ネゲントロピー

Last-modified: 2023-12-01 (金) 17:26:41

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分離独立した元天命北米支部
現在のネゲントロピーは秘密結社を頂点とする企業連合体
その存在はアメリカ政府によって秘匿されており、傘下にある企業の社員達はネゲントロピーの構成員でありながらその自覚はない
あくまでも連合体であり天命のような何でもトップダウンで決まる組織ではないが、ある程度の方針は盟主たるヴェルトと数人の執行者と呼ばれる幹部によって決定されている
その設立経緯から科学者の発言権が強く、日米の企業を多数傘下に収めていることから、機械技術では天命をはるかに凌ぐ
ネゲントロピーは戦乙女や融合戦士のような人体改造技術を持たず、加えて人体の触媒としての利用に消極的であることから、戦力の大半を機甲と呼ばれる崩壊エネルギーを転用した兵器によって構成している

反面、崩壊関連の技術においては長年の経験と前文明の考古学的研究によって得た知見を持つ天命に遅れを取る部分も多い
それでも前文明が終焉を迎えた火を追う蛾北米基地の遺跡を勢力圏内に収めていることから、その遺産を多く受け継いでいる
その代表例がムーンライトスローン
シュレーディンガー博士が理論を予測したこの対崩壊兵器は前文明のデータによって実証され、それから数十年後の第二次崩壊の折に月からもたらされた製造技術によって現文明に甦った
以降もムーンライトスローンはネゲントロピーの対崩壊戦略の切り札として十数年間研究開発が続けられ、出力の向上が図られている

旧天命北米支部

ネゲントロピーの前身
名目上の支部長はプランク
エジソンがその資金力によって設立したため、元から独立性が高かった
エジソンはなかなか苛烈な人物で、急速に勢力を拡大してきた事もあって天命本部には以前から目を付けられていた
この天命本部との対立は第一律者ヴェルトを保護したことで激化し、ついに武力衝突にまで発展
ヴェルトの活躍でニューヨークに対する核攻撃はなんとか阻止されたものの彼も死亡してしまう
その後、ヴェルトの名と律者コアを受け継いだヨアヒムを盟主にネゲントロピーとして独立した


ネゲントロピー

現在のネゲントロピー
独立後、天命とは大規模な衝突を避けて独自路線を歩んできた
崩壊との徹底抗戦を基本方針とする天命とは逆に、崩壊を加速させてヴェルトとの差が開かないうちに律者を降臨させ、交渉によって寝返らせられなければ討伐する方針
イエローストーン遺跡を参考にして作られたソルトレイク基地を本拠地に活動している