ROADSTER S Special Package (ND5RC)

Last-modified: 2025-09-22 (月) 03:35:27

基本スペック

駆動方式[FR]/ミッション[6速]
初期馬力[131PS]/カーナンバー:14-96
nd5rc_03.jpg
全長:3,915mm
全幅:1,735mm
全高:1,235mm
最高速度:350km/h

モード別カテゴリー称号
ST無敗【首都高無敗】
夏休み称号【永遠のND使い】
ワンメイクバトル【NDキング】
エンジン形式バトル【直4選手権】
期間限定首都一TA・1【伝説のロードスター】
期間限定首都一TA・2【俺のロードスター】

備考:2015年に発売された4代目ロードスターのソフトトップモデル。

全長がR2 (RC2)に次いで全車種中2番目に短くバチコン(ロケット)を喰らいにくい。ただノーズが少し長い分判定が厳しいか。
全幅も1735mmとそこそこ小さいため擦り抜けはしやすいが、EUNOS ROADSTER(NA6CE)Roadster RS RHT(NCEC)などの先に実装されたロードスター2台よりは結構広めである為、この2台に慣れている状態で運転する場合は注意。
直進安定性は小柄さゆえか悪く、かなりハンドルを取られてしまう。代わりにコーナリングに関してはNCほど極端ではないにせよ、比較的よく曲がってくれる。
壁判定は少し強い程度。

ブーストは5DXでの実装当時は強力だったがバージョンアップを重ねるごとに弱体化しており、6RRでは平均以下になっている。
対接触性能も実装当時はかなり強めであったがマキシ6からは弱体化。現在は中の上といったレベルで落ち着いている。
とはいえマツダ・ロードスターを名乗るだけあってのそこまで大きくないボディ、弱体化されたとはいえそこそこの対接触性能、まあまあ良い旋回性があるので意外と戦える。対戦では短い全長を最大限に活かせるように立ち回ろう。
先述のように現状ではブーストは弱めとなっているため、なるべく追う形の展開にならないようにした方がいい。ある程度対戦慣れしてきたころの方が乗りやすい、中級~上級者向けの車種か。

湾岸マキシに収録されているロードスターシリーズの中では最も対戦向き。旋回性のNC、直線のNAに対し、対接触性能のNDという味付けになっている。
…とは書いたが、大きな弱点はないものの、武器となる強みもないため厨車相手には苦戦を強いられるだろう。よく言えばバランス型、悪く言えば器用貧乏。そういう意味では現状の「一芸、特にコーナリング関係か接触関係に特化した車種のほうが好まれる・厨車扱い=強い車種扱いされやすい」対戦環境では少々辛いか。

昔は限定入手ゆえマイナー車であったが、現在はナビスクラッチで入手可能になりレアさは減った。
さらにナビスクラッチ景品のフルチューン車の中では、最も…とは言わずとも対戦で扱いやすいこと、わかりやすい調整が行われていること、そしてやはり現行車種ということもあってか、利用者もじわじわ増えつつある。

ちなみに湾岸マキシではハードトップモデルのROADSTER RF RS (NDERC)も実装されているが、あちらは6RR+より通常プレイで入手可能になった。

特記事項

現在通常の方法では新規登録不可能。以下の条件で入手可能。

  • 湾岸マキシ.NETで2016/04/14 07:00~2016/05/09 23:59の間に新規にプレミアム会員に入会する。
    もしくは車両獲得チケット35枚と引き換える。初期馬力からのスタートとなる。

条件を達成していると、湾岸ターミナル右上の『特別アイテム受取』ボタンから車両登録を行える。
6から6Rへの引継ぎをしていれば権利も持ち越され、新規登録ができる。

ドレスアップパーツは装着不可。ただしカスタムカラーは存在する*1
余談だが、白系のボディカラーが初期色に2色、カスタムカラーに3色ある珍しい車種。

選択可能カラー

ソウルレッド
プレミアムメタリック
クリスタルホワイト
パールマイカ
ジェットブラックマイカ
メテオグレーマイカ
セラミックメタリック
ブルー
リフレックスマイカ
アークティックホワイト

更新回数及び追加カラー/(M)=メタリック

1ゴールド21レッド(M)
2イエローグリーン(M)22パールホワイト
3ライトパープル(M)23ブラック(M)
4ダークグリーン224グレー(M)
5ガンメタル25セラミックホワイト
6スカイブルー26ペールブルー(M)
7ピンク(M)27ホワイト
8ライトレッド28ペールグリーン2
9ミントグリーン29ピンク2
10ブルー30ダークオレンジ
11ダークピンク31パープルシルバー(M)
12グリーン32オレンジイエロー(M)
13ワインレッド33ダークブルー2
14ライトブラウン(M)34ダークブラウン
15ダークオレンジ2 (M)35サンフラワーイエロー
16ダークブルー(M)36ブルー(M)
17ベージュ(M)37イエロー3
18ペールピンク38マルーン
19ダークパープル(M)39グリーン2(M)
20ブルーグリーン(M)40ブロンズ(M)

雑記

  • 本車はマツダ・ロードスターの4代目にあたり、マツダの新世代技術「SKYACTIV-TECHNOLOGY」とデザインテーマ「魂動(こどう) -Soul of Motion」を全面採用した車種の第6弾として登場した。*2
    「SKYACTIV TECHNOLOGY」を全面採用したことで、トランスミッション、ボディ、シャーシにおいて高剛性化、軽量化を追求したことで、3代目(NC型)に比べて約100kgという大幅な軽量化を達成し、ベースグレードの「S」は初代NA8C型のMT車と同等の990kgを実現した。
  • 搭載されるエンジンは、日本国内向けには3代目の2L LF-VE型からダウンサイジングされた1.5LのSKYACTIV-Gエンジン、P5-VP/VPR[RS]型が採用されている。北米・欧州などの海外仕様には市場の意見を考慮したためか、2LのSKYACTIV-G PE-VPR[RS]型が採用されている。*3
  • 本車の姉妹車に当たる車種として、マツダとフィアットの技術協力協定によって本車をベースとしたフィアット・124スパイダーが存在する。本車との違いとしては外観や、搭載されるエンジンが異なっている。*4
    日本にはロードスターとの競合が懸念されたためか現在も導入されていないが、2016年2月にアバルトがチューニングしたスポーツモデル「アバルト・124スパイダー」が発表され、同年10月から日本でも発売された。*5
  • また上記の姉妹車とは別に、光岡自動車がロードスターをベースにクラシックカー風に仕立て上げたパイクカー「ヒミコ」の2代目モデルのベースとして本車が採用されている。*6
    車両の製造も初代モデルと同様であり、完成車両を広島の生産工場より輸送された後、ボディの内外装を分解し、1台1台職人の手作業によりカスタマイズして製作する凝った手法が採られている。
    参考画像
    Mituoka_Himiko_2nd(Front).jpg
    Mituoka_Himiko_2nd(Rear).jpg
    デザインは初代モデルをほぼ踏襲しており、ソフトトップ部分やドア周りに若干面影を残しているものの、もはや別車種にしか見えないほど外観には手が加えられている点も同様である。また、初代モデルはハードトップ・6速AT仕様のみとなっていたが、2代目は屋根がソフトトップのみとなり6速MT仕様も新たに設定された。
    プラットフォームも初代同様大幅に手を加えられており、ベースとなる本車からホイールベースは600mm延長、全長を665mm延長されている。*7
    • 光岡車だと他に(販売終了済だが)ロックスター*8なども4代目ロードスターの改造で生産されている。これに限らず(一応は)キットカーや改装工場のメーカーであることから、光岡の車種は「種車は有名なクルマだが、原型はない」デザインのものが大半である。
  • このND型は2016年にロードスターシリーズの累計100万台目を達成したモデルである。
    その100万台目の車両は一年間かけて世界中のロードスター(MX-5)のファンイベントを回りオーナーやファンたちの一万を越えるサインを車両に書いてもらっている。
    IMG_20180217_085737.jpg
  • 湾岸マキシにおけるオープンカーにおいて、唯一ソフトトップ仕様(布製の幌)での登場となっている。
    ハードトップモデルにあたる「ロードスターRF*9」は2016年3月に発表、同年12月に発売されたため、湾岸マキシへの収録が決定した時点では未発表だったためと考えられる。2018年7月から稼動した最新作「6」でRFモデルも収録され前述の通りソフトトップモデルとは別扱いとなったため、ND型ロードスターは湾岸マキシの中で唯一ソフトトップとハードトップが混在するオープンカーと言える。
  • 前述の通り、ドレスアップパーツは装着不可だが、チューニング段階でマフラー交換を行うと細身の砲弾マフラーに変更され、ロールケージが組まれ、車高調正式サスを装着すると車高が下がる。
    NDチューン後c.jpg

しかし先に登場したドリフトスピリッツではエアロパーツ*10や社外ホイールが装着可能となっている。湾岸マキシにおいて解禁されるかは、現時点では不明である。

  • 広島コースにあるマツダの展示ステージにいるのは本車のソウルレッドプレミアムメタリックと思われる。コース追加当時のマツダ最新車種のひとつだったゆえか。

*1 同じ仕様の車種同様、湾岸ターミナルのガレージ画面でもドレスアップパーツ付け替えのボタンは表示される。これもカスタムカラーによる色変更はできるため。
*2 ただしAT車は、搭載される6速ATがSKYACTIV-DRIVEでは無くアイシン製の6速ATとなるため、AT車のみこの表現は当てはまらない。SKYACTIV-DRIVEが採用されなかった理由としては、FR用のSKYACTIV-ATが開発されておらず、新規開発もコスト面から断念されたという説がある。
*3 日本向けに2Lエンジンを搭載したモデルが無い理由については、「2Lエンジンの搭載が開発終盤で急遽決定したために、フィーリング面で作りこむ時間が1.5Lモデルほど取れなかった」、「走りのバランスにおいては1.5Lモデルのほうが良いためである」という説がある。
*4 ロードスターは前述の1.5L SKYACTIV-Gエンジンを搭載するのに対し、124スパイダーはフィアット製の1.4Lマルチエアエンジンを搭載している。
*5 ロードスターおよび124スパイダーとの違いは、1.4Lマルチエアターボエンジンを搭載し、ブレンボ製ブレーキ、ビルシュタイン製ダンパー、レコルト・モンツァのマフラー、トルクセンシング式LSDを装備している点。
*6 初代モデルはNC型ロードスターをベースとしている。詳しくはRoadster RS RHT(NCEC)の項目を参照。
*7 ちなみに構造変更を行っているため、車検証の型式表記はND5RCとなる。また、初代モデルとサイズを比較した場合、ホイールベースは120mm短縮、全長は5mm延長となる。
*8 メディア露出を挙げれば、特撮ドラマ『爆上戦隊ブンブンジャー』における大也の輸送業者としての仕事用車がこれ。キービジュやOPの真っ赤なやつ
*9 RFのRはリトラクタブル式ハードトップ、Fはファストバック(ルーフから車両の最後端までルーフラインがなだらかに傾斜していく形状のこと)を意味する。
*10 エアロはNCロードスターから流用している