デュランダル

記憶を失う前

生い立ち

ノベル『デュランダル』の話
ソチにある天命の孤児院で育った
それ以前の記憶は全くない
主治医のオットー先生曰く何か頭の病気があったらしい
ビアンカ・アタジナという名前を与えられた少女は健やかに成長していったが、失った過去のことが気にならないかといえばそうではなかった
ある日ラグナという女性がボランティアに来た
彼女は天命本部直属の戦闘教官で突撃部隊の隊長でもあるという
孤児達は厳つい肩書きの先生に戦々恐々としていたが、教えてくれたのは百合の花の植え方だった
ラグナの立ち振る舞いに感動したビアンカはどうすればラグナのような戦乙女になれるのかと訊ねてみたところ、
「今あなたが歩いている道もかつてのあなたが残したものかもしれない、それに沿って歩けばたとえ記憶が戻らなくても、きっともう一度完全なあなたになれる」
と諭された
どうやら彼女はビアンカの事情を知ってくれていたらしい
この言葉に勇気づけられたビアンカは憂鬱も消え戦乙女になるという目標に向かって前向きに生きるようになった
あれから1年が経ちラグナと一緒に植えた百合の花も満開に咲いていた
しかし、来年もまた来ると言っていた彼女と再び会うことはなかった
彼女は戦死したのだという
ラグナの代わりに訪ねてきたのは彼女の部下であったという女性だった
しかしその姫子と名乗る戦乙女はこれから赴任するのだという新設された聖フレイヤ学園の宣伝に終始し、ラグナの死を偲ぶ素振りを少しも見せない
この態度に憤慨したビアンカは隊長が死んだというのに何も感じないのかと姫子に詰め寄った
しかし、もちろん姫子も恩師であるラグナの死に何も感じていないわけがなかった
むしろ未だに受け止められずにいる
それでも姫子は前を向き、彼女の遺した教えを戦乙女候補達に受け継いでもらうために教師になるのだ
なぜなら、過去に囚われず自分の人生を精一杯生きなさい、というのがラグナの教えなのだから……
静かに涙を流しながら語ってくれた姫子からビアンカは故人を偲ぶだけが追悼ではないことを知り、思慮に欠いた自身の言葉を謝罪すると共に、自分もラグナの意志を受け継いでいこうと決意を固めた

春になり、孤児院を出て戦乙女訓練学校に入る時期が来た
当初ビアンカは姫子のいる聖フレイヤ学園に入るつもりでいた
しかし聖フレイヤ学園は生徒の人間性と自主性を重んじることを掲げており、その分カリキュラムがゆるいことを知り、自分には合わないように思われた
結局ビアンカはオットーの勧めもあり、最も難しい本部の訓練学校に入ることにした

出会い

chapter28の話
天命本部に試験を受けに来たビアンカ
しかし天命本部は広く、道に迷ってしまう
幸い通りかかった親切な戦乙女に案内してもらえたおかげで無事試験会場へたどりつき試験にも問題なく合格出来たが、道中の会話は思い返すと少し反省するところがある
この先輩は少々弱気なところはあるがとても優しくて話しやすく、しかしそのせいでもっと自信を持ったらどうだなどと失礼なことも言ってしまったのだ
そんな生意気な後輩候補にも彼女は嫌な顔ひとつすることなく暖かく対　　
応してくれたが、今度会ったらあの日のお礼とお詫びをしよう
どこの誰かはわからなくても、戦乙女を続けていればそのうち会うこともあるだろうから

しかし数年後、その戦乙女があの日の弱気で優しい彼女とまるで結びつかない恐るべき殺人メイドコスプレ女に変態を遂げていようとは……

デュランダル

ノベル『デュランダル』の話
数年後、史上最年少でA級戦乙女になったビアンカは副官に付けられたリタと共に不思議な世界の泡を冒険する
このメイドを名乗る気味の悪い副官の第一印象は最悪だった
世界の泡を巡る冒険でリタやシェイクスピア船長、時雨綺羅先輩、現地に生きる人々との絆を深めたビアンカは聖剣デュランダルと適合し、その能力で世界の泡を自身の身体に宿すことによって滅びから世界を救った
以降ビアンカはこの世界の泡の命運を背負い、その覚悟の証としてデュランダルを名乗るようになった

リタさんとデート

漫画『第9章・霧の都の休日編』の話
30連勤で世界中の崩壊獣をぶっ飛ばしまくったデュランダルさんはオットーに休暇をもらった
リタさんのイギリス行きを聞いていたデュランダルさんは休暇先にイギリスを選び、リタさんの任務の合間を縫ってロンドンをデートした
ひとしきり楽しんだところでスーサナと入れ違いになる形で本部に呼び戻され、次の任務についた
おそらく襲撃を受けることになるリタさんの救援と、その後の第二の神の鍵の確保である
グラストンベリーの遺跡でリタさんに襲いかかるスタンをワンパンで撃破し、猫に戻ったスタンはそのままペットにされ、その後テムズ川上空に空間を折りたたむことで格納されていた第二の神の鍵を手に入れた
第二の神の鍵には守護者としてケビンを模した武装人形が潜んでおり、激しい戦闘になってタワーブリッジが壊れるなど被害も出たが、これの捕獲にも成功した

須弥芥子を貰う

漫画『第10章・伝承編』の話
第二の神の鍵を手に入れたオットーはこれの起動実験を行い、不朽なる刃はその警備任務に当たっていた
しかし第二の神の鍵にはその本来の持ち主であるスウによって罠が張られており、デュランダルさんは突如第二の神の鍵の観測室として機能する世界の泡・須弥芥子に招待され、その中で強制的に試練を受けさせられた
デュランダルさんはスウの役に投影され、前文明の顛末と聖痕計画をめぐるケビンとの対立を経験していく
スウと同じように高潔な精神と諦めの悪さを持つデュランダルさんは史実の彼の選択と外れることなく5万年の生涯を過ごしたが、最後の選択だけは1500年前にスウが下した決断──暴走した親友を量子の海に沈める──と異なっていた
幻郷の中でデュランダルさんは聖痕計画の危険性を理解しつつも、リタさん（ケビン役）と共に歩くことを選んでいた
ｷﾃﾙ…
なんで…？と困惑するスウに対してデュランダルさんは起き上がり一撃を入れ、彼の試練に対して感想を述べた
「あなたは5万年の歳月に疲れ果てましたね」
スウは量子の海に沈む寸前にケビンが見せた表情を思い出した
どうしてあの時、自分は彼女のように親友のことを信じてあげられなかったのだろう
どうやら自分は長い時の中で進むべき方向を見失っていたらしい、本当に試練を受けるべきは彼女ではなく自分だった
一連のやりとりでデュランダルさんと彼女が信頼するリタさんとオットーの3人を信じたスウは第二の神の鍵と自分が恒沙計画で得た観測結果を伝承し、ついでに須弥芥子を使ってデュランダルさんの体内に眠る世界の泡を安定させた

風の律者

chapter3の話
直接は出てこないが、第四次崩壊発生の報を受け律者の討伐のために天命本部から出撃していることが語られる
ここでのテリテリの紹介によると、現在の天命にいる3人のS級戦乙女のうち2人は本物の天才で、残る1人のデュランダルさんは努力の天才らしい
他2人のS級戦乙女が1回で出来ることをデュランダルさんは10回も20回もやらないと身につかない代わりに100回やるという
まあテリテリがおすしちゃんのことを知っているわけもないしリタさんの訓練生時代の苦労を思うと正直この設定が今も生きているのか怪しいところだが、オットーの評価から考えると意外と才能には恵まれていないという話は真実なのかもしれない

とりあえずウェンディを保護したい聖フレイヤ学園組としてはデュランダルさんに力を振るわれると非常に困る
ということでテリテリは一計を案じた
聖フレイヤ学園組同様ウェンディを回収しに来ていたネゲントロピー艦隊にデュランダルさんの位置情報をリークしたのだ
思惑通り律者を奪われまいとするネゲントロピー艦隊はデュランダルさんに奇襲攻撃をかけたが、ろくな時間稼ぎにもならず一瞬で全滅してしまう
ウェンディの捕獲くらいなら十分な戦力もデュランダルさんの相手をするには全くの力不足だったようだ
位置情報はテリテリにしか教えてないのになぜネゲントロピー艦隊が？と問い詰められたテレサは生徒達と共に必死に言い訳を考え、結果「偶然オーストラリア観光に来ていたネゲントロピー艦隊と鉢合わせたみたい」というキアナ案が採用された
姫子さんはそんな話はワラジムシも信じないわよと吐き捨てていたが、これが見事通用した
デュランダルさんは意外とアホなのかもしれない
その後なんとか時間を稼げた聖フレイヤ学園組はウェンディと接触することに成功したが、同じように艦隊を犠牲に時間を稼いだカカリアに出し抜かれて機甲に制圧され、ウェンディ達を連れ去られてしまう
ウェンディ比でデュランダルさんがどれだけ強いのかがよくわかる

天命本部

chapter7～9の話
フカさんは事態収束のためにデュランダルさんの力を当てにしていたようで度々言及していたが、なぜか出撃している形跡がない
それもそのはずで、当のデュランダルさんは計画遂行のためにオットーによって周囲の崩壊獣駆除を命じられて本部から遠ざけられていたのだ
これを知ったフカさんはオットーの計画を疑い自力での事態収束に乗り出そうとしたが、そうなることを読んでいたオットーによってリタさんを足止めにつけられていた
のらりくらりとやり過ごすリタさんに対して決め手に欠いたフカさんは力を解放し一気に制圧しようと試み、それを受けてリタさんも第四世代装甲の使用を示唆し、一触即発の様相を呈したが、そこに急いで崩壊獣討伐を終えたデュランダルさんが現れ、リタさんに鎌を引くよう命令したことで事なきを得た
このデュランダルさんの独断専行はオットーにとっても予想外だったようで、慌てて表舞台に出て友人を助けその後撃ち殺すはめになってしまう

天穹市

chapter13の話
リタさんの救援要請を受けて最後に駆けつけ、キアナちゃんを確保し連れ去る
may先輩はキアナちゃんを奪われまいとデュランダルさんに斬りかかるが歯牙にもかけず退けられ、己の無力を嘆いた

アフリカ北部

chapter14の話
キアナちゃんと交流し、カスラナ流のガンカタを披露したりした
その後襲撃してきたケビンとバチボコ殴り合って互角だったけどオットーが出てきて停戦して同盟を結ぶことになった

珊瑚島

chapter18、19の話
同盟を結んだヨルムンガンドとの初共同作戦
天穹市の件でブチ切れてて今にも噛みつきそうなリタさんをたしなめつつも、デュランダルさんも静かにキレてて馴れ合うつもりは全くなかった
アルヴィトルさんの違法捜査やらでチンの裏切りを知ったデュランダルさんは独自判断で律者討伐に出撃
不朽なる刃に被害は出たもののmay先輩と協力して隕氷の律者を討伐した
崩壊収束後は戦友としてチンアナの気持ちを汲み、2人を書類上死んだものとして見逃すよう命じ、恋路を祝福した

大主教不在の天命

chapter20～25の話
識の律者が目覚め、オットーをぶち殺した
まあオットーだから残機いくらでもあって即復活したわけだが、後の計画の準備のためにそのまま死を偽装して雲隠れしてしまう
このせいでかなりのトップダウン型だった天命は指揮系統を喪失し混乱
※てか識ちゃん大暴れ予告アニメのデュランダルさんとケビンのとこほぼ捏造だよね？デュランダルさんと識ちゃんなんて戦ってすらいないし
とりあえずデュランダルさんが戦乙女達をまとめたことで最低限の任務は行えるようになったが、組織機能は依然低下したままだった
デュランダルさんの影響で支配の律者による一連の騒動においては事件と現場に落ちてる人形の情報をネゲントロピーに共有したり風通しはよくなっていたようだが、支配の律者本体に対する戦いではあまり貢献できなかった

虚数の樹

chapter25.5の話
大主教に復帰したオットーに招集され、最終計画を実行する一環として第二の神の鍵を用い自身に宿る世界の泡を虚数の樹に接続する実験に参加する
(おそらく)オットーは予め事が順調進むよう手配を進めており、虚数の樹と共にあるシュガーズ一族が住む世界の泡にビアンカが向かうことを伝えていた
時雨綺羅、ニグラスは何者かから事前に伝えられていた座標、時間にビアンカが辿り着いた事に驚きつつも「砂糖の家」に迎え、時雨綺羅と4年ぶりに再会を果たした
世界の泡の接続を進めるためシュガーズ一族の「砂糖の鍵」の臨時接続プランによって、デュラとの通信をつなげることに成功し束の間の会話も実現した。90はあるっしょ？
デュラは聖鎧の力の安定に関わる「須弥芥子」の較正を行い、他の人に世界の泡を預けてもすぐには聖鎧の力は消えないようにした。これらからデュラは星鎧の力は世界の泡ではなく、量子の海の力が由来っしょと推測している
更に「砂糖の鍵」が持つ技術プランをデュラが学習することによって世界の泡は聖剣を媒介に虚数の樹へと接続され消滅の運命から脱した
これにより聖剣のコアを取り出し、世界の泡を他の人に託すことも可能となった。その後、カロスタン編に至る前後までにリタに預けている模様
オットーが語る「最終計画」それにどのような思惑が含まれているかはこの時のビアンカは知る由もなかったが、この、世界の泡を虚数の樹へと接続する実験が後の「聖痕計画」を否定する礎になるともされている

カロスタン

chapter26～28の話
オットーに計画の真意を問い詰めるために離反し、一騎打ちを制するも一瞬の隙をついてカスラナの血に宿る聖痕空間に追放されてしまう
聖痕空間の中で自身の過去について知ったデュランダルは血に宿った力を覚醒させ、ビアンカの運命を弄んだ悪役として討たれることを待つオットーのもとへ急いだ
キアナと共に虚数空間に突入し偽神と化したオットーの元へ辿り着いたが、やはり恩人であるオットーを恨むことが出来なかったデュランダルはそこで改めて計画の真意を問い詰めた
しかし回答は拒否され、デュランダル達はオットーを討つしかなかった
オットーの死ぬ間際になってようやく真意を明かしてもらえたデュランダルは彼の意を汲み、事後に名前のない小さな墓を建てた

カロスタンの一件が終息してから数週間後、デュランダルはあることで悩んでいた
聖痕空間で知った話について、もう一人の当事者であるキアナにいつ話すべきか、である
一人本を読みため息をつくデュランダルの元へ現れたのは、やはり信頼する副官だった
リタは実は最初から全て知っていた
一人で悩むのは辛いが、二人で支え合えば乗り越えていける
そう思えた昼下がりだった

FlyMe2theMoon

chapter32～35の話
聖痕計画が発動され、聖痕覚醒者であるデュランダルも月に転移された
とりあえず聖剣の繋がりを辿ってリタの生存は確認出来たらしいが、結構心配なようでちょいちょい心細そうにしている部分が見える、かわいい
まあとはいえ現文明最強にしてオットーの最高の生徒、こんな混乱した状況にあっても人類を救うためにいち早く行動を開始している
時を同じくしてニューアトラで目覚めたおすしちゃんと2人で月面探査に出かけ、途中追いかけてきたゼーレを見つけ合流し、無職になったジャッカルから情報を聞き出し、偶然見つけた不安定な空間を利用しゲニウスを用いて量子の海との接続を得てシュレーディンガーと連絡を取ることに成功した
シュレーディンガー博士の見立てでは地球の天命本部やソルトレイク基地はどうやってか聖痕計画の夢に飲まれることなく活動しているようで、それを聞いて安堵するデュランダル
やっぱり大切なリタが聖痕になっていたかもしれない状況には少し参っていたらしい、ｷﾃﾙﾈ…

須弥芥子を拠点にした量子の海の探索でゼーレが見つけてきた特殊な世界の泡からは律者4人が出てきた
ここで7人は再会を喜ぶわけだが、とりわけデュランダルさんのキアナちゃんに対するそれは普段の彼女からは想像も出来ないくらい明らかに過剰で若干引かれてしまう
いやわかるよ、妹のことが心配だったんだよね、でもキアナちゃんはそれ知らないからね……
ひとしきり情報共有を終えた後、どこかへ行った識ちゃんと月面に残ったゼーレを除いた5人はケビンの真意を問いただし聖痕計画を止めるために彼の待つクレーターの底へ向かった
しかしクレーターの底へ至る唯一のルートであるエレベーターはいつまでたっても底に到着せず、それどころか5人はいつの間にか異空間に囚われてしまう
空の律者の力を使っても抜け出せない無限迷宮に対してこちらは頭カスラナ・アレな時期・少年兵・脳筋・ガチ中世という頭脳派不在パーティ
当然ろくな案が出てくるわけもなく、真面目なデュランダルさんがアレなmay先輩が挟んでくる英傑話をまともに取り合って困惑し倒すという地獄絵図のような光景が繰り広げられて時間ばかりが浪費されていく
困り果てた5人が三馬鹿とS級組に分かれて逆方向に進んでみるという頭脳派不在パーティらしい作戦を決行したところ、これが偶然にも功を奏する
どうやら聖痕計画の影響下にある虚数空間で聖痕計画において対存在である聖痕覚醒者と律者が5人もまとまっていたせいで空間が滅茶苦茶に歪みまくっていたのが無限回廊の原因だったらしい
通信を回復したシュレーディンガー博士から知見を得られたことでこの空間の特性を知った一行は先程の組み分けのままここで別れることにし、聖痕覚醒者2人は虚数空間の流れに乗って地球まで月魄装甲で自力飛行していくことにした
72時間ほどぶっ続けで飛行して地球の領域まで辿り着いた2人は天命との通信を回復してそのガイドに従い実数空間に浮上し、別ルートで月から地球へ帰還していた律者組と合流する
デュランダルさんときたらそのまま一睡もすることなく聖フレイヤ学園奪還作戦に参加するんだからS級戦乙女はすごい脳筋なのです

聖フレイヤで偶然発見されたテリテリから星の目次という場所にジークフリートが捕らえられているという情報を得た一行はそのままカスラナ聖痕の繋がりを辿って殴り込みをかけることになった
父親と妹が一堂に会するわけだしさすがに言わなきゃマズいよな～と思いつつも色々ありすぎて言い出しづらいのはS級戦乙女でも普通の人と変わらない
しかしデュランダルさんは勇気を出して告白した
……告白したのかこれ？デュデュが恥ずかしがりすぎて近所のコンビニに行くのにブラジル経由するくらい迂遠な表現になってるけど
まあクソパパには伝わったみたいだしいいか！クソパパの通訳があったおかげで状況を理解できたキアナちゃんも恥ずかしがる2人を取り持ってくれたし！セシリアも草葉の陰で喜んでいることだろう
本物キアナのことを気に病んでた叔母(またしても何も知らないテリテリ)との再会もメイドの独断専行のおかげでスムーズに進んだしよかったよかった
ようやく姉だと打ち明けられたからこれからは思う存分キアキアで百合百合出来るぞ！

反攻作戦ではケビンからカスラナの聖痕空間とキマイラの影を奪うために出撃
聖剣の使用が前提になる性質上天元の力を使えない制限があったが、それでも識ちゃんらの援護を受けながらケビンの影に聖剣の一太刀
をいれた
さすが最強の戦乙女

第1.5部序章

chapter36、イベント『キャットタウン大冒険』の話
危機が去りだらけきった天命で有志を募り行われたブートキャンプ
もちろんS級の3人も教官として参加している
デュランダルさんのぶん投げる黒淵白花を避け続けるというスパルタ訓練をスーサナ以外が乗り切れたのかは定かではないが、とりあえず合宿は終了した

人肉裁判

ビジュアルノベル『デュランダル』の話
休暇を取ったビアンカとリタはかつて救った世界の泡を訪れていた
再会した友人たちと興じるのは演劇、演目はヴェニスの商人
リハーサルは佳境に差し掛かり、有名な人肉裁判の一幕を迎える
ビアンカの扮する主人公『バサーニオ』とその友人アントーニオは追い詰められていた
金貸しであるシャイロックはどのような和解案を出しても受け入れず、契約通りのアントーニオの処刑を要求してきていたのだ
そこに招かれたのがリタの扮するヒロイン『ポーシャ』である
聡明なポーシャは夫バサーニオを手助けするために男装して年若い法博士として法廷に立ち、機転を利かせて裁判をアントーニオの完勝に導いてしまった
しかしその裁判の中でバサーニオは、妻がそこにいることを知らず、アントーニオの遺言に感極まってではあるが、とんでもないことを口にしてしまう
「ああ、アントーニオ！私は自分の命を愛するように妻を愛してる！けれど、私の命より、妻より、世界よりも、君の命より大切なものなんてない！」

裁判の後、未だ妻ポーシャの男装に気づかないバサーニオは恩人である博士にお礼になんでも差し出そうと申し入れる
それならばとポーシャが求めたのは、彼の指にはまった指輪だった
この指輪は2人が結婚する時に「その指輪を外したり、無くしたり、誰かにあげたりした時は、あなたの愛の終わりの始まり」と言ってポーシャが送り、バサーニオが「決してそのようなことはしない」と誓って受け取ったもの
バサーニオはこの要求を一度は断ったものの、結局渡してしまう

家に帰ったバサーニオは指輪がないことを妻ポーシャに見咎められる
バサーニオがいくら弁明してもポーシャは受け入れず、そんなポーシャに対してバサーニオはなんとか許してもらおうと愛の言葉を囁き続ける
ひとしきり夫をからかって満足したポーシャは真相の種明かしをして指輪を返した
「これまで以上に大切にしてくださいね」
そこに込められたのは、友情よりも自分への愛を優先させて欲しいという、貴婦人のいじらしい我儘
これを受けてバサーニオは叫ぶのだった
「博士、今夜は一緒に寝よう！」

……リハーサルが終わり、ビアンカは珍しく疲れ果てていた
30連勤で世界中の崩壊獣を殴り飛ばすよりも、72時間連続で飛び続けてそのまま反攻作戦に参加するよりも、最後の一幕、邸宅に帰ってからのポーシャとのやりとりの方がずっと疲れた
しかし、そんなビアンカをリタはからかう
楽しんでいらしたではありませんか、と
「こ、この芝居の何を楽しんでいたと言うんですか？」
その問いにメイドはふっと笑い、ソファに座る主人の背後に近づき、そして吐息を感じるほど顔を寄せ、耳元で囁くのだった
「博士、今夜は一緒に寝よう」
え、えっちすぎる……

妹に甘い

chapter42.1の話
月面における火星探査部隊の訓練に教官として参加
久しぶりに会った妹はひたすら姉に甘えるし姉もそんな妹を無限に甘やかす
この2人はこんな美しくない世界に生まれて適度に困難のある人生をおくれてよかったのかもしれない

火星探査部隊の2人のうちヘリアからは大変尊敬されており、彼女が脳内デュランダル様と会話しているところに出くわしてちょっと引いた
あと急に1人で笑い出すmay先輩にもちょっと引いた

月魄の召喚するキングとクイーンを従え、彼らにボスと呼ばれているデュランダルがよく出てくる
キングとクイーンがよくサボるため出てきては頭を抱えている

A級量子炎アタッカー
モチーフは栄光の輝き、レーウェンフック
今使うならスタアンの餅武器とシーリンの餅聖痕の方が強い
天命本部の制服を着た姿
初めて実装されたランスキャラで、動きがダイナミックでかっこいい
貴重な量子炎アタッカーではあるが、いまいち上手い使い方がわからない

S級機械物理アタッカー
モチーフは消滅のフレール→静寂のフレールor黒淵白花→黒淵白花・創滅螺旋、ダンテ
第四世代神殺し装甲
輝騎士・月魄は同じ第四世代装甲の月光の光翼展開、月輪の空中機動力、月魂の自動幻霊使役の機能を併せ持った全領域対応型装甲
その欲張り仕様のせいで開発は難航を極め、一度放置されたりしながらもなんとか完成したが、やっぱり複雑すぎてデュランダルさん以外では満足に扱えない
設定上現在の技術で作れる最高の装甲を纏った最強の戦乙女
武器が黒淵白花という部分もポイントが高い
…フレール？あいつにはかわいそうなことしたな…
聖痕はダンテOSよりもダンテTCエリシアBで運用されることの方が多い
脆弱は死生や識ちゃんで付与した方が強いので
キャラはショップで買えるし、ダンテもエリシアも製造可能なので無課金「」艦長にオススメ
ただし、フレールは取っちゃダメ、妥協なら子夜のアタジナや製造ランスにしよう
必殺中に回避移動でタックルからの斬撃がメイン火力
その後は回避CTが終わるまで普通に殴る→タックルでループ
黒淵白花ならバフが切れる前に武器スキルで必殺を終わらせよう
必殺前後にはEP回収、タイミングは編成や状況次第でまちまち
長い必殺技で火力を出すタイプなのでバフ時間の長い最近のキャラと相性はいい
逆に実装以前のサポーターとはそこまで合わない

S級生物炎アタッカー
モチーフはスターランス 主系列星→ネオスターランス 射手座、シェイクスピア・漂流
星鎧を纏った射手座の黄金聖闘士
星鎧はデュランダルが身体に宿した世界の泡の力の具現化として、解放したもの
スウのサポートがあって扱えるようになったが、デュランダルさんでも満足に力を扱えていない
ちなみにゲニウスを使い世界の泡ごと譲渡することで星鎧の力を渡すことも可能
本来力の由来である世界の泡を渡せば星鎧も失わてしまうが、聖剣の方のデュランダルがどうにかしてくれたおかげで、一度星鎧の力に目覚めれば譲渡してもそのままらしい
リタさんに渡したら魚座の黄金聖闘士だったし、モチーフになる星座は誕生日で決まるらしい（1月1日なら山羊座だが、ビアンカの本当の誕生日は別）
必殺技を4回使って専用ゲージをmaxまで溜めたら分岐攻撃で俺の小宇宙が燃える
小宇宙が燃えている状態で必殺技を3回連続で使うとやっととんでもない威力の弓が撃てる
楽園でもブイブイ言わせている最強っぷり 環境が噛み合えばだが…

S級虚数物理アタッカー
モチーフは子夜の黒光→子夜のアタジナ、ビアンカ・舞台

キャラ解説

ウマンダルさん
必殺技で乗り物に乗るシリーズの3人目、天元のパラディンはクリシュナって名前の馬
デザインモチーフはたぶん黙示録の四騎士の3人目、前2人も王冠被って白いバイクに乗った重砲使いだったり赤いタクシーに乗ったクソデカ太刀使いだったしね
体内に宿した世界の泡の力に加え、カスラナとシャニアテ2つの聖痕を覚醒させた六道仙人モード
通常、カスラナ聖痕の力を開放すると抗いがたい崩壊に対する殺意の波動に飲まれ、人為的崩落を起こしたような状態になってしまう
しかしビアンカはシャニアテの聖痕のおかげでこれを克服することができた
馬は人為的崩落にあたる力が形になったものらしい

コンボ

必殺技ボタンで騎兵と歩兵を切り替えながら戦う

• 騎兵モード
  時間経過で溜まるゲージを消費して強力なランスチャージを使える
  任意発動出来る極限回避でもゲージを最大まで溜めることが出来る
  武器スキルの他のデュさんがよく使う突き刺し投げ
  突撃と投げは強力だが、そのまま殴るのは不向き
• 歩兵モード
  他のキャラと同じように殴ると溜まるゲージを消費して強力なチャージ攻撃を使える
  また、回避を敵にぶつけることでシールドバッシュになり、極限回避が発動してゲージが最大まで溜めることが出来る
  武器スキルはモチーフ武器以外だと他のデュさんとそう変わらない突き刺し投げ
  モチーフ武器を装備した時のみ武器スキルが砲撃になる
  特に通常攻撃最終段とチャージ攻撃最終段から派生で出せる砲撃は超強力、忘れずに撃とう

何か極限回避ストック周りが独特な仕様になっているようで、騎兵で極限回避スキルを発動した直後でも歩兵で極限回避スキルを発動出来るし、逆も出来る
ただし個別に管理されているわけでもないらしい、謎
サポーターでバフをつけてからQTE出場→任意極限回避ﾋﾋｰﾝ→チャージ突撃→武器スキル投げ→馬降りてシールドバッシュ→チャージ攻撃→餅武器スキル砲撃→必殺技と繋げるのが一連の流れ

武器

モチーフ武器以外だと砲撃が一切できなくなるので、そもそも他のキャラ使ったほうがいいかもしれない
それ以外なら黒淵白花・創滅螺旋、戦場では必殺の回転率が上がるのであえて持ち替える事もある
基本的には手持ちの中で攻撃力が高い武器を持たせるといい
ガチャ産以外だと武器製造で作成可能なパルス変調の槍やプラズマランスの製造を目指そう

聖痕

モチーフ聖痕が2箇所あると以下の選択肢が候補に上がる。一般的なコンボを行った場合、左に行くほどDPSが高い。

①ビアンカTC＋エリシアB>ビアンカTB+ダンテC＞＞＞②ビアンカCB+コロンブスT

①はモチーフ聖痕OSとほぼ同等の性能を引き出すことが出来るがOSよりEP回復が劣るので、長期戦になる程DPSの差は広がる。
②はマルコポーロセットより数％高い性能となり、以下で紹介するガチャ産聖痕よりDPSは低い。

ガチャ産聖痕

③エリシアTB+ダンテC = ダンテTC+エリシアB>④コロンブスTC＋エリシアB

④は単体の場合に限るがコロンブスのセット効果が発動するため③より高いDPSを出すことが出来る。
ただ、複数戦の場合はコロンブスのセット効果が発動しないので、性能が落ちることを忘れないように。

無課金聖痕

⑤マルコポーロTC+エリシアB＞芥川龍之介TCB

ガチャ産聖痕には及ばないが⑤はエリシアBさえあれば安価に揃えられ、このセット＋パルス変調の槍で楽園130を踏破したプレイヤーもいる。
エリシアBまでの繋としてアッティラBやマルコポーロBが選択肢に上がる。
他にはカフカTC+エリシアB（ミケランジェロB）やミケランジェロTB+エカチェリーナCも選択肢に上がる。