洛星

Last-modified: 2024-12-23 (月) 04:48:27

地球語でいう火星
とはいっても現実の洛星は10億年前に、文明の痕跡すら残さない荒野と化している
ゲーム中で舞台となる洛星は、そんな遠い昔に存在した文明が遺した夢幻泡影
未だ世界の全貌すら掴めていないが世界の泡であることは確かであり、データの海という謎の領域に囲まれていることで量子の海の規則に逆らって滅びることなくその存在を保っている
洛星の世界の泡内部では大崩壊から100年の時間経過という認識だが、10億年前から時間は停滞していてmay博士がいた世界の泡とは異なり、住民は時間の停滞を認識していない。時間の経過が大きなズレとなっている
聖痕計画の中で垣間見た崩壊獣の思考領域では、この洛星の現状を指して抱擁の停滞と表現されている

原神/スタレでおなじみのOWとなったことで、そこに暮らす多くの普通の人々についても描かれるようになった
このページはこれまでの勢力図くらいの内容にとどまらず、専用項目を作るまでもない人物や地名などについてもまとめるようにしていきたい
用語のコピペ用も兼ねて取りあえず名称や設定の記録や備忘録として適宜に書き加えていく
きっと1人じゃ手が回らないし把握しきれないから追記歓迎
記述が増えてきたのでざっくりした項目で分類していく
関連項目:設定/洛星の設定



火星の未整理項目

[添付]

用語関連

  • 未決の繭
    終焉の律者に接してきた存在が「「終焉の律者」に接するように」名乗った自称
    繭から生まれ「抱擁」を実現しているわけでもないが(地球の公転が)10億回する前に「終焉」に関わったことのある存在
    「アンカー」と「リング」の継承という自身の「転写」に異常が生じ、その際にヘリアとコラリーを巻き込んでしまう事象が発生したことを教えるため終焉の律者の夢に現れた
    第二部冒頭で夢追い人の夢に現れてダンスしたセナディアとおそらく同一人物で、その権能は世界の果てで唯一の光を見守ること
    夢追い人にアストラルリングを渡し「兵装」として契約し、星の彼方での再会を待っている
  • 終末のアンカー
    かつて空から降ってきた謎の造物
    各世界に1つ宙に浮いているようで、世界の泡の唯一の特異点として世界と世界を繋ぐ機能がある
    現在の甌夏市の技術においてアンカーに科学的な反応を起こさせるのは不可能なようだ

  • 人々の恐怖から発生する特性のある崩壊エネルギー
    崩壊エネルギーの一種であるから、災害を起こすが資源として利用することも可能
    十分量を集めればちゃんと律者が誕生する
  • 罹患の十相
    大崩壊の時代から人々を苦しめていた影の中でも特に強大なもの
    人々の恐怖を写し、怪物や疫病などの厄災として表れる
    恐怖は10種に類型化でき、それ故にこの影の表れ方も十相に分類できる
    この分類と名付けは白及によるもので、それ以前は雑多に影の呪いや影災(えいさい)と呼ばれていた
    (影災という呼び方自体は影全般を指すものとして便利なのかその後も普通に使われている)
    十相すべてに対応できるほどの実力がある人物は『術』と呼ばれた
    • 十刹影
      分類された恐怖10種の呼び名?取りあえずここに分類
      • 名称不明
        自身の恐怖から生じる一相
        3章で白及が涙濡の儀へ赴く場面で発生、このときは白及と松雀の思い出を見せつけるような形で出現
        儀式内容との関連から松雀を殺すのに師匠がほのかな恐怖を抱いていることがわかる場面でもある
      • 六塵の恐怖
        目にしたものへの恐れから始まり、その範囲が徐々に拡大していく
        最終的に自分自身も恐れるようになり自ら破滅へ向かい突き進む運命をたどる
        罹患した人間の眼前に隈取やロールシャッハ検査のような相でフラッシュバックする
        第1章でドニグルに接触した夢追い人が罹患するが、後にセラペウムによりほぼ取り除かれた
      • 荒梁の夢
        デイリーのあれ
        突如怪物が現れる現象で一般的な形のものと思われる
        もっとも対処しやすいと言われていることからおそらく十相のうちの一相
        本編では松雀がわざと叫んで出現させた
      • 五光失色
        不治の疫病にかかる
        恐らく分類前は影病(えいびょう)と呼ばれていた
    • 無相の相
      純粋な影の塊
      なんらかの現象となって表れるわけではないから無相、十相に含まれるかどうかは不明
      七術が終末のアンカーに細工したことで琅丘の人々の恐怖は無相のまま留まり、影の扱いに長けた七術が適宜嵬集して消費している
      無害ならそのまま放っておけばよさそうなものだが、そうするのはこの状態の影に人々の願いに応える性質があるから
      人の本質は善であるが、恐怖にかられた時には自分を害するものを排除し身を守るために破壊や殺戮を望んでしまう
      特に死の恐怖によって生まれた無相の相は自分という存在と共に全てを崩壊させようという強い願いに影響されてしまっており、この人間の原罪の産物は術でもどうしようもなく影潭に溜めておくしかない
      • 影潭(えいたん)
        琅丘の底にある影の海
        分野定影七星臬によって溢れないように固定されている膨大なエネルギーの塊であり、この力によって甌夏と琅丘はデータの海の侵食(大崩壊)を退け存続している
        その源泉は当然ながら琅丘に住む人々の恐怖であり、中でも影潭の大部分を満たしているのは数ある恐怖の類型のうち最も強い「死への恐怖」である
        つまり影潭は琅丘人にとっての墓地とも言える
  • フェニックス州風の名前・名づけ
    3章の松雀の本名のくだりでナニソレ?てなった「」長も多いと思うが、いわゆる漢文的な表記のことをさす
    松雀のほか白及もフェニックス州風な名前ということになる(白家はフェニックス州に由来を持つ貴族)
    ちなみにフェニックス州というのは崩壊前の洛星における文明発祥の地であり、モチーフはアチャーもろに中華文化発祥の中原のこと
    なのでフェニックス州風の名前が漢文的な表記になるのもそういうわけだし、松雀が風水を使うのもそういうわけ


大崩壊から100年後の時代

大崩壊とは洛星を滅亡させたと伝わる、世界が徐々にダークエネルギーに引き裂かれ抽象的な海に沈んで不可逆的な終末を迎える現象
沈んだ部分は根源物質と乱れたデータになる
大崩壊を経ても旧安禾四地方のうち甌夏や琅丘はかろうじて滅亡を回避し、世界の泡として存続した

甌夏(おうか)

夢追い人が暮らす世界の泡
平和で科学文明が発達している近未来的な街
街の空にはライトレールが走り、車が飛んでいる
車で3時間もかからないうちに世界の泡の辺縁に辿り着ける程度の広さしかなく、資源の入手はもっぱらデータ研究所のサルベージに頼っている
データの海から得られる根源物質はプログラミングによって任意の物理材料に固化されるが、パンやクッキーに直接大量変換することは出来ない
また、常識を持った人間が突然データの海から湧いてきて平然と暮らしてたりする謎の現象が珍しいけど驚きはしない程度に起きるらしく、夢追い人もそうして発生したうちの1人

甌夏市を含む安禾エリアは東の大陸ルナエに存在したらしい
また、ヘリアたちが固有世界の火星で降り立ったのはルナエ沼という地形

顚木(てんぼく)由蘖(ゆうげつ)有るが(ごと)し。天其れ我が命を()新邑(しんゆう)に永うせんとす」

顚木(てんぼく)由蘖(ゆうげつ)有るが(ごと)し。天其れ我が命を()新邑(しんゆう)に永うせんとす」
おそらく多くの「」長が読めない漢字の連続で面食らっただろう、アンカーの展示プレートの説明文冒頭に掲げられている文章
ただし意味は4行目に分かりやすく『枯れ木が春を迎えるように~チャンスが訪れるものだ。』と記されている通り
この説明文によれば甌夏市は七術の犠牲やその精神をけして忘れたわけではないようだ
ちなみに市街にはセルマ通りや松雀通りなどといった七術の名を冠した場所もある

この文章は夢追い人の放置セリフの一部(エピソードの「雑談4」)でも読み上げられており甌夏でも古典の文章として認知されているようだ

  • 元ネタ
    『書経(尚書)』盤庚上より
    原文は「若顛木之有由薛。天其永我命于茲新邑。紹復先王之大業。厎綏四方。」
    意訳すると「倒木から芽生える新芽のごとく、衰退した国でも力を尽くせば天はこの新しい都を永く続けさせてくれるでしょう。」
    すなわちそのまま(おそらく「水害(河川の氾濫)」によって)衰退した国の再興をまさにこれから行わんとする意を述べた一文で、この意味自体は上述したように4行目に書かれている

関連する用語

  • 安禾(あんか)ビル
    甌夏市の中心にある高層ビル
    空中に浮かんでいた終末のアンカーを建物の中に取り込むように建てられたビルで、夢追い人の住む学生寮や商業施設があるスカイスクエアは地上100階にある
    たぶん終末のアンカーがあるから安禾ビルなんだろう、ユーモアあるいい名前だね
    ただ安禾自体は甌夏を含む地域の名前で100年以上前からそう呼ばれていた
    地上に降りるためにはエレベーターで1分かかるが、その速度のせいで大抵の人が気分が悪くなるらしい
  • データの海
    量子の海の片隅にある特殊空間
    夢追い人の学生レベルの知識がどこまで正しいかはわからないが、彼女はデータの海を一般化したものを量子の海ととらえている
    これに浸食される現象を洛星では崩壊と呼んでいる
    データの海は量子の海のような生命を育む余地のない無秩序な空間ではなく、根源物質という資源が採取される他、原住民なども存在する
    あり方としては量子の海というよりもどちらかというと世界の泡に近い
  • 根源物質
    データの海から得られる万能素材
    プログラミングすることで人々が使える形に変換される
    車で3時間も行けば世界の端についてしまう(だいたい関東地方くらい?)甌夏市においてほとんど全ての資源は根源物質で賄われており、この採掘を担当するデータ研究所の発言権は非常に大きい
    採掘は技術的に難しくないようでデータの海の安定した空間に設置された抽出機から自動的にパイプラインで運ばれてくる他、許可があれば手掘りも可能
    反面、変換作業はまだまだ研究途上にあり、特に一度に大量に変換する技術は確立されていない
  • データ研究所
    データの海の研究を担う甌夏市の心臓
    かつては安禾大学内の科学研究流動ステーションという20人程度の小さな研究室だったが、現在は甌夏の生産基盤を担う産学共同体となっている
    データ研究所なしでは甌夏のあらゆる産業は成り立たず、その権威は行政にも大きな影響力がある
    当然研究者としてこの機関への所属を許されるのは選び抜かれたエリートのみであり、夢追い人の『データ研究所の学生』という身分はそれだけで尊敬を得られるものである

暮らす人々

  • 文瀾
    甌夏市第15代市長
  • 霜琳
    甌夏市第16代市長
    安禾ビルを作った人
  • 時露
    データの海の開発コンサル業を担う会社で働くサボりの達人の女性
    「データの海」のサルベージャーになるのが夢だったが、事務職に回されてしまい、日々膨大な「データ」の海を相手に格闘する日々を送りつつよくデータの海に密航して大怪我を負って救助されている
    仕事に対する姿勢の合うアハラムのことをアハラム姉さんと呼び慕っている
  • ハロルド
    定年退職した元初級サルベージャーの爺さん
    既にボケていて犬と人の区別すらつかない……フリをしているんだか本当にボケてるんだかどうにも曖昧
    サルベージャー時代の負傷が原因で両足が義足になっている
    • アンドルー4世
      ハロルドの犬
      茶色になったサンくん
  • アハラム
    データ監視室の管理人の色々と駄目な女性
    仕事に対する熱意は時露と同じくらい低く、よくサボってミステリーや冒険活劇を読んだり時露とコーヒーを飲んだりスイートテイストで呑んだくれたりしている
    いい年して未だに厨二病を患っている子供心を忘れておらず、夢追い人は彼女の本当なんだかどうだかよくわからない与太話の理解を半ば放棄している(主要キャラではコラリーだけ翻訳可能)
    与太話の一例として通常会話で伝説の探検家を名乗ってサインを押し付けてきたりするが、実のところこれはあながち嘘でもない
  • ルディ
    『白羽医療』の医者の男性
    腕はいいが患者を脅すところがある
  • ニガイ
    『祷味館』の店主を務める料理人
    娘のスイートからはひどく嫌われている
  • ダレン
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    『甌夏市素材市場』の管理人のツンデレイケオジ
    優秀なエンジニアだがぶっきらぼうな話し方で人と衝突しやすく、ひそかに遊雲教授をライバル視している
    現在は技術指導として家電修理の相談を請け負っている
    ルシアの父で千声の師匠(教官)
    娘のルシアを愛しているが思春期になってから距離を取られているのを気に病んでいる
  • ルシア
    『セレニー劇団』の舞台美術担当の女性
    道端で気に入った台本のセリフを真似しているが、耳が悪く音量調節が出来ていない
    ダレンの娘で千声の文通相手(相手が千声だとは知らない)
  • 千声
    夢追い人の隣に住む盲目の男性
    義眼の調子が悪いとものが見えなくなって普段の自信過剰気味な性格も落ち着く
    ルシアの文通相手でダレンの生徒
  • アンキ-3762
    『甌夏市立安禾図書館』の相談アシスタントの女性型ロボット
    数年前に図書館のシステムがアップグレードされてからは全ての手続きをセルフサービスカウンターで行えるようになっており、かつて司書として窓口対応していたアンキの仕事はなくなり隣の機械に案内するだけの置物と化している
    また、メモリがいっぱいのようで微妙にバグっている
    ポンコツ仲間のエイカとはお友達なのかイベント『甌夏へ飛べ!選手権』で一緒に夢追いを褒め称えていた
  • デモ
    『668百貨店』の店員の女性型ロボット
    デモはスカイスクエア店の固有個体ではなく、どこの668百貨店の店頭にもデモがいる
  • 池墨
    ブック猫カフェ『古墨』の店主の男性
    読むものを仮想空間に誘うデータ書籍が一般的となったこの時代に、紙の本を復活させることを夢見て古本屋を始めたが、経営難に陥って日々金策に走り回っている
    古墨には彼が選び抜いた世に伝えるべき良書が並べられていたが、ユリアに経営に介入されるようになってからは店の方向性が行方不明になっている
  • ユリア
    ブック猫カフェ『古墨』の共同経営者のポジティブな女性
    池墨が資金難に陥った時に全財産を投げうって店を救い、その後は大株主として店の経営を切り盛りしており、事業を拡大させ続けているが未だに赤字からは抜け出せていない
    アンジェからは全く信頼されていないようで、本棚に自分の書いた自己啓発本を並べようとして倉庫送りにされたり、コーヒーの出前すら任せられないと思われていたり、オーナーというにはその扱いはぞんざい
  • アンジェ
    ブック猫カフェ『古墨』の店員のゆるふわな女性
    プロのバリスタではないが、彼女の淹れるコーヒーは古墨の経営状況に貢献している
    異常猫愛者で顔に酷い猫の引っかき傷があるにもかかわらず本人は愛の証と嘯いている
  • ダンテス
    疲れたサラリーマン
    今日も『古墨』の飲むと24時間戦えるようになるというコーヒー「愛すべき今日にぜひ」(通称アイスキョーヒー)をキメて仕事に勤しんでいる
    安禾ビルのサラリーマンはみんなそんな感じらしい
  • 居簡
    家具屋『潮居』のセールスマンの男性
    笑顔が張り付いているが内心では仕事に嫌気がさしており、何も買ってくれない夢追い人に対しては露骨に態度が悪くなる
    それもそのはず、残り126年のローンを抱えて5時から22時まで薄給でこき使われていればこうもなろう
  • ヴィンセント
    ホテル『糸の夢』のマネージャーの男性
    紳士的で花言葉やら神話やらロマンティックな話題がするする出てくるいい声のイケメン
    しかも周りの人々をよく見ていて陰から皆が幸運をつかめるようそれとなく手を回したり出来る気遣いの達人
  • 葉荀
    花屋店主の男性
    花が好きすぎる変人で特に花の香には非常に詳しく、彼が作った特製の香水は非常に高値で取引されている
    そのせいで店が隣の綾は花を使った占いが出来ず、ウザがられている

  • 占い屋『占時』のバイトの女性
    めんどくさがり屋で占い師の仕事も小遣い稼ぎのためにやっているにすぎないが、占い自体はとてもよく当たる
    平和すぎてヴィタにぶち壊されたループの甌夏ではその占い能力が暴走したのか世界が滅びますぞ~と日蓮が如く民衆を扇動しており、教祖なんだかデマゴーグなんだかの才能を発揮していた
    慣れしたんだ世界の普通の彼女はツンデレなところもありつつ根はいい子
  • ジュリア
    歴史学者の女性
    大崩壊で失われてしまったそれ以前の歴史について研究しており、非常に理知的
    作家としての一面もあり、若かりし頃のジュリアとアハラムの冒険をまとめた小説『探検家ホムの大冒険』は甌夏の子どもの8割以上はこの本を子守唄代わりに聞いていたと言われるほどの大ヒットをとげている
    本人はそういう若気の至りを恥じており、息子を厳しく締め付けようとしてなおさら反発を招いてしまい、母子関係はお世辞にも上手くいっているとは言い難い
  • ジュゼッペ
    ジュリアの息子の中二病不良少年
    自身を「翳りの王者、タカの威厳、オオカミの仁義、ヒョウの速さ、クマの力を持つこの街のボス」と称しているが、まあママと喧嘩してすねてるだけの子供に「鷹」ほどの威厳が宿るわけもない
  • モーリン
    夢追い人を夕方アニメのヒーローと見間違えるくらい幼い女児
    ジュゼッペの子分
  • 樺春
    バーチャルミュージシャンである『晩魚』のファン
    でもムーンシェルも好き
    プッチュ~
  • こんばんは、全ての魚に感謝
    夕方の水面に美しい歌を歌う人形と称される人気バーチャルミュージシャン
    ファンは彼女のことを『晩魚』と呼ぶ
    「夜空を泳ぐ魚の群れ、奇跡の夢を駆け上がれ~プッチュ~」という定番の挨拶があるようだ
  • ムーンシェル
    星が逆さに映るという伝説の歌姫
    巨大なポスターの彼女
  • 逸鳴
    データ研究所に入り晨雪姉さんと比翼連理の仲になることを夢見て留年し続けている男性
    彼自身は下の階の住人だが、晨雪姉さんのストーカーで常に夢追い人たちの学寮の前にいる、キモイ
    嘘のテストデータを売りつけたり、植木鉢を頭に落としたり、エネルギー発生装置を回収したりして無意識的にコイツの卒業を妨害していることが博土の唯一の善行かもしれない
  • 博土
    記者の男性
    ただし掴んでいる情報のネタ元がボケ老人のハロルドや子供のモーリンというのだから、彼の話など真に受ける価値はないだろう


琅丘(ろうきゅう)

影の支配する世界
大崩壊以前は世界でも有数の大都市だったようだが、危険な影の怪物が闊歩するようになってからは人々は隅に追いやられて農業すらまともに営めなくなってしまっており、もはや安全に暮らせる場所は琥珀街くらいしかない
しかし人々の恐怖の感情を影として取り出し利用する嵬集という儀式でありとあらゆる物質を無から作り出し自給自足に成功しており、住人たちは日々どうやってか恐怖心を捻出しようか悩みながら暮らしている
コラリーによるとこの嵬集という儀式は原理は謎だが崩壊エネルギーの平和的利用であり、理屈としては理の律者と同様の崩壊エネルギーのマイナスエントロピーへの変換である

100年前の七術の活躍(とリトストの死)によって琅丘はデータの海からの浸食を防ぐ甌夏の盾となって存続している

関連する用語


  • 本義としては罹患の十相に対抗する手段のこと
    当初は罹患の十相のうち対処しやすい一相二相だけに対応出来ることをもって術を僭称するものも出てきたが、そういう輩を排除するために白及が十相すべてに対応出来ることを術の条件と定めた
    この定義に当てはまるものは黄道のアストラルリングの欠片を持つ後述の7人しかいない
    転じて、罹患の十相全てに対応できる手段を持つ7人を象徴する肩書になった
    • 七術、御影七術
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      上述の通り術=七術を指し、一の術から七の術まで順に
      『享楽』のセルマ、『殉死』のリトスト、『結合』のセラペウム、『破棄』の「アカリ」、『虚贋』の白及、『器具』のアジタ、『欺瞞』の松雀、の7人
      条件であるわけではないが、7人全員が自身の恐怖を屈服し影の力を使う異能に目覚めたと言われている
      • 3月30日に公式で紹介された七術アーカイブにて全員の数字と銘が正式に公開された
        第1章実装時点でも七術の技と名前の対照は琥珀街のトリッカーのデイリーで確認可能だった
      • 彼らの名前は甌夏市の通りの名前に用いられている
      • 「覚」は『器具』の人に作られた法器の名前だが「覚」自身の言によれば残された側の1/5には含まれる
      • 時折みられる人神という記述も、人の身の神と呼ばれた彼らのことを指している
  • 「灯」
    100年前のスカダーおじさんや「アカリ」が所属していた影の脅威に対抗する組織
    腕の立つ構成員を擁し現場レベルではしっかり影と戦っていた
    しかし白及が影を火や電気のように扱えるようにするらしいという話に確信を抱いたか上層部は自身ら組織の存続理由が消えてしまうのを懸念する
    白及が琥珀街において影縛りを行う機を狙い構成員を総動員してこれの抹殺と技術の奪取を狙うものの返り討ちに合い、その場にいなかったスカダーおじさんや白及と対峙したサフライら一部の構成員を除いて全滅した
    組織自体も(おそらく現場の構成員の全滅により)空中分解したらしくセナ達が来る頃にはとっくに過去の組織となっている
    • 「灯」の技術、道具
      「灯」は影災に対抗するため様々な技術や道具を開発して組織員に持たせていたがこれらの一部にはパクリ元が存在している
      また一部の道具は闇市で売りさばかれるなどして市中に出回っていたようだ
    • 贋識駒
      イベント「影追の夜光」で登場した「灯」の秘密道具
      使用者の記憶に基づいた分身を構築し影と戦う道具
      記憶が鮮明であれば駒も強くなる
      技術の出所パクリ元は白及の虚贋の術、アジタの器具の術
  • 琥珀街
    琅丘に唯一残されたまともな都市
    かつて琥珀街大恐慌という災害で住人は皆殺しにされ、現在の住民はその後外から流入した人々の子孫とされている
  • 琥珀街大恐慌
    ある時期、琥珀街で影による災害が頻発した
    これ自体は単なる偶然に過ぎない
    しかし誰かが言い始めた「あの街は呪われている」という根拠のない噂は、人々の口から口に広がるうちに真実味を持ち始め、恐怖を集め、いつしか琥珀街を本当に呪われた街へと変貌させてしまう
    本来影は発生源となった人が恐怖するのを止める=死ねば終わるはずだが、この時の琥珀街では恐怖の主体すら曖昧になって街自体が生きているように蠢き、死体からすらも影が発生する状態に陥ってしまった
    これを琥珀街大恐慌と呼ぶ
    最終的にリトストが住人全員をドニグルに噛み殺させて回り、琥珀街へ向いた恐怖を自分に向けさせたことで終息した
    • 影縛り
      影災の完全な解決を目論んで白及が行った儀式
      組織の存在意義の消滅を危惧した「灯」がその成果を奪取せんと白及に襲撃をかけたことで血みどろの抗争が起こり、そこにいくつかの偶然が重なったことで人々の恐怖が暴走して琥珀街大恐慌の引き金となってしまった
      成功すれば影を火や電気のごとく扱えるようになるはずだったが、この儀式自体が失敗している上、曲がりなりにも人々を影から守っていた「灯」も白及との戦闘で壊滅、大恐慌によって大きな犠牲まで出し、極めつけに影の神まで誕生させてしまうという最悪の結果に終わっている
    • 黄道のアストラルリング
      アジタから聞いた話を元に白及が影縛りによって作り出そうとしたもの
      影を集めて特異点として結合した物体でわかりやすく言うと律者コア
      しかし彼の力ではリングを維持するまでは叶わず、すぐに砕け散ってしまい影縛りも失敗に終わった
      砕け散った権能の一部は白及が仮初のリングに込めて生物親和性の高い人物たちに託された
      これが現在七術が持つアストラルリングであり、七術は平たく言えば分割されたコアを持つ疑似律者
    • 涙濡の儀
      100年前に棚上げされた影災を解決する儀式
      七術の持つアストラルリングの欠片の特性を利用したものであり、松雀を殺すことで発動する
      地球式の用語でいうと虚数くりこみ
    • 塑形の儀
      無相の相に嵬集をかけて人体錬成し、そこに律者人格をぶちこんで囲んで殴り倒す儀式
      嵬集が影を実体のあるものにする儀式であるため、七術の力を結集した嵬集で無相の相そのものに実体を与え降臨させることが可能、という仕組み
      涙濡の儀もそうだが、溢れ出て世界を壊滅させようとする崩壊エネルギーを虚数くりこみで安定化させるか律者として固定化するかという解決法はセントソルトスノーの時と同じ
  • 分野定影七星臬(ぶんやていえいしちせいげつ)
    臬とは的のこと、長いから基本的に七釘(ななくぎ)と呼ぶ
    大崩壊に抗うために七術(ななじゅつ)が影の力を込めて設置した世界をつなぎとめる釘
    琅丘に打ち込まれた七釘は影潭が氾濫しないように固定しており、そのエネルギーによって甌夏をデータの海の浸食から守っている
    七術は100年前にこの偉業を成し遂げたが、代償としてうち1人は死に4+4/5人は眠りに落ちた
    唯一起きたまま残された松雀(と「覚」)は稼働のために100年間釘に栄養()を注ぎ続けている
    釘が抜かれた場合にはその釘に対応した術が目覚め、全てが抜かれた場合には影潭が溢れてその膨大なエネルギーが琅丘を引き裂く
  • 分野定影七焔羽(ぶんやていえいしちえんばね)
    松雀が配って回った霊験あらたかな御札
    正体はかつての「灯」の発明品だが、今はただの花火として扱われている
    おそらくこの名称自体も松雀がその場で思いついた適当なもの
  • 地芋
    影に覆われあらゆる花が咲く前に枯れるようになってしまった琅丘において、唯一農産物として育てられている作物
    それはこの作物の開花や実を結ぶ過程がなく、塊茎を埋めておけば収穫できるという特徴による
    端的に言おう、これは地球のジャガイモだ

暮らす人々

  • スカダー
    かっこいいから個別記事化→スカダー
  • 「トリッカー」
    ピエロのような隈取をつけた男
    人々の恐怖を増幅させて嵬集の効率を高める商売をしており、手数料としてその分け前を得て生活している
    彼自身は機を見るに敏で情報通なだけの術でも何でもない一般人であり、恐怖を増幅させる方法は単純に話術による
    例えば本編で松雀が夢追い人たちと行動を共にして半日ほど姿が見えなくなった時には「死んだから埋めた」と嘯いて周囲の恐怖を煽っている
    仕事の性質上、松雀なしではやっていけないので彼女を先生と呼んでいる
    この商売はかなり上手くいっているようで彼を琥珀街で二番目の資産家たらしめているが、ドケチで何かと手元に置いておきたがる性格なようで、還付されない税金のような彼の存在が琥珀街の経済にとって悪影響を与えることを危惧する松雀からは脅し半分で忠告されている
    デイリーで七術に関するクイズを出してきて、そこでメインに先駆けて各術と名前の対照を知ることができる
    しかしデイリーはランダム選出なので見かけたことのない「」長もいるかもしれない
    ちなみに琅丘で最初に見かける嵬集で女性に協力しているのは彼ではない普通のモブ
  • マンゴレ
    琥珀街の近郊で農業に従事している男性
    影を利用する嵬集によって成り立つ現在の琅丘での生活を良しとせずひとり作物を育てている
    そのため嵬集を行う松雀にも警戒感や不信感を隠さずに接する
    現在はどうにか地芋の栽培を行っているが、その最終目標は琅丘にふたたび花を咲かせてエミリーの願いを叶えること
  • エミリー
    マンゴレの幼い娘
    父が嵬集によって得られる食べ物を受け入れないで農作業をしているのを心配している
    その心配と父に万が一のことがあったら…という喪失への恐怖が彼女から嵬集される影の源になっている
    一方で父の死という恐怖が取り除かれたら今度は嵬集に参加できなくなり(=食べ物が得られなくなり)
    死ぬのではないか…という事態に陥るようなことまでつい考えて混乱してしまう多感な少女
  • サイネット
    服屋『裁思』の店員の女性
    オーセンティックなスタイルを得意とする裁思にセルマ様のデザイン画を元に新しい風を取り入れようとしている
    今でこそお淑やかなデザイナーといった雰囲気の彼女だが、昔は影を使って弛緩した暮らしを営む世の中が気に入らずマンゴレと一緒に暴れていたらしい
    ジェシーという息子がいる
  • 梅月
    サブクエストに登場する『裁思』のデザイナー
    腕の立つ先祖の裁縫師が琅丘でデザインの着想を得たという話を真似て琅丘を歩いていたところ影の怪物に襲われセナディア達に助けられる
  • ミア
    薬種屋『千蒲堂』の薬剤師
    千蒲堂は薬学で名高い白家が作った店
  • ハーバート
    『誠実時計屋』の先代店主
    娘のホリーがちゃらんぽらんで苦労している
  • ホリー
    『誠実時計屋』の店主
    いつもサボって『明記』の菓子を食べながらぶらぶらしてるか『麺麺道』でうどんを食ってハーバートとクロックを心配させている
    一応これでもクロックを弟子にとってからは責任感が芽生えたらしい
  • クロック
    『誠実時計屋』の見習い職人
    ホリーがサボるために持てる技術の全てを授けたから腕はいい


十術戦争の時代

琅丘

琥珀街大恐慌より前の琅丘
まだ影災はそれほど激しくなく、十里の繁華街、玉琳市場、糖水街、といった在りし日の琅丘の街並みが維持されている
経済的に貧しく、人々は十術戦争の予選を突破して豊かな瑞木へ行くことを夢見ている

関連する用語

  • 玉牌
    十術戦争の参加者であることを証明する黄色い札
    最初はリトストに求めれば誰でも貰えたが既に配られた数は上限に達しており、現在は十術戦争に参加したければ参加者からこれを奪うしかない
    ただの参加証ではなくこれ自体に何らかの効果があるようで手に入れると身体能力が上がる
    正式には玉牌だが物語中では札という表現もされる

暮らす人々

  • 余柳
    瑞木の老舗道場の娘で桐の姉
    その力を影の怪物との戦いに役立てるため「灯」に所属しており、第三十三回十術戦争予選を突破できる程度の実力はある
    5章で晨雪をさらった一味を締め上げた後に登場する構成員は彼女で、「灯」の構成員としては期待の新人サフライを先輩としてかわいがっている
    本戦出場に伴う瑞木への里帰りには夢追い人たちも同行
    しかし本選では試合を見守る妹の目の前でリトストに殺されかけ、史実では白及に助けられて彼が十術戦争の裏に潜む陰謀と対峙するきっかけとなった
  • トリッカー
    役者、情報屋
    なぜかこの時代からいる
  • 小曾
    ラーメン屋『麺食堂』の店主
    父親から三代続いて全く同じ優しい顔をしている遺伝子の強すぎる家系の男
    きっと孫も同じ顔になるだろうなんて考えているが、後の年代に小姓の人物がいないことからすると琥珀街大恐慌を生き残れなかったのだろう
  • ビョルン
    「灯」の密偵の男
    自意識過剰
  • 周斌
    十術戦争とそれにまつわるお宝を目当てに外から琅丘へやって来たセールスマンの男
    しかしこれといった産業のない琅丘で商機を見つけられず、ノルマ達成は絶望的になってしまった
  • ブライネ
    時計屋の店主の幼女
    先代である祖父から跡継ぎに指名されたが、心の準備がまったく出来ておらず、そもそも時計のことをなにもわからず、とても苦労している
    場所からしておそらく100年後の『誠実時計店』かその前身にあたる店であり、跡継ぎ問題はこの頃から変わらないようだ
  • ローガン
    きっと何者にもなれないただの少年
    よくわからないけど大きくなったら十術戦争に参加したい!と言っているが、おそらくこの後起こる琥珀街大恐慌で犠牲になる彼の夢がかなうことはない
  • 繁錦
    優柔不断な女
    服飾か製菓かそれとも他かの何かしらに弟子入りしようと考えているけれどなかなか決まらない
  • 石頭
    薬屋の従業員の男
    琥珀街の大通りの往来で大声で客引きをしている
  • 苛正
    ↑に縁起でもない!と難色を示している通りがかりの男
    いい薬屋だとは思っているし揉めたいわけではない
  • エッシャー
    待ち合わせをしている少年
    時計を忘れてしまったせいで時間がわからず困っている
    そもそも約束をしたのは今日だっただろうか?
  • ミリー
    犯行未遂で「灯」に捕まった女
    奉仕活動を命じられるだけで済んでよかったな
  • 木鍛
    職人の男
    白及が私財を投げ売ち行っているインフラ整備に感動し、弟子を派遣し協力したいと考えているが、人手不足が如何ともし難く悩んでいる
  • 紅梅
    生地屋の女
    生地を作るだけでなくその後の仕立ての工程にも思いを馳せており、これが後の服屋としての『裁思』の誕生に繋がるのかもしれない
    2章のサブクエでの出番の他、セラペウムの日記でもウメさんとして言及されている
    碧桃(日記ではタオさん)という家を出た双子がいる
  • キジ
    影の怪物により兄を亡くした女の子
    リトストの施しにより札(玉牌)をもらい一人で生きていけるように励まされる

瑞木

中心に神の住まうとされる高塔を取り巻くように高い壁と監視塔が配置された、近代的な永夜の街
琅丘と比べてかなり技術水準が高く、その文明レベルはむしろ甌夏に近い
現在、神の御膝下である瑞木への侵入は厳しく統制されており、通行許可申請が認可されるのは各地で行われている十術戦争の予選突破者などに限られている
反面、瑞木から外へ出ることについては特に制限はない

関連する用語

  • 十術戦争
    神の騎士を選抜する武闘会
    本編で主に描かれるのは第三十三回
  • 瑞木到着ロビー
    瑞木の玄関口、中央街からは1時間ほどの距離にある
    この関所の通行許可の申請は琅丘で行う
  • 栖止居停
    中央街のうち川の東側の斜面に広がる住宅地
    歴史的な邸宅の中に近代的な住宅が点在しており、それらを入り組んだ細い路地と階段が繋いでいる
    本編で探索するのは瑞木の中でもこのエリアで、斜面を登りきったところに十術戦争の舞台となる瑞木リングが、そしてその更に先に神が住まうという高塔がそびえ立つ
  • 瑞祥市街地
    中央街のうち川の西側の平原の広がる繁華街
    川向うに見える近代的な街

暮らす人々

  • スカダー
    まだかっこよくなる前の、「灯」に入ってそれほど経っていない頃のスカダー
    リトストの薫陶を受けて十術戦争予選を勝ち抜き、本戦まで進んでこの瑞木に来ている
  • 余桐
    道場の娘で柳の妹
  • 余伯
    道場の主で二人の父
    影の怪物の退治を任される程度には強いらしい
  • シェルビー
    地上げ屋の男
    びあんかにケンカを売って腕相撲で勝負することになり、ぷにぷにのおててを堪能した代償に腕をへし折られて全治2週間くらいの怪我を負わされた
  • リョウ
    『銀凌テクノロジー』の管理人の女
    現実に興味がなく、バーチャルの世界で生きている
  • カロス
    「灯」の密偵の男
    平和を守るために「灯」に加わったのに平和な瑞木に派遣されたことを不満に思っている
    カバーとして麺屋台をやらされているせいで料理の腕前だけがどんどん上達してしまい、これ以上麺屋として成長して料理の世界でテッペンを取ってしまわないように最近は料理することを放棄して客にぶん投げている
  • アンゼリカ
    土産物屋の店員の女
    余桐がお土産を頼んだ
  • マート
    花屋『綺夢花屋』の店主の女
    永夜で日光のない瑞木で花なんて育つのかって?ええ育ちますとも!この瑞木の技術力は琅丘とは違いますから!
    その謎の技術力でもって自分を最強だと洗脳する花まで作れてしまう
  • メリィ
    お菓子職人の老婆
    普段からリタさんの食事を食べ慣れているびあんかが、その美味しさについ12個も食べてしまったという肉まんを作ったすごい人

  • 『万物交換所』の責任者の男
    交換する万物は物品に限らず情報も含む
    つまりよくある異世界もののギルドのおっさん
  • 広智
    茶屋『清茶一味』の店主の男
    かつて彼の茶屋は時間を持て余した暇人が茶を飲んだくれてるだけのろくでもない店だったが、並びの骨董屋が流行り始めてからは金にがめつい商人たちが商談をするのに使う場所になってしまった
    そのせいで居心地の悪さを感じたかつての暇人たちも去ってしまい、広智はそれをさみしく思っている
  • 宝軒
    骨董屋『古宝軒』の店主の男
    かつて店は潰れかけていたが、投資ブームで骨董品の値上がりが続いており、それにともなって現在では店も繁盛している
  • 慧聞
    新聞記者の女
  • グレイ
    リングで働く医者の女
    たとえ身体は治せても心までは治せない