを採用するとともに、冷却機構の改善、燃料噴射、点火系、吸排気系等にも手を加えることで、馬力を720psまで強化。
    • インテリア、ボディカラーを全車両特注で好きな色にすることが可能。好きな2色を配色する「スペシャルカラーパック」、カーボン地を一部原色見せする「ビジブルカーボンパック」、全てボディと同色にする「リヴリィーパック」の3種類が設定されている。*3

といった特別なGT-Rとなっている。ちなみに製造はイタルデザインが受け持つため輸入車(イタリア車)としての登録となる。
車両本体価格は日本円で1億4530万5600円。日本へ1番最初に供給が開始される予定。

  • プロトタイプ、性能測定や各国で認証を所得するために製作されたテストカー、そして50台の限定車、その全てをイタルデザインで職人による手作業にて生産している。
    イタルデザインによる生産工程

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    ヘッドライト・テールライト等も各車に合わせて3Dプリンターにてひとつひとつ出力。特徴的なチョップドルーフのために屋根とAピラーをカットし、カーボンパーツ以外は手作業整形で全て形を整えている。日産・栃木工場から出荷され、イタルデザインにて1度解体。再度組み付けという工程のため1台あたり8ヶ月ほどの制作期間を有するという。*4
  • この手のコラボレーションは欧州ではよくある事だが、日本では馴染みのないもので初登場時には次期R36型GT-Rやビックマイナーチェンジでイタルデザインがデザインを担当したという憶測で溢れかえった。イタルデザインと日本車メーカーはかなり深い繋がりがあるが、既存車をリデザインするというのは日本車としてはこれが初めてであった。イタルデザイン側のプロジェクトリーダーが知日派で日産にGT-Rブランドの50周年、そしてイタルデザイン設立50周年に何かやりたいと申し出たことから始まったプロジェクトである。
  • オリジナルのドメインを取った専用サイトが設立されており、ここから購入も可能とのこと。2021年11月現在はまだ数台分の枠が用意されているとのこと。https://www.gt-r50.nissan/#/jp/overview

*1 日産が公式でサーキットを走る動画を公開しているが、その時の車両も通常モデルのメーターのため、恐らく一部のテスト車はノーマルのR35をベースにしていると思われる。
*2 ただし、内装はプロトタイプと市販仕様で異なっている。プロトタイプの特徴的なダッシュボードは安全上の観点から残念ながら不採用となり、純正内装をベースにプロトタイプに準じたデザインになっている。また、メーターはプロトタイプがレーシングカー等で採用しているMoTeC社デジタルメーターに対して、市販仕様は基本GT-R nismoの流用である。
*3 このため、購入したオーナーの好みが一致しない限りは50台全て色が違うということもありえる。公式発表にてBNR34型の純正色・ベイサイドブルーのオーダーが1台。プロトタイプと同じ配色が2台。そしてその元ネタとなり、1度もレースで走ることのなかったケンメリGT-Rのワークスカラーが1台注文を承けている。
*4 これはイタルデザインに到着してからの日数である。2021年12月現在は半導体不足の関係上さらに納期が伸びているが、栃木工場ではだいたい1ヶ月程で製作されるので凡そ1年ほどを有する。