蘇湄

Last-modified: 2024-02-24 (土) 08:19:36

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「師匠殺しについては後悔していないわ。ああでもしなければ、私達は今でも果てしない苦痛の中にいたでしょうから。」


名前:蘇 湄(ソ ビ、Su Mei(スゥー メェイ)
CV:
年齢:3歳(弟子入り)→21歳(精衛殺害)→41歳(神州折剣録)
職業:太虚七剣・第二徒→無双門門主
身長:-cm
体重:-kg
スリーサイズ:x-x-x
誕生日:-月-日
出身:神州北方
好きな物:
苦手な物:


キャラクター

精衛真人の二番弟子、『無双仙人』『女諸葛』『知計無双』etc

北方の出身で外国の血が入っており、絶世の美女
外見だけでなく、頭も良く、交友が広く、談笑を好み、誰からも好かれる存在だった
凌霜を除く太虚剣派の妹弟子達にも姉として慕われており、唯一の姉弟子である歳の離れた朝雨とも姉妹のように仲がよかった
しかし、親の仇である精衛のことは師として敬いつつも恨んでおり、朝雨に苦言を呈されることもあった
色々な意味でむっつりショタコンの朝雨とは対照的な人物

太虚剣気の腕前は太虚七剣の中でも上位で、凌霜に次ぐ
3歳で弟子入りしたが、9歳の時点で既に剣心では朝雨を超えていた
神州各地を巡る精衛真人に代わり、妹弟子達の実質的な師匠を務めたのも蘇湄である
また、武学の才にも優れており、太虚七剣の解散後には彦卿と共に太虚剣気と関係のない独自の武術・無双九転を作り出している
無双九転をもって蘇湄が立ち上げた無双門は歴史が浅く小規模ながらもその門下は忠誠心に篤く少数精鋭で、武林において絶大な影響力を持っていた
ちなみに無双九転は体内に真気を巡らせ肉体を強化することを基本としており、修練の仮定で大半が魔に堕ちるため九重のうち六重すら会得したものがいないという危険極まりない武術である

精衛真人殺害の発起人
四番弟子の江婉如の処遇をめぐる対立が直接の原因ではあるものの、彼女がなぜ殺害に思い至ったのかは未だ不明
この一件を機に朝雨との仲は急速に悪化した
さらに朝雨と彦卿との結婚に関しても蘇湄の立ち回りは温厚な朝雨を激怒させ、いつしか顔を見せれば剣を向けられるくらい嫌われてしまった
この各々武林に名を馳せる美女と年増女と美男の三角関係は江湖の耳目を集め、虚実入り混じる憶測が飛び交っている
しかし、蘇湄の美貌をひと目でも見たことのある者は口を揃えてこう言う、「この世に蘇湄に釣り合う男はいない」

彼女の軒轅剣『無双』
一対の陰陽双剣である
軒轅剣は剣意によって持ち主の心境を感じ取りその姿を変えるが、双剣の形を取ったことにはどのような意味が隠されているのだろうか


劇中での活躍

本編前

生い立ち

ノベル『神州折剣録』の話
3歳の時に魔に堕ちた両親を精衛真人に殺され、保護された
親の仇である精衛真人に敵意を剥き出しにしつつも弟子入りを請い、これを許され湄の名をもらい、ここに太虚剣派が創始された
なお、既に太虚剣気の一部を教わっていた朝雨が同時に弟子入りということで第一徒とされ、蘇湄は第二徒となった
以降太虚山で修行する傍ら精衛真人が保護した子供を迎え入れ、彼女らにも太虚剣気の手ほどきをした
弟子入りから18年後、第四徒・江婉如が魔に堕ちたものとして処刑すべしと語る精衛真人に蘇湄は反旗を翻し、朝雨以外の太虚七剣も蘇湄に同調
素衣と蘇湄が案内したところに六剣が一斉に襲いかかることでさしもの精衛真人も頭を砕かれ、師匠殺しが為された
最も精衛仙人と長い時間を過ごし最後まで師匠殺しに賛同も反対も出来なかった朝雨とはここで確執が生まれる
太虚七剣は精衛真人の亡骸を棺桶に収め太虚山に火を放ったが、火が消えた後に戻ってきた蘇湄は棺桶に収められた亡骸が別人のものであったこと、そして精衛真人の軒轅剣が消えていたことに気づく
(蘇湄には知る由もないが、誰かが精衛の亡骸を持ち出したとするなら、時系列的に考えてそれはおそらくカレン)
もしかしたら、精衛真人は生きており、太虚七剣に対する復讐に奔るかもしれない
そして、太虚七剣には師匠の側についた裏切り者がいるかもしれない
これらはあくまでも可能性の話であるが、姉妹弟子達に話すことは出来ない
太虚山を離れた後、自身を慕う彦卿と共に南疆に流れ、そこで無双九転を創始し、無双門を立ち上げたのもこの可能性を探らせるためである
師匠が本当に蘇り復讐に奔るのであれば、再び彼女を殺さなければならない

2年後、彦卿に朝雨と結婚するよう命じ、この婚姻の儀にも参加した

神州折剣録

ノベル『神州折剣録』の話
精衛真人殺しから20年後
蘇湄は40を超えていたが、未だにその美貌は衰えず、20代にしか見えない
ある時、神州各地に放った無双門門下から信じがたい、しかし20年間探らせていた知らせが南疆の蘇湄の下へ届く
精衛真人が蘇り、末妹の素衣を殺したというのだ
蘇湄は彦卿をやり凌霜にこの知らせを届け、自身は朝雨が新太虚剣派を構える天穹峰に出向いた
長年の確執から蘇湄は朝雨に剣を向けられたが、師匠の復活となるとさすがに朝雨も話を聞かないわけにはいかなかった
もはや20年前とは違い太虚七剣が揃うこともないがどう師匠を倒すつもりなのか、と問われた蘇湄は、何も計画はない、と答える
何も計画はないが20年間探らせてきた結果得た使えそうな手段ならいくつかある、そしてその手段のために、朝雨姉さんの新太虚剣派を譲ってほしい

本編

ゲーム本編時空における活躍など適宜

本編第20章の話
既に故人だが、精衛仙人暗殺の一幕が語られる
ちなみに人魂は彦卿と一緒にいた
朝雨姉さん…

イベント時空

出ない


他キャラとの関係

精衛真人

師匠であり親の仇
そして蘇湄は彼女の殺害を企てた張本人でもある

林朝雨

元々は仲のいい姉妹のような関係だった
しかし精衛真人殺害の件を経て今では蛇蝎の如く嫌われている

程凌霜

蘇湄は姉妹弟子全員に慕われていたが、凌霜だけは天衣無縫すぎて蘇湄もあまり話したことがない

馬彦卿

彦卿にとってずっと初恋の相手
蘇湄は彼を彦ちゃんと呼ぶ

秦素衣

末妹も優しい蘇湄に懐いている


余談

  • 蘇湄でフルネーム
    皆彼女のことを蘇湄や蘇湄姉さんと呼ぶが、どうしてフルネームで呼ぶのかはよくわからない
  • 蘇は母親の姓、湄は精衛真人が詩経から取り名付けた、ほとりの意
  • 詩経における国風のうち秦風の中の一詩『蒹葭』が元
    蒹葭は伊人に対する尽きせぬ思慕の情を詠んだ詩であるが、この伊人が何を指しているのかをめぐって非常に解釈の分かれる詩でもある
    崩壊的にもそれは変わらない
    もしかしたら拝師という川の流れに背き朝雨との関係を壊してしまったことを表しているのかもしれない

蒹葭蒼蒼 白露為霜
所謂伊人 在水一方
溯洄從之 道阻且長
溯游從之 宛在水中央

蒹葭萋萋 白露未晞
所謂伊人 在水之湄
溯洄從之 道阻且躋
溯游從之 宛在水中坻

蒹葭采采 白露未已
所謂伊人 在水之涘
溯洄從之 道阻且右
溯游從之 宛在水中沚


画像コレクション

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  • 崩壊には珍しい「悪女」な気がする。描写少ないけど、騙し打ちと不倫と洗脳が透けて見える。 -- 2024-02-24 (土) 08:19:36