「いや、戦うだろう。戦うしかない。何故なら、俺がそう決めたからだ。」
名前:馬 彦卿(バ ゲンキョウ、Ma Yanqing)
CV:
年齢:5歳(弟子入り)→34歳(神州折剣録)
職業:太虚七剣・第六徒→新太虚剣派副当主
身長:-cm
体重:-kg
誕生日:-月-日
出身:神州西方
好きな物:蘇湄姉さん
苦手な物:
キャラクター
精衛仙人の六番弟子、『逐駒剣』
本名は馬彦卿だが、朝雨姉さんと結婚して以降は馬非馬(バ ヒバ、Ma Feima)を名乗っている
太虚七剣で唯一の男
六番弟子だが年齢は一番下で、五番弟子の程凌霜と七番弟子の秦素衣が彦卿より3歳上
彦卿には半分羅刹人の血が流れており、あの時代の神州には珍しい金髪と金の眼を持っている
幼少期は人形と見紛うほどの美少年で、ショタコンの朝雨姉さんも大興奮だった
男のため太虚剣心こそ最も浅い止水止まりだが、彼自身は武術の天才で外功の造詣だけであれば太虚七剣最強の凌霜にも優る
ただし太虚剣形だけであればそれのみに生きた朝雨姉さんが彦卿にも優る
新太虚剣派では修得の難しい本来の太虚剣気ではなく彦卿によって簡略化された太虚真訣が教えられており、多数の人材を排出している
また、蘇湄と共に太虚剣気とは一切関連のない武術・無双九転を作り出しており、これを教える無双門も弟子は少数ながら精鋭で武林において多大な影響力を誇っている
このあたりからも彼の武人としての才覚をうかがうことが出来る
逐駒剣という通り名は、単身北方に流れ自身の足で馬の群れと併走するという狂気じみた行動からつけられた
彼の愛馬である『夜血』とはこの時に出会った
それ以外にも奇行は枚挙に暇がなく、誰を殺した、誰を助けた、裸で寝ていた、真冬の川で泳いでいたetcと噂が江湖を飛び交っており、ほぼ世捨て人の凌霜の耳にすら入っている
もちろん天穹峰で夫の帰りを待っている朝雨姉さんの耳にも入っており、そのたびに朝雨姉さんは頭を抱えて眉間の皺を増やしている
彼の軒轅剣『赤絶影』
五尺九寸の巨大な刀身はその大きさにも関わらず羽のように軽く、焼き入れされたばかりであるかのように赤く光る
光線を操る異能を持ち、普段は赤絶影自体を透明にして持ち歩いている
同門と戦う時でもないと使わないが、何十体もの分身を作り出すといった芸当も可能
精衛仙人の暗殺の時にはこの赤絶影の能力が彼女の視界を奪ったところに凌霜の太虚剣神が叩き込まれた
劇中での活躍
本編前
太虚七剣
本編第20章、ノベル『神州折剣録』の話
精衛仙人の六番弟子として5歳で弟子入りした
精衛仙人は彦卿の世話を年長の朝雨と蘇湄に任せ、主にショタコン爆発中の朝雨がそれを担ったが、彦卿はたまに顔を見せ優しくしてくれる蘇湄に心惹かれていた
その9年後に四番弟子江婉如の処遇を巡って精衛仙人と対立した太虚七剣は蘇湄の発案で師匠殺しを断行
彦卿は顔に傷を負うも赤絶影の能力で精衛仙人の隙を作ることに成功している
精衛仙人殺害後、彦卿は蘇湄について南疆に行ったが、その後天穹峰の朝雨のところを訪ねて共に太虚剣派を再建した
そのまま副当主として2年間新太虚剣派を率いた後に彦卿は朝雨と結婚する
なお、この結婚も実のところ蘇湄の命令である
結婚の宴には蘇湄を含め多くの武林の有名人達が出席したが、その最中に彦卿は人が変わったように荒れ、突然これからは馬非馬を名乗ると宣言
妻の制止を無視して泥酔し、翌朝天穹峰を出て行った
以降は神州各地で奇行を繰り返し、天穹峰には年に数ヶ月しか帰ってこない
神州折剣録
ノベル『神州折剣録』の話
蘇湄からの伝言を預かり凌霜のところへ向かう途中、家へ帰る羅刹人とおすしちゃんと鉢合わせる
軒轅剣を持つおすしちゃんと得体の知れない羅刹人を見て興味を持った彦卿は二人に挑みかかり、おすしちゃんを歯牙にもかけず撃破した後に羅刹人にも剣を向けた
羅刹人のくり出した疑似天火大剣を彦卿は太虚剣神と勘違いし死を覚悟したが、羅刹人が真気切れを起こしたことで生き残る
彦卿は気絶した二人を凌霜のところへ届け、彼女に精衛仙人復活を伝えた
そして彦卿は改めて凌霜に立ち会いを願い、凌霜は面倒臭がりながらもこれを了承
そこらに落ちていた木の棒を構える凌霜に対して彦卿は全力を出して赤絶影の能力をフルに使った分身を見せたが、凌霜の太虚剣神の前にはまるで通用しなかった
イベント時空
出ない
他キャラとの関係
精衛仙人
師匠
育ての親にして親の仇
林朝雨
20歳ほど上の姉弟子
現在の妻
彼女のことも家族として慕っているみたいだが、本当に好きなのは蘇湄
蘇湄
姉弟子
ずっと憧れの人
羅刹人の模造天火大剣で命の灯が消えようとしたその時も、思い出したのは彼女の笑顔だった
程凌霜
最強の姉弟子
何考えてるのかわからないけど強さは尊敬している
秦素衣
妹弟子
ただし年上
つまらない男と結婚したなあ…
李素裳
おすしちゃんの師叔に当たる
若くして既に明鏡の域にいるおすしちゃんの才能は認めているが、まだまだ経験不足
羅刹人
得体の知れない男
佇まいは素人同然だが、確かに自分を殺せるだけの力を持っている
その目には深い絶望が見える
余談
- 若い頃は超絶美少年だったが、今は髭おじ
- 湄姉さん大好き
- 馬彦卿の名前の由来は不明、馬非馬はそのまま白馬非馬からだろうか
それに倣うと馬非馬は「馬は馬に非ず」となる
彦卿が夜血のことを愛馬を超えて真の友と考えていることを表してるのかな?
ストレートすぎるし元の故事と脈絡ないしmiHoYoはもっと考えて名前つけてるような気がするけど - 夜血の名前の由来はこれまた不明だが、たぶん彦卿が汗血馬をイメージして夜の字と合わせて名付けたんじゃないかな…
- 西方の羅刹人の血を持つ彦卿は西方の汗血馬を想わせる夜血に自分を重ねているのかもしれない
- 古来から中国原産の馬は非力であり、中原の騎兵は北方の頑健な馬を操る遊牧民に比して甚だ劣勢だった
じゃあ強い馬を輸入して品種改良すればいいじゃん!と考えたのがかの有名な漢の武帝
敦煌の向こうに広がるタリム盆地を超えたさらに西のフェルガナに名馬ありと聞いた武帝は遠征軍を派遣し、多数の西方産の名馬を得た
この地の馬は有り余る精力のため興奮すると毛穴から汗のように血を噴出させると信じられており、汗血馬と呼ばれるようになった
以降中国においては頑強な西方の馬は血の汗を流すという伝説が根付いている- 例えば後代において杜甫は詩『高都護驄馬行』で高仙芝の西方産の馬をこう讃えている
安西都護胡青驄
聲價歘然來向東
此馬臨陣久無敵
與人一心成大功
功成惠養随所致
瓢瓢遠自流沙至
雄姿未受伏櫪恩
猛気猶思戦場利
踠促蹄高如踣鐵
交河幾蹴層氷裂
五花散作雲満身
萬里方看汗流血
長安壮児不敢騎
走過掣電傾城知
青絲絡頭為君老
何由却出横門道
- 余談だが、この血の汗の正体は皮膚ミクロフィラリア症であることが今日では解明されている
生活環の違いがあり同種の寄生虫によるものとは限らないが、類似した症状は日本や中国も含め世界各地で広く見られ、血汗は何も中央アジア原産の馬に限った話ではない
- 例えば後代において杜甫は詩『高都護驄馬行』で高仙芝の西方産の馬をこう讃えている
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